( 損 害
⑱ 教育訓練
BCP の意識定着を図るために下記のとおり教育・訓練を行う。
① 定期的な教育訓練のうちBCPに関する教育は毎年5月、消防訓練は毎年 4 月と 10 月に行う。
② 不定期の教育訓練はBCP委員会が必要と認めたときに行う。
③ 教育の内容は、BCP関する事項、防火管理規程、消防計画、救急救命措 置とし、 BCP 委員会が必要と認めたものを追加する。
④ 教育の記録は、別添 K に記載するものとする。
* ISO 22398:2013 「演習のための指針」
力量 competence 即興 improvisation
操練 drill 注入 inject
査定 evaluation 利害関係者 interested party
演習 exercise 演習後報告 post-exercise report
演習年次計画 exercise annual plan 安全 safety 演習コーディネータ exercise coordinator シナリオ scenario
演習プログラム exercise programme 戦略的演習 strategic exercise 演習安全管理者 exercise safety officer 試験 testing
フルスケール演習 full-scale exercise トップマネジメント top management 機能別演習 functional exercise 訓練 training
ハザード hazard ・・・・ ・・・・
ISO 22398:2013 から
Type セミナー(入門、概観又は教育セッション) ワークショップ(入門、概観又は教育セッション)
Aim
参加者を刺激し、チームの役割、責任、期待、及び手順に慣 れ親しませるための計画の概観を提供する。新しい計画の 実施又は新しいスタッフ/リーダーシップの追加の際に役立 つ。
具体的な成果物、例えば計画又は方針原案を構築するため に意図されている。
Benefits 非公式、実行しやすい及びストレスが低い。成功は、計画策
定の品質に依存する。
セッションパフォーマンス目標を含む具体的な計画策定を必 要とする。
Issues 参加者は、セッションの価値を認識しなければならない。 参加者は、セッションの価値を認識しなければならない。
Objectives セミナーの結果として、参加者からどんなパフォーマンスが
期待されているかに関する具体的な目標。 ワークショップの「成果物」を特定
Safety 安全性、通常の組織安全プログラム。 通常の組織安全プログラム。
Type テーブルトップ(実習又は模擬演習) ゲーム(シミュレーション)
Aim
計画、手順、調整、及び資源の割り当てを査定するために、
シナリオの限定的シミュレーション(物語形式で提示される)
を提示する。一度に1課題ずつ取扱い、議論のための中断を 可能にする。参加者を、具体的な役割時間に慣れ親しませ る。
破壊的インシデント中に要求される決定に関する練習を提 供する。
Benefits チーム構築及び問題解決の練習となる。
決定及び行動が模擬応答及び結果を生成する。事業継続 性スタッフなど、より多くの参加者、シミュレータ、及び査定者 が関与する。
Issues ある程度詳細で、中程度のストレスレベルを伴う。
一般的に詳細であり、ストレスレベルが高い。ゲームは、提 供及び/又は演技者の行動に対する応答のモデリングにお いてしばしば技術を利用する。
Objectives オーディエンス、パフォーマンス、条件、及び基準の観点から
述べられた最低3つのパフォーマンス
オーディエンス、パフォーマンス、条件、及び基準の観点から 述べられた最低5つのパフォーマンス目標。
Safety
演習安全分析中に、追加的な医療応答資源の必要性が特 定されてもよい。演習安全管理者の割り当ては要求されなく てもよい。
演習安全分析中に、追加的な医療応答資源の必要性が特 定されてもよい。演習安全管理者の割り当ては要求されなく てもよい。
Type 操練または機能的(段階的又は特化演習) 危機マネジメント演習
Aim
応答機能の実際のパフォーマンスを要求しながら、(人員、
機器、及び資源の実際のサイトへの移動がない)制御され た環境において可能な限り現実的にシナリオをシミュレート する。コミュニケーション、準備、及び資源の可用性を試験 する。
シナリオのリアルタイム、リアルライフシミュレーションのた めに人員、機器、及び資源を具体的な配置に展開する。計 画全体を試験するために可能な限り多くのBCP機能を組み 込む。
Benefits
決定及び行動がリアルタイムで起こり、リアルな応答及び 結果を生成する。緊急事態サービス及びメディアなど、より 多くの参加者、シミュレータ、及び査定者が関与する。
