生 〃
耕作植物
(森林除)
飼育動物
(家畜除)
413422224
7030300000000733004004007●■D■●●■●●●◇●●●●●●︒●●●︒●●9 5080710001000600006006006入出投産
く00000100000001く00001000001 利30030100407004雛00004830404 用 J7 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 32.3 32.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 32.30.0 0.0 0.0 0.0 0.0 23.0 23.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 23.0 原材料
地下資源 天然水 酸素 二酸化炭素 財貨
生物種成育 農業生産物 水 肥料 食料品 飲料
リサイクル生産物 投入合計
16. 1 0.0 0.0 16 1 0.0 56.8 0.0 12.2 8.0 0.0 22. 1 14.6 0.0 73.0
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 195. 1 195. 1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 195. 1 385.3
0.7 107.6 0.0 277.0 11.2 0.0 1.3 5.7 4.2 0.0 0.0 0.0 396.5
137.4 0.0 115.7 21.8 0.0 169.2 0.0 98.3 53.3 0.0 13.9 0.0 3.8 306.7
49.9 0.0 0.0 49.9 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 49.9 32.2
0.0 32.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 32.2 財貨
生物種成育 農業生産物 木材伐採 残余・有害物質
排泄物・植物性廃物 水蒸気
酸素 二酸化炭素 メタン 産出合計
0.0 0.0 0.0 0.0 73.0 31.6 22.2 0.0 19.2 0.0 73.0
139.5 0.0 139.5 0.0 55.6 55.6 0.0 0.0 0.0 0.0 195. 1 195. 1
195. 1 0.0 0.0 201.4 0.0 0.0 201.4 0.0 0.0 396.5
32.3 32.3 0.0 0.0 274.4 241.3 7.8 0.0 23.8 1.5 306.7
差額(ストック変化)
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 ‑26.9
陛入一産出
的新陳代謝だけをとるならば、環境はいわばホメオスタシス的新陳代謝(Metabolism)を備え ており、それを上回る経済活動にこそ問題があることが明確となる。また表11−9から、ストッ クの変化として目立っているのが、植林が行われたにもかかわらず、森林資産が約2,700万ト ンも減少していることである。これは、この年にドイツに起こった大嵐によるものである。
ところで、経済と環境をこのような物的フローで捉える際に、いくつかの問題が生じる。本 節最後にそれを挙げ、現行版PIOTでの対応を指摘しておこう。
まず第1に、このような物的フローを示すPIOTにおいて、サービスでの利用は含まれるか どうか、もし含まれるならばどういう形で含まれるのか、という問題が生じる。PIOTでは、物 的フローも一部分ではサービスにおける利用と関連しており、それは明示すべきであるとして いる。たとえば家計は、自宅で食事をするだけではなく、レストランでも食事をする。このよ うな飲食物の消費は当然PIOTに含めなくてはならない。PIOTの現行版では統計資料の不足 もあって、サービスにおけるすべての物的フローを統計的に把握できているわけではないが、
たとえば料理屋などで消費された飲食物のような重要なものは含められている。
第2に、PIOTによる環境と経済の統計的把握は、 トン単位での物的フローに中心があるが、
それだけでは不十分ではないか、 ということが挙げられる。たとえば、このような重量単位で は大気や水は捉えられても、電力は捉えられない。したがってトン単位のPIOTでは、電力.
