で00
80
正 60
反 応
率 40
2)遅延時間からみた正反応率の比較
(1)全条件の遅延時間ごと正反応率の推移
全ての条件の正反応率を遅延時間ごとに平均し,その正反応率の推移が比較 された。全ての参加者は,共通して遅延時間が延長されると,正反応率は緩や
かに低下している。(図皿一22,23,2425)
(%)
100
80
正
60
反応 率40
20
0
参加者1
0 30 60 90 120 180
(秒)
遅延時間
図三一22 遅延時間別正反応率の比較(参加者1)
(%)
100
80
正 反 60
応 率 40 20
0 (秒)
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 遅延時間
参加者2
図皿一23遅延時間別正反応率の比較(参加者2)
一48一
(%)
100
80正
反 60
応 率 40 20
0 0
図皿一24
参三者3
(%)
100
80正 反 60
古 座 40 20
0 0
図IH−25
2 4 6 8 10 12 14
遅延時間別正反応率の比較(参加者3)
(秒)
16 18 20 遅延時間
参加者4
2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
遅延時間別正反応率の比較(参加者4)
(秒)
25 30 35 40 遅延時間
(2)見本刺激提示条件からみた遅延時間の正反応率の比較
「音声+写真(A)」「音声+実物のみ(A)」,「音声+写真(B)」「音声+実物 操作提示(B)」,「音声+写真(C)」「音声+実物操作模倣(C)」の各条件におけ
る遅延時間ごと正反応率の推移が比較された。
参加者1は,「音声+写真(A)」「音声+実物のみ(A)」,「音声+写真(B)」「音 声+実物操作提示(B)」,「音声+写真(C)」の条件では,30秒〜180秒の遅延 時間における見本合わせの正反応率は,90%前後(88.0%〜944%)であり,こ れらの条件間および各遅延時間には差はみられなかった。しかし,「音声+実 物操作模倣(C)」条件における見本合わせの正反応率のみがいずれの遅延時間 においてもチャンスレベルを若干上回る程度であった。
参加者2〜4においては,いずれも以下の共通した結果が得られている。
①2秒遅延時間の正反応率が他の遅延時間の正反応率より低かった。
②各遅延時間ごとの正反応率には,明確な差は見られなかった。
③各遅延時間において正反応率の変動が大きく,正反応率のよい刺激提示条件 が遅延時間によって入れ替わり,一定の結果が得られなかった。
④遅延時間を延長していくと少しずつではあるが,正反応率は低下していった。
以上の結果は,図皿一26,27,28,29に示されている。
.50一
100 80
正 反 60 応 率
40 20
0
(%)
レー・ロ・一音声+写真(A)
一一│一一音声+実物のみ(A)
1
・・一?E・音声+写真(B)
一一色一一音声+実物操作提示(B)
参加者1
一一・潤c音声+写真(C)
沿鼈皷ケ声+実物操作
こ::冒一・一 ・
− り・
. , 圏与
モ,
◎;=㌦
@ ≡
.嚇 .
@、D落な二:
しり 9. .
冒@「
0 30 60 90 120 180
(秒)
遅延時間
図皿:一26 見本刺激提示条件別遅延時間ごとの正反応率の比較(参加者1)
100 80
正 60反 応 率
40 20
0
(%)
1一一一〔1…音声+写真(A)
i一咽トー音声+実物のみ(A)
参加者2
i…ム・・音声+写真(B)
鼈黹gー音声+実物操作提
E一・処鼈黶E音声+写真(C)
、
宦f、 一一Z一一音声+実物操作模
φ
… . し
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ソ二て、
二:1
:≧ミ:
、、□ =N ∴、1 ・〜::
◎ .¥ ■ 匂 ■ 一 . 一 開
@ 、@ ・ ・
@ 、 , 、
D、
ρ
A e 、 ■
「 φ
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24
(秒)
遅延時間
図皿一27見本刺激提示条件別遅延時間ごとの正反応率の比較(参加者2)
100 80
正 反 60
応 率
40
20
0
(%)
i二:L壽瓢「
…△…音声+写真(B)
」一音声+実物操作提示(B)
参加者3
El・・一〇…音声+写真(c)
皷ケ声+実物操作模倣(C) 1
、り 噸. ・
、 . ■ ρ C・
、.、,一 一 、㌔.ば∂ ・、
@・@℃}
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、◎ ρ 、
@ 敦
、 , 、 □
△噸 、 ρ
? o
S
・…「. 、 ら ・ 噂
・.
