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鼻 粘膜知覚神経系 を介 した鼻 汁分泌反 応 と薬物効果

1緒 言

鼻 ア レル ギ ー発 症 の 最 初 の ステ ップは肥 満 細胞 表面 で起 こ る特異抗 原 と細胞 親 和性IgEに よ る 抗 原抗 体反応 とい う免 疫 学的 反応 で あ り1・2,,こ れ に 引 き続 き起 こ る第ニ ス テ ップ の反 応 は大 き く 2段 階 に分 け られ る3一τ・1°°,.一 っ は肥満 細胞 か らのchemica1鵬diators遊 離 まで の反 応 で あ り, 2っ 目は ヒス タ ミンを 主 とす る遊 離che皿icahediatorsの 鼻 血 管へ の 直 接作 用 あ るいは鼻 粘 膜 知 覚神 経 終 末 へ の刺激 を 介 した反応 で あ り,そ の結果 と して く しゃみ,鼻 汁 分泌 及 び鼻 閉 が生 じ る と 考 え られ て い る.神 経 反 射 によ り誘 発 され る鼻 汁 分泌 の程 度 はvidi細 神 経 切除 に よ る臨 床効 果26

‑28)に よ り評価 され て きた

.Capsaicinの よ うな知覚 神 経 刺 激 剤に よ り誘 発 さ れ る鼻 汁 分泌 が局 所 麻 酔剤 で抑 制 され る101,こ とが見 出 され て以来,鼻 汁 分 泌 の一 部 あ るい は 大部 分 は神 経 反射 を介 し て 誘発 され る と考 え られ るよ うにな って きた.し か し,鼻 汁 分 泌機序 に 関 して は,な お 不 明 な 点 が 多 くあ る.ま た鼻 ア レル ギ ー症状,特 に鼻 汁分 泌 に対 す る抗 ア レルギー剤 の有 用 な薬 効評 価 法 に 関 す る報 告 は ほ とん どな い.そ れ ゆえ,鼻 汁 分泌 に対 す る抗 ア レルギ ー剤 の作 用 は麻 酔 下 動物 の鼻 腔 灌流 法42‑46}に よ り評 価 され て きた.

第1章 に示 した よ うに モ ルモ ッ トに対 す る簡 便 な鼻 汁 分 泌 測 定 を開発 した の で,本 章 で は最 初 に 神 経反 射 を介 した鼻 汁 分 泌機 序 を検 討 し,次 にf箆 加 ηoの 実 験 系 にお け る種 々の 抗 ア レル ギ ー剤 の作 用 様 態 の違 い に っ い て検 討 した.

ll実 験 材 料 な ら び に 実 験 方 法 1.実 験 動 物

体 重400〜450gのHartley系 雄 性 モ ル モ ッ ト(日 本SLC)を 購 入 し,室 温24℃,湿 度45〜

70%,12:12の 明 暗 サ イ ク ル(明 期:午 前8時 〜 午 後8時 の 間)に 調 整 した 飼 育 室 内 で 固 型 飼 料 と水 を 自 由 に 摂 取 さ せ て 予 備 飼 育 した の ち,健 常 な も の を 実 験 に 供 した.

2.使 用 薬 物 及 び 試 薬

薬 物 と してketotifenfumrate(Zaditen⑨,サ ン ド薬 品),tranilast(Rizaben②,キ ッ セ イ 薬 品),azelastinehydrochloride(Azepti皿 ⑪,エ ー ザ イ),disodiumcr㎝oglicate(DSCGと 略, Intal⑪,藤 沢 薬 品),amlexamx(Solfa⑪,武 田 薬 品),cimeti6ine(Tag細et②,{㎞ith‑Kline),

pyrila皿inemleate(pyriと 略,Sig■n),1idocaine(Lidoと 略,Xylocaine⑦,藤 沢 薬 品), phe丑ylephrinehydmchloride(Phと 略,東 京 化 成),flutropiu皿bmmide(Fluと 略,

Flubron②,エ スエ ス)及 びhex細ethoniumc血loride(Hexaと 略,和 光 純 薬)を 使用 した.そ の 他 試 薬 と して 卵 白 ア ル ブ ミン,CMC,MCh,Hist(以 上 は 第1章 に 記 載 の も の と同 じ)及 び capsaicin(Capと 略,和 光純 薬)を 使 用 した.

