SBL1号 ( Stva 、 Stvb 、 Pi34 )
A) 簡易ELISAによる保毒虫検定法 B) ウンカの発生調査方法
C) ウイルスの同定・検出 7. 参考文献・外部リンク
目次
展示名 展示機関
ミネクトスター顆粒水和剤の商品紹介 シンジェンタジャパン株式会社 箱施用剤(スターダム・ロングリーチ)によるイ
ネ縞葉枯病被害軽減の現地事例 北興化学工業株式会社 東京支店
食料生産の重要性と農薬の役割* 農薬工業会
①ヒメトビウンカ防除 ②稲こうじ病防除 日本農薬株式会社
ヒメトビウンカの防除資材* 住友化学株式会社
新規ウンカ剤ピラキサルト®のイネ縞葉枯病抑制
効果 全国農業協同組合連合会
イネ縞葉枯病に関する情報サイト、イネ縞葉枯病
の発生予察に使える新技術 農研機構中央農研
縞葉枯病抵抗性を導入した同質遺伝子系統水稲品
種「コシヒカリ近中四SBL1号」 農研機構西日本農研 農研機構で開発したイネ縞葉枯病抵抗性品種 農研機構次世代作物 イネ縞葉枯病発病抑制のためのヒメトビウンカに
対する本田防除適期 茨城県農業総合センター農業研究所 イネ縞葉枯病抵抗性品種による防除効果* 埼玉県農業技術研究センター 近畿地方で多発しているヒメトビウンカおよびイ
ネ縞葉枯病の特徴と防除対策 兵庫県立農林水産技術総合センター 効果の高い薬剤とイネ刈り株のすき込みを組合せ
たイネ縞葉枯病の総合的防除技術 福岡県農林業総合試験場病害虫部 知って防ごう「縞葉枯病」の被害 食農ビジネスセンター
* WEB配布資料には非掲載
ポスター・実物展示
平成29年度関東地域マッチングフォーラム
1.
背景と目的ミネクトスター顆粒水和剤に含まれるピメトロジンは,IRACグループ9B に属する殺虫成分として,ウンカ類の吸汁や産卵などの行動をかく乱し,
次世代の密度を低下させると考えられている(右図)。
2.
ヒメトビウンカおよびイネ縞葉枯病に対する防除効果試験 試験方法(1)試験場所 :茨城県筑西市一本松(現地農家圃場)
(2)対象病害虫:ヒメトビウンカ(多発生)
イネ縞葉枯病(甚発生)
(3)供試作物 :イネ(品種:コシヒカリ)
(4)試験規模 :48 m
2(10 m x 4.8 m)/区,2反復 (5)移植日
:2016年5月19日(機械稚苗移植)(6)薬剤処理日:5月19日(移植当日)
(7)
薬剤処理方法:灌注剤;希釈液をじょうろを用いて苗の上から処理 粒剤 ;箱あたり50 gを手で均一に苗上に処理
(8)調査方法:
虫数;各区100又は50株を叩き落し法により調査 発病株率;各区300株について発病の有無を調査 収量調査;各区2ヵ所,計30株の精玄米重を調査
1.8 mm篩にて調整,水分率15%で補正
新規水稲育苗箱施用剤 ミネクトスター顆粒水和剤
-ヒメトビウンカおよびイネ縞葉枯病に対する効果-
シンジェンタジャパン(株)
0 200 400 600
6/19 (移植31日後) 7/1 (移植43日後) 7/8 (移植50日後) 7/18 (移植60日後)
ヒメトビウンカ幼虫数
0 200 400
600
収量試験結果
ヒメトビウンカ幼虫数:本剤は移植50日後まで幼 虫に対して高い防除効果を示した。
イネ縞葉枯病発病株率:本剤はイネ縞葉枯病の発病 株率を無処理対比で約50%抑えた。
収量:本剤の施用により,無処理と比較して10 a あたりの収量が約180 kg増加した。
0 20 40 60 80
7/11(移植53日後) 8/18(移植91日後)
イネ縞葉枯病発病株率
50
株あたりの幼虫数(
頭)
発病株率(
%)
3.