熱供給部門の財貨の生産はゼロとなり、残余・有害物質の産出のみとなる。これでは物的フロー の質的側面を捨象してしまうことになる。しかしPIOTの構想は他の度量単位にも応用できる ので、連邦統計局は重量とは異なる度量単位による付帯表を提供し、質的側面をも把握・記述 できるようにしている。現行版では発熱量(ジュール)を単位としたものと、大気汚染に関す る詳細な産出表である。前者によって、エネルギーフローの実態が解明できる。また後者は特 に、さまざまな種類の大気汚染物質を、温室効果と酸性化という環境問題に関する換算率を用 いて加重・表示しているため、個々の生産部門が発生する大気汚染物質が、地球温暖化や酸性 化にどの程度影響を与えるか、その影響が明らかになる9)。
4.物的産業連関表からの分析
ここでは表11−7.8の雛形や付録として掲げた統合表ではなく、公表されたフルサイズの 物的産業連関表データを、実際に加工・分析することによってわかる特徴について検討する。
4−1 :物的投入表
まず各部門の物的投入量を実際にみてみよう。表11‑10は、物的投入量の多い順に20部門 を並べてみたものである。表の右半分には、その内訳を原材料、財貨、残余・有害物質別に要 約している。物的投入量では固定資産部門の1つである非生産自然資産が圧倒的に多く、全体 の物的投入の43.4%を占めている。これはその内訳をみてもわかるように、各産業や家計消費 活動が産み出す残余・有害物質の中で、処理や保存、 リサイクルされずにそのまま自然に廃棄 され、非生産資産が受け入れる物質がそれだけ多いということである。さらに付表の投入表(表 11‑25)をみると、中でも直接排水が最も多くなっていることがわかる。 2番目に多いのが電 力・熱供給の物的投入であり、その内訳をみると、非生産自然資産とは異なり原材料投入が異 常に多いことがわかる。さらに付表の投入表で確かめるならば、原材料の中でも人間の手を加 えていない天然水が圧倒的割合である。 ドイツの場合は水力発電はあまり多くはないが、石炭
9) この換算率によって、たとえば1トンの一酸化二窒素(N20)の排出が、1トンの二酸化炭素(CO2) の排出より320倍も強力に気候を温暖化させることがわかる。
−344−
や石油による火力発電にしろ、あるいは原子力発電にしろ、水を大量に使用することを考えれ ば、肯ける結果かもしれない。 3番目に物的投入が多いのが外部環境保護活動である。この活 動の性格上、残余・有害物質が非生産資産に次いで多くなっているが、浄化等のための天然水 の利用も多いために、原材料投入計も多くなっている点に特徴がある。物的投入計では以下、
水道、化学製品、家計消費活動、石炭・コークスといった順であるが、原材料よりも財貨の投 入の方が多い部門は、家計消費活動、建設・土木、食料品、生産自然資産、その他の世界(輸 出)と上位20部門の中ではわずか5部門であり、原材料投入の多い部門が物的投入計でも多く なる傾向がある。
表11‑10:物的投入量(降順位) とその内訳
財 貨
投 計
原材料 投入計
残余・有害 物質投入計 49045814 1 4426672 0 652 0 0 42 9 27 0 0 26 5 1179 18 0 8 2143 0 的投入計
投入部門 (%)
非生産自然資産
電力 ・熱供給
外部環境保護活動
水 道
化 学製 品
家計消費活動
石炭・ コークス
土石・建設資材
鉄 鋼
建設 ・ 土木
農 業
生産資産(建設)
食 料 品
一般政府サービス パルプ ・ 製紙
石 油 製 品
生産自然資産
非 鉄 金 属
他の世界(輸出)
その他の鉱業
6816 301802 17409 1659762 471845 3075037 118017 379327 272072 589793 193953 553614 290503 358316 38310 116710 250357 84508 205943 9664 0
30557862 3509808 5513867 3173610 280401 1945754 931010 704383 178328 556518 0 252830 94061 341299 253020 0 161393 0 167506 49052631
30859665 7953889 7173629 3646107 3355438 2063771 1310378 976464 768148 750471 553614 543359 452382 380788 369748 250357 245910 208086 177169
43.4%
27.3%
7.0%
6.3%
3.2%
3.0%
1.8%
1.2%
0.9%
0.7%
0.7%
0.5%
0.5%
0.4%
0.3%
0.3%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
次に、天然水や酸素の投入を高い順にみたものが表11−11である。天然水投入量全体に占め
る各部門の割合も表示している。たとえば天然水では、全体の65.3%という非常に高い割合が 電力・熱供給によって投入されており、発電のためにはいかに多くの水が必要となるかが実感
できる。天然水を汚水処理場で浄化して水道水を作る水道部門の場合は、天然水の11.9%を占 め2番目に高い割合となっている。やはりここでも外部環境保護活動の天然水使用割合は高く、全体の7.5%に上っている。化学製品の使用割合も4番目に高いが、 5番目以降は1.7%以下で あり、全体からみればかなり低い割合である。
表11‑11:天然水及び酸素投入部門(降順位)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■ 企ユ j
弄,
冊冊IIII111冊IlMII別別冊I#83068320654422007776●●●の●●GQ●●●■■●●●■●●凸J7543322111111110000
給道動
』 ー 窪
︼工ロエ
》出
鉄 の他0 路輸蒟 豊政府サ
維 製
計
ラ スティッ
天然水と同様に、酸素の投入量の多い部門順に並べたものが表11−11の右側部分である。天 然水と同様に電力.熱供給に用いる酸素投入量が最も多く、全体の30.8%を占めている。しか しそれに次ぐのは生産活動部門ではなく、新陳代謝をも含む家計消費である。これには人間生 存のための酸素吸入だけではなく、調理器具やストーブの燃焼、乗用車によるガソリン燃焼等、
さまざまなものが含まれるためであり、全体の27.3%を占めている。以上の2分野だけで全体 の過半数を上回っている。以下、鉄鋼、その他の運輸、農業、化学製品と続くが、天然水と異 なりサービス部門が含まれてくる点に特徴がある。たとえば家計消費もそうであるが、その他 の運輸は、主として陸上及び航空運輸によるガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の燃焼によ る酸素使用がいかに大量であるかを示している。
次に投入量ではなく、原材料についての投入率(原材料投入量/総投入量)をその高い順に 配列したのが表11−12である。最も高い電力・熱供給を筆頭に、以下、原油.天然ガス、その 他の鉱業、石炭・コークス、林業.狩猟・漁業と90%を超える部門が続く。上位20部門は60%
を超えており、いかに自然からの採取ということが大きな役割を果たしているかがわかる。環 境と経済との関わりを捉えることのできるPIOTならではの分析の1つである。
原材料の中で、特に天然水の投入率をみたものが表11−12の中央部分である。やはり電力.
