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69 Part1 脳を“だまし”て、やる気を出す

目標設定 質問法

  目標に到達する道筋、現在の自分自身の状況などをできるだけ具体的に把握し、理解するために、次のような質問を自分に問いかけ、答えをきちんと書き出していく。その結果、ゴールまでの道がはっきり見えてきて、そこに至るまでにするべきことや、現在は何を、どうすべきかがより明確に見えてきます。

  以下は、NLP(神経言語プログラミング)という心理学の「8フレームアウトカム」というワークを基にしたものです。

  たとえば、「世界のナチュラルテイストファッションを探し、買い付けてくるプロのバイヤーになりたい」という目標を例に、このワークの手順を紹介していきましょう。

 

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あなたが具体的にほしい成果は何ですか?   ほしい成果、何を得たいかを具体的に書きます。たとえば、「プロのバイヤーにな

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って、顧客に喜ばれる新しい発想の商品を見出し、提供し、顧客から満足と信頼を得られるようになる」など。

  さらに、目標を達成して得られる成果は何か。いつ、どこで、誰と達成するのか。達成したことはどのようなことでわかるか、などを具体的に書き出します。

「〜しないようになる」などの否定形表現はNG。肯定形、かつ、「〜できてワクワクする。感情が盛り上がってドキドキする」のように、感情がのってくるような表現のほうが効果は絶大、です。

 

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その成果を達成すると、どうなりますか?   現在と比べて、明確な「変化」を確認します。現状よりよくなることを目指して「目標」をたてるわけですが、この場合も、その改善点や改良すべきポイントを具体的にとらえることが重要です。

  たとえば、職場の変化にしても、「人間関係がよくなる」とか「コミュニケーションをよくする」というような抽象的な記述ではなく、「チーム内の会話量が増え、メンバーの経験を共有化できるようになる。その結果、チームの総力が上がり、新商品

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のヒット確率が高くなる」など、現状と何がどう変わるのかを具体的に、明確に書き出すとよいのです。

  現状との変化、違いを明確にするとその変化を達成するルートが見えてきます。

 

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あなたがすでに持っているリソース(資源)は何ですか?   続けて、「人々の行動ウォッチングすることが好きだ。これまでのヒット実績。フットワークのよいスタッフを持っている。多角的なアングルから商品の魅力を発見できる」など、現在、目標達成のために持っている自分の能力・知識などを書き出し、きちんと認識します。

  書き出すことで、脳は自分のリソースを再確認し、目標に向かうには「これとこれを使えばよいのだ」という意識が明確になります。

  ものは何ですか?その恐れにどう対処しますか?  

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成果をとりにいくうえで、あなたが恐れているもの、自分自身を抑えている   自分自身を制限しているものを明らかにすることで、それを取り除くという意識が

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生まれます。たとえば、「バイヤーになると忙しくなって、家族や友人と過ごす時間が減ってしまう」などと書き出すことにより、「そのかわり、休暇をまとめてとり、旅行などの機会を増やすようにしよう」などと、自分を抑えているものを取り除くための具体策を考えるようになります。

がありますか?  

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成果を手にすることは、あなたとあなたのまわりの人々にとってどんな意味   改めて、目標達成のための意欲を醸成します。たとえば、「圧倒的な自信と感動を得ることができる。この業界でヒットメーカーとして認識される」。さらに、「会社の売り上げが上がる」「家族が喜ぶ」など、他者の幸せを思うことも忘れずに。自分のためだけでなく、他者のことも思うと発揮できるエネルギーが高まります。

 

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では、最初の一歩は何ですか?   こうして、目標が明確になり、意欲が湧いてきたところで、いよいよ、起こすべきアクション、踏み出すべき最初の一歩を明確にします。

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  たとえば、「自分も生活者のひとりであることを再認識し、“こんなものがあるといいなぁ”と気づいたことをすぐにメモする」、「毎週のミーティングで、スタッフ全員が、こうした“気づき”を発表する」などもよいでしょう。

  目標設定は「SMART」に、が原則です。「SMART」とは、

 

Specific

……具体的に  

Measurable

……計測可能に  

Agreed upon

……納得して  

Realistic

……現実的に  

Timely

……期限をはっきりと   この質問法をおこなうと、SMARTな目標設定につながる思考回路を体得できるのです。

  何か新しい目標が浮かんだときや、毎年、新スタッフを迎える時期、誕生日、入社記念日など、節目の時期などに、このワークをおこなう習慣をつけるとよいでしょう。

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