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DAYS AFTER REARING
Fig. 42 Effect of specific gravity of sea water on the survival of newly hatched larvae under starvation.
以上の実験からイシダイふ化仔魚、の生き残りに必要な海水比重はわよそ15.00(σ15)以上である。
若魚期:1968年2月に,淡水, 0.50, 2.00, 2.50, 3.00, 4.00及 び5.00(σ15)の7段階に比重 調整した海水中ヘ飼育当才魚、(フォーク長10.5~ 12 .5cm)を各区2尾ずつ収容し,その行動を観察
し仮死に至るまでの時間を測定した (Fig.43) 0
その結果,淡水中では2分後に器底に横転し,各鰭軟条の先端が白化するなど異常が認められ,
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Fig. 43 Survival time of young after transfer to fresh‑ water and diluted sea water from 25.05(どり.
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SPECIFIC GRAVITY OF 0.00
1 時間 10分 ~1 時間 50分後にそれぞれ仮死状態になる。比重が高くなるに伴いその影響は少なく,
3.00(σ15 )では 29~30 時間である o 4.00 2.00(σ15 )では 4~5 時間,
仮死に至る時間も延長し,
普通海水に戻すと, 。~
異常を示しながらも80時間経過後も仮死に至らず¥
(σ15 )では 2尾共,
6時間後には正常に回復するo5.00(σ15 )てもは80時間後も全く異常が認められなP o
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Fig. 44 Survival time after transfer to freshwater for juveniles and young fish.
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以上からイシダイ若魚の生残に必要な海水比重は5.00(σ15)以上であるO
また稚魚,若魚、期以降にわいて,外部寄生虫(Benedeniasp.他)駆除法として淡水浴が効果的 であり,その際の淡水に対する抵抗性を知る目的で,成長段階の異る魚体を対象に実験を行った。
1976年 8~9 月にかけて, 240Cに調整した淡水中にフォーク長3.O~ 14 .6cmの 稚 魚 及 び 若 魚 を 収 容し,エアレーションを行いつつ,その行動を観察し仮死に至るまでの時間を測定した(Fig.44) 0
その結果, 240C淡水中におけるイシダイ稚魚及び若魚の平均生存時間はフォーク長3.0cmで11.5
分であり,体長の増大に伴い直線的に延長し, 15.0cmで、23分で、あるO この実験で生存期間が最も 短かい個体でも 9分であり ,Benedenia sp. の駆除のための淡水浴時間は 4~5 分であるので,
この大きさの稚魚、及び若魚、はそれに充分耐えることができるO
3 .溶存酸素
若魚期の溶存酸素量に対する抵抗性を明らかにする実験を行った。飼育当才魚(フォーク長 9.7~
10 .8cm)を用い,水槽中で窒息するまでの時間及び溶存酸素量の変化を経時的に測定した。実験 は1976年9月に 2尾ず、つ 3グループについて行い,直径28.9cm,深さ19.0cmの円形ガラス水槽に lOPの海水を満たし,仮死状態に至るまでの行動を観察した(Fig.45)。 な わ 溶 存 酸 素 量 の 測 定 は Winkler法によったO その結果,溶存酸素量が次第に減少し ,1.0mP/P以下に低下すると魚体 は槌色白化し ,O.75~O.80mP/P に低下すると体を傾斜し,続いて横転または仰向の後,器底に静 止し,やがて体を痘れんさせ時々激しく泳ぎまわり,遂には窒息へい死に至るO この時の溶存酸 素量は O.45~O.65mP/P で、ある O 以上からイシダイの飼育に当たっては,およそ1.0 mP/P以上の溶 存椴素量があれば安全で、あるO
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Fig. 45 Changes in dissolved oxygen contents until young are suffocated to death in closed glass containers. Solid circle, point of suffocation.
4 . 水 温 と 成 長
水溢は魚の代謝速度を変え, そ の 成 長 に 大 き く 関 与 す る の で イ シ ダ イ の 種 苗 生 産 や 養 殖 適 地 の 選 定 の た め に は 重 要 な 要 素 で あ るO
ここでは先ずイシダイのふイヒ仔魚、を用い, 2つ の 異 な る 水 温 条 件 下 で 成 長 比 較 を 行 っ た (Fig. 46)0 実験は1968年 5月29日にふ化し, 6月27日まで水温21.7 ~ 23 .6
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,平均22.60
Cで飼育したA グループと, 同 年6月27日にふ化し, 7月26日まで水温23.1~26. OoC,平均24.4ocても飼育したB グループについて行ったO 各 々 約13,000尾を0.5トンパンライト水槽に収容し, 飼 育 水 温 に 差 を 設けた以外は条件を同ーにして館育管理した。
その結果,
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Fig. 46 Growth of larvae at different water temper‑
atures. A, hatched on May 29, water temperature: 21.7‑23.60C; B, hatched on June 27, water tempera‑
ture: 23.1‑26.00C.