3.受 動 感 作 方 法

抗 卵 白ア ルブ ミン血 清 は第1章 に 記載 の方 法 に よ り作 製 した.受 動感 作 は抗 卵 白ア ルブ ミン血 清 を生 理 食塩 液 で8倍 希 釈 した溶液 を モ ル モ ッ トに対 して2認/kgを 腹腔 内投 与 す る ことに よ り行 っ た.

4.鼻 汁 分 泌 量 の 測 定

鼻 汁 分泌 量 の測 定 は 第1章 に記 載 の方 法 によ り行 った.

5.種 々 の 刺 激 剤 に よ る 誘 発 鼻 汁 量 の 測 定

Histと 離Chは 生 理 食 塩 加 リン酸 緩 衝 液 で,卵 白 ア ル ブ ミンは生 理 食 塩 液 で そ れ ぞ れ溶 解 し, Capは10%ethanolを 含 む10%T冊een80溶 液で30曲 溶 液 と して 調 製,保 存 し,用 時,生 理 食 塩 液 で希 釈 して使 用 した.抗 原誘 発鼻 汁 の測 定 には受動 感 作 モ ルモ ヅ トを用 い,受 動感 作 の2日 後 に0.5,1あ るい は4%の 卵 白アル ブ ミン50μ4(抗 原 量 と して0.125,0.5及 び2.0㎎)を 左 鼻 腔 内 に滴 下 して鼻汁 分 泌 を誘 発 し,そ の10分 後 に両側 の鼻 汁 分 泌量 をそ れぞ れ 測 定 した.種 々 の濃 度 に よ るHist,Cap及 びMCh誘 発 鼻 汁 の 測 定 に は10面 〜1MのHist,1μM〜0.3醐 のCap 及 び30酬 〜 ㎝ のMCh希 釈 液 の10μρ(α1〜10μmlのHist量,0.01〜3mn1のCap量 及 び30μm1の 鰍Ch量)を 低 濃 度側 よ り10分 間 隔 で順 次 左 側 鼻 腔 内 に マ イ ク ロ ピペ ッ トを 用 い て注 入 し,誘 発 され た両 側 の鼻 汁分 泌量 を そ れ ぞ れ測定 した.

6.薬 物 の 投 与 方 法

各薬 物 の 投与 量 は遊 離 塩 基量 として表 示 し,経 口投与 の場 合 に は α5%㎝C溶 液 で懸濁 溶 解 し, 静 脈 内投 与 及 び鼻 腔 内 局 所 適 用 の場合 に は生 理 食 塩液 に溶 解 し,そ れ ぞ れ の投 与 容 量 が5魂kg,

1諺kg及 び50μ〃siteと な るよ うに調 製 した.

薬 物 の 経 口及 び静 脈 内 投 与 は それ ぞ れ症 状 誘 発 の60分 及 び20分 前 に行 った.ま た局 所投与 は刺 激 剤 の適 用側,す なわ ち左 鼻 腔 内に症 状誘 発 の10分 前 に適 用 した.な お経 口投与 の場 合 に は動 物 を あ

らか じめ17〜 ⑳ 時 間絶 食 させ てお いた.

7.統 計 処 理

実 験 成 績 は平 均値 ±標 準 誤差 で表 示 し,群 間の比較 は一 元 配 置分 散分 析 を行 った のち,2群 間 の 比 較 に はStudent's重 一testを,多 群 間 の比 較 に はDunnettの 多重 比 較 を 使用 した.い ず れ の場 合 も危 険率P〈0.05で差 が 認 め られ る場合 に有 意 と した.

lll実 験 結 果 1.種 々 の 刺 激 剤 に よ る 鼻 汁 分 泌 反 応

Hist,Cap,抗 原 及 び 鵬hの 一側 刺 激 によ る刺 激 側 と反対 側 の 鼻 汁 分 泌 反 応 を 検 討 した.

