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標準のユーティリティ

ドキュメント内 OpenFOAM User Guide (ページ 94-100)

OpenFOAM

で提供されているユーティリティは

$FOAM_UTILITIES

ディレクトリの中にあ

り,コマンドラインで

util

と打つことにより簡単にアクセスできます.名称は内容を記述す るようになっており,例えば,

ideasToFoam

I-DEAS

のフォーマットで書かれたデータを

OpenFOAM

のフォーマットに変換します.

OpenFOAM

で配布されている最新のユーティリ

ティリストを表3.6に示しておきます.

前処理

applyBoundaryLayer 1/7乗則に基づいて,速度場と乱流場に簡易的な境界層モデ

ルを適用する.

applyWallFunctionBoundaryConditions OpenFOAMのRASケースを,新しい(バージョン1.6の)

壁関数を使うように更新する.

boxTurb 与えられたエネルギスペクトルに適合し,連続の式を満す乱

流のboxを生成する

changeDictionary ディクショナリのエントリを変更するユーティリティ.たと

えば,フィールドとpolyMesh/boundaryファイルのパッチタ イプを変更するときなどに使える.

dsmcInitialise 初期化ディクショナリsystem/dsmcInitialise

に従って,dsm-cFoam用にケースを初期化する

engineSwirl エンジン計算のために旋回流を発生させる

faceAgglomerate 形態係数放射モデルの解析用に境界面をグルーピングして,

細かい格子から粗い格子へのマップを書き出す.

foamUpgradeCyclics 分離された周期境界のメッシュや場を更新するツール

foamUpgradeFvSolution system/fvSolution::solversの書式を更新する簡易ツール

mapFields 両ケースの時刻ディレクトリの全ての場を読み込み,補間し,

体積場を一つのメッシュから他のメッシュにマップする.並 列・非並列のどちらのケースでも再構築せずに実行可能

mdInitialise 分子動力学(MD)シミュレーションのフィールドを初期化す

る.

setFields ディクショナリによって,選択されたセル・パッチのセット

上に値を設定する.

viewFactorGen グルーピングされた面(faceAgglomerate)に基づいて,形態

係数放射モデルで使うための形態係数を計算する.

wallFunctionTable 乱流の壁関数で使用される表を生成する.

メッシュ生成

blockMesh マルチブロック・メッシュのジェネレータ

extrudeMesh 既存のパッチやファイルから読み込んだパッチを(デフォル

トでは面の外側へ,オプションで反転して)押し出す.

extrude2DMesh 2Dメッシュ(すべての面が2点で,前後の面がない)を読

み込み,与えられた厚さに押し出すことで3Dメッシュをつ くる.

extrudeToRegionMesh faceZonesを個別のメッシュに(別の領域として)押し出す.

例えば,液体の膜領域を作るために

snappyHexMesh 自動分割六面体メッシャ.細分化して面にスナップする.

メッシュの変換

ansysToFoam I-DEASから出力したANSYSインプットメッシュファイル

をOpenFOAM形式へ変換する

cfx4ToFoam CFX 4メッシュをOpenFOAM形式へ変換する

datToFoam datToFoam(.dat)メッシュファイル内を読み,pointsファイ

ルを出力する.blockMeshとの結合に使われる.

fluent3DMeshToFoam FluentのメッシュをOpenFOAM形式に変換する

fluentMeshToFoam FluentのメッシュをOpenFOAM形式に変換する.複数の

領域と,領域の境界の処理も扱える

foamMeshToFluent OpenFOAMメッシュをFluentメッシュ形式で出力する

foamToStarMesh OpenFOAM メ ッ シ ュ を 読 み 込 み ,PROSTAR (v4) の

bnd/cel/vrtフォーマットに書き出す

foamToSurface OpenFOAMのメッシュを読み込み,面のフォーマットで境

界を書き出す.

