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第1部

やむを得ない状況の場合の居住許可 第86条

(1) 特定の状況の場合、訪問居住許可、暫定居住許可、或いは恒久居住許可の有 効期間が終了した外国人に対してやむを得ない状況用の居住許可を供与可能。

(2) (1)項に規定の特定の状況に含まれるのは:

a. 人道的理由 b. 自然災害

c. 国外退去実施の枠組みにおいてインドネシア領域におり、入国管理収容場 に収容されていない

d. 法的手続き中或いは司法当局による手続き中で拘束されていない或いは刑 務所にいない、或いは

e. 保護観察処分の形での裁判所の判決を実施中

(3) (1)項に規定のやむを得ない状況用の居住許可の供与は、当該外国人の居住 地を管轄する入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏が行う。

第87条

(1) 第86条(2)項aとbに規定のやむを得ない状況用の居住許可は、最長30日 間有効であり、毎回最長30日間の延長が可能。

(2) 第86条(2)項cからeに規定のやむを得ない状況用の居住許可は、最長6 か月有効であり、毎回最長6か月間の延長が可能。

第88条

(1) 人道的理由によるやむを得ない状況用の居住許可は、申請に基づき供与され る。

(2) (1)項に規定の申請は、外国人、保証人或いは責任者が申請データを記入し、

下記を添付した上でこれを行う:

a. 正当かつまだ有効な外国旅券或いは渡航文書、及び

b. 病院からの入院証明書、医師からの証明書、治療記録或いは政府系医師か らの推薦状

(3) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、外国人の渡航文 書にやむを得ない状況用の居住許可印を刻印することで、やむを得ない状況 用の居住許可を供与する。

(4) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、やむを得ない状 況用の居住許可を供与された外国人のデータ更新を行う。

第89条

(1) 第 86 条(2)項 b に規定の自然災害によるやむを得ない状況用の居住許可は、

総局長決定に基づき供与される。

(2) 入国管理事務所の所長は、(1)項に規定の居住許可を供与する外国人のデー タ記録を行う。

(3) (2)項に規定のデータ記録は下記に対して行う:

a. 正当かつまだ有効な外国旅券或いは渡航文書 b. ビザ及び/或いは

c. 保持する居住許可

(4) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、外国人の渡航文 書にやむを得ない状況用の居住許可印を刻印することで、やむを得ない状況 用の居住許可を供与する。

(5) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、やむを得ない状 況用の居住許可を供与された外国人のデータ更新を行う。

第90条

(1) 第86条(2)項cに規定の状況によるやむを得ない状況用の居住許可は入国 管理事務所の所長或いは入国管理収容場の所長の判断に基づき供与する。

(2) 入国管理事務所の所長或いは入国管理収容場の所長は(1)項に規定の居住許 可を供与する外国人のデータ記録を行う。

(3) (2)項に規定のデータ記録は下記について行う:

a. 正当かつまだ有効な外国旅券或いは渡航文書 b. ビザ及び/或いは

c. 保持する居住許可

(4) 入国管理事務所の所長或いは入国管理収容場の所長或いは指名を受けた入国 管理官吏は、外国人の外国旅券或いは渡航文書にやむを得ない状況用の居住 許可印を刻印することで、やむを得ない状況用の居住許可を供与する。

(5) 入国管理事務所の所長或いは入国管理収容場の所長或いは指名を受けた入国 管理官吏は、やむを得ない状況用の居住許可を供与された外国人のデータ更 新を行う。

第91条

(1) 第86条(2)項dに規定の状況によるやむを得ない状況用の居住許可は、下 記に基づき、入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏がこれ を供与する:

a. 捜査官による捜査開始証明書 b. 出国禁止リスト、或いは

c. 政府機関或いは司法機関からの要請

(2) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、下記のデータ記 録を行う:

a. (1)項に規定の書類

b. 正当かつまだ有効な外国旅券或いは渡航文書 c. ビザ及び/或いは

d. 保持する居住許可

(3) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、外国人の外国旅 券或いは渡航文書にやむを得ない状況用の居住許可印を刻印することで、や むを得ない状況用の居住許可を供与する。

(4) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、やむを得ない状 況用の居住許可を供与した外国人のデータ更新を行う。

第92条

(1) 入国検査場の入国管理官吏が外国人の出国禁止を行った場合、外国旅券或い は渡航文書に法規に応じた書類受理証明書を供与する。

(2) (1)項に規定の外国旅券或いは渡航文書は、やむを得ない状況用の居住許 可供与のために、発行する入国管理事務所に居住許可を送付する。

第93条

(1) 第86条(2)項eに規定の状況によるやむを得ない状況用の居住許可は、下 記に基づき、入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏がこれ を供与する:

a. 司法機関が出した裁判所の判決の写し、及び b. 更生機関からの通知書

(2) やむを得ない状況用の居住許可は、(1)項に規定の書類に基づく他に、申請 データを記入し、下記の要件を添付した上で、当該外国人の弁護士の申請に 基づく場合も供与可能:

a. 委任状、及び

b. 裁判所の判決の写し

(3) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、下記のデータ記 録を行う:

a. (1)項及び/或いは(2)項に規定の書類 b. 正当かつまだ有効な外国旅券或いは渡航文書 c. ビザ及び/或いは

d. 保持する居住許可

(4) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、外国人の外国旅 券或いは渡航文書にやむを得ない状況用の居住許可印を刻印することで、や むを得ない状況用の居住許可を許与する。

(5) 入国管理事務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏は、入国管理情報シ ステムを通じて、やむを得ない状況用の居住許可を供与された外国人のデー タ更新を行う。

第94条

(1) 第86条(2)項aとbに規定のやむを得ない状況用の居住許可を保持する外 国人でインドネシア領域を離れる者は、外国人の外国旅券或いは渡航文書に

“Exit Pass”印の刻印を得る義務を負う。

(2) 第86条(2)項cからeに規定のやむを得ない状況用の居住許可を保持する 外国人でインドネシア領域を離れる者は、外国人の外国旅券或いは渡航文書 に“Deportation”印の刻印を得る義務を負う。

(3) (1)項と(2)項に規定の刻印は、下記のメカニズムを通じて、入国管理事 務所の所長或いは指名を受けた入国管理官吏がこれを行う:

a. 要件の不備の確認

b. データ入力、申請印の印刷 c. 文書のスキャン

d. 外国旅券或いは渡航文書への“Exit Pass”印或いは”Deportation”印の刻印 e. 文書スキャン終了、及び

f. 文書の引き渡し

(4) 外国旅券或いは渡航文書に刻印が施された外国人は、刻印日から7日以内に インドネシア領域を離れる義務を負う。

第95条

第86条から第94条に規定のやむを得ない状況用の居住許可に関する規定は、やむを得 ない状況用の居住許可の延長にも準用される。

第2部 保証人と責任者

第96条

(1) 保証人は下記から構成される:

a. インドネシア国民個人、或いは

b. 企業。会社・組織或いは機関の組織構成或いは設立証書に記載された取締 役或いは相当レベルの役職のインドネシア国民或いは暫定居住許可或いは 恒久居住許可を保持する外国人が代表する。

(2) 責任者は下記から構成される:

a. インドネシア国民の夫或いは妻、或いは b. インドネシア国民の父或いは妻

第7章

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