Histの1μm1以 下,〔hpのo.3㎜1以 下 あ るい は受 動感 作 モ ル モ ッ トに 対 す る抗 原 誘 発 鼻汁 分泌 量 は刺 激 側 と反 対 側 とで は ほ ぼ 同程 度 で あ った が,Hist及 びCapの 高 濃 度 で は 刺 激 側 の方 が明 らか に多 量 で あ った.一 方,欝h誘 発 で は低 濃度 か ら高濃 度 まで刺 激 側 の みに鼻 汁 分 泌 が 認め られ た(FIG.31).

40

Histamine

〇一 7 委

TT工

〇一

動 『 1

o■

1一

2.鼻 汁 分 泌 機 序 の 検 討

鼻 汁分 泌 機 序を 調べ る目的 で,種 々の刺 激剤 の一側 刺激 に よ る刺 激側 及 び反 対側 の鼻 汁 分 泌 に対 す る局 所 麻 酔 剤,局 所 抗 コ リン剤,神 経 節 遮 断 剤 及 び 抗 ヒス タ ミン剤 の作 用 を検 討 した.Hist, Cap及 び 卵 白 ア ルブ ミンは両 側 鼻 腔 に お いて 同 程度 の鼻 汁分 泌 を 引 き起 こす1μm1,α3nml及 び0.5㎎ を 用 い,闇Chは10μmlを 使 用 した.

最 初 にHist誘 発 鼻 汁 に対 す る これ ら薬物 の 効集 を 検討 した.予 備 実 験 の 結果 よ り,局 所麻 酔剤 で あ るLidoは 単 独 使 用 で はそ の効 果 は軽 度 であ った の で,血 管 収縮 剤 で あ るPhと併 用(Lido+Ph と略)し た.Lido+PhのHist刺 激 側 へ の局 所適 用 は,刺 激 側 のみ な らず 反 対側 の 鼻汁 分 泌 も同様 に 有意 に抑 制 した.局 所 抗 コ リン剤 で あ るFluの 刺 激 側 へ の局所 適 用 は適 用側 の み の鼻 汁 分 泌 を 抑 制 した.一 方,神 経 節遮 断剤 で あ るHexa及 び抗 ヒス タ ミン剤 であ るPyriの 静脈 内投 与 は両 側 の鼻 汁 分泌 を有意 に抑 制 した(FIG.32).図 に は示 して い な いが,ヒ ス タ ミンH2レ セ プ ター拮 抗 剤 で あ るcimetidineは ほ とん ど 抑 制 作 用 を 示 さ な か っ た.

10

****

o(ontrolHexa(ontrol

̀5mglkg.i.V.,

■:lpsilatera1{5timulatedside}口:(ontralateral

[

]

TT

****

iT

Pyri

̀0.5r鴇91kg,i.v.}

FI〔L32.Effeefsof{懸 ㎏s㎝nasa且s㏄ 肥ti㎝i面 ㏄ α 】byl㏄a1{りplicatioo⊂f 1μ 掴010fhista●ineinguineapigs,Lido=1idocaine;Ph=ph[enylephrine;

FIo=伽t圃 凹;鹿 舳 α 猟 ㎞i櫨;即ri:wrn組ina十;Li面 仙 ㎝dFlu騨e陀

pretr㎝tedtot㎞sidesti瓢1at曲ithhis伽ine.一;㎜ 一皿etrea圃.舳

oo藍u■nandverticalbarrepreseotthe㎜valoes±S,E.of88uineapigS.°.:

si即ifi㎝tlydi伽entf期ea血 ㎝tmlatp〈0.01.

Cap誘 発鼻 汁 分泌 に対 してLido+Ph,Fh及 びHexaはHist誘 発 鼻 汁 分 泌 の場合 と同様 の効 果 を 示 し た が,1ヤriは ほ とん ど抑 制 作 用 を 示 さ な か った(FIG.33).