まとめミネクトスター 顆粒水和剤
A剤
*無処理
B剤 C剤 D剤
ピメトロジンの特徴
✓直接的な殺虫効果を示さないため,環境変動要因が少ない室内 試験では圃場における効果が反映されないことがある。
✓即効的な殺虫効果を示さない。
ピメトロジンのウンカ等に対する作用特性 イネの吸汁による薬剤の取り込み
(栄養不良)
吸汁阻害(脚部麻痺)
行動阻害ミネクトスター 顆粒水和剤
無処理
A剤
*B剤 C剤 D剤
ミネクトスター 顆粒水和剤
無処理
A剤
*B剤 C剤 D剤
収量
(kg /10 a)
A剤*:ピメトロジン含有箱粒剤 ピメトロジンの作用性に関する動画http://youtu.be/h388KQBL7gY
Q1:幼虫密度抑制効果の持続期間は?
Q2:イネ縞葉枯ウイルスの伝播をどの程度抑制するか?
Q3:イネ縞葉枯病による収量低下をどの程度抑制するか?
⇒茨城県筑西市の現地水田において,効果を検証した。
A1:幼穂形成期までヒメトビウンカ幼虫の密度を低く抑えた。
A2:イネ縞葉枯病の発病株率を低く抑えた。ピメトロジンは直接的な殺虫効果を示さないが,薬剤が取り込まれた後
即効的に吸汁抑制作用を示すため,ウイルスの伝播を抑制すると考えられる。A3:イネ縞葉枯病の発病を抑えることにより,減収被害が軽減した。
ミネクトスター顆粒水和剤はヒメトビウンカおよびイネ縞葉枯病が多発生する圃場で 高い効果を示した。防除資材として有望と考えられる。
次世代密度抑制
(産卵数減少)
産卵抑制 溺死, 天敵による捕食, 餓死シンジェンタによる 水稲用箱剤の新提案
水稲育苗箱での灌注処理で簡単、
スピーディー。散布の手間を減らします。
新規殺虫成分シアントラニリプロールが、
水稲の主要害虫に優れた防除効果を 発揮します。
有効成分ピメトロジンにより、ウンカ類への 優れた防除効果を発揮します。
飼料用米の低コスト生産に貢献。
規模拡大を目指す皆様をサポートします。
1
農薬登録番号:第23721号
有効成分の種類及び含有量 シアントラニリプロール:10.0%
ピメトロジン:50.0%
※使用にあたっては、登録ラベルの記載に従ってご使用下さい
(2017年11月現在)
•シアントラニリプロールを含む農薬の総使用回数:1回
•ピメトロジンを含む農薬の総使用回数:3回以内(移植時までの処理は1回以内、本田では2回以内)
作物 対象害虫 希釈
倍数 使用液量
/使用時期 使用
方法 本剤の 使用回数
稲
(箱育苗)
イネミズゾウムシ ウンカ類 ツマグロヨコバイ
イネツトムシ コブノメイガ ニカメイチュウ
イナゴ類
200倍 育苗箱(30X60X3 cm, 使用土壌約5 L)
1箱当たり0.5 L 移植3日前~移植当日
灌注 1回
イネドロオイムシ 200~
250倍
農薬登録ラベル
2
薬液の流亡は ありませんでした 育苗箱200枚 約240秒で完了 吐水量:25 L/分
薬剤500 gを計量する 水100 Lで希釈する よく撹拌する 作業の様子
エンジン式動力ポンプ 散水用ノズル
作業概要
作業日 :2016年6月18日 試験場所:福岡県糸島市 露地育苗 品種 :夢つくし
薬剤 :ミネクトスター顆粒水和剤(200倍希釈) 処理量 :100 L/200箱(0.5 L/箱)
薬液調製 灌注処理
生産現場における灌注処理実証レポート 実証①:定置型動力ポンプを利用した灌注処理
6
【育苗箱200枚分】
薬剤50 gを計量する 水10 Lで希釈する よく撹拌する
薬液の流亡は ありませんでした 灌注処理前日に排水する
育苗箱20枚 約60秒で完了 吐水量:10 L/分
生産現場における灌注処理実証レポート 実証②:ジョウロを利用した灌注処理
作業概要
