( 損 害
⑯ 被災時におけるサプライヤとの関係
顧客名 評価 優先供給 優先支援度
特記事項
ST OM UR IW
【国内】
応用技術研究所株式会社
株式会社テクノサス 主要株主
久保田電機株式会社
品名 サプライヤ名 評価 優先支援度
ST OM UR IW 特記事項
排水タンク (株)全備
タカシ産業(株) 主要株主
ST研磨機(A) (株)長誠技研
ST研磨機(B) (株)長誠技研
【優先供給】
A: 可能な限り供給量を確保する
B: 最低でも可能な限り50%を確保する C: 状況に応じて対応する
【優先支援度】
A: 通常業務レベルを50%にして、支援する
B: 通常業務レベルを80%にして、支援する
C: 状況に応じて支援する
サプライチェーン
ISO 28002 の定義
原材料の調達に始まって製品やサービスをエンドユーザーに届けるまでの様々な輸送形態 を通る資源やプロセスの一体化したセット
注記1 サプライチェーンには、販売会社、製造設備、ロジスティクス業者、内部配送センタ、
流通業者、卸売業者、その他の団体が含まれ、それらはエンドユーザーに連なる。
川下 川上
サプライチェーンの課題
経団連 『企業間のBCP/BCM連携の強化に向けて』(2014年2月18日)から作成
① 企業には、広範かつ複雑につながったサプライチェーンを構成する一員として、経済活動を継続させる役割が求められて おり、業務委託先等を含むサプライチェーン内の連携強化は重要な課題である。非常時のみならず、平時においても、わ が国経済の国際競争力強化に資するものである。しかし、前回の提言でも記した通り、事業活動の継続性強化を目的と した、サプライチェーンの連携は必ずしも十分とはいえない。
② サプライチェーン寸断の要因には、原材料・資材調達先の被災、部品の在庫不足等の製造面の問題、基幹インフラの被 災、燃料の大幅な不足等の配送面での問題等が挙げられる。こうした点を踏まえ、原材料・資源調達先の複数確保、原 材料や商品仕様の標準化、物資輸送ルートの複数確保、代替輸送手段(鉄道、フェリー等)の確保等が、今後のサプライ チェーン連携にあたり、大きな課題となる。
③ 大企業では、東日本大震災を契機として、BCP/BCMの策定は進んでおり、サプライチェーン連携の取り組みも進展し つつある。一部企業では、高次のサプライヤ情報まで網羅したデータベースの構築も実施されている。しかし、このデー タベースの構築や更新等に係る資金や運用にあたる人材の不足等の問題も存在する。
経産省 『有識者ヒアリングのまとめ』(2014年6月) から作成
① 川下メーカーによるサプライチェーン事業継続能力のコントロールは企業秘密の問題もあり、限界があると考えている。
② 川下企業にサプライヤの会社名等の情報は一切開示出来ない。川下企業に開示される情報として、影響の有無や被災 したサプライヤの階層等の情報であれば問題はない。
③ 自社の生産拠点情報も企業秘密であるため、発注元に開示することに抵抗がある
④ 自動車のサプライチェーンにも電機・電子メーカーが多数入っていて、煩雑になっており、川下メーカーが全体を把握・コ ントロールするのは限界がある。自動車でもリーダー役の企業がサプライチェーン全体をコントロールするアプローチに は、製品の部品点数が膨大であること、取引先の入れ替えが頻繁に行われていることからも限界がある
⑤ 川下メーカーがサプライチェーン全体をコントロールするアプローチは、サプライチェーンを硬直化させ、川下企業の圧力 が川上企業の事業継続能力向上を阻害する一因になってしまっているため問題がある。
⑥ サプライチェーンは、きれいなトライアングル構造でなく、入り組んだネットワーク構造になっている。川下が管理しきるの は難しく、それぞれのサプライヤが自律的に事業継続能力を強化するアプローチのほうが適していると考える。
サプライチェーンの評価
① サプライヤに災害、禁輸、労働争議等が起こった場合でも、関係材料の納品に滞りがないような計画があるか
② 部材・サービスの重要性、リスク、影響のレベルが明確になっているか
③ 2次、3次の材料供給源を同じくするサプライヤが明確になっているか
④ サプライヤーごとの全ての部品材料表(BOM)が明確になっているか
⑤ リードタイムが長い部材及び単一源(シングルソース)の部材が明記されているか
⑥ リードタイムが長い部材及び単一源部材のサプライヤは全て登録されリスト化されているか
⑦ リードタイムが長い部材及び単一源部材のサプライヤは在庫保管場所を複数維持しているか
⑧ リードタイムが長い部材及び単一源部材のサプライヤに対しての在庫計画書または復旧計画書が整備されている か
⑨ リードタイムが長い部材及び単一源部材の必要性を認定する手順が整備されているか
⑩ リードタイムが長い部材及び単一源部材の供給履歴や需要予測が利用可能か
11 リードタイムが長い部材及び単一源部材のセカンドサプライヤを確保する手順が整備されているか 12 セカンドサプライヤを活用するための認定時間と認定計画書が整備され、毎年認定が実施されているか 13 サプライヤがBCPを策定し、評価しているか
14 サプライヤが策定したBCPを評価する方法があるか
15 サプライヤの長期および短期的な供給能力について緊急時の柔軟性が追跡調査されているか
16 新製品開発時に、関連の工具、装置、サービスの安定供給について主要サプライヤーの能力評価をするための 手順と文書が整備されていることか
17 サプライヤ候補とその供給能力を明確にする組織的取り組みが構築、実施されているか
18 サプライヤの継続能力について評価する方法を、全社の技術者及び製品開発者に周知しているか
19 購買や設計の発注以前に、事業継続に関する要求事項が、部材・サービスのサプライヤに通知され、確認されて いるか
20 潜在的な部材の安定供給の問題点と解決策または代替案を明確にするための体系的な手順が整備されているか