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0 10cm

第 51 図 Ⅳー B 区 33 ~ 37 号土坑実測図(1/30)

1m 0

1 3 2

4 5

7.6m

7.6m

7.2m 7.2m

8.0m

8.0m

8.0m 7.2m

7.2m

8.0m 8.0m

33

34

36

35

37

<土37土層>

1 暗灰褐色粘質土

2 暗黄灰褐色粘質土(木の根によるカクラン)

3 1+灰褐色粘質土に炭少量混じる(木の根によるカクラン)

4 灰褐色粘質土に炭少量混じる 5 1より暗い+炭少量混じる 6 4+灰色粘質土

住140 住140

140140

 出土遺物から、古墳時代後期~古代に属すると考えられる(大庭)。 

37 号土坑(図版 15、第 52 図)

 調査区の南西に位置する。規模は 1.3 m× 1.25 m、深さ 0.38 mの方形土坑である。壁の立ち上 がりは急である。埋土は1~3が木の根によるカクランを受け、4~6はいずれも土質が近いこと から、短期間に埋めたものと考えられる。

出土遺物(図版 21、第 52 図3~5)

 3・4は高台付土師器皿である。3は内外面とも剥離が顕著である。復元口径は 13.5㎝を測る。

5は高台付土師器椀である。

 出土遺物から、10 世紀前後に属すると考えられる(大庭)。

38 号土坑(第 53 図)

 調査区の南西に位置し、134 号住居跡を切る。規模は 0.76 m× 0.73 m、深さ 1.06 mであるが、

134 号住居跡掘削時に土坑の存在に気付いたため、本来はさらに深さがある小型円形土坑になる。

テラスは4ヶ所持つ。埋土は灰褐色粘質土である。

出土遺物(第 52 図6・7)

 6は小型の土師器高坏坏部か。7は須恵器𤭯で、体部中位には生乾き時に外→内に穿孔を1ヶ所 施す。体部中位以上には厚い自然釉、内面底部にも自然釉が付着する。

 出土遺物から、古墳時代後期末に属すると考えられる(大庭)。

43 号土坑(図版 15、第 53 図)

 調査区の南東端に位置する。4基ピットが切り込むが、いずれも当土坑より新しいものである。

規模は1m× 0.82 m、深さ 0.13 mの不整形土坑である。床面から3㎝ほど浮いた状態で高台付土 師器椀(10・11)と土師器坏(8)が出土した。埋土は灰黒色粘質土である。

出土遺物(第 52 図8~ 12)

 8は土師器坏で、底部はヘラ切りのままである。外面は二次被熱を受け、器表はボロボロである。

9~ 12 は高台付土師器坏である。10 は丸みを帯びた体部にやや高めの高台が付く。体部外面はナ デによる凹凸が顕著である。復元口径 14.2㎝、復元器高 5.8㎝を測る。11 は器壁が厚めである。12 は高台及びその底径が小さいもの。

 出土遺物から、10 世紀前後に属すると考えられる(大庭)。

45 号土坑(図版 16、第 53 図)

 調査区の中央南端に位置する。144 号住居跡を切るが、切り合い関係を誤り、先に 144 号住居跡 を掘削してしまったため、本来は少なくとも深さ 0.9 m以上は残っていたと考えられる。規模は 1.1 m× 0.97 m、深さは現状で 0.73 mである。埋土は灰黄色粘質土に炭少量混じる。

 埋土下層から刀形木製品1点(第 64 図 35)が出土した。

出土遺物(図版 21、第 52 図 13・14)

 13 は陶器椀で、釉は未発色で白黄色を呈するが、高台内見込みは露胎である。14 は備前系大壺

第 52 図 Ⅳー B 区 35 ~ 38・43・45・48 号土坑出土土器実測図(1/3)

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