年度 26 27 対前年度
適用区分 法 適 用 法 非 適 法 適 用 法 非 適 比 較
経営主体 企 業 用 企 業 企 業 用 企 業 (B) - (A)
(7) (11) (18) (7) (11) (18) (-)
都 道 府 県 4 6 10 4 6 10 -
(-) (97) (97) (-) (96) (96) (△1)
指 定 都 市 - 16 16 - 16 16 -
(10) (523) (533) (10) (517) (527) (△6)
市 3 182 185 3 179 182 △3
(-) (33) (33) (-) (32) (32) (△1)
町 村 - 15 15 - 15 15 -
(-) (-) (-) (-) (-) (-) (-)
一 部 事 務 組 合 - - - - - - -
(17) (664) (681) (17) (656) (673) (△8)
計 7 219 226 7 216 223 △3
(注) ( )書は施設数である。
計 (A) 計 (B)
3.駐車場整備事業の経営状況
法適用企業と法非適用企業を合わせた駐車場整備事業の収支の状況をみると、平成12年度以降 赤字が続いており、平成27年度も赤字となっている。
黒字事業は全223事業(建設中の事業を除く)の94.2%に当たる210事業で、前年度(212事業)
に比べ2事業減少しており、黒字額は34億29百万円で、前年度(31億90百万円)に比べ2億39百 万円、7.5%増加している。一方、赤字事業は全事業の5.8%に当たる13事業で、前年度(14事 業)に比べ1事業減少しており、赤字額は51億41百万円で、前年度(60億79百万円)に比べ9億 38百万円、15.4%減少している。この結果、駐車場整備事業全体の収支は17億12百万円の赤字で、
前年度(28億88百万円の赤字)に比べ赤字額が11億77百万円、40.7%減少している。(第3表)
また、他会計繰入金の収益的収入に占める割合は8.3%、資本的収入に占める割合は85.9%と なっている。
第3表 全体の経営状況
4.法適用企業の経営状況 (1) 損益収支の状況
ア 純 損 益
平成27年度における総収益は11億18百万円で、前年度(9億90百万円)に比べ1億28百万円、
12.9%増加しており、総費用は7億32百万円で、前年度(7億9百万円)に比べ23百万円、3.2
%増加している。
(単位:事業、百万円)
年度 27 (B) 増 減 額 ((B)-(A))
項目 法適用 法非適用 合 計 法適用 法非適用 合 計 法適用 法非適用 合 計
区分
(事業数) (7) (205) (212) (7) (203) (210) (-) (△2) (△2)
黒字額 281 2,910 3,190 386 3,043 3,429 105 133 239
(事業数) (-) (14) (14) (-) (13) (13) (-) (△1) (△1)
赤字額 - 6,079 6,079 - 5,141 5,141 - △938 △938
(事業数) (7) (219) (226) (7) (216) (223) (-) (△3) (△3)
収 支 281 △3,169 △2,888 386 △2,098 △1,712 105 1,071 1,177
(注)1. 事業数は、決算対象事業数(建設中のものを除く)である。
2. 黒字額、赤字額は、法適用企業にあっては純損益、法非適用企業にあっては実質収支による。
26 (A)
イ 経常損益
平成27年度における経常収益は9億39百万円で、前年度(9億74百万円)に比べ35百万円、3.6
%減少しており、経常費用は7億32百万円で、前年度(6億99百万円)に比べ33百万円、4.7%増 加している。
この結果、経常損益は2億7百万円の黒字で、前年度(2億75百万円の黒字)に比べ黒字額が 68百万円、24.8%減少している。
経常利益を生じた事業は6事業(前年度同数)で、その額は2億31百万円(前年度2億84百万 円)となっている(53百万円、18.7%減少)。一方、経常損失を生じた事業は1事業(前年度同 数)であり、その額は24百万円となっている。
また、経常収支比率は128.3%で、前年度(139.4%)に比べ11.1ポイント低下している。
ウ 資本不足
平成27年度末において資本不足となっている事業は1事業(建設中を除く法適用企業の全体数 の14.3%)あり、前年度同数となっている。なお、返済義務のない負債である長期前受金を負債 から控除した場合、資本不足となっている事業は1事業(同14.3%)あり、前年度同数となってい る。
エ 累積欠損金・不良債務
累積欠損金は31億89百万円で、前年度(33億44百万円)に比べ1億55百万円、4.6%減少して いる。累積欠損金を有する事業は1事業(前年度同数)で、事業数に占める割合は14.3%(前年 度同)である。
また、累積欠損金比率は375.4%で、前年度(378.4%)に比べ3.0ポイント低下している。
一方、前年度同様、不良債務を有する事業はない。(第4表)
第4表 駐車場整備事業の経営状況の推移(法適用企業)