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結   果 1)

ドキュメント内 問題と目的 (ページ 60-68)

恋愛関係の影響項目の因子分析と得点化

恋愛関係の影響項目40項目について,因子数を7に 指定して,最尤法・Promax回転による因子分析を行っ た(Table 1)。その結果,第1,2,3,5,7因子はそれ ぞれ,髙坂(2009)の「自己拡大」,「充足的気分」,「他 者評価の上昇」,「経済的負担」,「関係不安」に対応する 因子が抽出された。一方,第4因子は,F「生活習慣の 乱れ」の項目と,C「拘束感」の項目の一部がまとまっ て構成されていた。項目の内容をみると,いずれも恋人 がいることによって自分の思うような時間の使い方がで きなくなることを表していると考えられるため,第4因 子を「時間的制約」と命名した。また第6因子にはC「拘 束感」の項目のうち,恋人以外の他者との交流が制限さ れることを表す項目がまとまっていた。そこで,第6因 子を「他者交流の制限」と命名した。7因子での説明可 能な分散の割合の総和は51.7%であった。

各因子に.40以上の負荷量を示した項目の係数を算 出したところ,.90から.71と十分な内的一貫性が確認 されたことから,各因子に.40以上の負荷量を示した項 目の平均を算出し,各得点とした(第1因子「自己拡大」

の得点を「自己拡大」得点と呼ぶこととし,第2因子以 降の得点も同様とする。また,恋愛関係の影響7因子の 得点を総称して「恋愛関係の影響」得点と呼ぶ)。

同一性地位判別尺度項目の主成分分析と類型化

同一性地位判別尺度[自己測定用]18項目に対し,

Marcia(1966)のアイデンティティ・ステイタス理論が「危

機」と「関与」という2つの観点で構成されていること を踏まえ,抽出成分数を2に指定して,主成分分析を行っ た(Table 2)。その結果,第1成分には,11A「私は『こ んなことがしたい』という確かなイメージを持っていな い」(成分負荷量.74)や4A「私には,特にうちこむも のはない」(.71),1A「私は今,自分の目標をなしとげ るために努力している」(–.67)のような「現在の自己 投入」の項目が絶対値で高い負荷量を示している。ここ 1)本研究の分析はSPSS ver15 for Windowsを用いて行った。また本

研究で行った多重比較はすべてTukey5%水準である。

 184 発 達 心 理 学 研 究 第 21 巻 第 2 号 大学生及びその恋人のアイデンティティと 恋愛関係の影響 との関連 185 

Table 1 恋愛関係の影響項目の因子パターン(Promax回転後)及び各項目の平均(標準偏差)

項目内容 F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7 h2 平均(標準偏差)

1因子「自己拡大」

25A:意志が強くなる .95 –.22 –.13 –.08 –.02 .00 .06 .67 3.33(1.12)

30A:自分に厳しくなれる .69 –.15 .01 –.12 –.02 .14 .11 .44 2.80(1.07)

9A:何事にも積極的になれる .69 .01 .14 –.06 –.03 –.03 .00 .63 3.18(1.03)

24A:視野が広がる .66 .02 .00 .09 –.12 –.14 .05 .52 3.69(1.05)

1A:いろいろな物事に興味がわく .50 .23 .05 .01 .00 –.04 .07 .52 3.79(0.99)

32A:自分の性格が理解できる .42 .14 –.02 .17 –.01 –.19 .07 .33 3.87(0.96)

17A:活動的になれる .42 .16 .10 –.09 .10 .05 –.02 .35 3.61(1.03)

15A:人を思いやることができるようになる .41 .14 .06 –.12 .08 .00 –.05 .31 3.55(0.94)

35A:趣味が広がる .38 .18 .13 .00 .17 –.04 –.15 .32 3.44(1.08)

5A:自分の長所や短所がわかる .32 .19 –.07 .12 –.05 –.03 .09 .21 4.00(0.92)

2因子「充足的気分」

13B:幸せだと感じる .01 .83 –.03 –.09 –.02 –.02 .10 .79 4.37(0.85)

23B:気持ちが癒される –.09 .80 –.01 –.01 .01 –.04 .03 .60 4.29(0.75)

31B:毎日が楽しい .08 .77 .01 .01 .02 –.02 –.04 .65 4.04(0.92)

2B:気持ちが安らぐ –.11 .75 .08 –.12 –.13 .04 .02 .60 4.44(0.72)

40B:毎日が充実している .18 .71 –.05 .00 .01 –.03 .01 .66 3.94(0.98)

3因子「他者評価の上昇」

8G:周りの人からの評価がよくなる –.03 –.05 .92 .11 .02 –.09 .00 .78 2.91(0.91)

12G:周りの人から好意的に見られる –.01 .00 .89 .01 .02 –.04 –.14 .76 3.03(0.97)

