第3章 地域包括ケアシステムの深化と推進
第4節 生活支援・介護予防サービスの基盤整備の推進
【現状と課題】
ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯など、支援を必要とする高齢者の増加に伴い、
見守りや安否確認、地域サロンの開催などの生活支援の必要性が増しており、地域の実情 に応じて、多様な主体が生活支援・介護予防サービスを提供していくことが求められてい ます。
また、社会参加意欲の強い団塊の世代が高齢化していくことなどから、高齢者の社会参 加を通じて、生きがいや介護予防につなげるとともに、元気な高齢者が生活支援の担い手 として活躍することも期待されています。
既存事業の活用と、地域支援事業等を適切に組み合わせ、生活支援・介護予防サービス の充実を図ります。
【施策の基本方向と体系】
高齢者やその家族等が地域において安心して日常生活を営むことができるよう、世代を こえて地域住民がともに支え合う地域づくりを目指します。
(1) 地域での生活支援事業の充実 ①食の自立支援事業(食事サービス)
②緊急通報装置貸与事業
③ふれあい訪問収集事業
④生きがい型デイサービス事業
⑤温泉利用介護予防事業
(湯ったりデイサービス事業)
(2) 地域で支え合う仕組みづくり ①世代間交流事業
②ひとり暮らし高齢者給食サービス事業
③いきいきふれあいサロン事業
④地域見守りネットワーク事業
(3) 介護予防・日常生活支援総合事業 ①一般介護予防事業
②介護予防・生活支援サービス事業
・訪問型・通所型サービス
・生活支援サービス
・生活支援推進事業
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-【施策・事業】
(1)地域での生活支援事業の充実
食の自立支援事業(食事サービス)や緊急通報装置貸与事業、ふれあい訪問収集事業 等により、ひとり暮らし高齢者や虚弱高齢者等の安否を確認し、地域での自立した在宅 生活を支援します。
また、介護保険に該当しない高齢者を対象に、生きがい型デイサービス事業や温泉利 用介護予防事業(湯ったりデイサービス)を実施し、生きがいづくりや社会参加を支援 します。
(2)地域で支え合う仕組みづくり
世代間交流事業や、ひとり暮らし高齢者等との昼食会等を行っている団体に対し、助 成金の交付を行うことにより、自主的な地域づくりの取り組みを支援するとともに、地 域の方々の仲間づくりや高齢者の生きがいづくりを目的として、社会福祉協議会が実施 している「ふれあいいきいきサロン」を推進します。
また、市内の団体、事業者などが、日常の活動の中で見守りを行い、住民の異変の早 期発見、早期対応に向けた連絡体制をつくる福島市地域見守りネットワーク事業を推進 します。
(3)介護予防・日常生活支援総合事業
要支援者・要援護者に対して、介護予防や外出支援、買い物・調理・清掃等の家事支 援等の生活支援の必要性が増加しており、多様な主体が高齢者地域の生活支援の担い手 として活躍することが重要であることから地域のニーズや資源の把握を行い、地域の皆 さんとの話し合いにより地域づくりを推進します。
①一般介護予防事業
高齢者の年齢や心身の状況に関わらず、住民が主体となり身近な場所で介護予防が でき、併せて参加者や通いの場が継続的に拡大する地域づくりを支援するため、福島 市版介護予防体操「いきいきももりん体操」を継続的に推進します。また、「いきいき ももりん体操」を広く周知するため、「いきいき介護予防大会」を開催します。
<表3-4-1> 福島市版介護予防体操「いきいきももりん体操」事業 (単位:箇所、人)
区 分
実 績 目 標
平 成 28年度
平 成 30年度
平 成 31年度
平 成 32年度 いきいきももりん体操取組み
グループ数 45 170 235 300
人数 935 2,500 3,500 4,500
②介護予防・生活支援サービス事業
ア 訪問型サービス・通所型サービス
全国一律のサービス内容であった介護予防訪問介護と介護予防通所介護につい て、市町村が主体的に運営できる新しい総合事業へと移行されましたが、本市で は以前からの訪問介護、通所介護を訪問型サービス、通所型サービスとして提供
していきます。
イ 生活支援サービス
訪問型サービス・通所型サービス以外のサービスについては、生活支援推進事 業や地域ケア会議などで出された高齢者ニーズから多様な実施主体によるサービ ス提供を検討します。
ウ 生活支援推進事業
高齢者が社会参加や社会的役割を持つことで、高齢者の生きがいや介護予防に もつながることから、地域包括支援センター圏域ごとに地域支え合い推進員※1
の配置や地域協議会※2を設置し、地域住民の力の活用により、地域における課題 や資源の把握、高齢者の活用などを推進します。
<表3-4-2> 福島市生活支援推進事業 (単位:箇所、人)
区 分
実 績 目 標
平 成 28年度
平 成 30年度
平 成 31年度
平 成 32年度 福島市生活支援推進協議会
(第1層)
設置数 0 1 1 1
地域支え合い推進員 0 1 1 1
福島市生活支援推進協議会 地域協議会(第2層)
設置数 1 22 22 22
地域支え合い推進員 9 22 22 22
※1 地域支え合い推進員とは、市町村が定める活動区域ごとに、関係者のネットワークや既存の取組・組 織等も活用しながら、コーディネート業務を実施することにより、地域における生活支援・介護予防 サービスの提供体制の整備に向けた取り組みを推進する人です。
※2 地域協議会とは、生活支援・介護予防サービスの体制整備に向けて、多様な主体の参画が求められる ことから、市町村が主体となって、「定期的な情報の共有・連携強化の場」として設置することにより、
多様な主体間の情報共有及び連携・協働による資源開発等を推進する場です。
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