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第2節 重点的に進めていく3施策
重点施策Ⅰ 「地域の特性」を生かした高齢者を支えるしくみづくり 高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けていくためには、介護保険サービスや 市独自のサービスが充実していることに加え、高齢者も含めた市民が主体的に 地域の担い手となって、お互いに生活を支援する体制を整備していく必要があ ります。田辺市における社会資源と、地域で活動する多くの人々による「地域 の特性」を生かし、市と市民等が一体となって、高齢者を地域で見守り支え合 うしくみづくりを進めます。
【現状と課題】
現在、普段の生活において生きがいを感じ、自分は健康であると感じている 高齢者の割合は非常に高くなっていることから、平均寿命の延伸により長くな った高齢期を、生きがいを持って生活することは、健康を保持していくために も重要です。このため、今後も引き続き高齢者の生きがいづくり・仲間づくり を推進していく必要があります。
【今後の方策】
高齢者が生きがいを持って、明るく活力に満ちた高齢期を過ごすため、住み 慣れた地域において、生きがいづくりや高齢者同士のふれあい、世代間交流を 図るための各種生きがい対策事業を実施し、高齢者の生きがいづくり・仲間づ くりを推進します。
住民同士の支え合いの地域づくりを推進していくため、掃除、食事づくり、
洗濯等の家事支援、見守り、話し相手等の生活支援など、高齢者等の日常の困 りごとを住民相互に助け合うことのできるよう、介護予防・日常生活支援総合 事業等により、住民の自主的な取組みを支援します。
重点施策Ⅱ 健康づくりと介護予防の推進による健康寿命の延伸 高齢者が健康でいきいきといつまでも暮らしをしていくためには高齢期の特 性を踏まえた健康づくりが必要です。そのために、要介護の原因となるロコモ ティブシンドロームの予防など健康づくりの普及啓発や機会の提供を行うとと もに、地域において自主的な介護予防に関する活動が広く実施され、高齢者が 積極的に健康づくりや介護予防に取組むことができるようなしくみづくりを進 めます。
【現状と課題】
健康は、すべての市民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち、心豊か に自分らしい生活を続けるために、最も優先されるものです。
近年、人々のライフスタイルも多様化し、物質的な豊かさを求める時代か ら、心の豊かさやゆとり・活力を求める時代へと大きく転換し、心身共に健康 づくりを強く意識した生活がますます重要視されてきています。
しかしながら、高齢化の進展に伴い、現状のまま推移すると 2025 年には、
要介護認定者数は 2016 年の約 1.4 倍に増加すると予測されています。平均寿 命の延伸以上に健康寿命を延ばしていくことは、個人の生活の質の低下を防止 するとともに、社会的負担を軽減する上でも重要です。
このため、高齢期に適した健康づくりや介護予防に取組むことができるよう に推進することが重要になります。
【今後の方策】
健康寿命を延ばすためには生活習慣病予防等の改善に加え、栄養・食生活、
運動・身体活動、口腔機能向上など高齢期の特性を踏まえた健康づくりの推進 する必要があり、各種介護予防教室の開催と身近な会場にて開催される介護予 防活動が継続できるように支援をしていきます。
重点施策Ⅲ 認知症高齢者への支援体制の充実
認知症高齢者の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で安心して暮ら し続けられるよう、認知症高齢者の早期発見・早期診断体制の充実や、認知症 に係る医療と福祉・介護の連携強化を図るとともに、若年性認知症をふくむ認 知症高齢者とその家族への適切な支援の提供や地域住民に対して正しい知識の 普及などの取組みを推進していきます。
【現状と課題】
今後の急速な高齢化に伴い、認知症高齢者はさらに増加していくことが見込 まれています。このため、認知症高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続 けられるよう、本人やその家族への一層の支援を図るとともに、認知症高齢者 に早期段階から関わり、それぞれの状態に応じた適切なサービスを提供してい く必要があります。
