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石  狩  市

ドキュメント内 表紙(H26完成後) (ページ 32-38)

 

市役所所在地  北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2  郵 便 番 号

     

061-3292  電 話 番 号

     

(0133)72-3111  F A X 番 号

      (0133)75-2275 

ホームページ   http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/ 

 

<市制施行年月日>  平成8年9月1日 

<市名の由来>  市名はアイヌ語「イ・シカラ・ベツ」(非常に曲がりくねった川の意)から転訛したもの。 

   

〔歴  史〕  石狩市は、札幌市北部に隣接し、平成17年の合併により南北67kmの細長い市域となり、石狩 平野から北東部丘陵山岳地帯を含む変化に富む自然を持つ市となりました。この地域は、江戸時代初期か ら石狩川や日本海がもたらす恵み、鮭鱒、鰊、毛皮など、北海道の特産物を多く産出する地域として知ら れ、イシカリ場所、アツタ場所、マシケ場所が松前藩により設置され、西蝦夷地の経済・行政の中心的役 割をにないました。 

  江戸時代に続き、鮭鱒・鰊漁は好調で千石場所として知られました。このため本州各地から労働者や移 住者が集り、石狩町、厚田村、浜益村としてそれぞれ発展していきました。その後、各地域は鮭鱒・鰊漁 の衰退により農業、林業などに転換しました。 

  石狩町では昭和40年代から、市の南部では花川南・北などの住宅造成がおこなわれ人口が急増しました。

従来、人口は1万人前後だったものが平成4年には5万人を達成し、平成8年9月1日には道内34番目の市制を 施行しました。さらに平成の大合併により、平成17年10月1日に厚田村、浜益村と合併し、人口6万人を超 え、新「石狩市」が誕生しました。また厚田村は石狩市厚田区、浜益村は石狩市浜益区に変わりました。 

 

〔市政のあゆみ〕     

慶長年間 松前藩はイシカリ、アツタ、マシケ           

(現増毛町・浜益区)をアイヌ民族との        交易地(のちの場所)に指定した  宝永 3年 村山伝兵衛、イシカリ、アツタなどの         

場所経営に乗り出す 

天明 5年 マシケ場所は、マシケ場所(現増毛町) 

      とハママシケ場所(現浜益区)に二分        される 

安政 4年 濃昼山道、雄冬山道工事着手 

明治 2年  開拓使設置、「北海道」の名称できる  

ハママシケを「浜益」と改称 

 〃  5年  石狩、厚田、浜益に戸長役場が設置          される 

 〃 35年 石狩町・花川村、厚田村・望来村、 

       

浜益村・黄金村が2級町村となる   〃 40年  石狩町と花川村が合併して「石狩町」、 

      厚田村と望来村が合併して「厚田村」、 

      浜益村と黄金村が合併して「浜益村」 

      となり1級町村となる 

昭和39年  石狩町南線地区(現花川南)の住宅地        造成開始(通称新札幌団地) 

 〃 43年  石狩町開基300年・開町100年記念式典、 

      厚田村開村100年記念式典   〃 46年  浜益村開村100年記念式典 

 〃 47年  石狩河口橋一部供用開始、札幌〜浜益        間直通バス運行 

 〃 48年  石狩湾新港重要港湾指定、東防波堤着手   〃 56年  国道231号全線開通 

昭和57年  石狩湾新港供用開始 

 〃 58年  カナダ・キャンベルリバー市と姉妹          都市提携 

 〃 63年  浜益保養センター「浜益温泉」開業  平成元年  浜益村総合スポーツセンター完成、 

      第44回国民体育大会(ソフトボール競        技)石狩町開催 

 〃  2年  暑寒別道立自然公園が暑寒別天売・焼        尻国定公園に昇格 

 〃  5年  石狩町人口5万人を超える、石狩町新庁        舎完成、ロシア・ワニノ市と姉妹都市        提携 

 〃  7年  石狩町保養センター「石狩温泉番屋の        湯」開業(平成18年売却) 

 〃  8年  市制施行「石狩市」誕生 

 〃 10年  石狩市総合保健福祉センターりんくる        開館 

 〃 12年  石狩市民図書館開館、浜益村ふれあい        センター(きらり)、厚田村交流センタ

ー(みなくる)オープン、中国・彭州市 と姉妹都市提携 

 〃 17年  石狩市、厚田村、浜益村が合併し、   

      新「石狩市」誕生 

 〃 18年  市制10周年記念式典・記念事業   〃 21年  ねんりんピック北海道・札幌2009(ソ

フトボール交流大会)石狩市開催、厚 田海浜プールオープン 

 〃 22年  石狩彭州姉妹都市提携10周年記念式典   〃 23年  石狩市こども未来館あいぽーとオープ        ン、厚田支所が厚田総合センターに移        転、市制施行15周年記念事業開催 

