細胞免疫検査のご依 頼について
【依頼書】
1)細胞免疫検査ご依頼に際しては専用依頼書をご使用下さい。
2)依頼書所定記入事項(検査材料名、疾患名等)は必ずお書き下さい。
3)検体採取困難等で必要採血量(必要細胞数)に満たない場合、ご依頼 に優先順位をお付け下さい。その指示に従って検査を進めます。
4)依頼書に記載されていない抗体および二重染色については 頁の一覧 表を参照されるか、当社担当までお問い合わせ下さい。
【採血】
【保険点数ついての 補足】
※モノクローナル抗体によ るT細 胞 サ ブ ク ラ ス 検 査 と は、免 疫 不 全 の 診 断 目的に行う検査をいうものであり、検査方法にかかわらず、一連として 算定する。
※モノクローナル抗体による造血器悪性細胞検査について
ア モノクローナル抗体を用いて蛍光抗体法、酵素抗体法、免疫ロゼッ ト等により白血病細胞又は悪性リンパ腫細胞の細胞表面又は細細胞 内抗原の検索を実施して病型分類を行った場合に算定できる。
イ 対象疾患は白血病、悪性リンパ腫等である。
ウ 検査を実施するに当たって用いたモノクローナル抗体の種類、回数 にかかわらず、一連として所定点数を算定する。
エ 検査に用いられるモノクローナル抗体は、医薬品として承認された ものである。
薬剤 に よ る リ ン パ球幼若 化試験 の 留意点 HLA型判定、遺伝子型判定検査の留意点
[末梢血]
①採血管はヘパリン入り(容器10)をご使用下さい。
②2mlで約10項目の検査が行えますので、これを目安に採血して下さい。
③採血後は充分混和して凝固を防止して下さい。
④白血球数が減少した患者において、所定の採血量でも検査不能となる 場合があります。極端な白血球数減少が予想される際にはできるだけ 多めに採血してご提出下さい。
[骨髄液]
①専用容器(容器101)をご使用下さい。
②0.5〜1.0mlを採取し、充分混和して凝固を阻止して下さい。
[リンパ節]
①専用容器(容器101)をご使用下さい。
②脂肪組織を取り除き5mm角程度の組織を容器に入れて下さい。(細 胞浮遊液でも可)
[胸水・腹水]
①滅菌スピッツ(容器30)をご使用下さい。
②約10mlを採取して下さい。
[気管支洗浄液]
①FALCON 50ml容器(容器77)をご使用下さい。
②約10mlで5項目の検査が行えますので、これを目安に採取して下さい。
1)1薬剤ご依頼の場合、ヘパリン加血液(容器10) 2ml×1本と保存 液入り容器(容器24)8ml×3本をご提出下さい。
2)2薬剤以上をご依頼の場合、1薬剤追加毎にヘパリン加血液(容器 10) 2ml×1本と保存液入り容器(容器24)8ml×1本を併せてご 提出下さい。
3)上記の検体量をご提出いただいても検査に必要なリンパ球数が得 られず、検査不能となる場合があります。そのため、2薬剤以上の ご依頼の場合は、必ず優先順位をご指示下さい。ご指示のない場 合は、依頼書上に記入いただいた順に従って検査させていただき ます。
4)検体と同時に1回投与量の薬剤をご提出下さい。薬剤が粉末のも のは粉末を、油溶性薬剤でも粉末があるものは粉末を、座薬およ びシロップ剤で粉末またはカプセルのあるものは粉末またはカプ セルをご提出下さい。
5)法律により規制される薬剤は受託できませんので、予めご了承下 さい。
1)検体相互のcross contaminationを防ぐため、以下の点にご注意下 さい。
①真空採血管を使用し採血して下さい。
②素手で採血管のゴムキャップに触れないで下さい。
③同一検体で他の項目との同時依頼をしないで下さい。
④キャップの開封、検体の分取などが必要な場合、必ず1検体ずつ処 理して下さい。
2)複数項目同時依頼の場合の必要量は以下の通りです。
HLA型判定A,B LocusおよびDR LocusはEDTA加血液2ml、HLA 遺伝子型判定群では3項目までは同2ml、4項目以上は同4mlで検査 可能です。ただし、DQA1は単独でEDTA加血液3mlが必要です。
3)有核細胞数が少ない場合、単項目でも検査不能となることがあり ます。白血球数が3,000/μl 以下の場合は所定量の2倍の血液をご 提出下さい。
4)血液以外の材料による検査を希望される場合は、予め受託可否に ついてお問い合わせ下さい。
80
血液 血液
TdT活性
(ターミナル・デオキシヌクレオ チジルトランスフェラーゼ活性)
1281
室 造血器悪性腫瘍検査
1310
フローサイト
10メトリー
コードNo.
