【連結財務諸表注記】
24. 退職給付
当社は主として確定拠出型年金制度を採用しています。
(1)確定拠出制度
確定拠出制度に係る退職給付費用は、以下の通りです。
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 確定拠出制度に係る退職給付費用 . . . ¥10,878 ¥10,678 $94,764
(2)確定給付制度
(日本)
ソフトバンク(株)は、確定給付型退職一時金制度について、2006年3月および2007年3月を支給対象期 間末として凍結しています。
凍結した確定給付型退職一時金の対象者は、凍結時に在籍したすべての従業員であり、ソフトバンク(株)
は、受給者へ退職一時金を直接支給する義務を負っています。
凍結した確定給付型退職一時金制度の債務は、従業員の将来の退職時に一時金として支払われるまで、
確定給付負債として認識しています。
(米国)
スプリントは、従業員を対象に確定給付型年金制度を提供しています。当該確定給付型年金制度は、
2005年12月を支給対象期間末として凍結しています。凍結した確定給付型年金制度の債務は、従業員の 将来の退職時より年金として支払われるまで、確定給付負債として認識しています。
a. 確定給付制度債務の現在価値および制度資産の公正価値に係る変動
確定給付制度債務の現在価値および制度資産の公正価値に係る変動は、以下の通りです。
2015年3月31日に終了した1年間
(単位:百万円)
日本 米国 合計
確定給付負債の純額の残高
2014年4月1日 . . . ¥14,096 ¥ 62,945 ¥ 77,041 確定給付制度債務の現在価値に係る変動
2014年4月1日 . . . 14,096 253,585 267,681
勤務費用 . . . 80 35 115
利息費用 . . . 111 12,020 12,131
再測定
人口統計上の仮定の変化により
生じた数理計算上の差異(注1) . . . – 25,740 25,740 財務上の仮定の変化により
生じた数理計算上の差異 . . . 333 33,161 33,494 実績による修正 . . . (1) 1,044 1,043 給付支払額 . . . (874) (8,419) (9,293) 退職給付制度一部清算(注2) . . . – (82,777) (82,777) 為替換算差額 . . . – 41,456 41,456
その他 . . . (78) (384) (462)
2015年3月31日 . . . 13,667 275,461 289,128
制度資産の公正価値に係る変動
2014年4月1日 . . . – (190,640) (190,640)
利息収益 . . . – (8,710) (8,710)
再測定
制度資産に係る収益 . . . – (817) (817) 給付支払額 . . . – 7,365 7,365 会社拠出額 . . . – (2,290) (2,290) 退職給付制度一部清算(注2) . . . – 64,051 64,051 為替換算差額 . . . – (29,805) (29,805)
2015年3月31日 . . . – (160,846) (160,846)
確定給付負債の純額の残高
2015年3月31日 . . . ¥13,667 ¥ 114,615 ¥ 128,282
(注1)スプリントは、2015年3月31日に終了した1年間において、米国で公表されたRP-2014 Mortality Tablesに基づき、人口統 計上の仮定の見積りを変更しています。
(注2)スプリントは、確定給付型年金制度について、既に退職をしているが支給が開始されていない一部の制度加入者に対し、一 時金で給付決済を行う制度改定を行いました。この決済の実施に伴い発生した清算益18,726百万円を、連結損益計算書上、
「その他の営業損益」に認識しています。
2016年3月31日に終了した1年間
(単位:百万円)
日本 米国 合計
確定給付負債の純額の残高
2015年4月1日 . . . ¥13,667 ¥ 114,615 ¥ 128,282
確定給付制度債務の現在価値に係る変動
2015年4月1日 . . . 13,667 275,461 289,128
企業結合 . . . 2,024 – 2,024
勤務費用 . . . 351 33 384
利息費用 . . . 112 11,269 11,381
再測定
人口統計上の仮定の変化により
生じた数理計算上の差異 . . . 2 (7,405) (7,403) 財務上の仮定の変化により
生じた数理計算上の差異 . . . 698 (3,872) (3,174) 実績による修正 . . . 3 1,238 1,241 給付支払額 . . . (1,071) (9,647) (10,718) 為替換算差額 . . . – (17,098) (17,098)
その他 . . . (185) (1,070) (1,255)
2016年3月31日 . . . 15,601 248,909 264,510
制度資産の公正価値に係る変動
2015年4月1日 . . . – (160,846) (160,846)
利息収益 . . . – (6,597) (6,597)
再測定
制度資産に係る収益 . . . – 9,196 9,196 給付支払額 . . . – 8,411 8,411 会社拠出額 . . . – (743) (743) 為替換算差額 . . . – 9,828 9,828
2016年3月31日 . . . – (140,751) (140,751)
確定給付負債の純額の残高
2016年3月31日 . . . ¥15,601 ¥ 108,158 ¥ 123,759
2016年3月31日に終了した1年間
(単位:千米ドル)
日本 米国 合計
確定給付負債の純額の残高
2015年4月1日 . . . $121,290 $ 1,017,173 $ 1,138,463
確定給付制度債務の現在価値に係る変動
2015年4月1日 . . . 121,290 2,444,631 2,565,921
企業結合 . . . 17,962 – 17,962
勤務費用 . . . 3,115 293 3,408
利息費用 . . . 994 100,009 101,003
再測定
人口統計上の仮定の変化により
生じた数理計算上の差異 . . . 18 (65,717) (65,699) 財務上の仮定の変化により