gambitToFoam GAMBITメッシュをOpenFOAM形式へ変換する

gmshToFoam Gmshによって書かれた.mshファイルを読み込む

ideasUnvToFoam I-DEASunvフォーマットのメッシュ変換

kivaToFoam KIVAグリッドをOpenFOAM形式へ変換する

mshToFoam Adventureシステムによって作られた.msh形式を読み込む

netgenNeutralToFoam Netgen v4.4によって書かれたNeutralファイルフォーマッ

トを変換する

plot3dToFoam Plot3dメッシュ(アスキー形式)をOpenFOAM形式に変換

sammToFoam STAR-CD (v3) SAMMメッシュをOpenFOAM形式へ変換

する

star3ToFoam STAR-CD (v3) PROSTARメッシュをOpenFOAM形式へ

変換する

star4ToFoam STAR-CD (v4) PROSTARメッシュをOpenFOAM形式へ

変換する

tetgenToFoam tetgenにより書かれた.ele,.node,.faceファイルを変換する

writeMeshObj メッシュのデバッグのため:たとえばjavaviewで見れる,三

つの別々のOBJファイルとしてメッシュを書く メッシュの操作

attachMesh 指定されたメッシュ修正ユーティリティによってトポロジ的

に独立したメッシュを付加する

autoPatch ユーザが指定した角度に基づいて外部面をパッチに分割する

checkMesh メッシュの妥当性をチェックする

createBaffles 内部面を境界面にする.mergeOrSplitBafflesと異なり,点の

複製はしない.

createPatch 選択した境界面の外部にパッチを作成する.面は既存のパッ

チかfaceSetから選択する

deformedGeom polyMeshを変位場Uと引数として与えられた尺度因子によ

り変形させる

flattenMesh 2次元デカルトメッシュの前後の面を平らにする

insideCells 面の内側に中心があるセルを抽出する.面は閉じていて単一

である必要がある

mergeMeshes 二つのメッシュを合体させる

mergeOrSplitBaffles 同じ点を共有する面(バッフル)を探索し,それらの面をマー

ジ,もしくは点を複製する.

mirrorMesh 与えられた面に対してメッシュの鏡映をつくる.

moveDynamicMesh メッシュの移動とトポロジ変化のユーティリティ

moveEngineMesh エンジン解析のためにメッシュを動かすソルバ

moveMesh メッシュを動かすソルバ

objToVTK obj線(面ではない)のファイルを読み込み,vtkに変換する

polyDualMesh polyMeshの双対を求め,特徴線やパッチの辺を忠実に再現 する.

refineMesh 複数の方向にセルを細分化する.

renumberMesh 行列の帯幅を狭くするためにセルの順番を付け直す.全ての

時刻ディレクトリから全ての計算領域を読み込み,順番を付 け直す

rotateMesh メッシュおよび場を方向n1から方向n2へと回転させる

setSet セル・面・点のセットやゾーンをインタラクティブに操作す

setsToZones メッシュにpointZones/faceZones/cellZonesを,同様に

名づけられたpointSets/faceSets/cellSetsから追加する

singleCellMesh 全てのフィールドを読み込み,内側の面が全て取り除かれた

メッシュ(singleCellFvMesh)に変換してsingleMesh領域に書 き出す.境界のみのデータとして使えるメッシュとフィール ドを生成するのに使う.しかし不正なメッシュになりやすい ので,ParaViewで境界を見ることにのみ使う.

splitMesh

内部の面の外面を作ることでメッシュを分割する.attachDe-tachを用いる

splitMeshRegions メッシュを複数の領域に分割する

stitchMesh メッシュを縫う

subsetMesh cellSetに基づいたメッシュ領域を選択する

topoSet ディクショナリによってfaceSets/cellSets/pointSetsを

操作する.

transformPoints 平行移動,回転,拡大・縮小のオプションにしたがって,

poly-Meshディレクトリのメッシュの点を変形させる

zipUpMesh 有効な形をもった全ての多面体のセルが閉じていることを確

実にするために,ぶら下がった頂点をもつメッシュを読み込 み,セルを閉じる

その他のメッシュ・ツール

autoRefineMesh 境界面付近のセルを細分化するユーティリティ

collapseEdges 短い辺をつぶし,また複数の辺を結合して一つの線分にする

combinePatchFaces 同じセル内でパッチの重複した面をチェックし結合する.重

複した面は,例えば細分化された隣接セルが削除されたり,

同じセルに属する4面が取り残された結果として現れる.

modifyMesh メッシュ要素を操作する

PDRMesh PDRタイプのシミュレーションのためのメッシュおよび場

の調整ユーティリティ

refineHexMesh セルを2×2×2に分割して六面体メッシュを細分化する

refinementLevel 細分化されたデカルト・メッシュの細分化レベルを判別する.

