「用語の説明」
この特約において使用される用語の説明は、普通保険約款「用語の説 明」による場合のほか、次表のとおりとします。
(50音順)
用 語 説 明
い 医学的他覚所 見のないもの
被災者が自覚症状を訴えている場合であっても、
レントゲン検査、脳波所見、神経学的検査、眼科・
耳鼻科検査等によりその根拠を客観的に証明する ことができないものをいいます。
さ 災害広告費用 被保険者が負担した新聞等へのおわび広告掲載費 用および休業していることまたは営業再開の予定 を公告するための費用をいいます。ただし、あら かじめ当社の同意を得たものに限ります。
災害対応費用 被保険者が事故の対応のために負担した被災者対 応費用および災害広告費用をいいます。ただし、
被保険者が事故発生の日から1年以内に負担した 費用に限ります。
し 食中毒の発生 食品衛生法(昭和22年法律第233号)の規定に 基づき所轄保健所長に届出のあったものに限りま す。
ち 治療 医師(注)が必要であると認め、医師が行う治療 をいいます。
(注 )被保険者または被災者が医師である場合 は、これらの者以外の医師をいいます。以下 同様とします。
ひ 被災者 第1条(保険金を支払う場合)の事故により傷害 を被った利用者をいいます。
被災者対応費 用
利用者が、第1条(保険金を支払う場合)の事故 により傷害(注)を被り、その直接の結果として、
死亡した場合または医師の治療を受けた場合に、
被保険者がその利用者に対して負担した別表に規 定する費用をいいます。
(注 )身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を偶 然かつ一時に吸入、吸収または摂取した場合 に急激に生ずる中毒症状(継続的に吸入、吸 収または摂取した結果生ずる中毒症状を除き ます。)を含みます。
ほ 保険金 当社が第1条(保険金を支払う場合)の規定によ り支払うべき災害対応費用であって、被災者対応 費用保険金および災害広告費用保険金をいいま す。
り 利用者 対象施設の利用を目的として、対象施設に入場し ている者をいい、次の者を含みません。
① 被保険者(注)または被保険者と同居もしく は生計を共にする親族
② 対象施設の業務に従事中の者
③ 対象施設およびその所在する建物等の保守、
保安、点検、警備、消防、清掃その他これらに 類似の業務または新築、改築、増築、改造、修 理、取壊しその他の工事に従事中の者
(注 )被保険者が法人である場合は、その理事、
取締役または法人の業務を執行するその他の 機関をいいます。
第1条(保険金を支払う場合)
当社は、次のいずれかに該当する事故(注1)が発生したために、
災害対応費用を負担したことによる損害に対して、この特約に従い、
被保険者に保険金を支払います。ただし、次の①から⑤までの事故に ついては、対象施設の所在する敷地内にある物件がこれらの事故によ り損害を受けた場合に限ります。
① 火災
② 落雷
③ 破裂または爆発
④ 風災(注2)、 雹ひょう災、雪災(注3)または水災
⑤ 対象施設の外部からの物体の落下、飛来、衝突もしくは倒壊ま たは対象施設内部での車両もしくはその積載物の衝突もしくは接 触。ただし、雨、雪、あられ、砂塵じん、粉塵じん、煤ばい煙その他これらに 類する物の落下または飛来による損害を除きます。
⑥ 被保険者が対象施設内において製造、販売もしくは提供した食 品に起因する食中毒の発生、またはその疑いがある場合における 行政機関による施設の営業の禁止、その他の処置
(注1)以下「事故」といいます。
(注2)台風、旋風、竜巻、暴風等をいい、洪水、高潮等を除き ます。
(注3)豪雪の場合におけるその雪の重み、落下等による事故ま
たは雪な だ れ崩をいい、融雪水の漏入もしくは凍結、融雪洪水ま
たは除雪作業による事故を除きます。
第2条(保険金を支払わない場合)
(1)当社は、次に掲げる事由によって事故が発生したために被保険者 が負担した災害対応費用に対しては、保険金を支払いません。
① 保険契約者、被保険者(注1)またはこれらの者の法定代理人 の故意または重大な過失
② ①に規定する者以外の者が保険金の全部または一部を受け取る べき場合においては、その者(注2)またはその者の法定代理人 の故意または重大な過失。ただし、他の者が受け取るべき金額を 除きます。
(注1)保険契約者または被保険者が法人である場合は、その理 事、取締役または法人の業務を執行するその他の機関をい います。
(注2)その者が法人である場合は、その理事、取締役または法 人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(2)当社は、次に掲げる事由によって事故が発生したために被保険者 が負担した災害対応費用(注1)に対しては、保険金を支払いませ
ん。
① 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
② 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その 他これらに類似の事変または暴動(注2)
③ 核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射 性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
④ 上記①から③までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに 伴う秩序の混乱に基づいて生じた事故