18G:自分の評判が良くなる .00 .01 .88 –.01 –.05 .04 –.09 .77 2.92(0.90)

34G:周りの人からうらやましがられる .05 .09 .54 .04 –.02 –.07 .12 .42 3.06(1.09)

27G:周りの人から一人前に見られる .26 .01 .43 –.06 –.04 .24 .08 .44 2.48(0.97)

4因子「時間的制約」

29F:勉強に集中できない –.08 –.06 .07 .78 –.13 –.08 .15 .54 2.52(1.21)

19F:生活のリズムが乱れる .02 –.15 .04 .72 .11 –.13 .18 .56 3.02(1.29)

7F:身の周りがおろそかになる –.10 .05 –.01 .65 –.04 –.07 .20 .41 2.55(1.12)

28C:自分のための時間が取れない .03 .08 .02 .59 .06 .32 –.28 .75 2.58(1.25)

22C:一人の時間がなくなる .08 .08 –.05 .56 –.03 .37 –.35 .74 2.69(1.32)

16F:計画性がなくなる –.06 –.12 .06 .52 .06 –.14 .17 .29 2.34(1.02)

39F:その人の生活リズムにあわせてしまう .09 .07 –.06 .46 .05 .13 .27 .40 2.96(1.21)

5因子「経済的負担」

20E:交際費が負担になる .06 –.02 –.13 .06 .89 –.10 –.08 .74 2.52(1.19)

6E:交際費がかかる –.07 .16 –.06 –.06 .86 .00 –.08 .67 3.06(1.25)

33E:外食などで出費が多い –.03 –.06 .02 .05 .68 –.10 –.07 .44 3.07(1.23)

37E:プレゼントなどでお金がかかる .09 –.19 .14 –.13 .61 .13 .11 .48 2.94(1.22)

11E:あまり考えずにお金を使ってしまう –.07 –.05 .09 .12 .39 .06 .17 .31 2.83(1.28)

6因子「他者交流の制限」

36C:他の異性との交際が制限される –.04 .04 –.07 –.16 –.04 .87 .21 .60 2.71(1.33)

10C:束縛されている気がする –.01 –.12 –.04 .02 –.03 .71 –.01 .57 2.33(1.23)

3C:友達と遊びに行きにくい –.04 –.03 .08 .02 .01 .63 .07 .45 2.51(1.28)

7因子「関係不安」

26D:嫉妬する(ヤキモチをやく)ことが多い .13 .06 –.10 .19 .02 .03 .59 .44 2.87(1.31)

4D:その人の気持ちがいつも気になる .01 .20 .04 .10 .01 .09 .58 .49 3.44(1.06)

21D:漠然と別れることへの不安を感じる .08 –.08 –.07 .14 –.12 .04 .46 .21 2.85(1.30)

14D:いつもその人のことしか考えられなくなる .03 .35 –.01 .03 .08 .07 .45 .46 2.72(1.18)

38D:その人の要望を断れない –.13 –.05 .06 .07 .18 .28 .42 .40 2.85(1.16)

 各因子に.40以上の負荷量を示した項目の係数 .85 .90 .86 .83 .82 .77 .71   因子間相関(左下)・得点間相関(右上) F1 F2 F3 F4 F5 F6 F7         第1因子「自己拡大」 − .58*** .48*** –.20** –.06  –.23**  .25***

        第2因子「充足的気分」 .59 −   .39*** –.20** –.12 –.24*** .29***

        第3因子「他者評価の上昇」 .49 .40   −   –.03  .04   .05   .15* 

        第4因子「時間的制約」 –.19 –.15  –.06   −  .37*** .47*** .25***

        第5因子「経済的負担」 –.05 –.07   .08   .42  −   .26*** .25***

        第6因子「他者交流の制限」 –.18 –.23   .10   .54  .41   −   .14* 

        第7因子「関係不安」 .27 .35   .16   –.02  .20  –.09   −  

注.各項目番号後のアルファベットは髙坂(2009)における因子を表している:A「自己拡大」,B「充足的気分」,C「拘束感」,D「関係不安」,

E「経済的負担」,F「生活習慣の乱れ」,G「他者評価の上昇」。

  ***p < .001,**p < .01,*p < .05,p < .10

 186 発 達 心 理 学 研 究 第 21 巻 第 2 号 大学生及びその恋人のアイデンティティと 恋愛関係の影響 との関連 187 

Table 2 同一性地位判別尺度[自己測定用]の主成分分析結果及び各項目の平均(標準偏差)

項目内容 第1成分 第2成分 平均(標準偏差)

11A:私は「こんなことがしたい」という確かなイメージを持っていない※ .74 .25 2.87(1.29)

4A:私には,特にうちこむものはない※ .71 .14 2.50(1.39)