成 長 は ふ 化 後 5日頃までは詞者ほとんど同じであったが, 3グ ル ー プ は そ の 後 順 調 Aグ ル ー プ は ふ 化 後 10日頃まで極めて緩慢な成長を示し, そ の 後 や や 好 転 し た がB
グ ル ー プ に 比 べ 不 良 で , ふ 化 後25日 前 後 の 水 温 下 降 時 に は 成 長 が 停 滞 す る 傾 向 を み せ たc ふ 化 後 30日で,7l<温が高く経験的に千シダイの飼育連水温と思われる Bグ ル ー プ は 平 均 全 長24.5mmlこ成 長 し た 。 こ れ に 対 し 水 温 の 低 いAグループは乎土台11.9mmの 成 長 に と ど ま っ たG なむBグ ル ー プ は
Aグループより飼育水温が乎均で、約20C高 く , そ の た め 全 長 で 約2倍の成長を示した。
次にふイヒ後4ヶ月以上経過した若魚を用い,水温と成長の関係,持にここで、は水温の低下に伴 い, どの時点で摂餌不良となり,成長に影響を及ぼすかを明らかにするための実験を行った。
領育当才魚(平均フォーク長9.3cm, 平 均 体 重22.6g )50尾を吊い,
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洋 魚 粉 を 主 罪 科 と す る 配 合 鍔 科 を 給 餌 し た 。 館 育 は0.5トンパンライト水槽で流水式とし,ヱアレーションを行ったO 実験実月 間辻1976年10月2日より 1977年 1月29日までの120日間とし, 15日ごとに体重,フォーク長の溺定 を行い I~ 四期に分けて資料を橿めた O 館料に;土等量の水道水を加え練鐸とし,給餌は充分食べら25
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Fig. 47 Periodical change of amount of diet fed, body weight and fork length, especially in relation to water temperature. upen column, amount of diet fed; open circle, growth of one culture period of 15 days.
水温150C以下で辻食べ残しのないよう注意しながら 1日1@]与えたC キ 小
れる時;ま 1日2[i雪与え,
水i昆は I 期 (10 月 2B~
その結果,
海水比重友び溶存酸素量を測定した。
た10時にわける水温,
VlI期(12月31日 翌年 1月148)が最抵となり宙期は その後漸次低下し,
10月16日)が最も高く,
やや土昇した。 海水比重は全期を通じ23.1O ~26. ∞ (σ15 )で,溶存酸素量辻3.1~5 .5m'p
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Pてもあり,体重とフォーク長の成長に この実験から,
この値から摂餌活動には影響なかったものと考えるG
47)0 これに 第 I~ 理期までの推移と各期ごとの成長量及び鋸育水溢を記録した (Fig.
ついて,
V期 の 水 溢150C以下に
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下するとf本重は減よると水温180C以上の日期までは煩謂に成長するが,
また表餌活動の強さは水温200C 以上の第 I~ 困期に大きく,練簡 フォーク長は停滞するつ
少し,
の塊を食いちぎるように活発に摂鐸するO 第N期はやや不活発となり,短時時に飽食に達するO
その後はほと 水 溢150C以下に低下する第
V
期以降は投餌後約5分間は表層で活発に摂揮するが,したカ子つ このように水温の低下に伴い摂館活動も抵下するO
んど中層にとどまり不活発であるO
150C以下のV期以降は極めて少辛いO また増肉 て摂餌量も水温180C以上の第百期までは多いが,
水孟の低下に伴い減少する。すなわち水準180C以上のN期までは増肉がみら 量も摂餌量と同様,
V期 水 溢150Cに至って体重の減少がみられるc
れるが,
水温と日間増肉率の関係につい 以上の実験をもとに千シダイ養殖における本混と呂田給餌率,
150C以下ではl九 180Cで約4
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Fig. 48 Relation between water temperature and daily feeding(A) and growth(B) rates.