⑤ 上記③以外の放射線照射または放射能汚染
(注1)これらの事由によって発生した事故が拡大して生じた費 用および発生原因がいかなる場合でも事故がこれらの事由 によって拡大して生じた費用を含みます。
(注2)群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または 一部の地区において著しく平穏が害され、治安維持上重大 な事態と認められる状態をいいます。
(3)当社は、次に掲げる事由によって事故が発生したために被保険者 が負担した被災者対応費用に対しては、保険金を支払いません。
① 被災者の故意または重大な過失。ただし、その被災者以外の者 に関する費用を除きます。
② 被災者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為。ただし、その被 災者以外の者に関する費用を除きます。
③ 被災者が次のいずれかに該当する間に生じた事故。ただし、保 険金を支払わないのはその者が受け取るべき費用に限ります。
ア.法令に定められた運転資格(注1)を持たないで自動車等(注 2)を運転している間
イ.道路交通法(昭和35年法律第105号)第65条(酒気帯び運 転等の禁止)第1項に定める酒気を帯びた状態で自動車等を運 転している間
ウ.麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影響により正 常な運転ができないおそれがある状態で自動車等を運転してい る間
④ 被災者の脳疾患、疾病または心神喪失。ただし、その被災者以 外の者に関する費用を除きます。
⑤ 被災者の妊娠、出産、早産、流産または外科的手術その他の医 療処置。ただし、外科的手術その他の医療処置によって生じた傷 害が、当社が保険金を支払うべき傷害の治療によるものである場 合には、保険金を支払います。
(注1)運転する地における法令によるものをいいます。
(注2)自動車または原動機付自転車をいいます。以下同様とし ます。
(4)当社は、被災者が頸けい部症候群(注)、腰痛その他の症状を訴えて いる場合であっても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のな いものについての被災者対応費用に対しては、その症状の原因がい かなるときでも、保険金を支払いません。
(注)いわゆる「むちうち症」をいいます。
(5)当社は、被保険者が損害賠償金として負担した被災者対応費用に 対しては、保険金を支払いません。
第3条(被災者対応費用保険金の支払額)
当社は、事故が発生したために被保険者が負担した被災者対応費用 の額を、被災者対応費用保険金として支払います。ただし、1回の事 故につき、次の算式によって算出した額を限度とします。
保険証券記載の被災者対
応費用支払限度基礎額 × 被災者数 = 被災者対応費用保 険金の支払限度額 第4条(災害広告費用保険金の支払額)
当社は、事故が発生したために被保険者が負担した災害広告費用の 額を、災害広告費用保険金として支払います。ただし、1回の事故に つき、保険証券記載の災害広告費用支払限度額を限度とします。
第5条(保険金の支払)
(1)当社は、災害対応費用のうち、被保険者が負担することが必要か つやむを得ないものとして当社が正当と認めた部分についてのみ保 険金を支払います。
(2)被保険者または保険金を受け取るべき者が、災害対応費用につい て第三者から損害の賠償として支払を受けることができた場合に は、その支払を受けた金額に対しては、保険金を支払いません。
第6条(他の保険契約等がある場合の支払保険金)
(1)他の保険契約等がある場合において、それぞれの支払責任額(注 1)の合計額が、災害対応費用の額(注2)以下のときは、当社は、
この保険契約の支払責任額を支払保険金の額とします。
(注1)それぞれの保険契約または共済契約について、他の保険契 約または共済契約がないものとして算出した支払うべき保険 金または共済金の額をいいます。以下この条において同様と します。
(注2)災害対応費用の額または第3条(被災者対応費用保険金の 支払額)もしくは第4条(災害広告費用保険金の支払額)の 規定により適用すべき支払限度額(他の保険契約等に、これ を超えるものがある場合は、これらの限度額のうち最も高い 額とします。)のいずれか低い額とします。以下この条にお いて同様とします。
(2)他の保険契約等がある場合において、それぞれの支払責任額の合 計額が、災害対応費用の額を超えるときは、当社は、次表に定める 額を支払保険金の額とします。
区 分 支払保険金の額
① 他の保険契約等から保険 金または共済金が支払われ ていない場合
この保険契約の支払責任額
② 他の保険契約等から保険 金または共済金が支払われ た場合
災害対応費用の額から、他の保険 契約等から支払われた保険金また は共済金の合計額を差し引いた残 額。ただし、この保険契約の支払 責任額を限度とします。
第7条(保険金の請求)
(1)被保険者が保険金の支払を受けようとする場合、当社に対して保 険金の支払を請求しなければなりません。
(2)当社に対する保険金請求権は、被保険者が災害対応費用を負担し た時から発生し、これを行使することができるものとします。
(3)被保険者が保険金の支払を請求する場合は、次表の書類または証 拠のうち、当社が求めるものを提出しなければなりません。
保険金請求に必要な書類または証拠
① 保険金請求書