【連結財務諸表注記】
25. 金融商品
その他の包括利益に影響を及ぼすエクスポージャー純額は、為替差額をその他の包括利益で 認識する売却可能金融資産および予定取引に係るデリバティブ(キャッシュ・フロー・ヘッジ)か ら生じる為替リスク・エクスポージャーです。
上記の為替リスク・エクスポージャーを有する金融商品において、他のすべての変数が一定 であると仮定した上で、日本円が1%円高となった場合の税引前利益およびその他の包括利益
(税効果考慮前)に与える影響は、以下の通りです。なお、当該分析には在外営業活動体の資産 および負債の表示通貨への換算による影響額は含まれていません。当該影響額は、「注記 29. 為替レート」をご参照ください。
米ドル
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 税引前利益への影響額(減少額) . . . . ¥(816) ¥(861) $(7,641) その他の包括利益(税効果考慮前)への
影響額(減少額) . . . (261) (835) (7,410)
インドルピー
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 税引前利益への影響額(減少額) . . . . ¥(899) ¥(2,143) $(19,018)
ユーロが米ドルに対して1%ユーロ高となった場合の税引前純利益およびその他の包括利益
(税効果考慮前)に与える影響は、以下の通りです。
米ドル
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 税引前利益への影響額(減少額) . . . . ¥(219) ¥(375) $(3,328) その他の包括利益(税効果考慮前)への
影響額(減少額) . . . (231) (199) (1,766)
ⅱ. 為替契約
外貨建取引の支払金額および受取金額の為替リスクに対するエクスポージャーを低減するために、一部の外貨建取引について為替契約を実施しています。
為替契約の詳細は、以下の通りです。
ヘッジ会計を適用している為替契約
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日
契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値
為替予約 . . . ¥ –
(–) ¥ – ¥ 571
(–) ¥ (38) $ 5,067
(–) $ (337)
通貨スワップ . . . 324,382
(324,382) 55,748 877,373
(877,373) (40,306) 7,786,413
(7,786,413) (357,703)
合計 . . . ¥ 324,382
(324,382) ¥55,748 ¥ 877,944
(877,373) ¥(40,344) $ 7,791,480
(7,786,413) $(358,040) 上記の為替契約は、キャッシュ・フロー・ヘッジに指定しています。
ヘッジ会計を適用していない為替契約
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日
契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値
為替予約 . . . ¥ 130,618
(–) ¥(2,395) ¥273,476
(–) ¥ 9,445 $2,427,015
(–) $ 83,821
通貨スワップ . . . 20,150
(–) 69 15,430
(–) 159 136,936
(–) 1,411
外国為替証拠金取引(注) . . . 962,604
(–) 6,817 581,379
(–) 17,113 5,159,558
(–) 151,873
合計 . . . ¥1,113,372
(–) ¥ 4,491 ¥870,285
(–) ¥26,717 $7,723,509
(–) $237,105
(注)子会社のワイジェイFX(株)による外国為替証拠金取引事業によるものです。
(b)価格リスク
当社は、事業戦略上の目的で上場株式などの活発な市場で取引される有価証券を保有して おり、市場価格の変動リスクに晒されています。
当社は、市場価格の変動リスクを管理するため、発行体の財務状況や市場価格の継続的モニ タリングを行っています。
i. 価格感応度分析
活発な市場で取引される有価証券において、他のすべての変数が一定であると仮定した上で、
市場価格が10%下落した場合の連結包括利益計算書のその他の包括利益(税効果考慮前)に 与える影響は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 その他の包括利益(税効果考慮前)への
影響額(減少額) . . . ¥(4,673) ¥(7,381) $(65,504)
ii. オプション契約
オプション契約の詳細は、以下の通りです。
ヘッジ会計を適用していないオプション契約
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日
契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値
新株予約権 . . . ¥ 99,933
(99,933) ¥1,144 ¥ 40,512
(11,082) ¥2,424 $359,531
(98,349) $21,512
(c)金利リスク
当社は、有利子負債による資金調達を行っています。有利子負債のうち一部は変動金利であ り、金利変動リスクに晒されています。
当社は、金利変動リスクの未然防止または低減するため、固定金利と変動金利の有利子負債 の適切な組み合わせを維持し、一部の変動金利の借入金および社債については金利変動リスク を回避し支払利息の固定化を図るために金利スワップ契約等のデリバティブ取引を利用してい ます。また、変動金利の有利子負債について、金利変動の継続的なモニタリングを行っています。
i. 金利感応度分析
変動金利の有利子負債において、他のすべての変数が一定であると仮定した上で、金利が 1%上昇した場合の連結損益計算書の税引前利益に与える影響は、以下の通りです。なお、金 利スワップ契約等のデリバティブ取引によって金利が固定化された変動金利の有利子負債は除 いて分析しています。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 税引前利益への影響額(減少額) . . . . ¥(26,018) ¥(25,788) $(228,860) ii. 金利契約
金利契約の詳細は、以下の通りです。
ヘッジ会計を適用している金利契約
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日
