4年次
D.1 総合文化科目
3 言語文化演習科目
1年次の学修をさらに発展させたい意欲のある学生のために3・4学期に開講される外国語 演習クラスである。少人数であるため,その利点を活かして,より具体性の高い,言語と文化 の理解を深める授業である。
○英語演習
英語演習クラスは英語必修科目の延長線上にある科目で,学生が批判的思考と自律的学修 の姿勢を更に伸ばし,アカデミックな英語を修得する手助けになるよう開講されている。
1. 英語演習クラスを履修するためには,1年次に履修した英語必修科目の単位をすべて修得 していなくてはならない。つまり,Academic Spoken EnglishⅠ・Ⅱ及びAcademic Written
EnglishⅠ・Ⅱにおいて,「可」以上の成績を取った学生のみが履修を許可される。(上記必
修科目のいくつか,あるいはすべてについて履修を免除されている学生には例外的措置が 講じられる)
2. アカデミックな英語をマスターするということは,英語によるコミュニケーションができ るということを意味しているため,話しことばであれ書きことばであれ,英語がすべての
英語演習クラスにおいてコミュニケーション手段の一つとして使用されることになる。学 生は,教師及びクラスメートに対して積極的に英語を使うことが求められている。
3. 学生のニーズや興味・関心に対応するため,英語演習クラスの内容は固定的なものではな い。しかし,どのクラスにおいても批判的思考と自律的学修の姿勢を伸ばすことに重きが 置かれ,アカデミックな英語の修得をめざす活動(例えば,プレゼンテーション,多読,
リサーチに基づくライティング,グループ・ディスカッションなど)が行なわれる。
○独語演習
1. 1年次の独文法学修を確実なものとし,1年次には未習の基本的文法知識を身につける。
2. 日常的な文章は読めるようになる。
○独語運用演習
1. 辞書さえあれば,多様な文章を確実に読み取れるようになる。
2. 独文を発音するのに困難がなくなる。
○仏語演習
1. 初級文法で学んだ仏語の知識を確認しながら,中級文法へと知識を深める。
2. コミュニケーションに必要な基礎的文法構造知識,文化的情報に関する知識を身につける。
○仏語運用演習
時事問題や文学作品の読解ができ,地域文化や社会情報を手に入れるようになる。
○露語演習
露語必修で学んだことの定着と形動詞,副動詞を含めた初級文法事項を完成させる。
日常生活に必要なフレーズを覚えて,じっさいに使う練習をする。
○露語運用演習
露語のテクストを読む練習,露語の簡単な表現によるコミュニケーションを試みる。
○中国語演習
1. クラスメートの前で中国語の文章を大声で朗読できるようになる。
2. 1年次に身につけた基礎文法や文型を生かしながら,やや長い文章の読解の技能を身に つける。
○中国語運用演習
因果関係・逆接関係・累加関係・条件関係・仮定関係などの複文の構造を学ぶことで,
より深く中国語の構造を理解できるようになる。
○韓国朝鮮語演習
韓国朝鮮語必修で学んだことをベースに形動詞,副動詞を含めた初級文法事項の完成 し,簡単な作文ができるようになる。
○韓国朝鮮語運用演習
韓国朝鮮語のテクストを読む練習,基本的な表現を用いた作文練習によって,韓国朝鮮 語での総合的コミュニケーション能力を高める。
健康・スポーツ科学科目
健康・スポーツ科学科目は,必修科目として「健康・体力つくり実習」,「健康論」および「生 涯スポーツ演習」で構成する。「健康・体力つくり実習」と「健康論」は1年次に履修し,「生 涯スポーツ演習」は2年次以降にA(前期),B(後期),C(夏期集中),D(冬期集中)
のいずれかを選んで履修する。また,生涯スポーツ演習は,最大4単位まで履修することがで き,1単位を超えて修得した単位は,共通単位として認められる。先端工学基礎課程では,健 康実践論(前期 2 単位)を必修として 1 科目履修する。なお,実技での履修が困難な学生には ケースに応じて対応する。
1. 健康・体力つくり実習(1年次:45時間1単位)
心身ともに健全な活力を養うためには,運動やスポーツを生活の一部に取り入れる ことが大切である。本実習は,健康への意識を高め,総合的な体力の向上を図ることを目 的とする。学修においては,体力テストを実施し,その結果から各自が現在の自己の体力 を見据え,健康に留意して体力つくりを実践できるようになることをねらいとしている。
このことから,授業では実践(出席)を重視し,その中で体力の向上,技能や知識の修得,