生じた数理計算上の差異 . . . 6,195 (34,363) (28,168) 実績による修正 . . . 27 10,986 11,013 給付支払額 . . . (9,505) (85,614) (95,119) 為替換算差額 . . . – (151,739) (151,739)
その他 . . . (1,642) (9,496) (11,138)
2016年3月31日 . . . 138,454 2,208,990 2,347,444
制度資産の公正価値に係る変動
2015年4月1日 . . . – (1,427,458) (1,427,458)
利息収益 . . . – (58,546) (58,546)
再測定
制度資産に係る収益 . . . – 81,612 81,612 給付支払額 . . . – 74,645 74,645 会社拠出額 . . . – (6,594) (6,594) 為替換算差額 . . . – 87,220 87,220
2016年3月31日 . . . – (1,249,121) (1,249,121)
確定給付負債の純額の残高
2016年3月31日 . . . $138,454 $ 959,869 $ 1,098,323
b. 制度資産の公正価値
制度資産の公正価値は、以下の通りです。
2015年3月31日
(米国)
(単位:百万円)
活発な市場における 公表市場価格が あるもの
活発な市場における 公表市場価格が
ないもの 合計
株式(米国) . . . ¥40,376 ¥ 46 ¥ 40,422 株式(米国以外) . . . 24,205 98 24,303 固定利率の投資 . . . – 52,504 52,504 不動産投資 . . . – 14,425 14,425
その他 . . . 11,719 17,473 29,192
合計 . . . ¥76,300 ¥84,546 ¥160,846
2016年3月31日
(米国)
(単位:百万円)
活発な市場における 公表市場価格が あるもの
活発な市場における 公表市場価格が
ないもの 合計
株式(米国) . . . ¥24,020 ¥12,287 ¥ 36,307 株式(米国以外) . . . 10,598 10,897 21,495 固定利率の投資 . . . – 45,224 45,224 不動産投資 . . . – 15,737 15,737
その他 . . . 8,287 13,701 21,988
合計 . . . ¥42,905 ¥97,846 ¥140,751
(単位:千米ドル)
活発な市場における 公表市場価格が あるもの
活発な市場における 公表市場価格が
ないもの 合計
株式(米国) . . . $213,170 $109,043 $ 322,213 株式(米国以外) . . . 94,054 96,707 190,761 固定利率の投資 . . . – 401,349 401,349 不動産投資 . . . – 139,661 139,661
その他 . . . 73,545 121,592 195,137
合計 . . . $380,769 $868,352 $1,249,121
制度資産の投資ポートフォリオは、制度資産の積立目的の長期期待収益率を上回る長期の名目的 収益率(手数料控除後)を達成することを目標としており、アセット・アロケーション・ポリシーに基づ き、目標分散投資比率が定められています。
2016年3月31日における制度資産の積立目的の長期期待収益率は7.75%(2015年3月31日
は7.75%)であり、目標分散投資比率は以下の通りです。なお、実際の分散投資比率は、目標分散
投資比率からスプリントの投資方針で各資産分類ごとに定められた範囲内で乖離することが許容さ れています。
目標分散投資比率(%)
2015年3月31日 2016年3月31日 株式(米国) . . . 38 38 株式(米国以外) . . . 16 16 固定利率の投資 . . . 28 28 不動産投資 . . . 9 9 その他 . . . 9 9
c. 数理計算上の仮定
確定給付制度債務の現在価値の算定に用いられた主要な数理計算上の仮定は、以下の通りです。
2015年3月31日 2016年3月31日
日本 米国 日本 米国
割引率(%) . . . 0.8 4.2 0.2 4.3
d. 感応度分析
感応度分析は期末日において合理的に推測し得る仮定の変動に基づき行われています。また、感 応度分析は分析の対象となる数理計算上の仮定以外のすべての数理計算上の仮定が一定であるこ とを前提としていますが、実際には他の数理計算上の仮定の変化が影響する可能性があります。
主要な数理計算上の仮定が変動した場合の確定給付制度債務への影響は、以下の通りです。
2015年3月31日
確定給付制度債務への影響
変動 日本 米国 合計
割引率 . . . . 0.5%の上昇 632百万円の減少 19,948百万円の減少 20,580百万円の減少
0.5%の低下 669百万円の増加 22,712百万円の増加 23,381百万円の増加
2016年3月31日
確定給付制度債務への影響
変動 日本 米国 合計
割引率 . . . . 0.5%の上昇 604百万円の減少 16,902百万円の減少 17,506百万円の減少
0.5%の低下 648百万円の増加 19,944百万円の増加 20,592百万円の増加
確定給付制度債務への影響
変動 日本 米国 合計
割引率 . . . . 0.5%の上昇 5,360千米ドルの減少 150,000千米ドルの減少 155,360千米ドルの減少
0.5%の低下 5,751千米ドルの増加 176,997千米ドルの増加 182,748千米ドルの増加
e. 将来キャッシュ・フローに与える影響
(a)制度資産の積立方針および翌期における制度資産への予想拠出額
(米国)
関連する規制にもとづき、最低積立要件を満たすために必要な金額を、制度資産に拠出する 方針です。
2017年3月31日に終 了する1年 間における制 度 資 産への拠 出 予 定 額は5,668百 万 円
(50,302千米ドル)です。
(b)確定給付制度債務に係る満期分析
(日本)
2016年3月31日における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは9.5年です。
(米国)
2016年3月31日における確定給付制度債務の加重平均デュレーションは15.7年です。