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雇用慣行賠償責任補償特約

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第1条(用語の定義)

 この特約において使用される次の用語は、それぞれ次の定義により ます。

① 一連の損害賠償請求

  損害賠償請求がなされた時もしくは場所または損害賠償請求者 の数等にかかわらず、同一の不当行為またはその不当行為に関連 する他の不当行為に起因するすべての損害賠償請求をいいます。

なお、一連の損害賠償請求は、最初の損害賠償請求がなされた時 にすべてなされたものとみなします。

② 法律上の損害賠償金

  法律上の損害賠償責任に基づく賠償金をいいます。ただし、税 金、罰金、科料、過料、課徴金、懲罰的損害賠償金、倍額賠償金

(これに類似するものを含みます。)の加重された部分および被 保険者と他人との間に損害賠償に関する特別の約定がある場合に おいてその約定によって加重された損害賠償金を含みません。

③ 争訟費用

  被保険者に対する損害賠償請求に関する争訟(訴訟、調停、和 解または仲裁等をいいます。)によって生じた費用(記名被保険 者の役員または使用人の報酬、賞与または給与等を除きます。)で、

被保険者が当社の同意を得て支出したものをいいます。

④ 応訴費用

  第9条(損害賠償請求等の通知)(2)の規定により損害賠償 請求がなされたものとみなされる場合または第2条(保険金を支 払う場合)に規定する損害賠償請求がなされた場合に、被保険者 がその応訴等(第9条(2)に規定する損害賠償請求がなされる おそれのある状況への対応を含みます。以下同様とします。)の ための費用で、被保険者が当社の同意を得て支出した次のいずれ かに該当する費用をいいます。ただし、法律上の損害賠償金およ び争訟費用を除きます。

ア.記名被保険者の使用人の超過勤務手当、交通費、宿泊費また は臨時雇用費用

イ.応訴等に関する必要文書作成にかかる費用

⑤ 継続契約

  次のいずれかに該当する保険契約をいいます。

ア.この特約を付帯した賠償責任保険普通保険約款(以下「普通 保険約款」といいます。)に基づく当社との保険契約(以下「雇 用慣行賠償責任補償特約付帯賠償責任保険契約」といいます。)

の保険期間の終了日(その契約が終了日前に解約または解除さ れていた場合にはその解約または解除の日とします。以下同様 とします。)を保険期間の開始日とし、記名被保険者を同一と する雇用慣行賠償責任補償特約付帯賠償責任保険契約 イ.雇用慣行賠償責任補償特約を付帯した業務災害補償保険普通

保険約款に基づく当社との保険契約(以下「雇用慣行賠償責任 補償特約付帯業務災害補償保険契約」といいます。)の保険期 間の終了日を保険期間の開始日とし、記名被保険者を同一とす る雇用慣行賠償責任補償特約付帯賠償責任保険契約

ウ.雇用慣行賠償責任保険普通保険約款に基づく当社との保険契 約(以下「雇用慣行賠償責任保険契約」といいます。)の保険 期間の終了日を保険期間の開始日とし、記名被保険者を同一と する雇用慣行賠償責任補償特約付帯賠償責任保険契約

⑥ 職場

  業務(記名被保険者の指示または命令下にある行動を含みま す。)を遂行する次のいずれかに該当する場所をいいます。

ア.被保険者または使用人が通常就業している場所(通退勤を含 みます。)

イ.取引先等の事務所 ウ.打合せをするための飲食店

エ.研修等、記名被保険者の業務に係る行事(社員旅行等、福利 厚生に係るものは除きます。)が行われる場所

オ.出張先(移動中を含みます。)

⑦ 初年度契約

  継続契約以外の雇用慣行賠償責任補償特約付帯賠償責任保険契

約、雇用慣行賠償責任補償特約付帯業務災害補償保険契約または 雇用慣行賠償責任保険契約をいいます。

⑧ 不当行為

  次のいずれかに該当する不当な行為(不作為およびこれらの不 当な行為があったとの申立に基づく場合を含みます。)をいいま す。

ア.差別的行為 イ.ハラスメント ウ.不当解雇等 エ.人格権侵害 オ.不当評価等 カ.説明義務違反 キ.報復的行為

ク.上記アからキまでの行為を防止するために必要な措置を講じ る義務に違反する行為

⑨ 差別的行為

  人種、国籍、性別、年令、信条、障害の有無その他の特性を理 由として、採用、労働条件(福利厚生を含みます。以下同様とし ます。)または就業環境に関して差別的な取扱いを行うことをい います。