1A:私は今,自分の目標をなしとげるために努力している –.67 –.18 4.00(1.14)

2B:私はこれまで,自分について自主的に重大な決断をしたことはない※ .62 .04 2.46(1.20)

8A:私は,自分がどんな人間で何を望みおこなおうとしているのかを知っている –.59 –.23 3.44(1.21)

7C:私は自分がどういう人間であり,何をしようとしているのかを,今いくつかの

可能な選択を比べながら真剣に考えている –.58 .53 4.04(1.27)

10C:私には,自分がこの人生で何か意味あることができるとは思えない※ .52 .21 2.44(1.19)

3C:私は一生けんめいにうちこむものを積極的に探し求めている –.45 .26 3.83(1.31)

12B:私は以前,自分のそれまでの生き方に自信をもてなくなったことがある .15 .74 3.93(1.51)

6B:私は,自分がどんな人間なのか,何をしたいのかということを,かつて真剣に

迷い考えたことがある –.40 .66 4.64(1.29)

9B:私は,親やまわりの人の期待にそった生き方をする事に疑問を感じたことはな

い※ .21 –.46 2.77(1.25)

5C:私は,環境に応じて,何をすることになっても特に構わない※ .07 –.12 3.20(1.31)

寄与率(%) 27.3 14.8

注.項目番号後のアルファベットは加藤(1983)の下位尺度を表す:A「現在の自己投入」,B「過去の危機」,C「将来の自己投入の希求」。

また,項目後の※は加藤(1983)における逆転項目を意味する。各成分に絶対値で.40以上の成分負荷量を太線枠で囲った。

Table 3 同一性地位判別尺度項目[恋人推測用]の主成分分析結果及び各項目の平均(標準偏差)

項目内容 第1成分 第2成分 平均(標準偏差)

1A:その人は今,その人の目標をなしとげるために努力している –.72 .00 4.36(1.15)

4A:その人には,特にうちこむものはない※ .71 .18 2.20(1.16)

2B:その人はこれまで,その人について自主的に重大な決断をしたことはない※ .66 .22 2.47(1.07)

11A:その人は『こんなことがしたい』という確かなイメージを持っていない※ .65 .25 2.53(1.22)

10C:その人には,その人自身がこの人生で何か意味あることができるとは思えない※ .62 .20 2.26(1.07)

8A:その人は,その人自身がどんな人間で何を望みおこなおうとしてるのか知っている –.54 .09 4.03(1.07)

5C:その人は,環境に応じて,何をすることになっても特に構わないと思っている※ .51 .41 2.96(1.24)

3C:その人は一生けんめいにうちこむものを積極的に探し求めている –.46 .33 4.08(1.20)

9B:その人は,親やまわりの人の期待にそった生き方をする事に疑問を感じたことはな

い※ .32 .19 2.95(1.32)

12B:その人は以前,その人自身のそれまでの生き方に自信をもてなくなったことがある –.07 .64 3.42(1.37)

6B:その人は,その人自身がどんな人間なのか,何をしたいのかということを,かつて

真剣に迷い考えたことがある –.54 .59 4.11(1.14)

7C:その人はその人自身がどういう人間であり,何をしようとしているのかを,今いく

つかの可能な選択を比べながら真剣に考えている –.51 .53 4.02(1.06)

寄与率(%) 30.7 13.0

注.項目番号後のアルファベットは加藤(1983)の下位尺度を表す:A「現在の自己投入」,B「過去の危機」,C「将来の自己投入の希求」。

また,項目後の※は加藤(1983)における逆転項目を意味する。各成分に絶対値で.40以上の成分負荷量を太線枠で囲った。

から第1成分は「関与のなさ」を表す成分であると考え られる。第2成分には,12B「私は以前,自分のそれま での生き方に自信をもてなくなったことがある」(.74)

や6B「私は,自分がどんな人間なのか,何をしたいの

かということを,かつて真剣に迷い考えたことがある」

(.66)のような「過去の危機」の項目が高い正の負荷量

 186 発 達 心 理 学 研 究 第 21 巻 第 2 号 大学生及びその恋人のアイデンティティと 恋愛関係の影響 との関連 187 

を示している。ここから第2成分は「危機の経験」を表 す成分であると考えられる。

同一性地位判別尺度[恋人推測用]18項目についても,

抽出成分数を2に指定して,主成分分析を行ったところ,

[自己測定用]と同様に,第1成分が「関与のなさ」,第 2成分が「危機の経験」を表すと考えられる2成分が抽 出された(Table 3)。

そこで,[自己測定用],[恋人推測用]それぞれに ついて,回帰法により成分得点を算出した。次に,

Balistreri et al.(1995)の分類方法をもとに,[自己測定 用],「恋人推測用」の「関与のなさ」得点及び「危機の 経験」得点の平均を基準に,アイデンティティの確立の 程度について分類を行った。つまり,「関与のなさ」得 点が平均以下で「危機の経験」得点が平均以上であった 回答者を「達成型」([自己測定用]の得点で「達成型」

