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実践教育科目

ドキュメント内 学修要覧2020 (ページ 155-162)

4年次

D.2 実践教育科目

(1)初年次導入科目

総合コミュニケーション科学,理工学の直接の基礎となる物理,化学の実験科目および 現代人必須の教養であるコンピュータリテラシーの情報科目などを設けている。

【総合コミュニケーション科学(昼間コース)】

人類の持続的発展のためには,20世紀型物質文明から脱却し,「全ての人々が心豊かに暮ら せる社会」を実現しなければならない。その際,「人工物」を含めた「人」と「社会」と「自然」

における相互のコミュニケーションが円滑に進められることは極めて重要である。「総合コミ ュニケーション科学」では,既存の個別学問領域をよりどころに,コミュニケーションという 視座からの新たな研究開発を通して互いの関連性を認識し,それらを複合・融合させた新しい 学問の創出や,社会的課題を解決する科学と技術の構築を目指す。

本講義では,「総合コミュニケーション科学」の考え方を説明した後,情報理工学域における 教育プログラムや研究分野を紹介し,各自にとって総合コミュニケーション科学を創造するた めの契機となることを期待するとともに,各自の教育プログラムの適切な選択につなげ,さら には学びへの意欲を涵養することを目指す。

【基礎科学実験】

「基礎科学実験A」(昼間コース物理学実験),「基礎科学実験B」(昼間コース化学実験),

「基礎物理学実験」(夜間主コース物理学実験),「基礎化学実験」(夜間主コース化学実験)は,

実験・実習を重視する本学の基本方針に従い必修となっている。実験を行い,観測して得た結 果を解析し,定量的に記述し,基本法則に基づいて説明するという科学の方法を修得すること を目的とする。同時に,物事を筋道立てて論理的に考える能力や報告書を作成する能力の養成 を目指している。さらには,実験を通して安全と環境保護に対する意識の向上も図っている。

【情 報】

本学を卒業する学生は,高度コミュニケーション社会を支える中核となって活躍することが 期待され,情報およびコンピュータに関する基礎的な概念および応用知識を理解し,それらを 自由自在に活用できる能力を身に付けていることが求められている。

そこで,専門に依らずに全ての学生が初年次において,情報およびコンピュータに関する基 本的な素養を「コンピュータリテラシー」と「基礎プログラミングおよび演習」(理数基礎科 目)で学ぶ。

コンピュータリテラシー(1年次前学期,必修科目,2単位)

情報化社会の今日,コンピュータは,計算や文書処理のみならず,コミュニケーション手段 を包含した情報処理に広く用いられている。コンピュータはもはや単に計算をする機械ではな く,情報を処理する機械である。大学においても,学修や研究の道具としてコンピュータを使 いこなせることはとても重要である。そこで,1年次前学期に,情報の生成,共有,伝達など にコンピュータを使いこなせるようになることを目的として「コンピュータリテラシー」を学 ぶ。

この科目では,計算機のOSにUnixを用い,計算機を利用した演習を行いながら,エディ タやファイルシステム,Unix基本事項,文書清書システムなどを学習する。また,情報のディ ジタル化,コンピュータの要素と構成,情報ネットワーク,情報倫理とセキュリティについて

も学修する。

この授業では,実際にコンピュータを操作しながら学ぶことが大変重要である。実際にコン ピュータを操作することによって,早い時期にコンピュータに慣れ親しむようにしてもらいた い。

●【アカデミックリテラシー(夜間主コース)】

先端工学基礎課程のみで開講され,昼間コースにはない科目である。社会人生活の中で錆び 付きがちな勉学脳をウォーミングアップさせ更に強化するための手解きを行う。

●【総合コミュニケーション科学(夜間主コース)】

電気通信大学内で行われている学問領域を広く勉強する。4年次に開講される輪講(必修)

や卒業研究(選択)の履修に役立つはずである。また,実際の仕事は,情報や電気,機械分野 等の多分野にまたがる学際的な知識も必要になる。視野を広くもつため,興味がある専門分野 とは異なる専門分野の話も真剣に聞くべきである。

(2)倫理・キャリア教育科目(昼間コース)

本学のキャリア教育の基本方針/目標は,企業現場で実際に取組んでいるプロジェクト管理

/プロセス管理課題からテーマを抽出し,(1)現場企業の担当者による実践的講義,(2)企業 現場の見学,(3)自己の個性・価値観の理解,(4)職業人(技術者)としての基本的なエンジニ ア資質・能力の開発,(5)インターンシップを通しての実践力の育成,にある。これに技術者と しての倫理観/意識を加え,実際の企業で共通的に役立つ基本的なエンジニアリングデザイン 力とともに,ベンチャーマインドを身につけることとする。積極的な受講・参加を希望する。

