市のホームページなどを活用し、ユニバーサルデザイン、積雪寒冷への対応、耐震対 策・防火対策など住宅性能に関する情報や、北方型住宅、長期優良住宅、住宅性能表示 制度など各種制度に関する情報を提供し普及に努めます。
1)「北方型住宅」の普及促進
<現 状>
・北海道における住宅は、積雪寒冷への対応技術の向上の過程において様々な住宅形 態を生んできましたが、北海道から「北方型住宅」が提唱され、北海道の暮らしに ふさわしい住宅として、その普及が取り組まれてきました。
・平成 20 年度には、北方型住宅の性能等をさらに進化させた「北方型住宅ECO」
が提案され、国土交通省の超長期住宅先導的モデル事業に採択されました。
<実施方策>
●北海道や関係機関と連携し、北方型住宅の普及を進め質の高い住宅建設を促進しま す。
2)「住宅性能表示制度」の普及促進
<現 状>
・平成 12 年、質の良い住宅を安心して取得できるよう「住宅の品質確保の促進等に 関する法律(略称:住宅品確法)」が制定されました。
・「住宅性能表示」は、住宅性能を第3者機関がチェックし評価することで、トラブ ルへの対応、住宅の性能の把握、安心した売買、適切な維持管理に役立つ制度です。
<実施方策>
●「住宅性能表示制度」の活用を市民や住宅産業関係者に普及を進め、質の高い住宅 建設を促します。
基本目標4:良質な住宅ストックの形成と活用
今後、建設される住宅が、将来にわたり良質な住宅ストックとして維持活用されるよう、
質の高い住宅づくりの奨励、地域の住宅産業の技術向上支援、及び耐震化の促進に努めま す。
課題2、7、9に対応
1)「北方型住宅」の普及促進 2)「住宅性能表示制度」の普及促進
3)「長期優良住宅」及び「低炭素建築物」の認定の普及促進 施策メニュー
【住宅性能表示制度の概要】
○住まいの性能が等級や数値で表示
「地震などに対する 強さ」「火災に対する 安全性」「省エネルギ ー対策」など10分野の 性能項目について、等 級や数値で表示してお り、外見から判断でき ない建物の性能の違い を理解することができ ます。
○第三者機関の評価員が性能を評価 評価は、国土交通大臣に登録を行 った登録住宅性能評価機関に所属す る評価員が行います。検査は一般的 に、設計段階(設計住宅性能評価)
と建設工事・完成段階(建設住宅性 能評価)の4回です。
○トラブル対応の流れ
建設住宅性能評価を受けると、その住宅の請負契約又は売買契約に関連するトラブルが起きても国 土交通大臣が指定した「指定住宅紛争処理機関」が対応します。
(一般社団法人 住宅性能評価・表示協会ホームページより)
3)「長期優良住宅」及び「低炭素建築物」の認定の普及促進
<現 状>
・平成 21 年6月施行の「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」により、一定の 基準を満たした長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた長期優 良住宅は、所管行政庁(都道府県知事又は市町村長)が認定し、税制面での優遇な どを受けられます。
・また、平成 24 年 12 月施行の「都市の低炭素化の促進に関する法律」により、市 街化区域内等の低炭素化のための措置が講じられた建築物について、低炭素建築物 の認定を行い、容積の緩和や税制優遇措置の対象となります。
<実施方策>
●各種パンフレットや広報等を通し、両制度の周知を図り、認定建物の普及を図りま す。
【長期優良住宅の概要】
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するために、大きく分けて以下のような措置が 講じられ、所管行政庁(都道府県、市または区)に認定申請を行い、長期優良住宅としての認定を受 けた住宅を指します。
①長期に使用するための構造及び設備を有していること ②居住環境等への配慮を行っていること
③一定面積以上の住戸面積を有していること ④維持保全の期間、方法を定めていること 上記のうち①は建築物に関する技術的な基準で構成されており、その多くは住宅の品質確保の促進 等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の基準を準用しています。
(一般社団法人 住宅性能評価・表示協会ホームページより)
【低炭素建築物の概要】
低炭素建築物とは、二酸化炭素の排出の抑制に資する建築物で、所管行政庁(都道府県、市又は区)
が認定を行うものです。認定の対象は、市街化区域等内における以下であることが定められています。
低炭素建築物新築等の計画の認定を受けるためには、低炭素化のための建築物の新築等計画を作成 して所管行政庁へ認定申請します。
○低炭素建築物新築等の計画の認定 (一般社団法人 住宅性能評価・表示協会ホームページより)