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第 4 章 vIO コントロール機能を利用した運用例

4.6 CPU ブレードの故障時の置換

4.6.2 置換

ブレードスロット1に搭載されている現用系CPUブレードの故障時に、ブレードスロッ ト3に搭載されている待機系CPUブレードに切り替えるには、ブレードスロット1に適用 していたブートコンフィグ「FC_Boot_with_vIO」を待機系CPUブレードに適用します。具 体的な手順を以下に示します。

1. EMカードのWebコンソールで、「ブート制御」をクリックし、Fig. 4-26の画面を開 きます。ブレードスロット 1 にブートコンフィグ「FC_Boot_with_vIO」、ブレードス ロット3に「spare_config」が適用されています。

2. ブ レ ー ド ス ロ ッ ト 3 の プ ル ダ ウ ン か ら 現 用 系 CPU ブ レ ー ド で 使 用 して い た

「FC_Boot_with_vIO」を選択します。この時、ブレードスロット1のブートコンフィ グは待機ブレードに設定されていた「spare_config」に自動的に入れ替わり、Fig. 4-27 の画面が表示されます。

Fig. 4-26 ブートコンフィグの確認

1. 「ブート制御」をクリック

2. ブートコンフィグ

「FC_Boot_with_vIO」を選択

3. 「適用」をクリックすると、Fig. 4-28の画面に切り替わります。

Fig. 4-27 ブートコンフィグの適用

4. 「ブートコンフィグの適用に成功しました」と表示されることを確認します。

Fig. 4-28の画面が表示されず、ブートコンフィグが適用がされない場合は6.5トラブルシュ

ーティングを参考にブートコンフィグの設定を確認してください。

※ブレード 3 に適用されてい た「spare_config」が自動的 に選択される。

4.適用に成功していることを確認 3. 「適用」をクリック

その後、待機系CPUブレードの電源を入れることにより運用を再開することが出来ます。

電源を入れるとFig. 4-29のようにブレードスロット3に対してブートコンフィグが適用さ れ、結果の部分に「成功」と表示されます。切り替え前に現用系CPUブレードに設定され ていたFCブートの設定や仮想アドレスはそのまま待機系CPUブレードに受け継がれます。

Fig. 4-29 ブートコンフィグ適用結果の確認

待機系CPUブレードに切り替えた場合にも、CPUブレードを交換する場合と同様に、vIO コントロール機能によって切り替え前と後で同じ仮想アドレスが使用され、MACアドレス、

WWPNおよびWWNN は切り替え後のCPUブレードは切り替え前のCPUブレードと同一 のものとして認識されます。

Fig. 4-30に示されるように、VMware vSphereで確認すると、置換前後で同じWWPNと

WWNNが使用されていることが確認できます。

ブートコンフィグの 適用に成功

Fig. 4-30 CPUブレード置換前後のWWPNWWNN 交換前

交換後

WWPNとWWNNは同じ

vIO コントロール機能を用いない場合には、現用系CPUブレードを待機系 CPUブレー ドに切り替えるとFCスイッチのポート、WWPN、WWNN が変わるためFCスイッチおよ びストレージ側の設定変更が必要となります。vIOコントロール機能を使用すると設定変更 を行う必要はありません。

Fig. 4-31 従来方式との比較(ブレード置換)

従来のシステム

ポートセキュリティ変更不要 許可: WWPN3

vIO コントロール機能使用

ポートセキュリティの変更が必要 許可: WWPN1→WWPN2

アクセス可能 アクセス不可

WWPN1

WWPN2

仮想WWPN 工場設定値WWPN1

仮想WWPN3 工場設定値WWPN2

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