• 検索結果がありません。

:災害各フェーズにおける妊産褥婦との情報共有方法の具体化

ドキュメント内 我が国における 周産期医療の現状 (ページ 34-41)

周産期医療協議会への 看護職の参画

提言 4 :災害各フェーズにおける妊産褥婦との情報共有方法の具体化

周産期医療協議会の

役割が重要

まとめ

35

総合周産期母子医療センターにおける役割

①助産師の実践能力強化のための研修実施

②マネジメント部門における助産師、看護職の配置

・副センター長

・搬送においてコーディネーター機能を担う看護職

・都道府県周案期医療協議会構成員としての参加

③NICU / GCU退院児とその家族への支援

・小児在宅療養における移行支援に関する研修実施

・NICU入院児支援コーディネーターの配置

④周産期における災害時のネットワーク体制の構築

36

参考資料

●周産期医療・母子保健をとりまく社会情勢は、近年、大きく変化している。日本の周産期医療の危機が 叫ばれる中、1990年代後半より、安全で安心な周産期医療体制の整備に向けた事業が進められている。

周 産 期 医 療 母 子 保 健

1996年(H8

周産期医療対策整備事業(通知)

1995年(H7)

母子保健医療施設整備事業

2010年(H22)

周産期医療の確保について(通知)

周産期医療提供体制整備指針の改正 2008年(H20)

東京都の妊産婦死亡事案を受けた周産期救急医療 体制の確保について(通知)

「安心と希望の医療確保ビジョン」の策定

「院内助産所・助産師外来設備整備事業」「院内助産所・

助産師外来の開設のための医療機関管理者及び助産師 研修事業」の実施

1989H1 1.57ショック

2006年(H18

前置胎盤産婦死亡事例 准看護師による内診問題

2008年(H20)

妊婦搬送後の死亡事例 2009年(H21

産科医療補償制度 創設

2000年(H12 健やか親子21策定

2009年(H21

育児・介護休業法 一部改正

「HTLV-1母子感染予防対策マニュアル」作成 受胎調節実施指導員の呼称を「リプロ・ヘルス サポーター」へ変更

1994年(H6)

母子保健法 改正

1965年(S40 母子保健法制定

1947年(S22)~1949年(S24)

第一次ベビーブーム

2003年(H15年)

次世代育成支援対策推進法 成立 1942年(S17)

妊産婦手帳規定 1996年(H8)

母体保護法へ名称の改正 2004年(H16

新医師臨床研修生制度

1996年(H8

WHO59カ条 お産のケアガイドライン」発刊 1958年(S33)

未熟児養育医療

助 産 教 育

2009年(H21

保健師助産師看護師法 一部改正

「新人看護職員研修ガイドライン」作成 1948年(S23

保健婦助産婦看護婦法 制定

2011年(H23

新人看護職員研修事業

保健師助産師看護師学校養成所指定 規則 一部改正(助産師教育が23単位以上から28単位以上)

2001年(H13)

保健婦助産婦看護婦法改正、

「婦・士」の名称を「師」へ統一 1951年(S26

保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則 制定 1948年(S23)

優生保護法の公布

2003年(H15

専門職大学院における助産学教育の 積極的推進

周産期医療・母子保健に関する法律・施策

~ 1980 1980 ~ 2000 ~ 現在

2015年(H27)

産科医療補償制度 補償対象の見直し 2011年(H23

全47都道府県に周産期医療システムと 総合・地域周産期母子医療センターの設置

20011年(H23)

HTLV-1抗体検査が市町村による公費負担で 妊婦健診の標準的検査項目に追加

2015年(H27

助産実践能力習熟段階(CLoCMiP レベルⅢ認証制度開始

2014年(H26

健やか親子21(第2次)策定

2007年(H19

こうのとりのゆりかご 設置 1922年(T11

分娩給付開始 1958年(S33)

母子健康センターの設置

37

厚生労働省作成資料より抜粋

38

早産・低出生体重児や高齢出産などのハイリスク出産の割合の推移

●近年、出生数は総じて減少傾向にあるが、全出生数に早産・低出生体重児や高齢出産が占める割合は 増加傾向にある。特に、高齢出産は、割合だけではなく、その数もこの20年間に2倍以上に増加して おり、ハイリスク妊娠・出産の増加となっている。

(人)

0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000

1980 1985 1990 1995

2000 2005

2010 2011 2012

2013 2014

64,889 59,795 55,231 58,293 64,006

60,377 61,315

60,285 59,514

59,235

56,906 81,659 78,174 77,332

89,112 102,888

101,272 103,049 100,378 99,311 98,624

95,768

66,296 101,970 105,188

112,939 141,659 173,788 240,976 255,502 268,471 277,403276,767

1,576,889

1,431,577

1,221,585

1,187,064 1,190,547

1,062,530 1,071,304

1,050,806 1,037,231 1,029,816

1,003,539

5.7%

27.6%

9.4%

4.5%

全出生数における高齢 出産数の推移

全出生数に占める低出生体重児

(2500g未満)の推移 全出生数に占める早産児数

(37週未満)の推移

出生数

9.5%

6.4%

出典:平成26年度人口動態

*日本では、1993年以降に35歳以上を高齢出産としているが、上記図では1993年以前も35歳以上を高齢出産として示している

39

周産期医療体制における助産師の活用

1 .院内助産システム 2 .産科混合病棟

3 .助産師の偏在、院内潜在助産師と助産師出向システム 4 .周産期医療機能強化と地域母子保健の連携強化

40

院内助産システム

41

【助産師の活用①】

 平成 16 年度より日本看護協会におい

ドキュメント内 我が国における 周産期医療の現状 (ページ 34-41)

関連したドキュメント