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以下となるO ま た 日 間 増 肉 率 は240Cで 約3.5%,200Cで1.5%,180Cで 約0.5%と 水 準 の 抵 下 と 共 に 低 下 し , こ の 延 長 線 が 横 軸 (0九)と交わる点すなわち,およそ16.50C以 下 で は 増 肉 は み ら れ な い 。 し た が っ て イ シ ダ イ で は 摂 餌 は す る が 成 長 が 停 諸 , ま た は 体 重 の 減 少 の 起 こ る 水 温 眼 界 は16
~lrc の間にあり,比較的活発に摂鐸し,増重する水温は 180C 以上である O
第2節 鍔 料 と 成 長 1 . 仔 稚 魚 期 の 成 長
ふ化仔魚の初期餌料は{子魚が容易に摂餌し,消イとされて,栄養舘が高く, しかも大量に遥時供 給 で き る こ と で あ るO 筆者が最初にイシ夕、、千の人工ふ化,飼育を行ったのは1967年 で あ り , 当 時 {子魚沼餌料はまだスクリーニングの時代であった。筆者は先ず、マガキ Crassostreagigas (TH‑
UNBERG)の受精卵を屠い, 続いてウニ類, フ ジ ツ ボ 類 の 受 精 卵 を 用 い 検 討 し て き た 於 い ず れ も 大 量 確 保 が 難 か し い た め に 次 の 段 賠 と し て 大 量 培 養 の で き る ワ ム シ が 適 当 で あ る と い う 結 論 に 達 し たO ワ ム シ 培 養 の 毎 生 物 と し て 当 初 ク ロ レ ラ Chlorellasp. を 用 い た れ ク ロ レ ラ 培 養 の た め に は ワ ム シ 槽 の 約4告 の 容 積 を 必 要 と し , 更 に 単 位 容 積 当 た り の 増 殖 数 が 少 な い た め パ ン 酵 母 で お き か え る 方 法 が 開 発 さ れ た 。 し か し1975年 頃 か ら こ の パ ン 酵 母 で 培 養 し た ワ ム シ に ω3高 度 不 飽 和 脂 肪 酸 が 不 足 し て い る こ と が 指 適 さ れ , こ の 改 善 策 と し て 油 脂 醇 母 に よ る ワ ム シ の 培 養 が 研 究 開 発 さ れ た の で 筆 者 も こ れ に な ら っ て 油 路 酵 母 に よ り 生 産 し た ワ ム シ を 用 い る よ う に な っ た 。 そ の 次 の 段 階 の 鐸 料 と し て , 天 然 カ イ ア シ 類 の 採 集 で き る 場 所 で は 主 と し て こ れ を 思 い る が , こ れ が 菌 難 な 場 合 は プ ラ イ ン シ ュ リ ン プ Artemia salina LEACH またはワムシ培養時の副産物で あるチグリオパス Tigriopusjaponi cus Mo R 1 を 用 い る が チ グ リ オ パ ス は 現 在 の と こ ろ 充 分 な 生 産 はできていなt~ 0
摂 餌 量 の 日 居 期 : 先 ず ワ ム シ を 用 い てf子魚、の摂舘生態,持に摂餌のE周 期 活 動 を 明 ら か に す る た め の 実 験 を 行 っ たc
実 験 に は ふ 化 後6,10, 18日の仔魚、を用い,飼育は0.5トンパンライト水増に供試魚、約8,000尾 を収容し, 8, 16時 の 1日2回ワムシを充分給鐸した。 f共試魚、は各 2~ 8 J主を 1時間ごとに24[EJ
採取し, 0.5%ウ レ タ ン で 麻 酔 後 全 長 鴻 定 を 行 い , 消 化 管 内 の ワ ム シ を 計 数 し た (Fig.49)。実験 の結果摂餌の周期性をみると, 1子魚、の A ,召 c の 3 区はいず、れも夜明け 5~6 時に摂餌を開始 し,日中も摂餌を続けながら夕方 19~20時に停止し, 20~21時以降の夜間は全く摂餌しない。ま た 1時 間 ご と に 仔 魚 の 消 化 管 内 の ワ ム シ 数 を 計 数 す る と , ふfヒ後 6日仔魚(全長3.13~3 .55mm)で、
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~28侶平均8.7 個,ふイヒ後 10B 仔魚(全長 3 .39~4 .08mm) で 0~49個平均 14.6個,ふ化後 18 日仔魚、(全長5. 17 ~ 6 . 34mm) で 0~210 摺平均75.11国である。