【連結財務諸表注記】
32. 株式に基づく報酬
当社は、株式に基づく報酬として、ストック・オプション制度、制限付株式報酬(Restricted Stock Unit) 制度およびファントム・ストック制度を導入しています。
株式に基づく報酬は、当社の株主総会または取締役会において承認された内容に基づき、当社の役員お よび従業員、その他のサービス提供者に付与しています。
株式に基づく報酬は、持分決済型株式報酬または現金決済型株式報酬として会計処理しています。株式 に基づく報酬に係る費用および負債の認識額は以下の通りです。
株式に基づく報酬に係る費用
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に
終了した1年間 2016年3月31日に 終了した1年間 持分決済型 . . . ¥13,073 ¥15,979 $141,809 現金決済型 . . . 2,861 6,900 61,235 合計 . . . ¥15,934 ¥22,879 $203,044
株式に基づく報酬から生じた負債
(単位:百万円) (単位:千米ドル)
2015年3月31日 2016年3月31日 2016年3月31日 負債の帳簿価額 . . . ¥2,861 ¥9,151 $81,212 うち権利確定した負債 . . . – – –
(1)ストック・オプション制度 a. ストック・オプション制度の内容
当社は持分決済型および現金決済型の株式に基づく報酬としてストック・オプション制度を導入し ています。
2015年3月31日に終了した1年間および2016年3月31日に終了した1年間において存在する 当社のストック・オプション制度は、以下の通りです。
(a)ソフトバンクグループ(株)
ソフトバンクグループ(株)は役員及び従業員に対し、ストック・オプションを付与しています。
ストック・オプションの行使により付与される株式は、ソフトバンクグループ(株)が発行する株式 です。
発行年度・名称 付与日 行使期限
2010年度第6回予約権(注1) . . . 2010年8月27日 2017年6月30日 2013年度第7回予約権(注2) . . . 2013年7月31日 2021年6月30日
(注1)権利確定条件
本新株予約権の新株予約権者(以下「本新株予約権者」)は、以下のa乃至cに掲げる条件がすべて満たされた場合にしか、
本新株予約権を行使することができない。
a. ソフトバンクグループ(株)が金融商品取引法に基づき提出した有価証券報告書に記載された2010年3月期、2011 年3月期および2012年3月期の連結キャッシュ・フロー計算書におけるフリー・キャッシュ・フローの合計額が、1兆 円を超えること。
b. ソフトバンクグループ(株)が金融商品取引法に基づき提出した有価証券報告書に記載された2012年3月期の連結 貸借対照表における純有利子負債の金額が0.97兆円未満であること。
c. ソフトバンクグループ(株)が金融商品取引法に基づき提出した有価証券報告書に記載された2011年3月期および 2012年3月期の連結損益計算書における営業利益の合計額が、1.1兆円を超えること。
また、本新株予約権者が行使可能な本新株予約権の数は、以下のa乃至dの規定に定める数に限られる。ただし、行使 可能な本新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てた数とする。
a. 2012年7月1日から2013年6月30日までは、割り当てられた本新株予約権の数の25%まで
b. 2013年7月1日から2014年6月30日までは、上記aに掲げる期間に行使した本新株予約権とあわせて、割り当てら れた本新株予約権の数の50%まで
年 月 日から 年 月 日までは、上記 および に掲げる期間に行使した本新株予約権とあわせて、割 り当てられた本新株予約権の数の75%まで
d. 2015年7月1日から2017年6月30日までは、上記a乃至cに掲げる期間に行使した本新株予約権とあわせて、割り 当てられた本新株予約権の数の100%まで
権利確定に際し、付与日から権利確定日まで在籍していることが求められ、権利確定後であっても退職した場合は権利を 失効します。
(注2)権利確定条件
本新株予約権の新株予約権者(以下、「本新株予約権者」という。)は、当社が金融商品取引法に基づき2016年6月に提 出する2016年3月期に係る有価証券報告書に記載された同期の連結損益計算書において、営業利益の額(以下「目標指 標」という。)が、1.2兆円(以下「目標金額」という。)を超えた場合に限り、本新株予約権を行使することができる。この他、
会計方針の変更等の事情により、目標指標または目標金額の変更が必要な場合には、ソフトバンクグループ(株)は合理 的な範囲でこれらを変更することができる。