と分類された群をSA群,[恋人推測用]の得点で「達成型」

と分類された群をLA群と呼び,以下同様),「関与のな さ」得点が平均以上で「危機の経験」得点も平均以上 であった回答者を「モラトリアム型」(順にSM群,LM 群と呼ぶ),「関与のなさ」得点が平均以下で「危機の経験」

得点も平均以下であった回答者を「フォークロージャー 型」(順にSF群,LF群と呼ぶ),「関与のなさ」得点が 平均以上で「危機の経験」得点が平均以下であった回答 者を「拡散型」(順にSD群,LD群と呼ぶ)に,分類し た2)

[自己測定用]による分類と[恋人推測用]による分類 の組み合わせ

回答者本人の分類と回答者が推測した恋人の分類の組 み合わせについて明らかにするため,[自己測定用]に よる分類と[恋人推測用]による分類のクロス集計表を 作成し,2検定を行ったところ,人数の偏りが有意であっ た(2(9, N= 212)= 46.29,p< .001)(Table 4)。 調 整 済みの標準化された残差を算出した結果,SA群では,

LA群の割合が高く,LM群やLD群の割合は低かった。

またSM群では,LM群の割合が高く,LA群の割合は 低かった。SF群では,推測された恋人の分類において 人数の偏りはみられなかったが,SD群では,LD群の 割合が高く,LA群の割合は低かった。

[自己測定用]による分類と[恋人推測用]による分類 を要因とした「恋愛関係の影響」得点の分散分析

回答者本人のアイデンティティの確立の程度や推測さ れた恋人のアイデンティティの確立の程度と恋愛関係の 影響との関連を検討するために,[自己測定用]による 分類及び[恋人推測用]による分類を要因として,「恋 愛関係の影響」7得点について2要因分散分析を行った

(Table 5)。その結果,7得点すべてにおいて,有意な交 互作用はみられなかった。また,「時間的制約」得点に おいてのみ,[自己測定用]による分類の効果が有意で あった(F(3,196)= 4.89,p< .01)。多重比較の結果,

SM群がSA群やSF群よりも得点が高かった。[恋人推 測用]による分類の効果については,「自己拡大」得点(F

(3,196)= 9.80,p< .001),「充足的気分」得点(F(3,196)

= 7.25,p< .001),「他者交流の制限」得点(F(3,196)

= 2.96,p< .05)の3得点で有意であった。多重比較の 結果,「自己拡大」得点と「充足的気分」得点では,LA 群及びLF群がLM群及びLD群よりも得点が高く,「他 者交流の制限」得点では,LM群及びLD群がLF群よ りも得点が高かった。

考   察

恋愛関係の影響とアイデンティティとの関連

本研究の目的は,回答者本人のアイデンティティの確 立の程度及び回答者が推測する恋人のアイデンティティ の確立の程度と恋愛関係の影響との関連を明らかにする ことであった。回答者本人のアイデンティティの分類と 回答者が推測した恋人のアイデンティティの分類を要因 として,「恋愛関係の影響」7得点について分散分析を 行ったところ,交互作用は有意ではなかった。また,回 答者本人のアイデンティティの分類は「時間的制約」得 点とのみ関わっており,SM群の方がSA群やSF群よ りも恋愛関係をもつことによって,自分の思うような時 間の使い方ができていないと感じていることが明らかと なった。さらに,回答者が推測した恋人のアイデンティ 2)SはSelf(自己),LはLover(恋人)の頭文字であり,AはAchiever(達

成),MMoratorium(モラトリアム),FForeclosure(フォー クロージャー),DDiffusion(拡散)の頭文字である。

Table 4 回答者本人のアイデンティティの類型と推測

された恋人のアイデンティティの類型のクロ ス集計表

恋人推測

LA LM LF LD 合計

自己測定

SA 25

(11.8)

7

( 3.3)

17

( 8.0)

2

( 0.9)

51

( 24.1)

SM 6

( 2.8)

19

( 9.0)

12

( 5.7)

16

( 7.5)

53

( 25.0)

SF 14

( 6.6)

13

( 6.1)

21

( 9.9)

9

( 4.2)

57

( 26.9)

SD 6

( 2.8)

12

( 5.7)

12

( 5.7)

21

( 9.9)

51

( 24.1)

合計 51

(24.1)

51

(24.1)

62

(29.2)

48

(22.6)

212

(100.0)

注.各セルの( )内の数値は全体における割合(%)を表す。

また,調整済みの標準化された残差が2.0以上のセルを太線 枠で,–2.0以下のセルを点線枠で囲った。

ドキュメント内 問題と目的 (ページ 60-68)

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