首都鋼鉄等の都市にあ る鋼鉄企業の移転と 劣った生産能力の淘汰を 結合し、唐山曹妃甸
などの鋼鉄基地を建設 する
第四編 第三次産業
の
迅速な発展
第十六章 第一節 交通運輸業
を優先発展
大連・唐山・天津・青島 上海・寧波・福州・廈門 深圳・広州・湛江及び 防城などの港湾の石炭・
原油・LNG・鉄鉱石と コンテナの運輸システム を建設する
第六編 環境に 優しい社会
の建設
第二十二章
３
R経済を 発展させる資源循環使用産業
チェーンと集中供熱及び 廃棄物処理センターを 建設し、唐山曹妃甸 などに３Ｒ経済モデル 区を建設する
•内需を基礎とし、生産能力過剰を解決
•製鉄の生産能力拡大を厳しく制限
•製品・設備・技術の劣った所を淘汰
•鋼鉄製品の等級と品質の引き上げ
•鋼鉄工業の３Ｒ経済の発展推進
•地域・集団を跨る企業の組み直し
•若干の国際競争力の有る企業を形成
•鉄道運輸：新線建設 17,000km
内客車専用線 5,000km
•道路網：道路総延長 2,300,000km
内高速道路 65,000km
•水路運輸：沿海・沿江港の配置の改善
コンテナ・石炭・輸入原油とLNG 鉄鉱石輸送システムの重点建設
•エネルギー・用水・土地・材料の節約
•資源総合利用の強化
鋼鉄業界などの循環経済への改造 を実施し、３Ｒ経済のモデル企業を 作る
•節約政策措置の促進強化
第十三章 原材料工業 構造の調整
と布局
沿海港建設の国家計画 （ 2010 年まで ）
包含後背地域 新増呑吐能力
遼寧・山東・河北省と 北京市および天津市 7.4億トン／年
環渤海湾 長江デルタ 珠江デルタ
江蘇・上海・淅江内の 16都市
7億トン／年
広東省内の9都市 4億トン／年
内コンテナ 内輸入鉱石
2400万TEU
9000万トン
3000万TEU
9000万トン
3100万TEU
―
内輸入原油 内石炭搬出
4000万トン 2億3300万トン
2500万トン
―
2400万トン
―
重点建設埠頭 新規港口建設
と港口拡充
コンテナ・輸入鉱石・
輸入原油・輸入LＮG 石炭中継輸送体系 曹妃甸深水5億トン港
（40万トン級）新設、
大連港移転、
天津港などの拡充
コンテナ・輸入鉄鉱石 原油輸入と石炭卸の 輸送体系
域内の既存港の拡充
（洋山深水港は10万 トン級船まで、コンテナ は年300万TEU)
コンテナ・原油輸入と ＬＮＧおよび石炭卸の 輸送体系
域内の既存港の拡充
曹妃甸港区の開発計画図
唐山港曹妃甸港区の基本計画
・鉄鉱石：年間7000万トン ・原 油：年間4000万トン
・L N G：1200万トン ・石 炭：2億トン
・鋼 材：700万トン ・コンテナー：150万TEU（当初）
・その他：一般貨物など1000万トン以上
大埠頭 大物流区
•中国の首都鋼鉄と2位の唐山鋼鉄が連合、新会社設立
•5500㎡の高炉4基を有する大製鉄所建設、高品位鋼鉄製品産出
•第1期：970万トン、第二期合計：1500〜2000万トン
大鋼鉄 大化工
•中国石油と中国石油化工が中心と成って推進
•1000万トン級石油精錬工場と100万トン級エチレン工場を建設
•1500万トン華北原油備蓄基地と1200万トンLNG輸入基地を建設
•2004年、香港の華潤公司と唐山市が大発電所の建設契約を締結
•460万ｋWの火力発電所を建設（日本最大の鹿島発電所は440万ｋW）
•1000MWの超超臨界発電機火力4基と300MWのLNG火力２基
大電力 大工業区