検 査 項 目
採取量(ml)遠心提出量(ml)
容 器
保存
方法
検査方法 基準範囲(単位) 実施料 判断料
所要
日数
備 考
検体 の安 定性
細胞性免疫検査
細 胞 性 免 疫
851 T細胞・B細胞百分率 ヘパリン加血液 5.0
10室
フローサイトメトリー
[T細胞]CD3
[B細胞]CD19
[T細胞] 60 〜 79
[B細胞] 5 〜 17
%
204 免疫
1〜 2
ご依頼方法については77頁 を参照。
852 IgG-FcR
+T細胞百分率 ヘパリン加血液 5.0
10室 フローサイト
メトリー 9.5 〜 23.1
%
204 免疫
1〜 2
ご依頼方法については77頁 を参照。
853
853
853
853
853
853
B細胞表面免疫 グロブリン
(Sm-Ig)
IgG
IgA
IgM
IgD
κ鎖
λ鎖
ヘパリン加血液 5.0
10室 フローサイト メトリー
1.5 〜 5.6
%
1.0 〜 2.4
%
9.0 〜 15.1
%
5.0 〜 11.5
%
12.0 〜 26.1
%
6.1 〜 12.5
% 一連につき
165
免疫
1〜 2
ご依頼方法については77頁 を参照。
854
854
854
T細胞サブクラス
CD3CD4
CD8
FSC/SSC ゲート
CD45ゲート
ヘパリン加血液 5.0 室
60 〜 79
%
34 〜 51
%
26 〜 37
% 一連につき
204
免疫
1〜 2
ご依頼方法については77頁 を、実施項目については80 頁を参照。
ヘパリン加血液 5.0 または 骨髄液 1.0
10 101
フローサイト メトリー
一連につき 1000 1
〜2
ご依頼方法については77頁 を、実施項目については80頁 を参照して下さい。対象疾患 は白血病・悪性リンパ腫等。
ヘパリン加血液 5.0 または 骨髄液 1.0
10 101
室 間接蛍光抗体法 陰性 (−) 250
4〜6
白血病又は悪性リンパ腫の診 断、又は治療効果測定のため に行った場合に算定。
細 胞 形 態 検 査
%
270
66.0〜92.0
―
―
―
貪食能 殺菌能
2869 2868 1869 1241 855 855
免疫
PHA
ConA
PHA:Phytohemagglutinin
リンパ球幼若 化試験
(リンパ球分離培養法)
ヘパリン加血液 5.0
10室 EB蛍光DNA プローブ法
>303
>218
350
免疫
4〜 7
ConA:ConcanavalinA
コードNo.
検 査 項 目
採取量(ml)遠心提出量(ml)
容 器
保存
方法
検査方法 基準範囲(単位) 実施料 判断料
所要
日数
備 考
検体 の安 定性
細胞性免疫検査
細 胞 性 免 疫
細 胞 機 能 検 査
組 織 適 合 性 抗 原
856 薬剤によるリンパ球幼 若化試験
LST(1薬剤の場合)保存液 入り容器24.0 (8.0mlx3本)および ヘパリン加血液 2.0
24 10
室
3
H-サイミジン 取込能測定法
陽性 200以上 凝陽性180 〜 199 陰性 179以下
% Sl
Sl
6〜 8
[予約検査]受付曜日:月〜金曜日、土曜日不可、
白血球数3,000/μl以下の場合は、倍量採血 しご提出下さい。薬疹について実施した場合 のみ算定が可能です。77頁参照。 ○2委
顆粒球スクリ
ーニング検査 ヘパリン加血液 2.0
10室 フローサイト メトリー
70.0〜
93.0〜97.0
%
%
220
1〜2
可溶性インターロイキ ン-2レセプター
(sIL-2R)
血液 2.0
血清 0.5
遠心 01
冷 CLEIA 124〜466
U/ml
460 生Ⅱ
3〜 4
○2委
14日
HLA型判定
A,B Locus
DR Locus
EDTA加血液 2.0
EDTA加血液 2.0
14
冷 PCR-rSSO ―
4〜6
受付曜日:月〜金曜日 77頁、81頁、82頁参照。
○2委
2286 (DRB1) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 2.0
14冷 PCR-SBT ―
6〜9
受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委
1775 (DQB1) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 2.0
14冷 PCR-SBT ―
6〜9
受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委
2828 (DQA1) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 3.0
14冷 PCR-SSP ―
5〜11
