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プログラム

4 閉会挨拶

企画・代表者

クローバーホスピタル 在宅診療部長 開田 脩平

16:00

看取りでの経験を語る会

「もしものとき」を話し合おう

2018/12/2

クローバーホスピタル

若木 美佐

(蘇生処置などをしながら)

救命センターに運ばれる とりあえず救急車!

救急隊は救命が仕事!

おじいちゃんが倒れた!

高齢者救急の現状

⚫ 藤沢市民病院救急救命センターへの救急搬送は

年間約9000件、応需率は 99 %超(たらい回しなし)。

⚫70 %が高齢者( 2025 年問題 団塊の世代が75歳)。

⚫ 全体の 70 %が軽症、 20 %が中等症患者。

⚫ 看取り目的の搬送(ミスマッチ患者)などもある。

⚫ 救急車を呼んだものの、蘇生処置や搬送拒否がある。

⚫ 病気は改善しても患者さんが元気にならず帰れない。

(出口問題)

意識戻らない、

元のようには改善しない 心臓マッサージ、電気ショック

気管挿管、人工呼吸器、、

救命はできたけど、、

食べられない → 点滴、経管栄養

トイレに行けない → 尿カテーテル

もしものとき

どうしたいって言ってた???

死に方は生き方

より本人らしい人生の集大成を作ることを重視 急速な高齢化・多死社会

「治す」医療から「治し支える」医療へ

終末期医療から

人生の最終段階のケア(エンドオブライフ・ケア)へ

ACP( アドバンス・ケア・プランニング )

今後の治療・療養について患者・家族と医療従事者が あらかじめ話し合う自発的なプロセス

前もって話し合うことで

⚫ 重症の病気や慢性の病気の時に、自分 の価値や目標を実際受ける医療に反映 させる

⚫ 自分が意思決定できなくなった時に備え て、信用できる人を選び共有しておく

もしものときの話(もしバナ)

もしバナ;亀田総合病院iACP

プロセスが大事 完成していなくてもよい

⚫ まずは話し合う機会をもつこと(複数で共有)

⚫ 書きたくない人に強制してはダメ(法的に無効)

⚫ 生前遺言書は家族が知らないと必ずしも従われない

⚫ かかりつけ医と話し合いカルテに残そう(医師指示書)

⚫ 後日家族が持ってくる代筆はダメ(あくまで本人意思)

⚫ 決定された意思の半分は途中で変わる

すぐにでもできること

あんしんみまもりカード

⚫ 市民の安全・安心を確保するために、必要 事項(緊急連絡先・医療情報・服薬情報等)

を記入してマグネット等で冷蔵庫に添付する

⚫ 緊急時に救急隊等が適切かつ迅速な処置 を行うことや、親族等への緊急連絡等を目的 としたカード

日付、ケアマネやかかりつけ医の

署名もあるとなおよい!

ごみ収集日カレンダー

「もしものとき」 の話は

「縁起でもない話」 ではない!

えんぎ

普段からそなえておけば あ、今がその時なんだと

いつかあなたと家族を救うことになります

「看取り」での 経験を語る会

人生の最期を家族で話し合ったことはありますか?

篠原湘南クリニック

クローバーホスピタル

在宅診療部長 開田 脩平

みなさん、訪問診療をご存じですか?

たとえば・・

AM 定期訪問

AM

定期訪問

土曜日の夜に熱を出してしまった・・

たとえば・・

AM 定期訪問

AM 定期訪問

夜間 往診 午後

往診

訪問診療とは

一人で通院が困難な患者さんの自宅に、医師が定期的に診療にお伺いし、

計画的に健康管理を行うものです。

急な体調の変化には24時間365日のサポート体制を整え、必要に応じて 入院先の 手配などを行います。

地域の病院や介護事業者の方々と連携・協力しながら、患者さんが在宅

で安心して療養生活を続けられるよう、在宅患者さんを総合的にサポー

トします。

対象は?

寝たきりや障害等で通院が困難な方

認知症のケアや医療的アドバイスが欲しい方 自宅での緩和ケアを希望される方

在宅酸素や経管栄養など医療的管理の必要な方

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

H24

年度

H19

年度

H14

年度

4.7 7.4

9.2

91.1 87.7 81.1

0.8 0.3 0.8

3.4 4.6 8.9

自分についての延命治療に対する考え方

少しでも延命できるようあらゆる治療をしてほしい。

延命のみを目的とした医療行為は行わず、自然にまかせてほしい。

その他 わからない

内閣府 「高齢者の健康に対する意識調査」 平成24年より

0% 20% 40% 60% 80% 100%

総数 男性 女性

27.7 23

31.6

54.6 62.4

48.2

0.7 0.2 1.1

0.4 0.5 0.3

4.1 2.5 5.3

4.5 3.5 5.4

1.1 1.3 0.9

6.9 6.6 7.2

自分が最期を迎えたい場所

病院 自宅 子供の家 親族の家 サ高住 老人ホーム その他 分からない

内閣府 「高齢者の健康に対する意識調査」 平成24年より

厚生労働省

HP

より 平成

28

年版厚生労働白書-人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える-

自宅での平穏死について

医師、介護や看護師などの 専門職とチームを組んで、

本人と家族を支える態勢を つくることで、自宅で最期 まで安らかに過ごすことが

出来ます。 看取り

H さん治療経過

篠原湘南クリニック

クローバーホスピタル

在宅診療部長 開田 脩平

76歳、男性

【現病歴】

H26年 歩行障害出現。

H27年 物忘れ、幻覚出現。進行性核上性麻痺、レビー小体型認知症と診断。

内服治療開始。病状が進行し、通院困難となり、H28年2月 当院訪問診療開始。

【既往歴】十二指腸潰瘍(手術)、COPD

【家族背景】妻と2人暮らし

転倒、発熱後より寝ている時間が増えた。

(訪問診療開始当初~2 ヶ月目)

H28年2月 歩行:杖使用(介助)。会話:可能。食事:自立。トイレ:介助。

4月 自宅で転倒。顔面打撲。 5月 ショートステイ中に発熱。

6月 排尿障害あり、膀胱留置カテーテル挿入。

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

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