8. グラフの表示
8.11 キャッシュヒット率
r 8.13 ドライブ稼働率 r 8.14 ドライブアクセス比 r 8.15 ShadowImage 稼働率
r 8.16 使用率上位 20 位までのリソース詳細情報
8.1 グラフを表示するための基本操作
グラフを表示するための操作手順を次に示します。
1. Storage Navigator のトップ画面を表示します。
2. エクスプローラで性能モニタを選択して、ツリーで性能モニタを選択します。
[性能モニタ]画面が表示されます。
3. 性能モニタ画面の[性能モニタ]ボタンをクリックします。
[性能モニタ]画面が表示されます。
4. [性能表示項目:]リストで情報の蓄積期間を[Long-Range]または[Short-Range]から選択し ます。
5. [性能表示期間:]で情報の表示期間を[選択した期間]または[リアルタイム]から選択しま す。[リアルタイム]は、[Short-Range]を指定しているときに指定できます。
[モニタ項目:]でグラフを表示させる項目を設定します。
6. [項目:]リストで対象を選択します。
左の欄で対象を選択して、右の欄で詳細項目を選択します。左の欄で選択した対象によって、詳 細項目は変わります。
7. [モニタデータ:]リストでグラフに表示する値を選択します。
左の欄で対象を選択して、右の欄で詳細項目を選択します。
8. [モニタ項目選択:]でグラフを表示する項目を選択します。
[利用可能な項目:]リストから選択します。
9. [追加]ボタンをクリックします。
[選択した項目:]リストに対象が追加されます。
10. 不要な対象がある場合は、対象を選択して[削除]をクリックして、削除します。
11.[適用]ボタンをクリックします。
グラフ画面内のグラフパネルに線グラフが表示されます。
◦ グラフパネルの左側にグラフが表示されます。右側には凡例が表示されます。
◦ グラフパネルは 4 枚まで表示できます。
◦ グラフパネルの右上のアイコンをクリックすると、パネルを拡大または縮小して表示できま す。
◦ 1 枚のグラフパネルには最大で 8 本のグラフを表示できます。
◦ すべてのグラフパネルには、合計で 16 本までグラフを表示できます。
◦ グラフパネルの縦軸のスケールは変更できます。
パネル左上のリストを使用して、グラフの最大値が表示されるスケールに調節してくださ い。グラフがパネルから大きくはみ出る場合、グラフの線が太くなったり、パネル全体がグ ラフの色で塗りつぶされたりして、正しく表示できない場合があります。
◦ グラフの点にマウスカーソルを合わせると、詳細な値がツールチップで表示されます。
◦ グラフパネルの右側の凡例をクリックすると、点の表示・非表示を切り替えることができま す。ただし、グラフが X 軸上の 1 時点だけに表示される場合は、そのグラフの点は常に表示 されます。このため、凡例をクリックして点の表示・非表示を切り替えることはできませ ん。
◦ [性能表示期間]が[リアルタイム]、かつグラフパネルの右側の凡例に MP ブレードが表示 されている場合、MP ブレードの名称がテキストリンクとして表示されます。そのテキストリ ンクをクリックすると、MP ブレードに関連付けられたリソースの使用率の上位 20 位までが
12. グラフを閉じる場合、[グラフ削除]ボタンまたはグラフパネルの右上のウィンドウを閉じるア イコンをクリックします。
8.2 グラフに表示できる項目
[性能モニタ]画面の[モニタ項目:]でグラフを表示させる項目を設定します。グラフに表示でき る対象およびモニタリングデータの一覧を次に示します。リソースグループ機能がインストールさ れている場合は、「必要なリソース」列のリソースが割り当てられている場合のみ、グラフの表示対 象として指定できます。
モニタデータの値は、すべてサンプリング間隔あたりの平均値となります。 サンプリング間隔は、
Short Range は 1~15 分([モニタスイッチ編集]画面で設定できます)、Long Range は 15 分となり ます。
対象 モニタデータ 必要なリソース
コントローラ MP 稼働率(%) なし
データリカバリ・再構築回路(DRR)の利用率(%)
キャッシュ キャッシュメモリの利用率(%) なし
Write ペンディング率(%)
アクセスパス CHA と ESW との間のアクセスパス利用率(%) なし DKA と ESW との間のアクセスパス利用率(%)
MP ブレードと ESW との間のアクセスパス利用率(%)
キャッシュと ESW との間のアクセスパス利用率(%)
ポート スループット(IOPS) ポート
データ転送量(MB/s)
応答時間(ms)
WWN WWN のスループット(IOPS) ポート
WWN のデータ転送量(MB/s)
WWN の応答時間(ms)
ポートのスループット(IOPS)
ポートのデータ転送量(MB/s)
ポートの応答時間(ms)
論理デバイス 全体スループット(IOPS) LDEV
Read スループット(IOPS)
Write スループット(IOPS)
キャッシュヒット(%)
データ転送量(MB/s)
応答時間(ms)
バックエンド(count/sec)
ドライブ稼働率(%)*
ドライブアクセス比(%)*
ShadowImage 稼働率(%)*
対象 モニタデータ 必要なリソース
パリティグループ 全体スループット(IOPS) パリティグループ
