Financial Section
25. 重要な後発事象
当社の連結財務諸表が発行できる状態となった
2011
年6
月24
日までの期間において、後発事象の評価を行った結果、該 当する事項は次のとおりです。当社は
2010
年5
月18
日に開催された取締役会の決議に基 づき、発行価額の総額が10,000
百万円(120
百万米ドル)の2016
年 満 期0.613%
利 付 普 通 社 債 及び、20,000
百 万 円(
241
百万米ドル)の2021
年満期1.378%
利付普通社債を、2011
年6
月6
日に日本で発行しました。
2011
年6
月24
日開催の定時株主総会において、2011
年3
月31
日現在の株主に対して、1
株当たり9.0
円(0.11
米ドル)、総額
14,236
百万円(171
百万米ドル)の現金配当を行うこと が決議されました。なお、支払請求の効力発生日は、2011
年6
月27
日です。和文アニュアルレポートの発行及び監査について
当社は、当社の事業概要及び
SEC
基準での連結決算内容を中心としたアニュアルレポートを英文にて作成し皆様に提供しておりま す。しかしながら、アニュアルレポートの開示における公平性及び充実化の観点から、英文のアニュアルレポートに加え、2000
年3
月期より和文のアニュアルレポートを発行することといたしました。和文アニュアルレポートの発行にあたっては、財務報告部分の英文と和文との表現における相違がなきよう、当社の独立監査人 のレビューを受けておりますが、正式な監査を受けたものではありません。
このアニュアルレポートが、皆様にとって弊社をご理解いただく上でお役に立てれば幸いです。
尚、英文アニュアルレポートの財務セクションについては、下記のとおり、英文の監査報告書が添付されております。
2009
年3
月期より、我が国でも金融商品取引法に基づく内部統制報告制度が導入されました。当社においても、米国の 企業改革法ではなく、我が国の金融商品取引法に基づく内部統制報告制度に従い財務報告に係る内部統制の評価を実施 し、監査法人による、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査基準に準拠した監査を 受けています。
2011
年3
月期において、当社は財務報告に係る内部統制の評価を実施した結果、2011
年3
月期の当社の財務報告に係 る内部統制は有効であると判断し、その旨、「内部統制報告書」に記載しています。また、当社の「内部統制報告書」につい ては、監査法人が我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の監査基準に準拠した監査を実施 した結果、監査法人より適正意見を表明する旨の「監査報告書及び内部統制監査報告書」を受領し、当社の有価証券報告 書に掲載しています。なお、前頁に掲載されている「独立監査人の監査報告書」は、米国において一般に公正妥当と認められた監査基準に準拠 した監査が前提となるため、監査法人による、財務報告に係る内部統制の監査に関する意見表明は記載されていません。
伊藤忠商事株式会社
内部統制報告書
読者の皆様へ
次に提示しましたのは、日本の金融商品取引法に基づいて提出された経営者の財務報告に係る内部統制報告書の写しであり、補足的情報として掲載 しているものです。
金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の経営者評価と、米国公認会計士協会(以下「AICPA」)が設定した保証業務の基準に基づく財 務報告に係る内部統制の経営者評価には異なる点があります。
金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の経営者評価では、評価範囲に関して、事業拠点や勘定科目の選定における定量指針が設定され ているなど、詳細なガイダンスが規定されております。一方、AICPAにより設定された保証業務の基準に基づく財務報告に係る内部統制の経営者評 価ではそのような詳細なガイダンスはありません。このため、業務プロセスに関する内部統制の評価範囲に関しておおよその目安となる上記の定量指 針に基づき、重要な事業拠点の選定に当たって、収益及び売上総利益の3分の2を超える範囲を対象といたしました。選定した重要な事業拠点にお いては、企業の事業目的に大きく関わる勘定科目として収益、売上総利益、売掛金、たな卸資産及び投融資関連の勘定科目に係る業務プロセスを評 価の対象といたしました。
1. 財務報告に係る内部統制の基本的枠組みに関する事項
代表取締役社長岡藤正広及び最高財務責任者関忠行は、当社の財務報告に係る内部統制の整備及び運用に責任を有しており、企業 会計審議会の公表した「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実 施基準の設定について(意見書)」に示されている内部統制の基本的枠組みに準拠して財務報告に係る内部統制を整備及び運用してお ります。
なお、内部統制は、内部統制の各基本的要素が有機的に結びつき、一体となって機能することで、その目的を合理的な範囲で達成し ようとするものであります。このため、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができな い可能性があります。
2. 評価の範囲、基準日及び評価手続に関する事項
財務報告に係る内部統制の評価は、当事業年度の末日である平成23年3月31日を基準日として行われており、評価に当たっては、一 般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠いたしました。
本評価においては、連結ベースでの財務報告全体に重要な影響を及ぼす内部統制(全社的な内部統制)の評価を行った上で、その結 果を踏まえて、評価対象とする業務プロセスを選定しております。当該業務プロセスの評価においては、選定された業務プロセスを分析 した上で、財務報告の信頼性に重要な影響を及ぼす統制上の要点を識別し、当該統制上の要点について整備及び運用状況を評価する ことによって、内部統制の有効性に関する評価を行いました。
財務報告に係る内部統制の評価の範囲は、当社並びに連結子会社及び持分法適用会社について、財務報告の信頼性に及ぼす影響 の重要性の観点から必要な範囲を決定いたしました。財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性は、当連結会計年度の連結会社間取引 消去前の「収益」、「売上総利益」、「資産合計」(持分法適用会社の場合には、持分法適用会社に対する投資の帳簿価額)、「法人税等 及び持分法による投資損益前利益に持分法による投資損益を加算した数値」の4つの指標の金額的及び質的影響の重要性を考慮して 決定しており、当社並びに連結子会社及び持分法適用会社152社(注)を対象とした結果、連結ベースの95%程度をカバーしておりま す。当社並びに上記152社の全社的な内部統制の評価結果を踏まえ、業務プロセスに係る内部統制の評価範囲を合理的に決定いたし ました。
(注) 上記152社は当社が直接投資している会社であり、内部統制の評価範囲は、当該会社の連結対象会社についても含める方針としております。加えて、特別目的事業体につい ては152社に含まれておりませんが、主要な特別目的事業体については別途評価範囲として追加しております。なお、152社以外の会社については、金額的及び質的重要性 の観点から僅少であると判断し、全社的な内部統制の評価範囲に含めておりません。
業務プロセスに係る内部統制の評価範囲については、まず各事業拠点の連結会社間取引消去前の収益及び売上総利益の指標を基 に事業拠点を選定し、加えて、重要な虚偽記載の発生可能性が高く、見積りや予測を伴う重要な勘定科目に係る業務やリスクが大きい 取引を行っている事業又は業務などの定性的な側面を考慮し事業拠点の追加を行い、当社並びに41社を「重要な事業拠点」といたし ました。選定した重要な事業拠点の連結会社間取引消去前の収益及び売上総利益の当事業年度決算数値の合計は、収益及び売上総 利益の当事業年度決算数値の2/3を十分に上回っていることを確認いたしました。選定した重要な事業拠点においては、企業の事業目 的に大きく関わる勘定科目として収益、売上総利益、売掛金、たな卸資産及び投融資関連の勘定科目に係る業務プロセスを評価の対象 といたしました。
3. 評価結果に関する事項
上記の評価の結果、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は有効であると判断いたしました。
4. 付記事項
該当事項はありません。
5. 特記事項
該当事項はありません。