協力的な態度の形成などを学修する。授業は,硬式テニス,サッカー,ソフトボール,ニ ュースポーツ,ゴルフなどの種目をベースに展開する。
2. 健康論(1年次:15時間1単位)
本講義は,健全な学生生活を送るための知識,社会人として身につけるべき健康維持管 理能力,さらに人生を豊かにするための身体運動の意義について理解を深めることをねら いとしている。そのために,健康や体力の捉え方,それらの維持能力,疾病予防,メンタ ルマネジメント,運動文化論などについて講義を展開する。
3. 生涯スポーツ演習(2年次以降:30時間1単位または集中1単位)
本演習は「健康・体力つくり実習」において学んだことを,さらに発展させるプログラ ムである。スポーツは,明るく豊かで活力に満ちた社会の形成や,個々人の心身の健全な 発達に不可欠なものであり,生涯にわたってスポーツに親しむことは極めて大きな意味を もつ。特に学生時代は社会人へと移行する時期でもあり,スポーツライフの定着には絶好 の機会である。各種のスポーツ技能の修得や理論・ルールの理解等を深めることによって,
生涯スポーツの基礎を培うことができる。
生涯スポーツ演習においても,実践(出席)を重視し,その中で技能や知識の修得,体 力の向上,協力的な態度の形成などをねらいとする。本演習では,硬式テニス,バドミン トン,バスケットボール,卓球,柔道,合気道,アクアスポーツ,ゴルフ,スキーなどの 種目を学修する。
4.健康実践論(先端工学基礎課程1年次:2 単位必修)
本講義は,健康や体力を維持向上させるための方策を,講義と実習の組み合わせによっ て学修を進めるプログラムであり,身体運動科学と工学との接点について実践的理解を深 めることを目標としている。運動不足が生活習慣病の発症と関係することは科学的に証明 されてきているが,情報化・工業化の進展とともに身体運動量は低下しているという現実 がある。本授業は,各自が現在の自己の体力を見据え,健康に留意して運動を日常生活に 積極的に取り入れられるようになることをねらいとし,体力テスト,運動処方,筋機能お よび呼吸循環機能などについて,実践的な学修を進めていく。授業は実際に身体を動かす ことも重要であるため出席を重視する。
理工系教養科目
理数基礎科目は,専門科目を学ぶための直接の基礎になるものである。それに対して理工系 教養科目は,数学,物理,化学,生物,宇宙・地球科学の分野において,大学あるいは大学院 で専門を学ぶには直接必要ではないかもしれないけれども,工科系の学生ならば広く知ってお いてほしい知識を修得するための科目に位置づけられる。あるいは理数基礎科目のさらに基礎 または背景にある考え方を学ぶこともある。その意味では理工系教養科目は理数基礎科目を補 うものと言える。将来,本学を卒業して社会で活躍するには,専門知識の深さとともに幅広い 学識が必要になるときが必ず来るであろう。そのためにも,これらの科目を一つとはいわず,
いくつか履修しておくことを勧める。
上級科目
3,4年次学生を対象(夜間主コース開講科目は2,3,4年次生対象)にして用意されて いる科目群であり,本学の誇る独自のカリキュラムである。学生諸君は,その意義を自覚して 履修してほしい。2,3年次を主な対象とする(夜間主コースは1~4年次を対象とする)「総 合文化科目」が,「幅広いトピックス」を説明していたのに対して,この上級科目では,細かく 深いアプローチが展開される。セミナー形式の科目も多い。上級科目は,昼間コースでは,次 の5つの大きな類にもとにづいて開講され,授業の詳しい内容はシラバスで参照することがで きる。上級科目の類は,A類「文化と社会」,B類「言語によるコミュニケーション」,C類「異 文化の理解」,D類「現代の科学」,E類「健康とスポーツの科学」である。
一人の担当教員ではなく,複数の教員が同一のテーマを別の角度から説明するオムニバス形 式の「総合講義」も用意されている。問題意識をもって履修することが,強く望まれる。また,
外国語を3年,4年でも続けて勉強したい人には,B類「言語によるコミュニケーション」の
「外国語とその運用」を履修することを勧める。
国際科目
学域教育の国際化の一環として英語で行う授業である。その趣旨から,本学と国際交流協定 を結んでいる機関から留学している交換留学生(短期留学生)と一緒に受講する授業である。
国際科目には,総合文化科目におかれる科目と,各類の専門科目におかれる科目がある。科目 によっては履修制限(語学力など)が設けられていることがある。受講に際しては年度ごとに 配布される科目一覧表を参照のこと。