また、当初割り当てを受けた本新株予約権の付与株式数の合計が10,000株以上の本新株予約権者が、以下のa乃至 cに掲げる時期に行使可能な本新株予約権の数は、当該規定に定める数に限られる。ただし、行使可能な本新株予約権 の数に1個未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てた数とする。
a. 2016年7月1日から2017年6月30日までは、割り当てられた本新株予約権の数の25%まで
b. 2017年7月1日から2018年6月30日までは、上記aに掲げる期間に行使した本新株予約権とあわせて、割り当てら れた本新株予約権の数の50%まで
c. 2018年7月1日から2021年6月30日までは、上記aおよびbに掲げる期間に行使した本新株予約権とあわせて、割 り当てられた本新株予約権の数の100%まで
権利確定に際し、付与日から権利確定日まで在籍していることが求められ、権利確定後であっても退職した場合は権利 を失効します。
(b)スプリント
スプリントは役員、従業員およびその他のサービス提供者に対し、ストック・オプションを付与 しています。ストック・オプションの行使により付与される株式は、Sprint Corporationが発行 する株式です。
発行年度・名称 付与日 行使期限
Nextel Incentive Equity Plan . . . 自2004年5月24日
至2005年5月26日 自2014年5月24日 至2015年5月26日 1997 Long-Term Incentive Program . . . 自2005年2月8日
至2007年2月27日 自2015年2月8日 至2017年2月27日 2007 Omnibus Incentive Plan . . . 自2007年7月9日
至2015年5月31日 自2017年7月9日 至2025年5月31日 2015 Omnibus Incentive Plan . . . 自2015年8月25日
至2016年2月3日 自2025年8月25日 至2026年2月3日
(注)権利確定条件
通常、勤務期間の要件を満たした場合に権利が確定します。権利確定期間は通常3年間であり、当該期間中に毎期均等に 権利が確定します。
(c)スーパーセル
スーパーセルは従業員に対し、ストック・オプションを付与しています。ストック・オプション の行使により付与される株式は、Supercell Oyが発行する株式です。
発行年度・名称 付与日 行使期限
Supercell Oy Share option program . . . 自2011年3月31日
至2014年4月1日 自2014年9月17日 至2021年3月31日
(注)権利確定条件
勤務期間の要件を満たした場合に権利が確定します。権利確定期間は4年間であり、株式報酬契約の締結後1年または勤 務開始後1年で全体の25%の権利が確定し、残余については、その後3年間にわたり毎月均等に権利が確定します。
(d)ブライトスター
ブライトスターは役員、従業員およびその他のサービス提供者に対し、持分決済型および現 金決済型のストック・オプションを付与しています。
発行年度・名称 付与日 行使期限
Brightstar Global Group Inc.
2006 Stock Incentive Plan(注1)
自2006年7月12日
至2014年1月21日 自2016年7月12日 至2024年1月21日 Brightstar Global Group Inc. 2016
Stock Incentive Plan(注2)
2016年3月15日 自2017年1月1日
至2017年2月28日
(注1)権利確定条件
通常、勤務期間の要件を満たした場合に権利が確定します。権利確定期間は4年間までの期間であり、当該期間中に毎 期均等に権利が確定します。ストック・オプションの行使においては、Brightstar Global Group Inc.株式に代えて現金 で決済する選択権をブライトスターが保有しており、当該ストック・オプションは持分決済型として会計処理しています。
ストック・オプションの行使により付与される株式は、Brightstar Global Group Inc.が発行する株式です。
(注2)権利確定条件
勤務期間の要件を満たした場合に権利が確定し、権利確定期間は1年間です。ストック・オプションの行使においては、
Brightstar Global Group Inc.株式に代えて現金で決済する選択権をブライトスターが保有しており、当該ストック・オ
プションは現金決済型として会計処理しています。
(e)ヤフー(株)
ヤフー(株)は役員および従業員に対し、ストック・オプションを付与しています。ストック・オ プションの行使により付与される株式は、ヤフー(株)が発行する株式です。