〃 24年  石川県輪島市と友好都市協定 

〃 25年  沖縄県恩納村と友好都市協定 

〔行政施策の重点事項〕 

  合併後のまちづくりの指針となる石狩市総合計画(平成19年度〜平成28年度)では、「ひと・まち・げ んき」「環境都市創出」「観光立市」「交流のいしずえ」「石狩湾新港地域パワーアップ」の5つのプロジ ェクトを重点施策として推進する。 

   

〔文化・観光〕 

<石狩砂丘海浜植物> 

    雄大な日本海を望む石狩砂丘は、ハマナスをはじめとする海浜植物や野鳥など自然の宝庫。5月から9    月下旬まで可憐で美しい花が咲き誇ります。中でも、はまなすの丘公園は木道も整備され、自然散策に    最適です。 

<石狩浜海浜植物保護センター> 

    石狩浜に自生する海浜植物や野鳥などをパネルなどで紹介する、自然散策には欠かせない情報の発信  地。海浜植物保護活動の拠点です。 

<ミズバショウ群生地> 

    石狩河口橋の上流にあるマクンベツ湿原は、道内でも有数規模を誇るミズバショウの大群生地。毎年  4月中旬から5月上旬にかけて、白い花を咲かせます。遊歩道からは河岸まで400mの木道が整備され、ミ ズバショウのみならず、様々な植物や野鳥を間近で親しむことができます。 

<石狩浜海水浴場> 

    道央圏最大の海水浴場。北国の短い夏に、熱い太陽の光と涼を求めて、約20万人の行楽客が訪れます。 

<石狩灯台> 

    明治25年から100年以上にわたって活躍し続ける、まちのシンボルともいえる石狩灯台。周辺の遊歩道    が整備されたはまなすの丘は、四季を通じて様々な表情を楽しむことができます。昭和32年には、松竹    映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台になったことがあります。建築史上、貴重な灯台です。 

<ヴィジターセンター> 

    市内に自生する180種類以上もの海浜植物や野鳥、自然をパネルなどで紹介しています。観光ガイドコ ーナーや展望コーナーなども設置し、石狩の自然探索への動機づけに一役かっています。 

<彫刻家「本郷新」作  無辜の民> 

    北海道が生んだ世界的彫刻家、本郷新氏の代表作となっているブロンズ像。本道開拓に命を捧げた名  も無き多くの人々を想い、情熱と精根傾けて制作された大作。 

<いしかり砂丘の風資料館> 

    石狩川河口地域の自然と歴史に関する資料や、石狩紅葉山49号遺跡から出土した遺物などを展示して  います。かつて石狩川で数多く見られたチョウザメの剥製や、縄文時代のサケ漁の道具など、石狩でし  か見られない資料がたくさんあります。 

<漁港朝市> 

しかり湾漁協「朝市」  ②あつた港朝市  ③浜益ふるさと市場(朝市)など、市内3ヶ所の漁 

  港では、前浜で獲れたばかりの魚介類をとても安く販売する朝市が開催されています。 

<厚田公園> 

    春には桜や花菖蒲が咲きほこり、秋には色とりどりの紅葉など、四季折々の花が楽しめます。展望台

(恋人の聖地)、戸田城聖の復元された生家、キャンプ場等の施設があります。 

<厚田海浜プール> 

    厚田漁港横に平成21年誕生した海浜プール。波が穏やかで様々なビーチイベントに利用可能です。 

<濃昼山道> 

    国道開通により使われなくなっていたかつての生活道路が、ボランティアにより歴史や森の豊かさを    実感できる散策路として復活。距離は約11kmで、高低差が少なくトレッキングに適しており、途中雄大

な海岸線を見渡せる絶景ポイントが多数あります。 

<千本ナラ> 

    林野庁の「森の巨人たち百選」や読売新聞社の「新日本名木百選」にも選ばれた、樹齢推定820年の巨    木。 

    日本海から吹き上げる風のために枝が多数に分かれて空に向かって伸び、千本も生えているように見  えることから「千本ナラ」と呼ばれるようになり、願いが叶う木として尊ばれています。千本ナラに向 かう途中には、日本海や暑寒別連峰を望むことができる毘砂別展望台があります。 

