8 ビット画素データバイトストリーム(割当てビット 8,高位ビット 7)
ビックエンディアン転送構文 リトルエンディアン転送構文 LSb
LSb LSb LSb LSb LSb MSb
MSb MSb MSb MSb MSb
画素 1 画素 2
画素 3 画素 4
画素 5 画素 6
0 0
7 7
Byte 0 Byte 1 Byte 2 Byte 3 Byte 4 Byte 5 Byte 0
Byte 1 Byte 2 Byte 3 Byte 4 Byte 5
LSb LSb LSb LSb LSb LSb MSb
MSb MSb MSb MSb MSb
画素 2 画素 1
画素 4 画素 3
画素 6 画素 5
図D-7 割り当て8ビット,格納8ビットに対する例示画素データバイトストリーム(VR = OW)
8 ビット画素データバイトストリーム(割当てビット 8,高位ビット 7)
ビックエンディアン転送構文 リトルエンディアン転送構文 LSb
LSb LSb LSb LSb LSb MSb
MSb MSb MSb MSb MSb
画素 2 画素 1
画素 4 画素 3
画素 6 画素 5
0 0
7 7
Byte 0 Byte 1 Byte 2 Byte 3 Byte 4 Byte 5 Byte 0
Byte 1 Byte 2 Byte 3 Byte 4 Byte 5
LSb LSb LSb LSb LSb LSb MSb
MSb MSb MSb MSb MSb
画素 2 画素 1
画素 4 画素 3
画素 6 画素 5
図D-8 割り当て8ビット,格納8ビットに対する例示画素データバイトストリーム(VR = OB)
割り当てビット = 16 格納ビット = 12 高位ビット = 11
15 12 11 画素サンプル1 0
15 12 11 画素サンプル2 0
15 12 11 画素サンプル3 0
図D.2-1 画素およびオーバーレイデータセルの例1
割り当てビット = 16 格納ビット = 12 高位ビット = 15
15 画素サンプル1 4 3 0
15 画素サンプル2 4 3 0
15 画素サンプル3 4 3 0
図D.2-2 画素およびオーバーレイデータセルの例2
割り当てビット = 8 格納ビット = 6 高位ビット = 5
15 8 7 0
画素サンプル 1 画素サンプル 2
15 8 7 0
画素サンプル 3 画素サンプル 4
図D.2-3 画素およびオーバーレイデータセルの例3
15 12 11 8 7 0
割り当てビット = 1 ビット位置 = 0
オーバレイビット 符号化オーバレイの例
4 3
8 7 6 5
16 15 14 13 12 11 10 9 4 3 2 1
図D.2-4 オーバーレイデータセルの例4
注: この例において,オーバーレイビットは,この附属書中の他の例において画素セルが番号付けされるのと同じ方 法で番号付けされる。すなわち,オーバーレイビット1は,左から右にそして上から下に,行を一度に符号化される オーバーレイ面の最初のビットである。
附属書 E (情報) DICOM デフォルト文字レパートリ
DICOM規格の中の文字列のためのデフォルトレパートリは,ISO 646:1990(ISO-IR 6)の国際参照版の基本 G0 集合である。加えて,四つの制御文字 LF, FF, CR, および ESC がサポートされる。これらの制御文字 は,ISO 646:1990 および ISO 6429:1990 の中で定義される C0 集合の部分集合である。
デフォルト文字レパートリのバイト符号化は,表E-1の中に図示される。この表は,符号化表現のためのISO 列/行バイト値および16進数値の両方を導出するために使用できる(節6.1.1参照)。
表E-1 DICOMデフォルト文字レパートリの符号化
b8 0 0 0 0 0 0 0 0
b7 0 0 0 0 1 1 1 1
b6 0 0 1 1 0 0 1 1
b5 0 1 0 1 0 1 0 1
b4 b3 b2 b1 00 01 02 03 04 05 06 07
0 0 0 0 00 SP 0 @ P ` p
0 0 0 1 01 ! 1 A Q a q
0 0 1 0 02 “ 2 B R b r
0 0 1 1 03 # 3 C S c s
0 1 0 0 04 $ 4 D T d t
0 1 0 1 05 % 5 E U e u
0 1 1 0 06 & 6 F V f v
0 1 1 1 07 ' 7 G W g w
1 0 0 0 08 ( 8 H X h x
1 0 0 1 09 ) 9 I Y i y
1 0 1 0 10 LF * : J Z j z
1 0 1 1 11 ESC + ; K [ k {
1 1 0 0 12 FF , < L \ l | 1 1 0 1 13 CR - = M ] m }
1 1 1 0 14 . > N ^ n ~
1 1 1 1 15 / ? 0 _ o
附属書 F (情報) DICOM メッセージの部分としてのカプセル化画像
次の注意は,DICOM規格に従ったメッセージ構造内の符号化画像の通信に適用される:
a) DICOMメッセージの中に符号化画像を含んでいる期間には,符号化は変更されない。符号化データ ストリームは,DICOM規格のプロトコルに従って,単に分割され,そしてカプセル化される。DICOMメ ッセージの包みを解いた後,符号化データストリームは,受信ノードで完全に再構築することができる。
b) DICOM規格のオブジェクト定義が,特定の符号化実装が提案することがあるフォーマットおよび他の 選択を常に決定している。符号化された画像は,符号化された画像がその一部分であるオブジェクト の定義に一致していなければならない。例えば:
1) オブジェクトが10ビット画素データを含むことが定義されている場合は,符号化処理が少くとも1 0ビットデータを受け入れるものであることが,仮定される。それゆえに,例えば8ビットまたは12 ビット実装に対して,別々の転送構文を定義する必要はない。如何なる12ビット実装も,オブジ ェクトが8ビットデータを含むことが定義されている場合は,8ビットプロセスの中で動作すること が仮定される。
2) オブジェクトの画像がインターリーブの場合は,符号化処理はインターリーブを再現しなければ ならない。
c) 符号化ファイルヘッダの中の仕様は,例えば,行および列の数に関して,DICOMメッセージヘッダと 一致していなければならない。
d) 符号化ファイルのバイト順の仕様は,DICOMメッセージの中でそれをカプセル化している期間は変更 されない。