A
こ△、し
(秒)
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20
遅延時間
図皿一28 見本刺激提示条件別遅延時間ごとの正反応率の比較(参加者3)
…ロ…音声+写真(A)
一一。一一音声+実物のみ(A)
董00
80
正 反 60
応 率
40
20
0
%)
@参加者4
1 歴音声+写真(B) l
鋳 講 欝提示(B)1 一一〇一一音声+実物操作模倣(C)
,
、
@ こ
X.
卿
Eン・、 ◎
̲Ox
・:一 一
A一= 、、
・≧ . .
@ 、
二て
.@ 、
A ■
「 □ 8 、 ひ◎
、◎ ■
S
、 o、 ρS
…○・ △、 、噸噸 、 、 、 、
、
0246810121416182025303540
遅延時間(秒)図皿一29見本刺激提示条件別遅延時間ごとの正反応率の比較(参加者4)
52一
3)遅延時間ごと各見本刺激提示条件の正反応率
遅延時間ごとに各条件の正反応率が比較された(図皿一30,31,32,33)。
参加者1は,30秒から30秒刻みで180秒までの遅延時間で条件の正反応率 の推移が比較された。どの遅延時間においても共通していたことは,「音声+
実物操作模;倣(C)」の正反応率は低かったことである。しかし,他の条件にお いては,明確な差は見られなかった。180秒遅延時間で「音声+実物のみ(A)」
の正反応率が若干よいといえる。
参加者2〜4においては,2秒から2秒刻みで遅延時間が延長された。2秒 と4秒の遅延時間は,6セッションの平均の正反応率であり,6秒以降は,1 セッションずつの正反応率の結果である。
参加者2〜4においては,1セッションずっということも影響しているのか 正反応率のよい条件が頻繁に入れ替わっている。
参加者2は,18秒〜24秒までの間は,「音声+実物操作模倣(C)」の正反応 率は,55.5%で安定していることがわかる。
参加者3と4は,遅延時間ごとに正反応率のよい条件が頻繁に入れ替わって いるので,どの条件が効果があるということは,明確にはされなかった。
100
80
正 60反 応 率
40
20
0
(%)
30秒 60秒 90秒 120秒
日音声+写真(A)
ロ音声+実物のみ(A)
国音声+写真(B)
目音声+実物操作提示(B)[
口音声+写真(C)
国音声+実物操作模倣(C)』
180秒 遅延時間
図皿一30 遅延時間別見本刺激提示条件ごと正反応率の比較(参加者1)
100
80
正 反
応 60
率
40 20 0
(%)
ヨ も
層音声+写真(A) 1
昌薯嘉‡黎忽(A)1
躍起+実物操作提示(・)i
躊‡箋融模倣、。,i
2秒 4秒 6秒 8秒 10秒 12秒 14秒 16秒 18秒 20秒 22秒 24秒 遅延時一
図皿一31 遅延時間別見本刺激提示条件ごと正反応率の比較(参加者2)
54
100 80
正 反 60
応 率
40
20
0
(%)
参加者3
2秒 4秒 6秒 8秒
団音声十写真(A)
口音声+実物のみ(A)
回音声+写真(B)
口音声+実物操作提示(B)
口音声+写真(C)
囲音声+実物操作模倣(C)
10秒 12秒 14秒 16秒 18秒 20秒 遅延時間
図皿一32遅延時間別見本刺激提示条件ごと正反応率の比較(参加者3)
100
80 正 反 60 応 率 40
20
0
参亡者4
口音声+写真(A>
日音声+実物のみ(A)
田音声+写真(B)
目音声+実物操作提示(B)
ロ音声+写真(C)
国音声+実物操作模倣(C)
2秒 4秒 6秒 8秒 10秒 12秒 14秒 16秒 18秒 20秒 25秒 30秒 35秒 40秒 遅延時間
図皿一33遅延時間別見本刺激提示条件ごと正反応率の比較(参加者4)
4)見本刺激提示条件「音声+写真(A)」,「音声+写真(B)」,「音声+写真(C)」
による物品別の正反応率の比較
「音声+写真」の見本刺激提示条件は,物品3群(A,B,C)に分けられてお り,この「音声+写真」という同じ刺激提示条件の正反応率において物品差の
有無が比較された(図皿一34)。
どの参加者も,物品A,B,C群のどの正反応率が高いということはなかった。
正反応率が一番高い物品群が入れ替わり一定することがなかった。このことか ら,物品A,B,C群には,遅延見本合わせの正反応率に差を生じさせていない ことが示された。
(%)
100
80
正 反
60
応 率
40
20
0
国音声+写真(A)1
□音声+写真(B)1 日音声+写真(C)
L
参加者1 参加者2 参加者3 参加者4
図HL34 「音声+写真」の見本刺激提示条件での物品別正反応率の比較
一56一
5)実験開始時と終了直後の2秒遅延時間の比較