<浜益温泉> 

    静かな森の中にあり、心身ともにリラックスできる環境にあり、泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ    性高温泉)。透明感のあるさっぱりとしたお湯で、神経痛や筋肉痛などに良く効きます。さわやかな浜

益の空の下で手足を伸ばして自然のぬくもりを感じることができます。バイブラバスやサウナ、露天風 呂(開設:4月〜10月)など多彩に揃っています。隣接のパークゴルフ場利用の後、ドライブやレジャー の帰りに立ち寄るのに最適です。 

<川下海浜施設> 

    7月から8月にかけて多くの人で賑わう川下海水浴場のある公園。全面芝貼りのキャンプ場などが整っ    ています。 

<白銀の滝(しらがねのたき)> 

    国道231号線沿い、開通記念碑が建てられている場所に流れる落差約25mの滝。暑寒別連峰の山肌を伝 い流れるせせらぎが、幾千もの銀の柱となって日本海に流れ落ちていることが名前の由来となっていま す。 

    厳寒期には結氷し、巨大なつららのように美しく見えます。 

<黄金山> 

    浜益のシンボルで、その姿から別名「黄金富士」「浜益富士」とも呼ばれています。登り約2時間、日    帰り登山に最適で、頂上からの360度眺望が素晴らしく、暑寒別連峰や積丹半島を見渡すことができます。 

  ※平成21年7月、文化庁よりアイヌの名勝指定を受ける。 

<石狩弁天社> 

    元禄7(1694年)年創立。長い時を経て、今も弁天様として崇められています。石狩川の主といわれる    チョウザメを神格化した「妙亀法鮫大明神」通称 鮫様 もまつられ、石狩川の鮭の豊漁の象徴となっ    ています。北海道の漁業信仰を考えるうえで欠くことの出来ない貴重な文化遺産の一つです。 

<石狩のイベント> 

    浜益ふるさと祭り(9月中旬)、厚田ふるさとあきあじ祭り(9月中旬)、石狩さけまつり(9月下旬) 

は、石狩三大秋祭りと呼ばれ、サケをはじめとする海産物や農産物など、北海道の秋の味覚に市民はも とより多くの観光客が舌鼓を打ちます。 

   

〔産業・経済〕 

1.水産業    明治初頭には100万尾を超えた鮭漁も、昭和30年代には石狩川の水質汚濁により1万尾程度        しか水揚げされず低迷を続けていましたが、その後排水処理施設の整備等により石狩川の水        質が向上したこととふ化技術の向上により、現在では、約50万尾の漁獲があります。また、 

      ニシン・ハタハタなどの増殖事業にも力を入れています。 

2.農  業    主要農作物は水稲ですが、昨今はニンジンやアスパラ、サヤエンドウに加え、ミニトマト        やメロンといった施設園芸作物を集約的に生産するなど、大都市近郊の利点を生かした都市        近郊型農業を振興しています。 

3.商  業    札幌圏に位置する地理的優位性と恵まれた地域資源を生かし、地域の商業機能を維持・充 実する取組を支援するとともに、地場企業の育成と石狩ブランドの形成を図り、にぎわいの あるまちをめざしています。 

4.工  業    国の重要施策である石狩湾新港の整備が進み、後背地に広がる3,022haの開発総面積を誇る        石狩湾新港工業流通団地は、北海道の物流基地として現在では700社を超える企業が立地し、 

      600社を超える企業が操業しています。今後、北東アジア・極東地域との結びつきを強めるな        ど、国際貿易港を有するメリットを生かした地域づくりを進めています。 

   

〔主な公共施設〕 

  市民活動情報センター  コミュニティセンター  集会所  地域活性化交流センター  市民プール  総合  保健福祉センター  保健センター  高齢者生活福祉センター  寿の家  憩いの家  特別養護老人ホーム  児童館  保育所  火葬場  国民健康保険診療所  リサイクルプラザ  石狩浜海浜植物保護センター  観光 センター  あいロード夕日の丘観光案内所  牧野  市営住宅  単身者住宅  公園  はまなすの丘公園ヴィ ジターセンター  小学校  中学校  学校給食センター  市民図書館  公民館  ふれあい研修センター  美 登位創作の家  いしかり砂丘の風資料館  厚田資料室  はまます郷土資料館  はまなす国体記念スポーツ 広場  パークゴルフ場  スポーツセンター  厚田海浜プール  こども未来館 

                     

ドキュメント内 表紙(H26完成後) (ページ 32-38)

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