4. 調査結果 調査結果 調査結果 調査結果
4.5. 算定 算定 算定 算定のための のための のための のための情報 情報 情報 情報・データ ・データ ・データ ・データ
◎ モニタリング項目
本方法論においては、以下のデータのモニタリングが必要である。
EGPJ,y y年において、プロジェクト活動の実施の結果として発電され、グリッドまた は直接需要家に供給されるネットの発電量 [MWh/y]
EGDJ,y y年において、プロジェクト活動の実施の結果としてディーゼルエンジンによ り発電され、グリッドまたは直接需要家に供給されるネットの発電量 [MWh/y]
FCD y y年におけるプロジェクト活動でのディーゼルエンジンによる化石燃料の消費 量 [t/y]
NCV プロジェクト活動でのディーゼルエンジンに用いる化石燃料の発熱量 [TJ/kg]
EF プロジェクト活動でのディーゼルエンジンに用いる化石燃料の排出係数 [kgCO2/TJ]
表 表表
表4.3 モニタリングモニタリングモニタリングモニタリング項目項目項目項目
情報・データ 変数 整備状況 備考
ハイブリッドシステムによ る年間発電量(kWh)
EGPJ,y 装置建設時に系統への送 電メーターを設置
日々の送電量管理を実施
モニタリングは逐次実施可能なシステム とする。買電側のPLNとの検頻度は毎月
(月累積値、伝票とクロスチェック)
太陽光発電システムによ る年間発電量(kWh)
(※EGPJ,yの内数)
EGDJ,y 装置建設時に系統への送 電メーターを設置
日々の送電量管理を実施
モニタリングは逐次実施可能なシステム とする。買電側のPLNとの検頻度は毎月
(月累積値、伝票とクロスチェック)
ディーゼルエンジンによ る 化 石 燃 料 の 消 費 量
(ton)
FCD y 燃料供給系に流量計を設 置
日々の燃料流量管理を実 施
モニタリングはリアルタイムで実施可能な システムとする。
ディーゼルエンジンに用 いる化石燃料の排出係 数(kgCO2/TJ)
EF 「2006 IPCC Guidelines for National Greenhouse Gas Inventories」における デフォルト値を利用 同ガイドラインの改訂等に 応じて随時見直し
実際に導入を予定しているバルチラディ ー ゼ ル エ ン ジ ン(L20 型 、1539kw、
50Hz、効率41.8%)の CO2排出係数は、
およそ0.7kgCO2/kWhと試算できる。
リファレンスシナリオにおけるCO2排出係 数(デフォルト値0.8 kgCO2/kWh、現地現 状値0.83 kgCO2/kWh)と比較して20%程 度の削減が可能。
ディーゼルエンジンに用 いる化石燃料の発熱量
(TJ/kg)
NCV 「2006 IPCC Guidelines for National Greenhouse Gas Inventories」における デフォルト値を利用
同ガイドラインの改訂等に 応じて随時見直し
◎ リーケッジ
リーケッジとしては、離島での設備設置ということで、新規設置時の設備運搬や設置後のメ ンテナンスのための人・モノの移動等に伴うCO2排出量が考えられる。
設置後のメンテナンスのための人・モノの移動等に伴うCO2排出量については、事業の前後 で特に増減はない。
新規設置時の設備運搬に関しては、ディーゼル発電設備と太陽光発電設備の船舶による輸送 に伴うCO2排出量を概算してみた。
国土交通省作成資料「物流CO2排出量簡易算定ツール(案)について」によれば、輸送時の CO2排出量算出方法として、トンキロ法
CO2排出量(g-CO2)=
輸送重量(t)×輸送距離(km)× CO2排出原単位(g-CO2/t・km) があげられている。
表4.4にトンキロ法で計算したCO2排出量を示す。計算に用いたパラメータは、表4.4に示 すとおりとしたが、合計88.9t-CO2と計算された。
表表表表4.4 船舶船舶船舶船舶によるによるによる輸送による輸送輸送輸送にににに伴伴伴伴ううううCOCOCOCO2222排出量排出量排出量排出量
設備 重量
(t)
CO2排出原単位
(g-CO2/t・km)
輸送距離 (km)
CO2排出量 (t-CO2) ディーゼル発電
設備
40 (20ftコンテナ 2セット)
14.2
欧州航路の設定 値
12000 (インドネシアと フィンランド直 線距離より推定)
68.2
太陽光発電設備 133
(20kgユニット×
6650枚)
26.0
アジア航路の設 定値
6000
(日本とインドネ シア直線距離よ り推定)
20.7
合計 88.9t-CO2
従って、4MWシステムでの船舶輸送に伴うCO2排出量は、保守的に考えて88.9×4= 355.6t-CO2と概算され、20年間でのPVによるCO2削減量144,860t-CO2(後述の4.11温室効 果ガス排出量及び削減量にて、年間削減量を7,243 t-CO2 と試算。)に対し輸送に伴うCO2排出
量は約0.25%程度となる。従って、十分に無視できるレベルと考えられる。
なお、他の出典とのCO2排出原単位の比較は表4.5の通りである。本事業での輸送は、大規 模船で行うことを想定する。IPCCの示す原単位の方が本試算に用いた原単位よりも大きいが、
IPCCの典拠はEEA(欧州環境庁)が示すデータであり、欧州内での船舶輸送を前提としてい るため、大洋を輸送する場合に比べ、効率が良好でない可能性がある。また、IMO(国際海事 機関)が全世界について分析した値や、英国森林保護委員会が伐採木材について分析した値と 比較しても、本事業での想定はさほどずれておらず、妥当であると考えられる。
表 表 表
表4.5 船舶船舶船舶船舶によるによるによるによる輸送輸送輸送輸送ににに伴に伴伴伴ううううCOCOCOCO2222排出量排出量排出量排出量(((他(他他の他ののの出典出典出典出典とのとのとの比較との比較比較比較))))
出典 CO2排出原単位(g-CO2/t・km) 国土交通省「物流CO2排出量簡易算定ツー
ル(案)について」(2011年)
14.2(欧州航路)
26.0(アジア航路)
IPCC「2006 IPCC Guidelines for National Greenhouse Gas Inventories」(2006年)
40~140(大規模船)
IMO「Review of data measured against the performance indicators」(2010年)
17.73(1990年)
17.73(2000年)
18.70(2005年)
17.31(2006年)
17.28(2007年)
18.04(2008年)
英国森林保護委員会(2006年) 20(大規模船)