•全面積3.1億㎡（シンガポール国土の約半分）の工業区の創設
•2008年頃までに第一期進出企業誘致予定
•造船所などの重機・重型工業も鋼材入手と製品搬出が便利
06 年 7 月 29 日中共中央総書記、国家主席
胡錦濤氏が曹妃甸を視察
環渤海湾の港口比較 （ 2010 年まで ）
物流後背地 年呑吐能力
河北・内蒙・山西 北京・陜西・甘粛、
天津港とほぼ 同一の後背地
―
曹妃甸港 大連港 天津港
遼寧省 吉林省 黒龍江省 の東北3省 2004年実績 1.43億トン／年
天津・河北・内蒙 北京・陜西・甘粛
・山西で、曹妃甸 港とほぼ同じ 2004年実績 2.06億トン／年
内コンテナ 内輸入鉱石
2010年計画 5億トン／年
7000万トン（2010年 は2.3億トン輸入必要）
2010年計画 2億トン／年
1700万トン
2010年計画 3億トン以上／年
3400万トン
内油品呑吐 内石炭搬出
150万TEU（当初） 600万TEU 380万TEU（2004）
青島港
山東省 河南省 江蘇省北部 2004年実績 1.62億トン／年 2010年計画 2億トン以上／年
3870万トン（2005）
世界NO.1と記述
514万TEU（2004）
4000 万トン／年 1900万トン／年 2000万トン／年 3100万トン（2004）
中国NO.1と記述
2億トン／年 ― 6800万トン／05年 2000万トン
同時接岸船舶
40万ｔ鉱石船 2隻 25万ｔ鉱石船 2隻 30万ｔ石油船 2隻 10万ｔLNG船 2隻 10万ｔ石炭船 16隻 20万ｔｺﾝﾃﾅ船 10隻 10万ｔｺﾝﾃﾅ船 25隻 他船舶計100隻以上
30万ｔ鉱石船 1隻 30万ｔ石油船 1隻 7万ｔバラ積船 2隻 5万ｔバラ積船 2隻 2万ｔバラ積船 2隻
30万ｔ原油船 1隻 1-10万ｔ鉱石船 隻 1-10万ｔｺﾝﾃﾅ船 29隻
10万ｔLNG船 1隻 1-10万ｔ石炭船 隻 大型バラ積船 隻
30万ｔ級船 2隻 10万ｔ級船 6隻 5万ｔ級船 6隻
（専用化埠頭のはず であるが、船種と 埠頭種不明）
唐山港曹妃甸港区の大埠頭（１）
そう ひ でん鉱石用 大埠頭
•2002年9月、首都鋼鉄・河北省建設投資公司・唐山鋼鉄・唐山港口投資
有限公司・秦皇島港務局が共同出資で曹妃甸実業開発有限公司を組織
•第一期：25万トン鉱石運搬船用埠頭を2バース建設、04年3月建設開始 2005年12月運営開始
•第二期：40万トン鉱石運搬船用埠頭を2バース建設開始
2007年6月より二期工事開始。鉄鉱石用バースは計４バースとなる
•第二期完成後、年7000万トンの鉄鉱石を卸す能力となる
•10万トンの鉱石運搬船と比して、25万トン船の運賃はトン76元安い
原油用 大埠頭
•2004年12月12日、河北省政府と中国石油化工股份有限公司が、
30万トン級原油埠頭建設および曹妃甸石油精錬化工プロジェクトの 協力建設契約に調印
•30万トン級タンカー用原油埠頭を２バース建設。年間卸量：4000万トン
•2006年8月建設開始。
•国家戦略石油備蓄量：容量1500万トン（約1750ｋｌ）施設を建設
（第十次五ヵ年計画で建設した浙江省寧波・舟山・大連・青島の備蓄基地 があり、寧波基地はその中で最大で約430万ｋｌ、4ヶ所合計14日間分）
（日本の最大備蓄基地の苫小牧備蓄量は640万ｋｌで、唐山の１/2.7 ）
•曹妃甸港輸入原油は青島輸入より輸送費がトン18元、年数億元節約