作業日 :2016年4月24日
試験場所:三重県四日市市 ハウス内育苗(プール育苗)
品種 :コシヒカリ
薬剤 :ミネクトスター顆粒水和剤(200倍希釈),ルーチンフロアブル(100倍希釈)混用 処理量 :10 L/20箱(0.5 L/箱)
作業の様子
薬液調製 灌注処理
苗の管理 プール育苗
7
【育苗箱20枚分】
過去の委託・社内試験より,どちらの有効成分もヒメトビウンカに 対して効果を発揮することが分かっています。
:登録あり(2017年11月現在)
:防除効果が確認できている
●〇
(委託・社内試験より総合的に判定した)
害虫目 害虫名 ミネクトスター
顆粒水和剤 ピメトロジン シアントラニリ プロール
チョウ目 コブノメイガ ● 〇
フタオビコヤガ ● 〇
ニカメイチュウ ● 〇
イネツトムシ ● 〇
コウチュウ目 イネドロオイムシ ● 〇
イネミズゾウムシ ● 〇
カメムシ目 ツマグロヨコバイ ● 〇 〇
ウンカ類 ●
トビイロウンカ - 〇
ヒメトビウンカ - 〇 〇
セジロウンカ - 〇
バッタ目 イナゴ類 ● 〇
対象害虫に対する効果
3
試験方法移植日:2016年6月17日、稚苗機械移植 区制 :1区6 x 3.6 m, 2反復 処理量:灌注剤;200倍500 ml/箱を処理
箱粒剤;X,Y,Zは50 g/箱を処理
各試験区の様子
(処理119日後)
ピメトロジンは薬剤抵抗性を発達させたトビイロウンカに対して高い効果を示 すため,九州における水稲箱施用剤の中で高いシェアを占めています。
トビイロウンカに対する防除効果(九州現地圃場)
品種 :ヒノヒカリ 調査方法:各区20株の払落し 対象害虫の発生状況:中発生~多発生
4
無処理 ミネクトスター
A 箱粒剤 B 箱粒剤
0 50 100 150 200 250
8/16 9/1 9/15 8/16 9/1 9/15 8/16 9/1 9/15 8/16 9/1 9/15
無処理 ミネクトスター A箱粒剤 B箱粒剤
各区20株、合計40株払落し虫数
トビイロウンカ 幼虫 トビイロウンカ 成虫
トビイロウンカの密度を長期間にわたり 抑制し、坪枯れ発生を抑えた。
育苗箱に灌注処理する新規殺虫剤 灌注処理で簡単に散布でき、薬剤散布 の手間を軽減できます。
スピーディーに大量の苗を簡便に処理で きます。
使用方法
散布水量:500 ml/育苗箱 使用時期:移植3日前~移植当日
新しいタイプの殺虫剤 簡単、灌注処理!
※使用にあたっては、登録ラベルの記載に従ってご使用下さい
溶けやすい顆粒水和タイプ
稲育苗箱数 20枚 100枚 200枚 400枚
薬剤量 50g 250g 500g 1,000 g
散布水量 10 L 50 L 100 L 200 L
ミネクトスター顆粒水和剤の薬剤処理方法
5
定置式動力ポンプ,エンジン式農業用高圧洗浄機を利用した灌注処理 スピーディーに大量の苗を簡便に処理できた。
処理後の育苗箱からの薬液モレはなかった。
処理中の「におい」は気にならなかった。
灌注処理によるの苗のダメージはなかった。(水圧によるダメージ)
ノズルは広口タイプを使用する。(散水用ノズル)
より均一に灌注処理をするために、試し散水をして練習した方がよい。
ジョウロによる灌注処理
短時間で簡便に灌注処理ができた。(20箱/分)
手元にある資材で手軽に灌注処理ができた。
使用者の声
道具 灌注処理の所要時間 吐水量
定置式動力ポンプ 約240秒(200枚) 25 L/分 ジョウロ 約60秒(20枚) 10 L/分
育苗箱灌注により、短時間で大量の苗を処理することが可能です。
本剤は、生産コスト低減や省力技術のニーズにお応えします。
生産現場における灌注処理実証レポート
まとめ