スナップの前に実行すること

refineWallLayer パッチに隣接するセルを細分化するユーティリティ

removeFaces 面を削除し両隣のセルを結合するユーティリティ

selectCells 面との関連でセルを選択する

splitCells 平面でセルを分割するユーティリティ

画像の後処理

ensightFoamReader 変換せずにOpenFOAMのデータを直接読むためのEnSight

のライブラリ・モジュール データ変換の後処理

foamDataToFluent OpenFOAMデータをFluent形式へ変換する

foamToEnsight OpenFOAMデータをEnSight形式へ変換する

foamToEnsightParts OpenFOAMデータをEnSight形式へ変換する.それぞれの

セル・ゾーンとパッチに対してEnsightパーツが作られる

foamToGMV OpenFOAMの出力をGMVで読めるファイルに変換する.

foamToTecplot360 Tecplotバイナリファイル形式のライタ.

foamToVTK レガシーなVTKファイル形式のライタ.

smapToFoam STAR-CD SMAPデータファイルをOpenFOAMの計算領

域の形式に変換する 速度場の後処理

Co phi場からCourant数Coを計算し,volScalarFieldとして書

き出す

enstrophy 速度場Uのエンストロフィを計算し,書き出す

flowType 速度場UのflowTypeを計算し,書き出す

Lambda2 速度勾配テンソルの対称,非対称部分の正方形の合計のうち

2番目に大きな固有値を計算し,書き出す

Mach 各時刻の速度場Uから局所Mach数を計算し,オプション指 定により書き出す

Pe phi場からPeclet数Peを計算し,surfaceScalarFieldとして

書き出す

Q 速度勾配テンソルの第2不変量を計算し,書き出す

streamFunction 各時刻の速度場Uの流れ機能を計算し,書き出す

uprime uprime(√

2k/3)のスカラ場を計算し,書き出す

vorticity 速度場Uの渦度を計算し,書き出す

応力場の後処理

stressComponents 各時刻の応力テンソルsigmaの六つの要素のスカラ場を計算

し,書き出す スカラ場の後処理

pPrime2 各時刻のpPrime2([p−p]¯2)のスカラ場を計算し,書き出す

壁の後処理

wallGradU 壁におけるUの勾配を計算し,書き出す

wallHeatFlux volScalarFieldの境界面として全てのパッチに対する熱流

束を計算し,書き出す.そして全ての壁について積分した熱 流量も書き出す

wallShearStress RAS乱流モデルを使用しているとき,指定した時刻における

壁面せん断応力を計算して書き出す

yPlusLES LES乱流モデルを使用しているとき,指定した時刻について,

各壁面におけるyPlusを計算する

yPlusRAS RAS乱流モデルを使用しているとき,指定した時刻につい

て,各壁面におけるyPlusを計算する 乱流の後処理

createTurbulenceFields 乱流場を表すすべての変数を生成する

R 現在の時間ステップについて,レイノルズ応力Rを計算して 書き出す

パッチの後処理

patchAverage 指定したフィールドの指定したパッチにわたる平均を計算す

patchIntegrate 指定したフィールドの指定したパッチにわたる積分を計算す

る ラグランジアン・シミュレーションの後処理

particleTracks パーセル追跡タイプの雲を使って計算されたケースの粒子の

飛跡をVTKファイルに書き出す.

steadyParticleTracks 定常状態の雲を使って計算されたケースの粒子の飛跡をVTK

ファイルに書き出す.注意:使う前に(並列で計算している なら)ケースを再構築しておく必要がある.

ドキュメント内 OpenFOAM User Guide (ページ 94-100)