熱供給が最高の投入率で98.2%を示している。 2番目はパルプ・製紙であり、87.5%に達して
‑346‑
和く( 受入: t (臘§順 立) 画 :素 受入:
三一玉工●■
(隠§順
受入割,ロ癖11 1000t (%) ■q1笠入部門 1000t
30308574 5513740 3500037 3146818 803159 663576 333126 320648 248407 240093 236662 157456 119901 84674 82419 80573 71693 67351 59000 57787
65.3%
11.9%
7.5%
6.8%
1.7%
1.4%
0.7%
0.7%
0.5%
0.5%
0.5%
0.3%
0.3%
0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0. 1%
0. 1%
0. 1%
電力 ・ 熱供給 家計消費活動
鉄 鋼
他 の 運輸
農 業
化 学 製 品
土石・建設資材
石 油 製 品
食 料 品
卸売 ・ 仲介
小 売
一般政府サービス 外部環境保護活動
海 運
パルプ ・ 製紙 他の営利サービス
建設 ・ 土木
石炭・ コークス
ガ ラ ス
道路輸送機械
249205 221401 40807 36900 30437 26792 17756 16358 12738 12014 11730 10979 9771 9540 8173 7990 5833 5722 5418 5198
表11‑12:原材料投入率と天然水・酸素投入率
没入率(降順位) 酸素投入率(降順位)
海 運73.9%
その他の運輸73.6%
不 動 産56.7%
小 売46.4%
保 険38.5%
郵便・報道・通信35.0%
金 融30.7%
社 会 保 険27.7%
研究・文化・娯楽20.4%
鉄 道 運 輸20.3%
陶 磁 器17.8%
他の営利サービス17.8%
ガ ラ ス12.0%
卸売 ・ 仲介9.5%
衣 料 品8.2%
木 製 品8. 1%
飲食 。 宿泊7.7%
非営利サービス7.5%
仕上・改修工事7.4%
金 属 製 品6.8%
天然
電力 ・熱供給98.2%
パルプ・製紙87.5%
化学製品86.3%
水 道76.9%
紙・板紙製品75.4%
ゴム製品73.5%
鉄 鋼68.0%
その他の鉱業67.7%
繊維製品67.7%
プラスティック67.4%
非鉄金属64.0%
石油製品64.0%
船 舶59.9%
皮 革59.3%
道路輸送機械55.5%
原油・天然ガス53.7%
電気機械51.6%
飲 料51.5%
鋳物製品48.9%
煙 草46.8%
いる。以上の2つをみてもわかるが、原材料投入率といっても実は天然水投入率がかなりの割 合を占めていることが多く、逆に天然水投入率の高い部門は原材料投入率も高い部門である場 合が多い。実際、原材料投入率と天然水投入率の相関係数を計算すると0.78であり、正の相関 があるといえるだろう。
原材料のうちの酸素の投入率も計算してみると、表11‑12の右側のように、運輸関係やさま ざまなサービス関係が上位を占める。これはもちろん、次にみる財貨投入率等が低く、また原 材料では天然水の投入率がさほど高くない部門がほとんどである。とはいえ上位20部門をみる と、燃料を直接燃焼させる運輸部門は酸素投入率が70%を上回るものの、以下の部門では急激 に投入率が低下している。鉄道運輸はドイツでもほとんど電化されていて、石炭を直接燃焼さ せるようなことは記念列車以外にはほとんどないために、 20.3%という低さで、他の運輸との 相違が顕著である。
原材料投入率をみたので、最後に財貨投入率や残余・有害物質投入率も検討しておこう (表 11‑13)。まず財貨投入率は、ガスが最も高く98.8%に達している。これはガスの生産は、物的 投入としては原油・天然ガス部門からの投入がほとんどであり、天然水や酸素はほとんど投入 しないためである。 2番目に高いのは家計消費活動である。家計消費活動は、表11−11でみた ように酸素投入量が他の部門に比べると多いが、家計の物的投入全体からみればわずか6.6%