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演武型紹介

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第3章  空手のルーツを探るシンポジウム

第 2 節  演武型紹介

(1)

五祖拳 十字战

(ジュウジセン)【演武者:

周 焜 民

(3)

剛柔流 久留頓破(クルルンファー)【

演武者:

嘉手苅 徹】

(2)

五祖拳 罗汉三战

(ラカンサンチン) 【演武者:

常 定

 十字战は、五祖拳の伝統的な型で、最も古く、世間に幅広く伝播した型である。構えがしっ かりしており、身近になってから攻める攻撃と防衛が一体型になっている。技は簡潔で勢いが 猛烈であることが特徴とされている。足の運びは十字となり、狭い範囲で行い、拳の打ち方は 近距離でまっすぐであることから、十字战と呼ばれている。

 十字战は、五祖拳の代表的な型のひとつである。

 久留頓破は、開掌による受けと裏拳、蹴りと肘当ての同時技など、相手と接近した状態から 急所を攻める技が多く含まれている。

  罗汉三战は、五祖門の羅漢派の拳法となっている。名前の由来は拳の形からきている。

 その特徴は三回進んで三回後退する。狭い範囲で行い、呼吸のリズムがあり、陰と陽の力は 剛柔両方備わっている基礎拳法である。

 「三戦(サンチン)に始まり、三戦(サンチン)に終わる」という諺もあり、三戦(サンチン)

は羅漢派拳法の “ 母 ” であるという説もある。

(5)

小林流 ナイファンチ初段【

演武者:

渡久山 盛要 大城 信子】

(4)

五祖拳 瑞华战(ズイカセン) 【

演武者:

徐 清 辉

 ナイファンチの型は、首里手系を代表する鍛錬型である。初段から三段まであり、その中でも 初段は古伝の型と言われている。

上地流や剛柔流の「三戦(サンチン)」と同様に、首里手系のすべての型の基になる鍛錬型である。

 瑞华战は五祖拳の鶴拳である。泉州市の僧侶である仰华氏が泉州崇福寺(そうふくじ)の住職、

妙月僧侶に伝えたものだと言われている。

瑞华战は鶴の纏(まとい)足で,中宫踏み,タイミング良く前進して攻めることが瑞华战の特徴 である。

(6)

五祖拳永春白鶴拳 八分寸法(ハチブスンポウ) 【

演武者:

苏 瀛 汉  八分寸法は永春白鶴拳の最も基本の手法である。

 名前は手を使い八つの動作を行う事から命名された。腰を軸に前後左右の動作を繰り返し,自 然体で力とタイミングを合わせて行う。型には騎馬立ちの進退、回転、足の運び及び飛び上がる 等あり、全体的に鶴をイメージした動きになる。

 手の動きが多く、足の運びも軽やかで、体の振動は力を入れるタイミングとぴったりしたのが 特徴とされている。 丹田から気を運び、息をためながら吐き出す呼吸法には、一定のリズムがあり、

動きには剛柔両方備わっている。永春白鶴拳の風格と特徴を堪能できる武術の一つである。

(7)

硬軟流(上地流系) 三十六(サンセーリュウ)【

演武者:

阿波根 昌義】

 上地流を創始した上地完文氏が、明治 40 年代に伝えた南派少林拳の古伝の型と言われている。

上地流系の高度な鍛錬型である。八方に敵がいると想定し、それらに相対する動きは変幻自在な 妙理があり、円と直線が交錯する演武線は非常に華麗であり、踏込はとてもダイナミックである。

(9)

古武道 津堅砂掛の棍(エーク手)【

演武者:

宮里 栄助】

(8)

五祖拳 大战(タイセン) 【

演武者:

姜 雄 雄

 津堅砂掛の棍は、沖縄のエークを使う古武術である。特徴は、左へ体をさばきながら、逆切り と続けざまに上段流し受け、また逆切りして、その姿勢のままエークの先で右回りに円を描きさ らに逆切りを行う技もある。転身してからの横切りもある。また、砂かけによる目つぶしの技も  大战は五祖門の拳母と呼ばれている基本の拳法である。“三战(サンチン)、平马战(ヘイバセン)、

大套三战(ダイトウサンチン)、鹤战(ツルセン)、天地人战(テンチ ジンセン)” を包括したもの である。特徴は、騎馬立ち、力の貯め方、噛みしめ方、粘り方、呼吸リズム及び各種はじき、震え、

攻め、押し込み、体を揺らして背中や肩の 内側から力をだすことにある。長く鍛錬すれば剛柔の力 が上手くだせるようになり、骨格臓腑が開通され、真の体作りになる。大战は内外の鍛錬ができる 伝統的な武術である。

 また、後方からの羽交い締めに対するはずし技、頭部による攻撃、蹴りに対する相手の足取り から急所当てなど剛柔流独特の技も見られる。

五祖拳

罗汉(ラカンサンチン)

久留頓破(クルルンファー)剛柔流 十字(ジュウジセン)五祖拳

华战(ズイカセン)五祖拳

ナイファンチ初段小林流

硬軟流(上地流系)

三十六(サンセーリュウ)

(タイセン)五祖拳

津堅砂掛の棍(エーク手)古武道

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