⑩ ハラスメント

  職場において行われる言動、文書による意思表示もしくはそ の他の行為(性的なものを含みます。)により、被用者等もし くは採用応募者がその労働条件につき不利益を被ること、または 被用者等もしくは採用応募者の就業環境が害されることをいいま す。

⑪ 不当解雇等

  法令、労働協約、就業規則または雇用契約に違反する無効な解 雇、雇止め、退職勧奨、定年制その他雇用契約の一方的な終了を いい、労使の合意による解約、任意退職および解雇予告手当の不 払いを含みません。

⑫ 人格権侵害

  雇用契約の募集、締結、存続、履行または終了がなかったなら ば行われなかったであろう、誹謗、中傷、名誉毀損、プライバシー 侵害等の権利の侵害をいいます。

⑬ 不当評価等

  不当な雇用拒否(内定取消を含みます。)、昇進もしくは昇格拒 否、降格、職種の変更、雇用契約の変更、配置転換(出向および 転籍を含みます。)または懲戒処分をいいます。

⑭ 説明義務違反

  労働条件についての説明義務の違反をいいます。

⑮ 報復的行為

  次のいずれかに該当する被用者等または採用応募者の行為を主 な理由として、これらの行為に対応して被保険者が行った不当行 為をいいます。

ア.不当行為があったことについての告知、開示、表明またはそ れらの予告

イ.公益通報者保護法(平成16年法律第122号)に規定する公 益通報

ウ.団結権、団体交渉権または団体行動権の行使 エ.労働争議

⑯ 役員

  会社法(平成17年法律第86号)上の取締役、監査役および執 行役、ならびにその執行役員をいいます。ただし、株式会社また は有限会社以外の法人の場合は、理事および監事ならびにこれら に準じる者とします。なお、既に退任している者を含み、初年度 契約の保険期間の開始日より前に退任した者を除きます。

⑰ 被用者等

  次のいずれかに該当する者をいいます。ただし、記名被保険者 の業務に従事しない者を除きます。

ア.記名被保険者の業務に従事する者のうち、次の者

(ア)記名被保険者に使用され、賃金を支払われる者

(イ)記名被保険者の役員

イ.記名被保険者が建設業者(建設業法(昭和24年法律第100号)

第1章第2条第2項にいう元請、下請その他いかなる名義を もってするかを問わず、建設工事の完成を請け負う営業を営む 者をいいます。)の場合は、下請負人ならびにその役員および 使用人

ウ.上記以外で、専ら記名被保険者が業務のために所有もしくは 使用する施設(事務所、営業所、工場等をいいます。)内また は記名被保険者が直接業務を行う現場内において、記名被保険 者との契約(請負契約、委任契約、労働者派遣契約等をいいま す。)に基づき、記名被保険者の業務に従事する者

⑱ 採用応募者

  記名被保険者の採用募集に応募する者をいいます。ただし、初 年度契約の保険期間の開始日より前に応募した者を除きます。

⑲ 犯罪行為

  刑を科せられるべき違法な行為をいい、時効の完成等によって 刑を科せられなかった行為を含みます。

⑳ 記名被保険者

  保険証券の記名被保険者欄に記載された者をいいます。

第2条(保険金を支払う場合)

 当社は、被保険者が被用者等(既に退職した者を含みます。ただし、

初年度契約の保険期間の開始日より後に被用者等であった者に限りま す。以下同様とします。)または採用応募者に対して行った不当行為 に起因して、被用者等または採用応募者より保険期間中に被保険者に 対して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害(以 下「損害」といいます。)に対して、この特約に従い、保険金を支払 います。

第3条(被保険者)

 この特約において、被保険者とは次のいずれかに該当する者をいい ます。

① 記名被保険者

② 記名被保険者のすべての役員および使用人(既に退任している 役員または既に退職している使用人を含みます。ただし、初年度 契約の保険期間の開始日より前に退任した役員および退職した使 用人を除きます。)。ただし、記名被保険者の役員または使用人と しての業務につき行った不当行為に起因して損害を被る場合に限 ります。

第4条(保険金を支払わない場合−その1)

 当社は、被保険者に対してなされた次のいずれかに該当する損害 賠償請求に起因する損害に対しては、保険金を支払いません。なお、

次のいずれかの中で記載されている事由または行為が、実際に生じ たまたは行われたと認められる場合にこの条の規定が適用されるもの

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