(※北信圏域では「ネットワーク会議」と称している)
≪経緯≫ 計画相談導入に際しての準備として、ネットワーク会議の原型のような会議が 平成23年に始まる。
≪体制≫
参加人数:10名程度の相談員 開催頻度:月1回程度
目的:相談員同志のつながり、学び 内容:地域課題、学習会の企画検討、何を
したいのか議論
ネットワーク会議
ネットワーク会議での検討内容が幹事会
(浦安で言うところの自立支援協議会)にて 報告される。
※幹事会には相談員も呼ばれ、困難事例の取 組み、地域課題の傾向を伝える。
幹事会で各部会に地域課題等を下ろすかど うかを検討してもらい、その回答をネットワ ーク会議に戻す。
議題4・5資料
相談支援実務者会議(平成 28 年度 第 3 回)報告書
平成28年12月12日 報告者:浦安市基幹相談支援センター
開催日時 平成28年12月6日 午後4時半~午後6時 場所 総合福祉センター 多目的室
参加者 18名(6相談支援事業所、障がい福祉課、障がい事業課)
議題1 議題 1:相談支援部会で「評価が必要と言われても・・・」
計画相談支援の「評価」について再度議論。参考情報として、他地域(長野県北信圏 域)の地域の相談体制強化の取組みについて基幹相談から説明。
相談支援部会で作成した6つの視点を用いたチェックリスト案を基幹が作成して配布 して説明。その後、グループワークで「評価」について意見交換を行った。
【各事業所での質の向上に向けての現状の取組み】
・6つの視点を用いての評価はしていないが、すべての計画に他の相談員、上席者の目 が必ず入る。新規ケースの受け入れの際も全員で検討、日々の面談等の記録も共有。
一人の相談員では気がつかないことを「拾う」体制を整えている。日常的に、計画に 他者の目を入れて、点検、評価が出来ていると思う。
・計画作成、運用時に困ったことがあれば、先輩相談員や上席者に相談している。
・他市の相談事業所と兼務の相談員が多く、『情報共有』が限界。何とか新規の案件のイ ンテーク面談に同席できれば・・と調整している。
・月に 1 度、事業所内で事例検討を行っている。
【チェックリスト案についての意見】
ポジティブな意見:
・一人相談員の現場は今後も増えてくると思う。市内のどの事業所に計画を依頼しても、
同じ水準が保てるように、指標(6つの視点)を役立ててほしい。
・評価との言葉には、どうしても「A、B、C」のような成績をつけるイメージ。しかし、
相談員にも利用者にも有用なフィードバックを受ける機会と前向きに捉えられるとよ い。
・困難事例について、基幹や担当相談支援事業所で事例検討をする際、見直しの指標と してチェックリストを活用して、事例を見つめ直すことを行えば利用者さんへの実際 の支援に活きるのではないか。
ネガティブな意見:
・点検は必要だが、点検のための計画になってしまう危惧もある。
2
・チェックリストを使うと首がしまりそう。チェックリストを使う事にパワーを使い果 たし、やったことに満足しているだけでは意味はない。
・この指標は正直、気が引ける。本来の相談支援の目的(=良い支援を届ける)が薄れ るし、自己点検も形骸化しないだろうか。しかし、何らかの壁にぶち当たったときは、
見直してみてもよいのではと思う。
・評価は添削ではない。ご本人が喜ぶ、耳障りの良い言葉だけを使うのではなく、とき には相談員も勇気をもって計画を作ることがあるだろう。相談員が作る計画のそのと きどきの『評価』が、浦安市の支援の底上げになると思う。
・人間が作るものには必ず、ほころびがあるもの。ほころびから入るような評価だと、
何のために計画を作るのかがずれる可能性があるのではないか。
(減点方式にならないか、ダメな場所を見つける評価にならないか)
その他の意見
・ベテランか新人か、相談員によって求められるものも違う。ベテランともなれば、計 画のユーザーである利用者の変化、成長、いかにステップアップできたかが評価の対 象になると思うので、新人よりもつっこんだ評価が必要なのではないか。
・(計画相談が簡単に評価でき、改善点が見える種類のものであれば)「〇〇実践」や「〇
〇メソッド」が出てくるだろう。それらが生まれない、と言うことは、やはり相談全 体に通じる評価基準が生まれにくいのではないか。
・子どもの計画はどうしても親の意見が中心になる。子どものニーズを本人
ニーズとしてどう捉えるか、難しい。子どもの計画は、親御さんと作る。まだ我が子 の障がいを受け入れていない親御さんには、計画に「障がい」との言葉は使えない。
そのような段階で、計画にこのチェックリストに書いてあるような要素を盛り込める のか・・非常に深い話になる。
【新しい提案】