契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値 契約額等(うち1年超) 公正価値
金利スワップ . . . ¥ 10,000
(10,000) ¥(67) ¥ 10,500
(10,500) ¥(75) $ 93,184
(93,184) $(666)
上記の金利契約は、キャッシュ・フロー・ヘッジに指定しています。
b. 信用リスク
当社は、事業を営む上で、営業債権及びその他の債権およびその他の金融資産(預金、株式、債 権およびデリバティブなど)において、取引先の信用リスクがあります。
当社は、当該リスクの未然防止または低減のため、過度に集中した信用リスクのエクスポージャー を有していません。また、当該リスクの管理のため、当社は、グループ各社の与信管理規程に従い、
取引先ごとの期日管理および残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握して います。
当社の連結財政状態計算書で表示している金融資産の減損後の帳簿価額および貸出コミットメン トおよび保証債務は、当社の金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値です。なお、
保有する担保の評価およびその他の信用補完は考慮していません。貸出コミットメントおよび保証 債務については、「注記44. 偶発事象(1)貸出コミットメント、および同注記(2)保証債務」をご参照 ください。
2015年3月31日に終了した1年間および2016年3月31日に終了した1年間において、担保と して保有する物件を所有またはその他の信用補完を行使したことにより取得した金融資産または非 金融資産はありません。
(a)個別に減損していない金融資産
個別に減損していない金融資産の年齢分析は、以下の通りです。なお、当該分析は貸倒引当金を控除する前の帳簿価額を記載しています。
2015年3月31日
(単位:百万円)
期日経過後
期日経過前 1カ月以内 1カ月超3カ月以内 3カ月超6カ月以内 6カ月超1年以内 1年超 合計 営業債権及びその他の債権 . . . ¥1,717,328 ¥132,999 ¥63,971 ¥16,369 ¥10,165 ¥ 8,057 ¥1,948,889 その他の金融資産 . . . 297,289 1,818 280 274 472 2,728 302,861
合計 . . . ¥2,014,617 ¥134,817 ¥64,251 ¥16,643 ¥10,637 ¥10,785 2,251,750
貸倒引当金 . . . (58,873)
合計 . . . ¥2,192,877
2016年3月31日
(単位:百万円)
期日経過後
期日経過前 1カ月以内 1カ月超3カ月以内 3カ月超6カ月以内 6カ月超1年以内 1年超 合計 営業債権及びその他の債権 . . . ¥1,780,714 ¥116,450 ¥21,484 ¥14,427 ¥10,180 ¥13,666 ¥1,956,921 その他の金融資産 . . . 298,838 2,288 823 1,562 1,973 660 306,144
合計 . . . ¥2,079,552 ¥118,738 ¥22,307 ¥15,989 ¥12,153 ¥14,326 2,263,065
貸倒引当金 . . . (45,262)
合計 . . . ¥2,217,803
(単位:千米ドル)
期日経過後
期日経過前 1カ月以内 1カ月超3カ月以内 3カ月超6カ月以内 6カ月超1年以内 1年超 合計 営業債権及びその他の債権 . . . $15,803,284 $1,033,458 $190,664 $128,035 $ 90,344 $121,282 $17,367,067 その他の金融資産 . . . 2,652,094 20,305 7,304 13,862 17,510 5,857 2,716,932
合計 . . . $18,455,378 $1,053,763 $197,968 $141,897 $107,854 $127,139 20,083,999
貸倒引当金 . . . (401,686)
合計 . . . $19,682,313
(b)個別に減損した金融資産
個別に減損した金融資産は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日 営業債権及びその他の債権 . . . ¥ 9,377 ¥ 3,174 $ 28,168 その他の金融資産 . . . 16,093 32,588 289,208 貸倒引当金 . . . (23,312) (34,882) (309,567)
合計 . . . ¥ 2,158 ¥ 880 $ 7,809
(c)貸倒引当金の増減表
貸倒引当金の増減は、以下の通りです。なお、貸倒引当金は主に顧客への営業債権および貸 付金等を対象にしたものです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間
期首残高 . . . ¥ 50,486 ¥ 82,185 $ 729,366
繰入 . . . 115,120 86,056 763,720
使用 . . . (91,037) (85,771) (761,191)
その他 . . . 7,616 (2,326) (20,642)
期末残高 . . . ¥ 82,185 ¥ 80,144 $ 711,253
貸倒引当金繰入額および戻入額は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」および「そ の他の営業外損益」に計上されています。
c. 流動性リスク
当社は、流動性リスクの未然防止または低減のため、市場環境や長短のバランスを勘案して、銀 行借入やリース等による間接調達のほか、社債やコマーシャル・ペーパーの発行、債権流動化等の 直接調達を行い、資金調達手段の多様化を図っています。また、資金の運用については、主に短期 的な預金およびMMFなどにより運用しています。
また、当社は、流動性資金およびキャッシュ・フローの予算と実績について継続的にモニタリング しています。
(a)借入コミットメントおよびその他の信用枠
当社では、複数の金融機関との間で借入コミットメントライン契約などの信用枠を保有しており、
流動性リスクの低減を図っています。当社が保有する信用枠は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日 信用枠 . . . ¥3,218,963 ¥3,035,457 $26,938,738 借入実行残高 . . . 2,373,383 2,255,182 20,014,040 未実行残高 . . . ¥ 845,580 ¥ 780,275 $ 6,924,698
(注)上記の借入コミットメントの一部について、財務制限条項が付されています。主な内容については、「注記19. 有利子負債(2) 財務制限条項」をご参照ください。