(apsaicin{0.3nmol》

〇 一

TT

****

1一

くontrolHexa

P<O.01 一

**

20

̀5mg'kgj.v.)

■:1psilateral(5timulatedside)口:⊂ontralateraI

FIG.33.Em㏄fsof(h㎎s㎝r蛾sals㏄reti㎝i司 血oedby1㏄a己a仰licati㎝of O.3ロ ■010fcapsaicining腿ineap藍gs.十;LidD弓phandFlu帳 ∋repretreatedto t量蟹∋sidesti1■ 』1ateduith[capsaicin● 一;㎜ 一pretreate4.Forothere凋P且a置lat蓋 ㎝ ofabb1℃ 彫iatioosaodSy■bols,seeFI6.32σ

抗 原 誘 発鼻 汁 分 泌 に 対 してLido+Ph,Hexa及 びPyriは 両 側 の鼻 汁 分 泌 を有 意に 抑制 し,ま た Fluは 適 用 側 の み の 鼻 汁 分 泌 を 抑 制 した(FIG.34).す な わ ち,Hist誘 発 鼻 汁 分 泌 に 対 す る場 合

と同様 の結 果 で あ った.

AIIergen(05mg)

20

0

⊂ootrOl

.

.

T

Pく0.057

「一 一ヨ T

**

T

Hexa (5mg'kg,i.v.}

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FIU{0,1mg響topìal}

(ontrol

** **

Pyri {05mglkg,i.v.}

■:置Psilatera「{5timu塵atedside)口:(ontralateral

FIG.34.附eefsof血 喀s㎝msals㏄reU㎝i血eo曲ylocalaOplicat蓋ooo『

0.5■gofaHe㎎ 脚inpassivelyse劇 喧itizedg廻ineapigS.十;Li6D●1血an謹Fl腿 脳∋repretregte虚tothes童desti■ 阻1atedw董tha皇1e㎎ μ.一;岬etreate6.For othereゆ1amtiono『a血bre彫iationsao6sy■bols,seeFI6.32.

鵬h誘 発 で は刺激 の 反対 側 で は鼻汁 分 泌 は認 め られな いの で刺 激 側 のみ で調 べ た.そ の結 果,Fluの み が 鼻 汁 分 泌 を 著 明 に抑 制 し た(FIG.35).

Metha(holine(10pmol)

**

20

■Ip5ilateral(stim田ated5ide)

FI6・35・Effecfsofdrugsonnasa星se《 三retionind"cedby10μ ●olof

田etbachonnein即ineap藍gs.闘:siglifiαmnydifferentfro■c㎝tro且at P〈0・01.Forotherexplamti㎝ofabbreviati㎝sa臨1sy曲01s,seeFIG.32.

3.種 々 の誘発鼻汁 に対す る抗 ア レル ギー剤 の作用

20

1・Histamine(1pm・1)P

er。rai

.

.

T

***

=

T

= 一 1 II.Allergen(0 .5mg)

(・・t差1≡雛D¥G講

,、、、,,(・・t.K号t° 竿 器m,、kg

FIG.36.Effed「sofantiallergicdr腿8罫onn匿salseeretiooontheoontralateral

sideind巴eedbylocalapPIicationofhista6ineandallergento9μin∈ 駐pigs6

【eto=ketotifen,Aze=azelastine,A■1e=a■1exnox;Tra=tmnilast.寧,騨:

si即ifi㎝tlydim㏄ ㎝tf剛ea面 ㎝tmlatP〈0.05mdRO.01,昂e騨tively.

