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運営指導マニュアルについて

1.運営指導の内容

高齢者虐待防止、身体拘束禁止等の観点から、虐待や身体拘束の それぞれの行為についての理解の促進、防止のための取り組みの促 進について指導を行うとともに、個々の利用者毎の個別ケアプラン に基づいたサービス提供を含む一連のプロセスの重要性について、

理解を求めるためのヒアリングを行い、生活支援のためのアセスメ ントとケアプラン等が適切に行え、個別ケアを推進し、尊厳のある 生活支援の実現に向けたサービスの質の確保・向上が図られるよう 運営上の指導を実施する。

1. 運営指導の方法

(1)運営指導Ⅰ(利用者の生活実態の確認)

・ 運営指導に当たる指導担当者が、施設・事業所における利用者の生 活実態を確認するため、原則、次ページの「3.運営指導にあたっ ての標準的なスケジュール」に沿って、施設・事業所内を確認。そ の際、施設・事業所の職員等に同行を求める。

・ 行動障害のある利用者の氏名及び居室を施設・事業所側から事前に 提示してもらい、該当する利用者の生活実態の把握を行う。

・ また、その他の利用者については、「利用者の生活実態を確認する ためのポイント(例示)」(P67~73)を参考にしながら、虐待や 身体拘束が疑われる利用者の把握を行う。

(2)運営指導Ⅱ(サービスの質に関する確認)

・ 施設・事業所内の会議室や相談室などにおいて、運営指導Ⅰで確認 したことをもとに、「サービスの質に関するヒアリングの手引」(P 79~99)を参考にしながら、ヒアリング及び説明を行う。

①虐待防止・身体拘束廃止への取り組み

②虐待・身体拘束についての認識とサービスの実施状況 ③高齢者虐待防止・身体拘束禁止に関する制度の理解 ④個別ケアプランを含む「一連のプロセス」

(3)身体拘束廃止に関する指導について

・運営指導において、身体拘束が切迫性・非代替性・一時性の三つの 要件をすべて満たさない状況で行われている利用者や三つの要件は 満たしているが、手続面で不備がある利用者を確認した場合に下記 の運営上の指導を行う。

○ 高齢者虐待防止、身体拘束禁止等について、制度理解の確認と普 及促進のための指導

○ 適切な個別ケアプランやアセスメントを含む一連のプロセスの 重要性についての指導

・ 上記の項目の理解が不十分と認められる場合、身体拘束廃止未実施 減算適用について指導を行う。

3.運営指導にあたっての標準的なスケジュール

9:00 13:00 17:00

運営指導(高齢者虐待防止・身体拘束禁止等)

運営指導Ⅰ 運営指導Ⅱ

報酬請求 指導

指導内容

利用者の生活実態の確認

・行動障害のある利用者

(※事前に確認し、リストア ップ)

・その他の虐待や身体拘束が 疑われる利用者

サービスの質に関する確認

①虐待防止・身体拘束廃止への取り組み

②虐待・身体拘束についての認識とサービ スの実施状況

③高齢者虐待防止・身体拘束禁止に関する 制度の理解

④個別ケアプランを含む「一連のプロセス」

○良い事例があれば聴取する

○身体拘束の対象となる行為が認められ、理解不十分の場合、

身体拘束廃止未実施減算の適用の指導を行う。

備考

運営指導結果報告書を作成する

報酬請求指導マニュアル参照

4.事前準備

(1)指導担当者が確認するもの

実地指導を実施するにあたって、指導担当者はホームページや パンフレット等を利用し、施設・事業所の以下の情報を理解して おくことが重要。情報を事前に入手することで、実地指導を適正 かつスムーズに進めることが可能。

○事業規模(入所者数、居室数、居室配置 等)

○併設事業所 ○運営方針

○介護サービスに従事する従事者に関する事項

○介護サービスの内容に関する事項 等

(2)施設・事業所において用意するもの

限られた時間内で施設・事業所内の実地指導を行う必要がある ことから、行動障害のある利用者の氏名及び居室を施設・事業所 側で事前に確認してもらい、把握確認が行いやすいリストの作成 を求める。

また、運営指導Ⅱでこれらの利用者の全ての関係書類を説明資 料として準備する。