Read スループット(IOPS)
Write スループット(IOPS)
キャッシュヒット(%)
データ転送量(MB/s)
応答時間(ms)
バックエンド(count/sec)
ドライブ稼働率(%)*
LUN 全体スループット(IOPS) • ホストグループ
• LDEV Read スループット(IOPS)
Write スループット(IOPS)
キャッシュヒット(%)
データ転送量(MB/s)
応答時間(ms)
バックエンド(count/sec)
外部ストレージ 論理デバイスのデータ転送量(MB/s) LDEV 論理デバイスの応答時間(ms)
パリティグループのデータ転送量(MB/s) パリティグループ パリティグループの応答時間(ms)
*内部ボリュームの情報だけが表示されます。外部ボリュームおよび FICON DM のボリュームの情報は表示さ れません。
8.3 MP 稼働率
機能
MP 稼働率は、ボリュームに割り当てた MP の稼働状況を示します。MP 稼働率が高いと、I/O が MP に 集中していることを示します。この場合、I/O を他の MP ブレードに振り分けることを検討してくだ さい。
蓄積期間
short range または long range を指定できます。
モニタリング対象の選択方法
モニタリング対象を[モニタ項目:]で選択します。項目の組み合わせを次に示します。
[項目:]の左側の項目 [項目:]の右側の項目 [モニタデータ:]の左側の 項目
[モニタデータ:]の右側 の項目
コントローラ MP 稼働率(%) なし
8.4 データリカバリ・再構築回路( DRR )の利用率
機能
データリカバリ・再構築回路(DRR: data recovery and reconstruction processor)は、RAID-5 または RAID-6 のパリティグループのパリティデータを生成するためのマイクロプロセッサです。
データリカバリ・再構築回路は、ディスクアダプタおよびチャネルアダプタに内蔵されています。
データリカバリ・再構築回路は「古いデータ+新しいデータ+古いパリティデータ」を使用して、
新しいパリティデータを生成します。
DRR の利用率が全体的に高いときは、書き込み利用率(特にシーケンシャル書き込みの利用率)の 高いボリュームを RAID-5(または RAID-6)のパリティグループから RAID-1 のパリティグループに 移動するか、データを別のストレージシステムに移動することによって、システムへの負荷を分散 できます。ボリュームを移動するには Volume Migration を利用します。Volume Migration の詳細 については、マニュアル『Volume Migration ユーザガイド』をご覧ください。
データリカバリ・再構築回路(DRR)全体の利用率が比較的高くなっている場合は、Volume Migration でボリュームを移動してもシステム性能が向上しない可能性があります。
蓄積期間
short range または long range を指定できます。
モニタリング対象の選択方法
モニタリング対象を[モニタ項目:]で選択します。項目の組み合わせを次に示します。
[項目:]の左側の項目 [項目:]の右側の項目 [モニタデータ:]の左側の 項目
[モニタデータ:]の右側 の項目
コントローラ DRR 稼働率(%) なし
8.6 Write ペンディング率
機能
キャッシュメモリに占める書き込み待ちデータの割合を Write ペンディング率(書き込み待ち率)と いいます。性能モニタの画面には、特定期間内における Write ペンディング率が表示されます。
蓄積期間
short range または long range を指定できます。
モニタリング対象の選択方法
モニタリング対象を[モニタ項目:]で選択します。項目の組み合わせを次に示します。
[項目:]の左側の項目 [項目:]の右側の項目 [モニタデータ:]の左側の 項目
[モニタデータ:]の右側 の項目
キャッシュ なし Write ペンディング率(%) なし
図 8-1 : データおよびコマンドの転送経路(アクセスパス)
蓄積期間
short range または long range を指定できます。
モニタリング対象の選択方法
モニタリング対象を[モニタ項目:]で選択します。項目の組み合わせを次に示します。
[項目:]の左側の項目 [項目:]の右側の項目 [モニタデータ:]の左側の 項目
[モニタデータ:]の右側 の項目
アクセスパス CHA ESW 利用率(%) なし
DKA ESW 利用率(%) なし
MP ブレード ESW 利用率(%) なし
キャッシュ ESW 利用率(%) なし
8.8 スループット
機能
全体スループットは、1 秒当たりの入出力アクセス回数の合計値です。Read スループットは、ファ イルを読み込む処理での 1 秒当たりのディスクへの入出力アクセス回数です。Write スループット は、ファイルを書き込む処理での 1 秒当たりのディスクへの入出力アクセス回数です。
次に示すモードでのスループットを表示できます。
• シーケンシャルアクセスモード
• ランダムアクセスモード
• cache fast write (CFW)モード
• 上記のモードでの合計値 蓄積期間
short range を指定できます。
モニタリング対象の選択方法
モニタリング対象を[モニタ項目:]で選択します。項目の組み合わせを次に示します。