Hist及 び抗 原 の一 側 鼻 腔 刺 激 に対 す る反 対 側 鼻 腔鼻 汁 分 泌 反 応 を指 標 に して,抗 ア レルギ ー剤 の局所 適 用 及 び経 口投 与 に よ る作用 を 検 討 した(FIG.36)。Ketotifenやazelastineの 局 所 適 用 及 び経 口投 与 はHist及 び 抗 原 誘発 鼻汁 分 泌 を有 意 に抑 制 した.ま たDSCGの 局 所 適 用 は抗原 誘 発鼻 汁 分 泌 量 に 対 して 軽 度 な 作 用 を 示 した が,有 意 で は な か っ た.舳1exanOXの 局 所 適 用 や tranilastの 経 口投 与 は抗 原 誘発 鼻 汁 分 泌 の み を軽 度 で はあ るが,有 意 に抑 制 した.図 に は示 し て はい な いが,こ れ らの抗 ア レル ギ ー剤 はCap及 び 藤Ch誘 発 鼻 汁 分 泌 に対 して は ほ とん ど抑 制 作用 を示 さな か った.

lV考 察

鼻 ア レルギ ー 恵者 に 対 す る鼻粘 膜vidian神 経切 除 に よ る治 療 効 果が確 認 され て以 来26‑281,水 様性 鼻 汁 は抗原 抗体 反 応 に よ り遊 離 され た ヒス タ ミンに よ る神経 反射 を介 した鼻 腺 か らの分 泌物 を 主 と し,こ れ に鼻血 管 か ら漏 出 され た血 漿成 分 を加 味 した もの で あ ると考 え られ るよ うに な って き た.ま た ヒ トボ ラ ンテ ィア を 用 いた実 験 に お いて知 覚 神経 刺 激 剤 に よ る鼻 汁 分 泌反 応 が局 所 麻酔 剤 で抑 制 され た ことか ら1°1㌧ 鼻 汁 分泌 反 応機 序 と して 神経 反射 の 重要性 が 次 第 に認 識 され るよ うに な って き た.し か しな が ら,治 療 や診 断 の 目的 な しで ヒ トに お け る鼻 汁分 泌機 序 の検 討 は倫理 的 な 面か らも非 常 に制 限 され る.ま た動物 実験 の多 くは麻酔 下 に お い て鼻 腔灌 流法 に よ り血 管 透過 性 を 評価 して い るにす ぎな い.こ の方法 で は両 側 の鼻汁 分泌 量 を 分離 して測定 す る こ とが で きな い た め, 神経 反 射 に よ り誘発 され る鼻 汁 分泌 反応 の評 価 は困 難 であ り,ま た全身 麻 酔 に よ り副交 感 神経 活 性 に よ り誘 発 され る鼻 汁 分泌 反 応 が抑 制 さ れ る4η.

上 記 の よ うな様 々な事 情 に よ り神 経反 射 を介 した鼻汁 分 泌反 応 に 関す る報告 は少 ない.特 に,動 物を 用 い た基 礎的 研 究 に 関 す る報告 は ほ とん ど見 当 た らな い のが 現 状 であ る.著 者 は第1章 で述 べ た よ うに 刺激 剤 の一 側刺 激 に よ り誘 発 さ れ た刺 激側 と反 対側 の両 方 にお け る鼻 汁 分 泌反 応 を それ ぞ れ分 離 して測 定 で き る簡 便 な鼻 汁分 泌量 測 定 方法 を 開発 した.そ こで,本 章 で は この方 法 を用 い て 種 々の 刺 激剤 に よ り誘 発 さ れ る鼻汁 分泌 の機 序 にっ い て研究 した.本 実 験 で は刺 激 剤 と して重 要 な che皿icaユ皿ediatorsの 一 っ で あ るHist,知 覚神 経 刺 激 剤 で あ るCap及 び 鼻 腺 に 直接 作 用 す る MChを 使 用 し,ま た 受 動 感 作 モル モ ッ トに対 して は抗 原 を用 い た.

Histあ るい はCapの 低 濃 度 及 び抗 原 の一側 刺 激 で は刺 激 側 と反 対 側 の鼻 汁 分 泌 量 は 同程 度 で あ ったが,Histあ るい はCapの 高濃 度 で は刺 激側 の方 が 多 量 の鼻 汁 分泌 が 見 られ た.㎜hで は 刺 激側 の み に鼻汁 分 泌が 見 られ た.

Lidoに よ る鼻 粘 膜 知 覚 神 経 麻 津 及 びHexaに よ る神経 節 遮 断 はHist,Cap及 び抗 原 の一 側 刺

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