なお、ヤフー(株)は、2013年9月30日を基準日、2013年10月1日を効力発生日として、株 式1株につき100株の割合で株式分割を実施しています。株式分割前に付与されたストック・
オプションについては、当該株式分割の影響を調整後の数値を記載しています。
発行年度・名称 付与日 行使期限
2005年度(注1) 2006年5月2日 2015年6月17日
2006年度(注1) 自2006年9月6日
至2007年2月7日 自2016年8月23日 至2017年1月24日
2007年度(注1) 自2007年5月8日
至2008年2月13日 自2017年4月24日 至2018年1月30日
2008年度(注1) 自2008年5月9日
至2009年2月10日 自2018年4月25日 至2019年1月27日
2009年度(注1) 自2009年5月12日
至2010年2月10日 自2019年4月28日 至2020年1月27日
2010年度(注1) 自2010年5月11日
至2011年2月8日 自2020年4月27日 至2021年1月25日
2011年度(注1) 自2011年6月3日
至2012年2月17日 自2021年5月20日 至2022年2月3日
2012年度
第1回(注1) 第2回(注2)
2012年5月16日
2013年3月1日 2022年5月2日
2023年2月28日
2013年度
第1回(注3) 第2回(注4)
2013年5月17日
2013年11月19日 2023年5月16日
2023年11月18日
2014年度
第1回(注4) 2014年5月26日 2024年5月25日
(注1)権利確定条件
主に付与日から2年経過後段階的に権利が確定します。段階的な権利確定は付与日から2年後に全体の付与数の2分の 1が、その後の2年間で各年毎に全体の付与数4分の1ずつ確定します。
権利確定に際し、付与日から権利確定日まで在籍していることが求められ、権利確定後であっても退職した場合は権 利を失効します。
(注2)権利確定条件
2014年3月期から2019年3月期までのいずれかの期の営業利益が下記(i)または(ii)に掲げる各金額を超過した場合、
営業利益の水準を最初に充たした期に応じて、それぞれ定められた割合の個数が確定します。
(i)営業利益が2,500億円を超過した場合 達成期:2016年3月期まで 行使可能割合:20%
達成期:2017年3月期 行使可能割合:14%
達成期:2018年3月期 行使可能割合:8%
達成期:2019年3月期 行使可能割合:2%
(ii)営業利益が3,300億円を超過した場合 達成期:2016年3月期まで 行使可能割合:80%
達成期:2017年3月期 行使可能割合:56%
達成期:2018年3月期 行使可能割合:32%
達成期:2019年3月期 行使可能割合:8%
権利確定に際し、付与日から権利確定日まで在籍していることが求められ、権利確定後であっても退職した場合は権利 を失効します。
(注3)権利確定条件
2014年3月期から2019年3月期までのいずれかの期の営業利益が下記(i)または(ii)に掲げる各金額を超過した場合、
各新株予約権者に割り当てられた新株予約権のうち、それぞれ定められた割合の個数を行使できます。
(i)営業利益が2,500億円を超過した場合行使可能割合:20%
(ii)営業利益が3,300億円を超過した場合行使可能割合:80%
権利確定に際し、付与日から権利確定日まで在籍していることが求められ、権利確定後であっても退職した場合は権利 を失効します。
(注4)権利確定条件
2015年3月期から2019年3月期までのいずれかの期において、営業利益が3,300億円を超過した場合に行使すること
ができます。
権利確定に際し、付与日から権利確定日まで在籍していることが求められ、権利確定後であっても退職した場合は権 利を失効します。
b. 期中に付与したストック・オプションの公正価値
期中に付与したストック・オプションについて、測定日時点の加重平均公正価値と公正価値の測 定方法は、以下の通りです。
スプリント
期中に付与したストック・オプションの測定日時点の加重平均公正価値は2.03米ドルです。
公正価値の測定方法は、以下の通りです。
2016年3月31日に終了した1年間
発行年度・名称 2007 Omnibus
Incentive Plan 2015 Omnibus Incentive Plan 使用した評価技法 ブラック・ショールズ式 ブラック・ショールズ式 主な基礎数値および見積方法:
加重平均株価 4.70米ドル 4.24米ドル
加重平均行使価格 4.70米ドル 4.24米ドル
株価変動性(注) 42.05% 58.93%
予想残存期間 6年 6年
予想配当 – –
無リスク利子率 1.84% 1.72%
(注)測定日のSprint Corporation株式の株価とオプション価格から算定されるインプライド・ボラティリティに基づき決定しています。