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税務調査

ドキュメント内 2020年度版 マレーシア投資ガイド (ページ 65-68)

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. ペナルティー

法 人 所 得 税 に 係 る 過 少 申 告 が あ っ た 場 合 の ペ ナ ル テ ィ ー は 次 の と お り 。

「Tax Audit Framework」参照。

1)

自発的な申告(Tax Audit 通知受領前)

申告書提出期限から自己による修正申告が行われる期間 ペナルティー率

60日以内 10%

60日超6ヵ月以内 15.5%

6ヵ月超 35%

2) Tax Auditによる発見

45%(過少申告の場合、税法上はペナルティーは追徴税額の100%だが、実

務上IRB長官の裁量による容認で45%となる)。ただし、同様の指摘を複数 回受けた場合は55%となる。

移転価格調査にかかるペナルティーは次のとおり。

「Transfer Pricing Audit Framework」参照。

状況 税務調査 自発的な申告

移転価格文書を作成していない

50%

該当なし

移転価格文書を作成しているものの、

移転価格ガイドラインに準拠していない、

またはIRBの要求から30日以内に提出していない

30% 20%

移転価格ガイドラインに準拠した移転価格文書を作成し

ており、IRBの要求から30日以内に提出している

0% 0%

5. Tax Investigation

Tax Investigationは、納税義務者が故意に租税回避行為を行おうとしている、ま

たは税法等に規定される意図的租税回避行為を行ったことが明確な証拠に基づ き疑われる場合にのみ実行される。

なお、税金の過少申告に対し課せられるペナルティーは、Tax Auditと比較して高 率となっている。

6

. 不服申し立て

税務調査による更正通知(Assessment Letter)が発行される前に、通常は修正 税額提案(Proposed Tax Adjustment)が納税者に通知され、納税者は18日間 の反証期間が与えられる。協議の後に更正通知が発行され、不服申し立てを行う か否かにかかわらず、納税者は30日以内に追徴税額を納付しなければさらにペ ナルティが課せられる。税務調査結果に不服ある場合は、通知受領後30日以内 に不服理由等を記載した所定のフォーム(Form Q)を提出する。IRBは不服申し 立てを受理してから12ヵ月(最長18ヵ月)以内に審議し、両者が合意できない場合 は所得税特別委員会(the Special Commissioners of Income Tax, SCIT)に 回付される。なお、SCITへ回付される前段階での合意を促すため、中立の裁定機 関であるDispute Resolution Proceeding(DPR)の制度が設けられており、納 税者はDPRの開催をIRBに申請することができる。

税法上の不服申し立てはSCITの決定が最終であり、SCIT決定に不服ある場合 は、高等裁判所、上訴裁判所に司法審査(Judicial Review)を申し立てることに なる。

7.

事前解釈申請

税務上の取り扱いにつき、納税者は税務当局に事前の解釈申請を行うことができ る。申請内容は仮定ではなく、事実に基づくことが必要であり、所定のフォーム

(Form KA)を用いなければならない。

ドキュメント内 2020年度版 マレーシア投資ガイド (ページ 65-68)

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