なお,倫理・キャリア教育科目の履修科目関連図を示すので参考にすること。

●キャリア教育基礎

本講義は,大学生としての学修,生活習慣について理解し,大学生活を円滑に開始するた めに,社会(企業等含む)を知り,大学における進路選択を考え,自己の理解を深め,大学 生活における目的を明確にして勉学へのモチベーションを高めることを講義の主題とする。

この達成に向けて,例えば,学年横断型講義における3年生との合同講義,図書館見学,

事業所見学のための企業等の情報収集・分析,文章の書き方,職務適性テストを用いた自己 理解・他者理解などの活動に取り組む。

キャリア教育基礎では以下の達成を目指す。

(1)大学生活の過ごし方を理解し実践する。

(2)大学生活における進路選択を理解し,志望する類,プログラム,研究室を明確に する。

(3)大学生としての教養の一部として,社会・企業について理解する。

(4)コミュニケーションの基礎(聴く,話す,読む,書く)を身につける。

(5)社会におけるマナー・規律を理解し実践する。

(6)社会人基礎力(特に「前に踏み出す力」)を高める。

原則として,すべての講義において学生TAによる講義運営支援と,社会人経験豊富なキ ャリア教育担当の特任講師による指導助言が行われる。

また,学習支援のために用意されている WEB システムを率先して活用し,特任講師への連 絡,相談を行うことが求められる。

●キャリア教育リーダー

大学生としての進路選択を明確にし,社会で求められる主体的な行動を身につけるため に,チームワークとリーダーシップの発揮,コミュニケーション力,問題解決力および自己 管理力の更なる向上を目指す。

この達成に向けて,例えば,学年横断型講義における1年生への助言,研究室選択に向け た準備,ディベートによるチーム活動,事業所見学のための企業等の情報収集・分析などの 活動に取り組む。

キャリア教育リーダーでは以下の達成を目指す。

(1)所属する組織やチームなどに貢献するための主体的な行動,すなわちリーダーとし ての行動とメンバーとしての行動について考察し,自分の発揮できるリーダーシップ について明確にする。

(2)研究室の選択に向けて,自身の将来目標の確認,研究室の調査に主体的に取り組 む。

(3)チーム活動への主体的な参加と効果について体験的に学ぶ。

(4)自らの経験を振り返り,目標達成に向けた行動を確認し,あるいは失敗体験から課 題の発見と解決方法を見いだす。

原則として,全ての講義において社会人経験豊富なキャリア教育担当の特任講師による助 言指導が行われる。

また,学修支援のために用意されている WEB システムを率先して活用し,特任講師への報 告・連絡・相談を行うことが求められる。

●キャリアデザイン

本講義を通じて,それぞれが自分自身の人生のビジョンを考え,生涯の仕事を含む人生そ のものをこれからどのように生きていくかを考える。自己理解(自分の個性,価値観などの 理解)およびキャリアをデザインすることの重要性を理解し,目的意識を持つ。そのこと が,大学における勉学への高いモチベーションを保つことにもなる。ワークショップ形式を 中心とした授業において,以下の実践が求められる。

(1)グループ討議に主体的に参加し,自らの考えを明確にした上で他者との関係性を踏 まえた発言および行動をしている。

(2)他者の考え,意見を聴き,自己との相違を把握し,他者へのフィードバックを行っ ている。

(3)課題に対して継続的に取り組み,要求される定期報告を実施している。

(4)自身の考え,意見を他者へ伝えるプレゼンテーションを行っている。

(5)キャリアデザインマップと行動計画を作成している。

原則として,全ての講義において社会人経験豊富なキャリア教育担当の特任講師による指 導助言が行われる。

また,学修支援のために用意されている WEB システムを率先して活用し,特任講師への報 告・連絡・相談を行うことが求められる。

●イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン1 イノベイティブ総合コミュニケーションデザイン2

専門性の高い総合コミュニケーションを掲げる情報理工大学である本学にとって,実社会/

産業界に適用可能な専門性に裏打ちされた総合コミュニケーションデザイン・キャリア教育 の充実は不可欠である。学域キャリア教育の最終段階(3年次)では,本学ばかりでなく東京 農工大(工,農),東京外国語大の3年次を融合してPBL(Project Based Learning:課題解

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