【今後の方策】
認知症の状態に応じた適切な医療や介護サービスなどの提供の流れを示した 認知症ケアパスや認知症についての正しい知識の普及、情報提供を推進しま す。さらにケアパスに対応した高齢福祉サービスの提供を行うことにより、本 人や家族への支援を行っていきます。
また、医療機関、介護サービス事業所などと相互に連携して、地域における 支援体制を構築するとともに、地域包括支援センターに認知症初期集中支援チ ームを配置し、本人やその家族の意向を十分に把握する中で、早期段階からの 適切な支援を行うなどさまざまな認知症施策をさらに推進します。
第3節 基本目標1 支え合いの地域づくりをすすめます
施策1 「地域の特性」を生かした高齢者を支えるしくみづくり
高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けていくためには、介護保険サービスや 市独自のサービスが充実していることに加え、高齢者も含めた市民が主体的に 地域の担い手となって、お互いに生活を支援する体制を整備していく必要があ ります。田辺市における社会資源と、地域で活動する多くの人々による「地域 の特性」を生かし、市と市民等が一体となって、高齢者を地域で見守り支え合 う仕組みづくりを進めます。
【現状と課題】
ひとり暮らし高齢者や高齢者のみ世帯の増加の中、今後、ますます地域によ る高齢者の見守りや支え合いが一層重要となり、地域で支え合う仕組みづくり を更に進める必要があります。
高齢者の生活を支えるサービス等の充実及び支え合いの推進のために、田辺 市社会福祉協議会及び関係機関等に生活支援コーディネーターを配置していま す。
日常生活で必要な支援の充実・強化について検討を行うため、市民や関係機 関等で構成する協議体を配置しました。協議体ではそれぞれの課題をもとに、
地域における生活支援・介護予防サービスの提供体制の整備に向けた取組みを 推進するための活動や、定期的な情報の共有・連携強化等に取組んでいます。
社会福祉協議会が推進する地域型サロン活動などと合わせて、地域支え合い 活動の立ち上げや運営を支援し、地域の住民相互の支え合い活動で高齢者を支 えています。
現在、普段の生活において生きがいを感じ、自分は健康であると感じている 高齢者の割合は非常に高くなっていることから、平均寿命の延伸により長くな った高齢期を、生きがいを持って生活することは、健康を保持していくために も重要です。このため、今後も引き続き高齢者の生きがいづくり・仲間づくり を推進していく必要があります。
【今後の方策】
高齢者を地域で支えるための仕組みづくりをさらに進めるため、また様々な生 活支援ニーズに対応していくために行政サービスだけでなく、協議体の活動等 により創出・拡充される地域資源を活用しながら、住民同士の地域づくりを推 進していきます。
高齢者が生きがいを持って、明るく活力に満ちた高齢期を過ごすため、住み 慣れた地域において、生きがいづくりや高齢者同士のふれあい、世代間交流を 図るための各種生きがい対策事業を実施し、高齢者の生きがいづくり・仲間づ くりを推進します。
地区老人クラブが行っている介護予防教室などの様々な場を活用して、高齢 者を見守るポイントや、異変に気付いた際の連絡先などを市民等に周知するこ とで、高齢者を見守る体制づくりを進めます。
住民同士の支え合いの地域づくりを推進していくためには、掃除、食事づく り、洗濯等の家事支援、見守り、話し相手等の生活支援など、高齢者等の日常 の困りごとを住民相互に助け合う介護予防・日常生活支援総合事業により、日 常生活を支援します。
(介護予防・日常生活支援総合事業)
「介護予防・生活支援サービス事業」の対象者は、要支援1・2の認定を受 けた方もしくは基本チェックリストの結果により生活機能の低下が確認された 65 歳以上の方(事業対象者)です。「訪問サービス」と「通所サービス」があ り、それぞれ、総合事業導入前に要支援1・2の認定者が利用していた予防給 付の訪問介護、通所介護に相当するものです。
住民等の多様な主体の参画という観点から、田辺市が認める研修を修了した 生活援助員等が利用者宅を訪問して生活援助(掃除、洗濯、調理、生活必需品 の買い物等の支援)を行う生活援助サービスなども開始しています。
サービス提供基盤の脆弱な地域である本宮圏域では、緩和した基準で行う通 所介護サービスの開始をしています。