人々が自分たちの役割を遂行し、危機マネジメント計画を 習熟する
Issues 一般的に詳細であり、ストレスレベルが高い。 一般的に詳細であり、ストレスレベルが高い。
Objectives 関与する機能の数に応じた多数演習パフォーマンス目標。
機能毎の目標は3つ以上であることが望ましい。
関与する機能の数に応じた多数演習パフォーマンス目標。
機能毎の目標は3つ以上であることが望ましい。
Safety 演習安全管理者が割り当てられ、完全な演習安全分析が
遂行されることが望ましい。
演習安全分析中に、追加的な医療応答資源の必要性が特 定されてもよい。演習安全管理者の割り当ては要求されな くてもよい。
Type フルスケール(ライブ又はリアルライフ演習)
Aim シナリオのリアルタイム、リアルライフシミュレーションのために人員、機器、及び資源を具体的な配置に展開する。計画 全体を試験するために可能な限り多くのBCP機能を組み込む。
Benefits 双方向的方法で業務能力を査定する;組織及び公共民間セクター全体のコミュニケーション及び調整を促進する。
Issues 一般的に詳細であり、ストレスレベルが高い。
Objectives 関与する機能の数に応じた多数演習パフォーマンス目標。機能毎の目標は3つ以上であることが望ましい。
Safety 演習安全管理者及び含まれる活動及び場所に応じた数の安全管理者チーム。100を超える演習パフォーマンス目標を伴
うFSE演習は珍しくない。
ISO 22398:2013 から: つづき
日本の分類
訓練手法 概要
導入訓練 簡単なクイズ形式での問いかけなどによりBCPの必要性についての意識高揚や初動対応時の役割 やルールを認識する
机上型訓練 一般従業員向けの災害時緊急対応、訓練の目的、時間等に応じた訓練内容の設定が可能 ウォークスルー BCPの内容に沿って現場に足を運び、実効可能性を確認する
リアルタイム型訓練 部署ごとの状況付与がリアルタイムに展開され実務的な訓練が可能
シミュレーション訓練 実際の災害時に起こりうる状況をメンバーに付与し、シミュレーションのプレーヤーとしてそれぞれの 役割を演じてもらうことにより、災害時の部門の役割を理解するとともに、その役割を的確に実施す るためのノウハウを取得する
反復訓練 BCPの行動手順や操作手順のスキルの習得・維持・向上のための反復演習
模擬演習 参加者には事前に訓練シナリオ内容を公開せず、訓練開始時に運営者側で準備したさまざまな状 況シナリオをリアルタイムに提示していきながら、その場の判断で行動する。事前の計画が「必要か つ重要なこと」である事を気づきとして体感する。
総合演習 可能な限り実際の危機に類似した状況を作り、臨場感や緊迫感を体感しながら、個々人や組織間の 整合性や実効性を確認する。
主な種類 内容の例 備考
参集訓練 就業時間外の参集 予め指定した時間を指定して参集する場合と、期間を指定してその期間 内で非常参集をかける場合がある。
図上訓練
(DIG)
災害状況の検討 防災対策の検討
地図を使って防災対策を検討する訓練。自治会等の市民レベルの訓練 も盛んである。
DIG=Disaster Imagination Game 図上訓練
(シナリオ提示型)
防災対策の手順確認 対応手順の確認に主眼が置かれ、決められた手順通りに対応を行う訓 練。従来の自治体の総合訓練が相当する。
図上訓練
(シナリオ非提示型)
防災対策の意思決定
(災害対策本部等)
訓練シナリオを事前に提示しない形式の訓練で、事前又は訓練中に付 与される情報に基づき判断し行動する訓練。非常に高度な訓練であり、
訓練の実施には高度なノウハウが必要となる。
訓練の注意点と参考資料
被災後の復旧推定時間(RTE2 )のために
被災後のRTE2 は大変重要
平時における自社とサプライヤのRTE2 の推定訓練は重要!
平時から、自社とサプライヤのRTE2 のトリガー(2次サプライヤを含む)を理解しておく
被災時の情報収集ではサプライヤへ配慮する: 本人・家族・社員の安否、会社の被害状況
被災時の情報収集ではサプライヤを責めない、圧力をかけない、混乱させない
被災時のサプライヤ支援を平時に考える
ユーザーとの被災時連絡を平時に考える
『建設会社における災害時の事業継続力認定の継続申請に向けたBCP訓練マニュアル』
国土交通省 関東地方整備局 平成25年3月
『企業の事業継続訓練」の考え方 -製造業の調達機能による事業継続訓練の実施事例をもと に- 』 平成24年3月 内閣府 防災担当
『机上型事業継続訓練マニュアル』 平成26年3月 高知県
『企業の事業継続マネジメントにおける 連携訓練の手引き 』 平成25年3月 内閣府 防災担当
『危機対応演習(シナリオ非提示型訓練)』 平成25年6月22日実施 経済産業省製造産業局