・相談員ごとで視点は違うだろうが、6つの視点は不要な視点などないと思う。ひとつ の事例について複数の相談員が計画を作ってみて発表するような研修も受けたい。
・指標のような点検表も大事だが、まずは相談のスキル。研修で相談のレベルを上げる ことも大事と思う。
・市内のガイドライン作成、事例検討等を通じて、実務的なスキルを身につけたい。
・県主催の初任者研修、現認者研修のあとは特に系統立った研修もなく、
「我流」になるおそれもある。浦安市全体で相談員のスキル『底上げ』のための計画相 談支援に関する研修を行い、その後に評価するのはどうだろうか。
・目指す姿があってこその評価と思う。計画相談支援の全体研修を行う事で、相談員の キャリアフローも見えてくる、期待される習熟度が見えやすくもなるのではないか。
・できる、できないを点数化(できる:5 点、できない:1 点など)し、数値
で実効性のある評価をしてほしい。そのうえでの相談員のレベルを分けての研修など
3 実施してほしい。
・月に 1 回は事例検討を必須としてほしい、基幹相談にも入ってほしい。何かあり次第、
その都度の検討ではなく、定期的な実施をしたい。
・計画について、現場で支援する人の声はぜひ聞きたい。北信圏域のような、サービス 管理責任者の入る研修は良いと思う。
リーダー、サブリーダーから今回の実務者会議のまとめ
★質の向上への取組みは継続して進めていく。次年度の「研修計画」を検討していく。
★相談支援部会は相談員の動きや、計画の作り方そのものに馴染みのない方々もいる。
質の向上に向けてすでにやっている取組みもあり、実務者会議の 現場の声を今後も部会に伝えていく。
★計画で困っていること、すなわち日々の支援で困っていること。今後の研修では、「今 更ながら聞きにくいこと」も含めて、幅広く対応できるとよい。
議題2 議題 2:来年度の実務者会議、どうしますか?
時間なく、発表の時間なし。各班の基幹メンバーがとりまとめ。
★回数について
・回数はもっと多くてもよい。(同じグループの相談員 4 人のうち、3 人から同意見あり)。 回数が多いほうが参加できなかった場合のリカバリーもしやすい。回数が少ないと 1 回の欠席のダメージが大きい。
・開催頻度は月 1 回、2 時間の会議がよい。
★求める内容
1)相談員同士のつながり
・相談員同士の横のつながりを作るには、もう少し頻繁に集まりたい。
・相談支援事業所間の横の連絡ができる仕組みができると良い。(具体的な仕組みはこれ から検討)
2)相談員のエンパワメント、現場の困り感共有
・現場で困っていることを話すことで、抱え込みを防止→相談員が元気になる研修。
・愚痴や悩みの共有ではなく、ポジティブなことを考えていけるような会議内容が良い のではないか。
・モニタリング前に一度、訪問したり、お金にならない業務も多く、ボランティアでや っている状態。とくに子どものケースはサービス内容が頻繁に変わる。相談員の時間、
報酬のコストのことなども話し合いたい。
・行政としては現場で何が起こっているのかリアルな声が聴ける貴重な場と なっている。
3)形式
・講義形式でのんびり聞けるような会があってもよい。
・グループワーク形式は今後も継続で良いと思う。
4 4)具体的な議題について
・計画作成の評価ポイントとなる原理・原則を毎回会議の冒頭で読みあわせを行う。
・議題に取り上げたい事例や内容がないか事前に聞いてほしい。
・会議前に議題を提示してもらい、事前準備ができる時間を持てる方が良いのではない か。
5)協議会とのつながりについて
・実務者会議での意見が吸い上げられているとはあまり感じない。ひとつでもいいから もっときちんと受けとめてほしい。
・自立支援協議会に目を向け過ぎず、現場に目を向けたテーマ設定にして もらいたい。
・既存の制度を見直す場にしても良いのではないか。地域の課題として、相談員の問題 意識を話し、協議会の関連部会で取りあげるか却下となるか
いずれにせよ、協議会から返答があれば嬉しい。
話題提供 障がい福祉課からの情報提供
※主任相談支援専門員について
高齢者分野で取り入れられている、ケアマネを助言する主任ケアマネに倣い、主任相談 支援専門員の導入が検討されている。川崎市などで先駆けて始まっているようだ。次回 の実務者会議で詳しくお伝えしたい。
現在、基幹相談が行っている個別の支援についての質の向上の取組み
グループスーパービジョン(月1回)
相談支援実務者会議(年4回)
地域の相談支援事業所管轄の新規ケースのインテーク同行、計画作成の助言(随時)
地域の相談支援事業者との事例検討(随時)
電話等での問い合わせに対する回答、情報提供(随時)
困難事例についてのサービス担当者会議の開催、参加(随時)