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で議論した4種類のテスト空間依存型SRGMの妥当性を評価するために,

実際のソフトウェア開発のテスト工程において観測されたフォールトデータにこれ らのモデルを適用する.適用するデータセットは,ソフトウェア開発プロジェクト のテスト工程の現場において採取されたフォールトデータであり,そのテスト時間 に対する累積フォールト数の傾向が,S字形成長曲線としてプロットされるデータ セットをDS1およびDS2,および指数形成長曲線としてプロットされるデータセッ

トをDS3およびDS4として,以下のように表すことにする:

  DS1:(/☆うyん)(た=1,2ラ… ,44;τ克(days)),47.6×103 LOC,

  DS2:(㍍,脇)(ん=1,2,… ,24;砺(days)),26.0×103 LOC,

  DS3・(妬y、)(☆=1,2,…,42;£、(d・y・)),41.7・103 LOC∵

  DS4:(舌恥仇)(為=1,2,… ,40;九(days)),31.5×103 LOC.

ここで,テスト時刻毎の計測単位はカレンダー日を表す.また,LOC(1ine of c◎des)

はコード行数を表す.さらに,開発言語はDS1〜DS4共にC言語, C++言語およ びアセンブラである.フォールトデータの採取環境は,それぞれソフトウェアシス テムの要求仕様書に基づいて予め設計したテストケースを順次テストしていき,そ の際に観測されたフォールト数をカレンダー日単位で計測したものである,

 このDS1〜DS4を用いて,3.3節で議論した最ゆう法により,式(3.17)で表され る同時ゆう度方程式を,それぞれ数値的に解くことにより信頼度成長パラメータの 最ゆう推定値を求めた.DS1〜1)S4に対する平均値関数丑。(/)の推定結果を表4.1,

玩s(£)を表4.2,∬6G(Z)を表4.3,および∬。(‡)を表4.4に示す.

4.1.モデルパラメータの推定結果  45

表4.1:∬、(りのモデルパラメータの推定結果.

Data Set a 6

DS1

164,350 0.057412 0.057403

DS2

126,604 0.089990 0.528041

DS3

50,467 0.416222 0.119563

DS4

64,222 0.056054 1.011859

表4.2:176,(りのモデルパラメータの推定結果

1)ata Set a 6 ρ

DS1

152,301 0.135613 0.076572 0.910179

DS2

130,402 0.080051 1.443637 1.000000

DS3

51,038 0.096963 0.958072 0.815407

DS4

62,121 0.073143 0.185153 0.324055

表4.3:疏G(りのモデルパラメータの推定結果

Data Set a 6 ρ

DS1

152,282 0.135448 0.076613 0.076611 0.910098

DS2

127,288 0.087777 5.204254 0.632317 0.999869

DS3

51,039 0.096952 0.961454 0.955550 0.815501

DS4 64206

0.056087 2.019751 1.979356 0.988577

 なお,平均値関数∬(/),つまり式(3.7)の万。(ε),式(3.8)の∬65(り,式(3.9)の

∬6G(り,および式(3.10)の五。(りをもつNHPPモデルの実測フォールトデータに対 する統計的な適合性を調べるために,3.5節で議論したK−S検定を実施した結果を

46 第4章実測データに対するモデルの適用と評価

表4.4:∬。(りのモデルパラメータの推定結果

Data Set a 6

β

DS1

164,424 0.054146 0.060968 1.59×10−7

DS2

116,844 0.443461 0.106486 2.57×10−3

DS3

42,870 0.136448 0.484724 4.81×10−3

DS4

64,223 0.056053 1.011896 2.50×1r8

以下に示す、

平均値関数∬、(りの場合

 DS1:D44;o.◎5=0.15796>0.10599,

 DS3:D42;o.05=0.16158>0.11170,

平均値関数凪3(りの場合

 DS1:D44;o.05=0.15796>0.09581,

 DS3:D42;o.e5=0.16158>0.10194,

平均値関数五6。(りの場合

 DS1:D44;o.05=0.15796>0.09582,

 DS3:D42;o.05=0.16158>0.10195,

平均値関数∬、(¢)の場合

 1)S1:D44;o.05=0ユ5796>0.10628,

 1)S3:D42;o.05=0.16ユ58>0.11388,

DS2:D24;o.05=0.21204>0.12622,

DS4:D40;o.05=0.16547>0.07919.

DS2:D24;o.05=0.21204>0.13763,

DS4:D40;o.05=0.16547>0.09538.

DS2:D24;o.05=0.21204>α12869,

DS4:D40;o.05=0.16547>0.07945.

DS2:D24;o.05=0.21204>0.12391,

DS4:D40;o.05=0.ユ6547>0.07919,

4.1.モデルパラメータの推定結果  47

上記に示すK−S検定結果より,提案した4種類のテスト空間依存型SRGMは, DS1

〜DS4に対して有意水準5%で十分に適合していることがわかった.

 さらに,提案した4種類のテスト空間依存型SRGMにDS1〜DS4を適用して得

られた信頼度成長パラメータの推定値を用いて,式(3.7)の平均値関数∬、(∋を,発 見された総累積フォールト数(DS1)および90%信頼限界と共に図4.1に示す.ま た,式(3.8)のHbs(りおよびDS2,式(3.9)の五bG(りおよびDS3,および式(3.10)

の∬。(のおよびDS4を,図4.2〜図4.4にそれぞれ示す.

 ここで,有意水準θで推定される平均値関数∬(£)の存在範囲,すなわち100θ%

信頼限界を,

      豆(り士Kθ〉爾,

により計算する.Kθは標準正規分布の100(1+θ)/2パーセント点である.