「用語の説明」
この特約において使用される用語の説明は、普通保険約款「用語の説 明」および施設賠償責任補償条項「用語の説明」による場合のほか、次 表のとおりとします。
(50音順)
用 語 説 明 い 医学的他覚所
見のないもの
被災者が自覚症状を訴えている場合であっても、
レントゲン検査、脳波所見、神経学的検査、眼科・
耳鼻科検査等によりその根拠を客観的に証明する ことができないものをいいます。
け 頸けい部症候群 いわゆる「むちうち症」をいいます。
こ 後遺障害 治療の効果が医学上期待できない状態であって、
被災者の身体に残された症状が将来においても回 復できない機能の重大な障害に至ったものまたは 身体の一部の欠損をいいます。
し 傷害 身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を偶然かつ 一時に吸入、吸収または摂取した場合に急激に生 ずる中毒症状(注)を含み、次のいずれかに該当 するものを含みません。
① 細菌性食中毒
② ウイルス性食中毒
(注 )継続的に吸入、吸収または摂取した結果生 ずる中毒症状を除きます。
ち 治療 医師(注)が必要であると認め、医師が行う治療 をいいます。
(注 )被保険者または被災者が医師である場合 は、これらの者以外の医師をいいます。以下 同様とします。
つ 通院 病院もしくは診療所に通い、または往診により、
治療を受けることをいいます。
ただし、治療を伴わない、薬剤、診断書、医療器 具等の受領等のためのものは含みません。
に 入院 自宅等での治療が困難なため、病院または診療所 に入り、常に医師の管理下において治療に専念す ることをいいます。
ひ 被災者 第1条(保険金を支払う場合)の事故により傷害 を被った者をいいます。
ほ 保険金 死亡見舞費用保険金、後遺障害見舞費用保険金、
入院見舞費用保険金および通院見舞費用保険金を いいます。
保険金額 保険証券記載の被災者1名あたりの保険金額をい います。
み 見舞金 見舞品の購入、見舞金または弔慰金に要した費用 をいい、社会通念上妥当な額を限度とします。
第1条(保険金を支払う場合)
当社は、対象施設内において、対象施設の業務に従事している者以 外の者が、急激かつ偶然な外来の事故によってその身体に傷害を被っ た場合は、被保険者がその被災者に対して慣習として支払う見舞金に
対して、この特約に従い、保険金を支払います。
第2条(保険金を支払わない場合)
(1)当社は、次のいずれかに該当する事由によって生じた傷害につい ての見舞金に対しては、保険金を支払いません。
① 保険契約者、被保険者(注1)もしくはこれらの者の法定代理 人または被災者の故意または重大な過失。ただし、被災者の故意 または重大な過失については、その被災者以外の者の被った傷害 を除きます。
② 被災者と世帯を同じくする親族の行為
③ 被災者の法定相続人の故意または重大な過失。ただし、その者 が一部の相続人である場合には、他の者が相続すべき金額を除き ます。
④ 被災者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為。ただし、その被 災者以外の者の被った傷害を除きます。
⑤ 被災者の脳疾患、疾病または心神喪失。ただし、その被災者以 外の者の被った傷害を除きます。
⑥ 被災者の妊娠、出産、早産または流産
⑦ 被災者に対する外科的手術その他の医療処置。ただし、外科的 手術その他の医療処置によって生じた傷害が、当社が保険金を支 払うべき傷害の治療によるものである場合には、保険金を支払い ます。
⑧ 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
⑨ 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その 他これらに類似の事変または暴動(注2)
⑩ 核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射 性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
⑪ 上記⑧から⑩までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに 伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故
⑫ 上記⑩以外の放射線照射または放射能汚染
(注1)保険契約者または被保険者が法人である場合は、その理 事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をい います。
(注2)群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または 一部の地区において著しく平穏が害され、治安維持上重大 な事態と認められる状態をいいます。
(2)当社は、被災者が頸けい部症候群、腰痛その他の症状を訴えている場 合であっても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないもの についての見舞金に対しては、その症状の原因がいかなるときでも、
保険金を支払いません。
(3)当社は、次のいずれかに該当する傷害についての見舞金に対して は、保険金を支払いません。
① 対象施設の業務に従事している者がその業務に従事中に被った 傷害
② 被保険者(注)と同居または生計を共にする親族の被った傷害
③ 対象施設およびその所在する建物等の保守、保安、点検、警備、
消防、清掃その他これらに類似の業務または新築、改築、増築、
改造、修理、取壊しその他の工事に従事する者が、それらの業務 または工事に従事中に被った傷害
(注)被保険者が法人である場合は、その理事、取締役または法人 の業務を執行するその他の機関をいいます。
(4)当社は、被保険者が損害賠償金として負担した費用に対しては、
保険金を支払いません。
第3条(死亡見舞費用保険金の支払)
当社は、被災者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、そ の直接の結果として、事故の発生の日からその日を含めて180日以内 に死亡し、被保険者が見舞金を支払う場合には、被災者1名につき保 険金額の全額(注)を限度に、見舞金の額を死亡見舞費用保険金とし て被保険者に支払います。