参加者2〜4において,実験は2秒遅延時間から始められた。2秒遅延時間 の正反応率は,次の遅延時間課題である4秒遅延時間の正反応率が2秒遅延時 間の正反応率より若干上回るという結果になった。この結果は,参加者2〜4 の3事例に共通していた。そこで,実験での遅延時間課題が終了した直後に再 度2秒遅延時間が1セッション行われた。その結果,実験開始時の正反応率は,
54.8%〜64.5%であったのが,実験終了直後には,77.7%〜98.1%と全ての参加 者において正反応率の上昇が見られた。見本刺激提示条件全ての平均正反応率 が実験開始時と,実験終了直後で比較された(図HI−35)。また,図皿一36,37,38 には,「音声+写真(A)」「音声+実物のみ(A)」「音声+写真(B)」「音声+実 物操作提示(B)」「音声+写真(C)」「音声+実物操作模倣(C)」の条件別に比 較された結果が示されている。図皿一36,37,38,39の「前」は,実験開始時の正 反応率,「後」は,実験終了直後の正反応率を表している。
(%)
100
80
正 反 60 応 率
40
20
0
口後
参加者2 参加者3 参加者4
図皿一352秒遅延時間における全条件の平均正反応率の前後の比較
100
80
正
60反 応 率 40
20 0
%)
参加者2
團
音声+写真A 音声÷実物のみA 音声+写真B 音声+実物操作提示B 音声+写真C 音声+実物操作模倣G 条件
図皿一362秒遅延時間における全条件の平均正反応率の前後の比較(参加者2)
100
80
正 反 60
応 率 40
20 0
%)
参加者3
国前
轟
音声+写真A 音声十実物のみA 音声+写真B 音声+実物操作提示B 音声+写真G 音声÷実物操作模倣G 条件
図皿一372秒遅延時間における全条件の平均正反応率の前後の比較(参加者3)
100
正80
反応60 率40
20 o
(%)
離
参加者4
音声÷写真A 音声+実物のみA 音声+写真B 膏声十実物操作提示B 音声+写真C 音声+実物操作灘c 条件
図HI−382秒遅延時間における全条件の平均正反応率の前後の比較(参加者4)
一58一
6)維持テスト
「音声+写真(A)」「音声+実物のみ(A)」,「音声+写真(B)」「音声+実物 操作提示(B)」,「音声+写真(C)」「音声+実物操作模倣(C)」の各刺激提示条 件で各参加者の最大遅延時間であると考えられる遅延時間について1か,月の維 持テストが行われた。すなわち,それぞれの参加者に同一の遅延時間条件で,
維持テストの正反応率と実施期間中の正反応率が比較された。維持テストが実 施された最大遅延時間は,参加者1は90秒遅延時間,参加者2は14秒遅延時 間,参加者3は16秒遅延時間,参加者4は20秒遅延時間であった。全条件の 平均正反応率における実験時と維持テストの結果の比較は,図無一39に示され
ている。
さらに,各参加者ごと,条件別に実験時と維持テストが比較された。その結
果は,図m−40,41,42,43に示されている。
100
80
正 反
60
応 率
40
20
0
%) 田本実験ーロ維持(1か月)1
・:・:・:÷:・:・
参加者賢90秒) 参加者2(14秒) 参加者3(16秒) 参加者4(20秒)
図皿一39実験時と維持テスト時の平均正反応率の比較
(%)
100 80 正 60反 応 率 40
20
0
コ
国本実験 1
参加者1 口維持(1か月)
i:i:i:i:i iiiiiiiii
奄奄奄奄奄奄奄奄奄
iiiiiiii華
i:i:i:;:灘
iiiiiiiii
iiiiiiili
声+写真A 声+実物のみA 声+写真B 声+実物操作提示B 声+写真C 声+実物操作模倣C
件
HI−40 験時と維持テスト時の正反応率の比較(参加者D
00 80 60 40 0
)
加者2
陣本実験 i Ilロ維持(1か月)1
iiiiiiiii
iiiiiiiiii ii;i:i:i:i…
奄奄奄奄奄奄奄奄奄
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@ F 阿 一
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華iiii
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奄奄奄奄奄奄奄奄奄奄
iiiiiiiiii
奄奄奄奄奄奄奄奄奄奄
iiiiiiiiii
奄奄奄奄奄奄奄奄奄鉛」i
:..i…i
写真A音 実物のみA膏 写真B音 実物操作提示B音 写真C音 実物操作模倣G条
図
−41実 と維持テスト時の正反応率の比較( 者2)一
.