Ⅲ
「礼法」の構成内容の特定に関す る検討
表
7
「ネL法 」 の因子 パ ター ン行 列因 子 名 番 号 設 間 因子 負 荷 量 M SD Cronbach6)
α係 数
制 御 の 意 識
お じぎす る時 は,相手の タイ ミングや呼 吸に
合 わせ よ うとしてい る. 0.79 3.67 0.54
0.85
0.72 16 お じぎをす る時は,形式や正 しい動 作を
しっか りと守 ろ うと してい る.
0,71 3.88 0.34 32
み んな と一緒 に立 った り座 つた りす る時 は,
周 囲の人 の動 作の タイ ミングや呼 吸 に合 わせ るよ うに している̲
0.69 3.60 0.56 肩 に力 を入れ ず,自然体 です つ と立つ よ うに
l´てい る̲
0.68 3.59 0.59 先 生が説 明・ 演示・ 指示 の時 には,常に姿勢
を正1´くす る よ うに気 をつ:サてい る.
0,62 3.66 0.56 動 きや す い よ うに,いつ も稽 古着 や 防具 を正
1´く着 用す る よ うに して い る.
0.59 3.89 0.33 17 整列をする時は,常に上座・下座を意藪する
よ う,こ 1´て い る^
0.55 3.81 0.46 整列す る時は,まつす ぐ並べ るように,いつ
も周囲の立つ位置に気を配るように してい
ス
0.55 3.83 0.42 負 けた時は,悔しくても騒いだ り,落ち込ん
だ りしないよ うに している. 0.53 3.31 0.74
臨 機 応 変 な ふ る ま い
学習が効率よく進む ように,学習カー ドや資 料 をま とめた り整理 した りす るよ うにしてい
Zヽ̲
0.82 2.58 0.87
0.84 話 し合 いや学習カー ドに記入 す る時 は,他の
グルー プや仲 間のペースに合 わせ よ うとして い る。
0.75 2.71 0.85 先 生が説 明・ 演示 をす る時には,大切 な こと
や 要点 を聞 き逃 さない よ うに,メモ した り, 写真や動画 を撮 った りしてい る.
0.61 2.68 0.91 仲間 と活動す る時 には,効率 よく学習が進む
よ うに,立つ位置や座 る場所 を工夫するよ う に してい る.
0.57 3.38 0,72 仲間同士の活動では,仲間の影響 を考えて発
言 した り行動 した りするように気 をつけてい
4).
0.56 3.46 0。62 仲間同士 の活動で は,活動や 話 し合 いが盛 り
上 が りす ぎた り,夢中にな りす ぎた りしない よ うに.冷静 さを失 わない よ うに してい る.
0.53 3.18 0.75 仲間同士 の活動 では,状況や 雰囲気 に応 じた
役割 を 見つ け よ うと してい る. 0.47 3.36 0.65 仲間が話 す ときには,相づ ちを打 と うと
してい る. 0.44 3.13 0.76
先 を 読 む 動 き
7 先生が演示す る時には,見聞 きしやすい場所
に移動 した り.姿勢 を工夫 した りしている. 0.76 3.78 0.46
0.78 先生の指示・ 発間に対 して, 自然に反応 した
り返喜 した りしてい る.
0.70 3.53 0.63 先生が説 明・ 演示・ 指示 の時には,私語 した
り.よそ 界を した りしないよ うに してい る. 0.69 3.85 0.38
1
準備 。片づ けをす る時は,状況 を よ く見 て,
手薄な ところや困 つてい る仲間を手伝 うよ う に してい る̲
0.45 3.59 0.56
9 仲 間の 元 気 が ない 時 には,励ま した リフ ォ
ロ ー した りしてい る̲
0.43 3.37 0.66
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「礼法」の構成内容の特定に関す る検討
第
1因
子 につ い て は,31「
お じぎ をす る時 は,相
手 の タイ ミン グや 呼 吸 に合 わせ る よ うに して い る」 や 16「 お じぎ をす る時 は,形
式 や 正 しい動 作 を しっ か りと守 ろ うと して い る」,32「み ん な と一 緒 に立 った り座 つた りす る時 は,周
囲 の人 の動 作 の タイ ミ ン グや 呼 吸 に合 わせ る よ うに して い る」 な ど,動
作 時 の意 識 に 関す る9項
目で構 成 さ れ て い る.これ らは,対
面 した相 手や 場 に対 す る 自身 の行 動 な ど,行
動 の 際 に は,常に 自分 自身 を コ ン トロー ル す る とい う「セ ル フ コン トロー ル 」が必 要 で あ り,その意 識 に 関す る もの で あ る と解 釈 した た め,「 意 識 の制御 」 と命 名 した 。第
2因
子 につ い て は,11「
学 習 が効 率 よ く進 む よ うに,学
習 カ ー ドや 資 料 を ま とめ た り整 理 した りす る よ うに して い る」や 12「 話 し合 いや 学 習 カー ドに記 入 す る時 は,他 の グル ー プや 仲 間 のペ ー ス に合 わせ よ うと して い る」,5「 先 生 が説 明・演 示 をす る時 に は,大切 な こ とや 要 点 を聞 き逃 さない よ うに,メ モ した り,写真 や 動 画 を撮 つた りし て い る」 な ど
,動
作 を行 う上 で の判 断 に 関す る8項
目で構 成 され て い る.誰
に対 しても,どの よ うな場 に対 して も、同 じ行 動 を とるの で は な く,相手 や そ の場 の雰 囲気 を読 ん で,その場 そ の場 に適 切 な行 動 が とれ る よ うに,臨機 応 変 に行 動 を判 断 し,選択 す る
とい う共通 性 が あ る と解 釈 した た め,「 臨機 応 変 なふ るま い」 と命 名 した 。
第 3因子 につ い て は ,7「 先 生 が演 示 す る時 に は,見聞 き しや す い場 所 に移 動 した り,
姿 勢 を工夫 した り して い る」や 8「先 生 の指 示 。発 間 に対 して,自 然 に反 応 した り返 事 した りして い る」,6「先 生 が説 明・ 演 示・指 示 の時 には
,私
語 した り,よ そ 見 を した り しな い よ うに して い る」 な ど,意
識 や 判 断 を踏 ま えた行 動 に関す る5項
目で構 成 され て い る。これ らは,出来 事 に対す る手 立 て を読 み,どの よ うな行 動 を とるの か とい うことに 関連 す る もの で あ る と解 釈 した た め,「 先 を読 む動 き」 と命 名 した 。
6.2 内的一 貫性 の検 証
各 因子 の 内的一 貫性 を検 証 す るた め,Cronbachの α係 数 を算 出 した とこ ろ,「意 識 の 制御 」 因子 ,「 臨機 応 変 なふ るまい」 因子 ,「 先 を読 む 動 き」 因子 の
3因
子 全 体 にお い て,72,「 意 識 の制 御 」因子 にお い て,85,「 臨機 応 変 なふ る ま い」因子 にお い て。84,「 先 を読 む 動 き」 因子 にお い て。78の値 を得 た.3因子 いず れ も.70以上 の値 を得 て い るた め,内的 一 貫性 は確 保 され て い る もの と考 え られ る。
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「礼法」の構成 内容の特定に関す る検討