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異なるジオメトリ間のフィールドマッピング

ドキュメント内 OpenFOAM User Guide (ページ 162-165)

CPWRITE

5.6 異なるジオメトリ間のフィールドマッピング

mapFields

ユーティリティは,別のジオメトリに対応するフィールドに与えられたジオメトリ

に関連する一つ以上のフィールドをマップします.フィールドが関連するジオメトリの間のど んな類似性も必要とされないほど完全に一般化されています.しかしながら,ジオメトリが一 貫している場合は,マッピングの過程を簡素化する特別なオプションを用いて

mapFields

を実 行できます.

mapFields

について述べるために,いくつかの用語を定義する必要があります.まず,データ

がソースからターゲットまでマップされるといいます.ソースとターゲットフィールドの両方 の幾何形状と境界タイプ,あるいは条件がまったく同じであるなら,フィールドは一貫してい ると考えられます.

mapFields

がマップするフィールド・データは,ターゲットとなるケース の

controlDict

startFrom/startTime

によって指定された時間ディレクトリの中のフィールド です.データは,ソースとなるケースの同等な時間ディレクトリから読み込まれて,ターゲッ トとなるケースの同等な時間ディレクトリに写像されます.

5.6.1

一貫したフィールドのマッピング

一貫したフィールドのマッピングは,以下の

-consistent

コマンドラインオプションを使用 しながら,

mapFields

を(ターゲット)ケース上で実行することによって,簡単に実行されます.

mapFields <source dir> -consistent

5.6.2

一貫しないフィールドのマッピング

フィールドが図5.16のように一貫していないとき,

mapFields

はターゲットとなるケースの

system

ディレクトリに

mapFieldsDict

ディクショナリを必要とします.以下の規則がマッピン

グに適用されます.

• フィールド・データはどこでも,可能である限り,ソースからターゲットにマップされ ます.すなわち,私たちの例では,代替されないままで残っている網掛け領域を除いて,

ターゲットとなる幾何形状に含まれるすべてのフィールド・データがソースからマップ されます.

• 別の方法で

mapFieldsDict

ディクショナリで指定されない限り,パッチフィールド・デー タは代替されないままです.

mapFieldsDict

ディクショナリは,パッチデータに関するマッピングを指定する二つのリストを 含んでいます.最初のリストは,図5.16のように幾何形状が一致するソースとターゲットとな るパッチの組の間のデータのマッピングを指定する

patchMap

です.リストは,ソースとター ゲットとなるパッチの名前のそれぞれの組を含んでいます.

2

番目のリストは,ターゲットとな るパッチの名前を含む

cuttingPatches

です.そのターゲットのパッチの値は,ターゲットと なるパッチが切断するソースの内部のフィールドからマップされます.私たちの例における左 下のターゲットとなるパッチにように,ターゲットとなるパッチがソースの内部のフィールド の一部を切断するだけの状況では,内部のフィールドに含まれるそれらの値はマップされ,外 部にある値は変わりません.

mapFieldsDict

ディクショナリの例は以下に示します.

cuttingPatches

ソースフィールド形状 ターゲットフィールド形状

内側のターゲットパッチには

を使ってマップできる

一致するターゲットパッチには を使ってマップできる

patchMap

図5.16 一貫しないフィールドをマップする

17

18 patchMap ( lid movingWall );

19

20 cuttingPatches ( fixedWalls );

21 22

23 // ************************************************************************* //

mapFields <source dir>

5.6.3

並列なケースのマッピング

mapFields

を実行するとき,並列計算のためにソースとターゲットとなるケースのどちらかも

しくは両方を分解するなら,追加オプションが必要になります.

-parallelSource

ソースケースが並列計算のために分解される場合

-parallelTarget

ターゲットケースが並列計算のために分解される場合

第 6

後処理

本章では,

OpenFOAM

での後処理のオプションについて述べます.

OpenFOAM

にはオー プンソースの可視化アプリケーションである

ParaView

を用いた後処理のユーティリティである

paraFoam

が提供されており,これについては6.1節で述べています.後処理の別の方法として

は,

EnSight

Fieldview

等のサードパーティから供給されている製品を使う方法や

Fluent

後処理を使う方法があります.

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