受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委
2425 (A Locus) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 2.0
14冷 PCR-SBT
6〜 9受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委
2829 (B Locus) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 2.0
14冷 PCR-SBT ―
6〜 9受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委
2830 (C Locus) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 2.0
14冷 PCR-SBT
6〜 9受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委
モノクローナル抗体 一覧
認識 CD No. 主要な分布細胞 正常値(未梢血) 標 識
CD1a 胸腺皮質細胞 1 . 0 %以下 ●
T CD2 T細胞、NK細胞の大部分 5 6 . 0 〜 9 1 . 0 % ●
CD3 成熟T細胞 6 0 . 0 〜 7 9 . 0 % ● ●
細 CD4 ヘルパー/インデューサーT細胞 3 4 . 0 〜 5 1 . 0 % ● ●
CD5 Pan-T細胞、一部のB細胞 6 5 . 0 〜 7 9 . 0 % ●
胞 CD7 Pan-T細胞、NK細胞、骨髄細胞の一部 ●
CD8 サプレッサー/細胞障害性T細胞 2 6 . 0 〜 3 7 . 0 % ● ●
系 TCR-α/ β T細胞レセプター ( αβ型) ●
TCR-γ/ δ T細胞レセプター ( γδ型) ●
CD1 0 Common-ALL、顆粒球 1 . 0 %以下 ● ●
CD1 9 Pan-B細胞 5 . 0 〜 1 7 . 0 % ● ●
B CD2 0 成熟B細胞 3 . 0 〜 2 1 . 0 % ● ●
細 CD2 1 成熟B細胞 5 . 0 〜 1 7 . 0 % ●
胞 CD2 2 成熟B細胞 ●
系 CD2 3 ヒトIg-Eの低親和性レセプター (Fcεレセプター) 2 . 4 〜 6 . 0 % ●
CD7 9 a B細胞 ●
HLA-DR B細胞、単球、活性化T細胞 4 . 0 〜 2 9 . 0 % ●
NK CD1 6 NK細胞、顆粒球 (Fcγレセプター) 8 . 0 〜 2 2 . 0 % ● ●
細 CD5 6 NK細胞 ●
胞 CD5 7 NK細胞、サプレッサーT細胞の一部 1 3 . 0 〜 2 7 . 0 % ●
系
CD1 1 b 顆粒球、単球、NK細胞、マクロファージ 5 . 0 〜 1 6 . 0 % ●
CD1 1 c 単球、顆粒球、マクロファージ、HCL ●
骨 CD1 3 骨髄細胞、単球、顆粒球 1 . 0 %以下 ●
髄 CD1 4 単球、顆粒球 1 . 0 %以下 ●
球 CD1 5 単球、顆粒球 ●
系 CD3 3 骨髄細胞、単球系細胞 1 . 0 %以下 ●
CD3 4 幹細胞、造血前駆細胞 1 . 0 %以下 ●
●
● CD
MPO
1 1 7 造血前駆細胞 好中球、単球
●
血 小 板 系
CD4 1 血小板 (GP b) 、巨核球 ●
CD4 2 b 血小板 (GP b) 、巨核球 ●
CD6 1 血小板 (GP a) 、巨核球 ●
そ の 他
CD2 5 活性化細胞、IL-2 レセプター ( α鎖) 5 . 0 %以下 ●
CD3 0 活性化リンパ球、ホジキン細胞 ●
CD3 8 形質細胞、胸腺細胞、活性化細胞 3 . 0 〜 1 1 . 0 % ● ●
●
CD7 1 活性化及び増殖細胞 ●
赤血球前駆細胞 (赤芽球系細胞)
CD1 3 8
形質細胞 ●
● は、FITC標識、 ● は、PE標識の抗体です。two-color解析を希望の際は、 ● と ● の抗体の組み合わせが可能です。
但し、抗体の組み合わせによっては抗体の非特異的反応によるfalse positiveが起こる場合があります。
尚、上記以外の抗体につきましては弊社担当にお問い合わせ下さい。
CD2 3 5 a
コードNo.
検 査 項 目
採取量(ml)遠心提出量(ml)
容 器
保存
方法
検査方法 基準範囲(単位) 実施料 判断料
所要
日数
備 考
検体 の安 定性
細胞性免疫検査
細 胞 性 免 疫
2287 (DPB1) HLA遺伝子型判定 EDTA加血液 2.0
14冷 PCR-SBT ―
6〜9
受付曜日:月〜金曜日 77頁参照。
○2委