B) アジア太平洋地域
10) 生物テロとパンデミック
・生物兵器をテロの道具として使ったテロ活動のリスクが高まってい
・遺伝子工学の発達で、前よりもそういった知識が簡単に入手できるる。
ようになった。
・また、前よりもより簡単な装置でそういった生物兵器を製造できる ようになった。
・生物テロへの対応のため、バイオ・センサーやいかなる致死的な感 染に対しても免疫性を高めるような遺伝子ワクチンの研究開発が盛 んに行われている。
・そういったワクチンを消火器のように世界各地に備えるといったこ とも考えられている。
・未来の、規制されていない合成生物学実験室からの漏洩で新しい問 題が起きるかもしれない。
10) 生物テロとパンデミック
・パンデミックは、兵器ではなく、感染症が広がり、社会がうまく機 能しなくなるような状況に陥ることで、例えば、新型の致死性が高 い鳥インフルエンザが蔓延し、社会システムが正常に機能しなくな るといった状況である。
・国家の安全保障の危機に係ることなので、感染症発生は軍隊や機密 情報サービス機関によって監視されている。
・特に、貧困国で保健医療基盤が未整備な国を監視しようとしている
・治療施設、試験室、監視システムなどの基本的な公衆保健システム。 で感染症の拡散を抑え込み、防止する上ように設計されている。あ るいは、設計が試みられている。
・エボラ出血病が一種のテストであったが、いろいろうまく行かなか った点が反省されている。
・西アフリカ内だが広がってしまった。(一次抑え込みに失敗)
・テロ組織が病院を襲い、患者が逃げ出すといったことが起きた。
・住民からの反発を招き、暴動寸前まで行った。
・収まった後の農業生産の低下と飢餓が懸念されている。
11) 貧困及び開発途上国と医療費
・開発途上国では、保健医療インフラは脆弱である
・そういった脆弱性が、今回のようなエボラ出血病の蔓延を招いた
・あるいは、ハイチでの地震でのコレラ蔓延を招いた
・こういった際に、先進国からボランティアの医師団が派遣され、感染 の封じ込めを行って、これまで何とか成功してきた。
・しかし、今回のエボラ出血病の事件に見られるように、脆弱性が見ら れる。
・ 2 番目の問題は、医療費の問題で、 HIV/AIDS の治療薬の価格が高す ぎ、製薬会社は、パテントを武器に、価格引き下げに応じようとしな
・貧乏人は治療を受けられず、病気にかかったら死ぬしかないという不かった。
平等さを突き付けることになった。
・この中には、 ODA などでの保健医療関係の支援の問題もある。
11) 貧困及び開発途上国と医療費
・ 3 番目は人材流失の問題である。
・先進国での保健医療や介護関係での需要があるので、後進国でせっか く医学訓練を施し、看護婦や医師として育成した人材が、先進国に移 住してしまう。
・このことで、後進国での保健医療システムはますます弱体化してしま っている。