第3章 履修
3.8 その他の履修
この節では,インターンシップ,補習授業,大学院授業科目の受講,グローバルリーダー育 成プログラム(GLTP),西東京三大学連携を基盤とした文理協働型グローバル人材育成プ ログラムについて説明する。
3.8.1 インターンシップ
1.インターンシップの意義と必要性
インターンシップは,工業教育の充実を図るために,大学が会社・事業所等の協力を得 て次のような趣旨で行うものである。
1)生産と技術の実際に関し,関心と興味を深めさせる。
2)技術と経済性,作業と安全とは一体不可分のものであることを体得せしめる。
3)技術上の実際問題に当面させ,その解決を図る技能を養わせる。
4)将来技術者として活動する時の心構え抱負を養わせる。
5)人的協力の必要性と知識人としての在り方を自ら検討させる。
6)勤労の尊さを体得させる。
7)実習の体験によって大学における工業教育の意義を一層よく理解させ,卒業後適材適 所に進む指針とする。
2.インターンシップ実施要領 (昼間コース)
1)インターンシップ(以下「実習」という。)は,原則として5学期以降の夏季又は春 季の休業中に行うが,所属類が特に指示する場合はこの限りではない。
2)実習は30日以上,90時間とする。ただし,日数については,短縮することがある。
3)実習を希望する者は,「インターンシップ願」を所属類のインターンシップ担当教員 に提出して許可を受けなければならない。
4)実習を希望する者は,その期間中における災害や傷害を補償する保険である「学生教 育研究災害傷害保険」及び「学研災付帯賠償責任保険」に加入しなければならない。
5)実習中は,実習先の諸規程及び監督者等の指示に従うものとする。
6)実習終了後,「インターンシップ報告書」を速やかに所属類のインターンシップ担当 教員に提出しなければならない。
7)実習先から,実習に関する報告を受けた後,実習態度等を総合の上,2単位を付与す る。
3.8.2 補習授業
本学の授業を履修していくために必要と思われる数学の基礎的学修が不足している学生に 対し,「数学補習授業」が開設されている。必要に応じて,授業に支障のない範囲で履修すると よい。この授業は,成績及び単位は付与しない。
3.8.3 大学院授業科目の受講
学域学生のうち優秀な者に勉学の機会を与えるために,大学院情報理工学研究科の授業科目 の受講が次の要領により認められている。
1.大学院授業科目を受講できる者は,次に掲げる者とする。
(1) 昼間コース学生は,卒業研究着手審査に合格している者 (2) 夜間主コース学生は,輪講履修条件を満たしている者
2.大学院授業科目の受講を希望する者は,当該科目担当教員と類(課程)長の承認を得る ものとする。
3.受講できる授業科目は,情報理工学域で大学院連携科目として開講されている科目と する。
4.情報理工学研究科の大学院連携科目は,受講し,試験に合格した場合,学域の自由科目
(学域の卒業単位とはならない)として単位が付与される。ただし,情報理工学研究科に 入学し,指導教員の承認を得た上で,当該授業科目の単位認定願を申請したときは,上限 を3科目,6単位以内までとして,大学院研究科授業科目の単位として認められること がある。
3.8.4 グローバルリーダー育成プログラム(GLTP)
本学では,幅広い視野と世界の人々と交流できるコミュニケーション能力を持ち,しっか りと鍛えられた基礎学力の上に深い専門知識と創造力を身に付け,産業界や国際社会でリー ダーとして未来を切り開く逞しい人材を育成することを目的に学士・修士一貫教育「UECグ ローバルリーダー育成プログラム」(GLTP:Global Leader Training Program)を実施し ている。
・本プログラムは,成績優秀でチャレンジ精神の旺盛な学生を対象とし,学域2年次の後学 期に募集選抜を行う。募集人数は20名程度(昼間コース学生対象)。
・GLTPでは,学域3年次生から修士2年次生までの学士・修士一貫教育を行う。プログ ラム学生には,学域4年生の後学期に,国内外の長期インターンシップや学外の研究機関 でのアカデミックインターンシップ,国内外のボランティア活動,短期留学などの Off Campus Trainee Ship(学外研修)を義務付け,グローバルな視野と逞しいマインドを持っ た学生を育成する。修士段階の2年間では,コースワーク以外にも,プログラム学生同士 で異なる専門分野を学ぶUECセミナーや学内外から講師を招いて,広い分野の最先端の 研究トピックスに関するUECカンファレンスを学生自ら企画・運営し,自主性のある逞 しい人材育成を行う。
・海外での学外研修の場合,優秀な学生には渡航費の支援制度がある。
・修了生には修了証を授与する。
3.8.5 西東京三大学連携を基盤とした文理協働型グローバル人材育成 プログラム
本学は,東京外国語大学及び東京農工大学と連携し,急速に進む社会や産業界のグローバ ル化の中で,国際的に活躍できる人材の養成及び国際水準の大学教育システムの構築を目指 す取組を進めている。
西東京地区に立地するこの国立三大学が文系理系の分類を超え,各大学の優れた研究力・
教育力・技術力を結集した協働教員ネットワークを構成し,「協働共通教育プログラム」及び
「協働専門教育プログラム」を実施している。
・『協働共通教育プログラム』では,三大学学生の混合ゼミである「三大学協働基礎ゼミ」,
「英語による共通教育科目」の開講,留学専門予備校等の外部講師による「TOEFL テスト対策 講座」等を実施している。
・『協働専門教育プログラム』では,(人文社会科学における)ニーズ志向の課題設定力と
(理工系科学技術における)シーズ志向の問題解決力を身につけることを目的とした「プロ ジェクト型実習科目」の開講,異分野コミュニケーション能力を身につける「三大学合同合 宿コロキウム」(ポスターセッション,グループトーク)等を実施している。