(注)その被災者について、同一事故による傷害に対して、既に支払っ た後遺障害見舞費用保険金がある場合は、保険金額から既に支 払った金額を差し引いた残額とします。
第4条(後遺障害見舞費用保険金の支払)
(1)当社は、被災者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、
その直接の結果として、事故の発生の日からその日を含めて180日 以内に後遺障害が生じ、被保険者が見舞金を支払う場合には、被災 者1名につき保険金額に別表1の各等級の後遺障害に対する保険金 支払割合を乗じて得た額を限度に、見舞金の額を後遺障害見舞費用 保険金として、被保険者に支払います。
(2)本条(1)の規定にかかわらず、被災者が事故の発生の日からそ の日を含めて180日を超えてなお治療を要する状態にある場合は、
当社は、事故の発生の日からその日を含めて181日目における医師 の診断に基づき後遺障害の程度を認定して、本条(1)のとおり算 出した額を、後遺障害見舞費用保険金として支払います。
(3)別表1の各等級に掲げる後遺障害に該当しない後遺障害であって も、各等級の後遺障害に相当すると認められるものについては、身 体の障害の程度に応じ、それぞれに相当する等級の後遺障害に該当 したものとみなします。
(4)同一事故により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当社は、
保険金額に次に掲げる保険金支払割合を乗じて得た額を限度に、保 険金を支払います。
① 別表1の第1級から第5級までに掲げる後遺障害が2種以上あ る場合は、重い後遺障害に該当する等級の3級上位の等級に対す る保険金支払割合
② 上記①以外の場合で、別表1の第1級から第8級までに掲げる 後遺障害が2種以上あるときは、重い後遺障害に該当する等級の 2級上位の等級に対する保険金支払割合
③ 上記①および②以外の場合で、別表1の第1級から第13級ま でに掲げる後遺障害が2種以上あるときは、重い後遺障害に該当 する等級の1級上位の等級に対する保険金支払割合。ただし、そ れぞれの後遺障害に対する保険金支払割合の合計の割合が上記の 保険金支払割合に達しない場合は、その合計の割合を保険金支払 割合とします。
④ 上記①から③まで以外の場合は、重い後遺障害に該当する等級 に対する保険金支払割合
(5)本条(1)から(4)までの規定に基づいて、当社が支払うべき 後遺障害見舞費用保険金の額は、保険期間を通じ、被災者1名につ き保険金額を限度とします。
第5条(入院見舞費用保険金の支払)
(1)当社は、被災者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、
その直接の結果として、入院し、被保険者が見舞金を支払う場合に は、被災者1名につき、入院期間(注)に応じて次に掲げる額を限 度に、見舞金の額を、入院見舞費用保険金として被保険者に支払い ます。
① 入院期間が31日以上のとき 保険金額×20 / 100
② 入院期間が15日以上30日以内のとき 保険金額×10 / 100
③ 入院期間が8日以上14日以内のとき 保険金額× 6/ 100
④ 入院期間が7日以内のとき 保険金額× 4/ 100
(注)入院している期間をいいます。以下同様とします。
(2)本条(1)の見舞金の支払を受けられる期間には、臓器の移植に 関する法律(平成9年法律第104号)第6条(臓器の摘出)の規定 によって、同条第4項で定める医師により「脳死した者の身体」と の判定を受けた後、その身体への処置がされた場合であって、その 処置が同法附則第11条に定める医療給付関係各法の規定に基づく医 療の給付としてされたものとみなされる処置(注)であるときには、
その処置日数を含みます。
(注)医療給付関係各法の適用がない場合は、医療給付関係各法の 適用があれば、医療の給付としてされたものとみなされる処置 を含みます。
(3)当社は、いかなる場合においても、事故の発生の日からその日を 含めて180日を経過した後の入院については、本条(1)の入院期 間に含めません。
(4)被災者が本条(1)に規定する見舞金の支払を受けられる期間中 に、さらに本条(1)に規定する見舞金の支払を受けられる傷害を 被った場合には、当社は、重複しては本条(1)の入院見舞費用保 険金を支払いません。
(5)当社は、同一の事故に基づく同一被災者につき、入院見舞費用保 険金と死亡見舞費用保険金または入院見舞費用保険金と後遺障害見 舞費用保険金を重複して支払うべき場合にはその合計額を支払いま す。
第6条(通院見舞費用保険金の支払)
(1)当社は、被災者が第1条(保険金を支払う場合)の傷害を被り、
その直接の結果として、通院し、被保険者が見舞金を支払う場合に は、被災者1名につきその通院日数に応じて、次に掲げる額を限度 に、見舞金の額を通院見舞費用保険金として、被保険者に支払いま す。
① 通院日数が31日以上のとき 保険金額×10 / 100
② 通院日数が15日以上30日以内のとき 保険金額× 6/ 100
③ 通院日数が8日以上14日以内のとき 保険金額× 4/ 100
④ 通院日数が7日以内のとき 保険金額× 2/ 100
(2)被災者が通院しない場合においても、骨折、脱臼、靱じん帯損傷等の 傷害を被った別表2に掲げる部位を固定するために医師の指示によ りギプス等(注)を常時装着したときは、その日数について、本条
(1)の通院をしたものとみなします。
(注)ギプス、ギプスシーネ、ギプスシャーレ、シーネその他これ らに類するものをいいます。以下同様とします。
(3)当社は、本条(1)および(2)の規定にかかわらず、第5条(入 院見舞費用保険金の支払)の入院見舞費用保険金を支払うべき期間 中の通院および事故の発生の日からその日を含めて180日を経過し た後の通院については、本条(1)の通院日数に含めません。
(4)被災者が本条(1)の見舞金の支払を受けられる期間中にさらに 見舞金の支払を受けられる傷害を被った場合においても、当社は、
重複しては本条(1)の通院見舞費用保険金を支払いません。
(5)当社は、同一の事故に基づく同一被災者につき、通院見舞費用保 険金と死亡見舞費用保険金または通院見舞費用保険金と後遺障害見 舞費用保険金を重複して支払うべき場合にはその合計額を支払いま す。