レジスタ名 Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0
レジスタ 内容記載 ページ
FVRCON FVREN FVRRDY TSEN TSRNG — — ADFVR<1:0> 86
凡例: 網掛け部分は固定参照電圧では使用しません。
2012 Microchip Technology Inc.
Preliminary
DS41585A_JP - p. 87PIC10(L)F320/322
13.0 内部電圧レギュレータ (IVR)
内部電圧レギュレータ(IVR)は、3.6 Vを超える動作を 可能とします。以下のデバイスで使用できます。
• PIC10(L)F320
• PIC10(L)F322
この回路はデバイス内部のロジックで使用する電圧を レギュレートし、VDDとI/Oピンはこれより高い電圧 で動作できるようにします。VDDがレギュレートされ た電圧に近づくと、IVR出力は自動的に入力電圧に追 従します。
IVRは、ユーザによる設定と周辺機器の選択に応じて、
3つの電力モードのいずれかで動作します。
- 高消費電力 - 低消費電力
- 省電力スリープモード
電力モードはデバイス動作に応じて自動的に選択され ます(表 13-1参照)。VDDがコアの安全な動作電圧を 下回ると、自動的に追従モードが選択されます。
表 13-1: IVR電力モード - レギュレート時
Note: 追従モード時、IVR は無効となりますが
電力は消費します。詳細は、=セクショ
ン 24.0「電気的仕様」を参照してくださ
い。
VREGPM1ビット スリープモード メモリバイアス電力モード IVR電力モード
x No
ECモードまたはINTOSC = 16 MHz (HPバイアス)
高消費電力 INTOSC = 1~8 MHz (MPバイアス)
INTOSC = 31~500 kHz (LPバイアス) 低消費電力
0 Yes ドントケア 低消費電力
1 Yes HFINTOSC給電なし
省電力(1) 周辺機能給電なし
Note 1: 以下のいずれかの条件によって、低電力モードに切り換わります。
• BORが有効である
• 周辺機能のソースとしてHFINTOSCが有効である
• 自己書き込みが有効である
• A/Dコンバータの変換動作がアクティブである
PIC10(L)F320/322
レジスタ 13-1: VREGCON:電圧レギュレータ制御レジスタ
U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 U-0 R/W-0/0 R/W-1/1
— — — — — — VREGPM1 予約済み
bit 7 bit 0
凡例:
R = 読み出し可能ビット W = 書き込み可能ビット U = 未実装ビット、「0」として読み出し
u = ビットは不変 x = ビットは未知 -n/n = PORおよびBOR時の値/その他の全てのリセット
時の値
「1」 = ビットはセット 「0」 = ビットはクリア
bit 7-2 未実装: 「0」として読み出し
bit 1 VREGPM1: 電圧レギュレータ電力モード選択ビット
1 = スリープ時に省電力スリープモードを有効にする。スリープ時の消費電流は最も低いが、復帰に時間 を要する
0 = スリープ時に低消費電力モードを有効にする。スリープ時の消費電流はより大きいが、短時間で復帰 できる
bit 0 予約済み: セットした状態を維持する(クリアしない事)
2012 Microchip Technology Inc.
Preliminary
DS41585A_JP - p. 89PIC10(L)F320/322
14.0 温度インジケータ モジュール
このデバイスファミリは、シリコンダイの動作温度を 計測するために設計された温度回路を搭載していま す。この回路の動作温度レンジは-40~+85 ℃です。
出力はデバイス温度に比例した電圧です。温度インジ ケータの出力は、デバイス内蔵 ADC に接続されてい ます。
この回路は校正方法に応じて温度しきい値の検出器ま たは高精度な温度計として使用できます。1 点校正を 行うと、回路はその前後の温度を計測できます。2点 校正を行うと、全温度レンジでより高精度の温度計測 が可能です。校正手順の詳細については、アプリケー ション ノートAN1333『内部温度インジケータの使用 と校正』(DS01333)を参照してください。
14.1 回路動作
図 14-1に、温度回路の概略ブロック図を示します。温 度に比例する電圧出力は、複数のシリコン接合の順方 向電圧降下を計測する事で得られます。
式 14-1は、温度インジケータの出力特性を表します。
式 14-1: VOUTのレンジ
温度検出回路は、固定参照電圧(FVR)モジュールに内 蔵されています。詳細は、セクション 12.0「固定参照
電圧(FVR)」を参照してください。
この回路は、FVRCONレジスタのTSENビットをセッ トすると有効になります。無効にした場合、回路には 電流が一切流れません。
回路は High レンジまたは Lowレンジで動作します。
FVRCON レジスタの TSRNG ビットをセットすると
Highレンジが選択され、より広い出力電圧が得られま す。この場合、温度レンジ全体にわたって分解能が向 上しますが、製品間のばらつきが大きくなります。High レンジの動作には、より高いバイアス電圧が必要なた め、VDDも高くする必要があります。
FVRCON0レジスタのTSRNGビットをクリアすると
Lowレンジが選択されます。Lowレンジでは発生する 電圧降下が小さいため、回路動作にはより低いバイア ス電圧が必要です。Lowレンジは、低電圧動作向けに 用意されたモードです。
図 14-1: 温度計測の回路図
14.2 最小動作電圧 V
DDと最小検出温度
温度回路をLowレンジで動作させる場合、デバイスは 仕様内の任意の動作電圧で動作させる事ができます。
一方、Highレンジで動作させる場合、デバイスの動作 電圧VDDに、温度回路を適切にバイアスできる十分高 い電圧を供給する必要があります。
表 14-1に、各レンジ設定に対する推奨最小VDDを示 します。
表 14-1: 各レンジに対する推奨VDD
14.3 温度出力
温度回路の出力は、内蔵A/Dコンバータ(ADC)によっ て計測されます。温度回路の出力用に1チャンネルが予 約されています。詳細は、セクション 15.0「A/D コン
バータ(ADC)モジュール」を参照してください。
14.4 ADC アクイジション時間
確実に正確な温度を計測するには、ADC入力マルチプ レクサが温度インジケータの出力に接続されてから 200s以上待ってからA/D変換を開始する必要があり ます。また、温度インジケータ出力を連続して変換す る場合、各変換動作の間に200s待つ必要があります。
High Range: VOUT = VDD - 4VT
Low Range: VOUT = VDD - 2VT
最小VDD、TSRNG = 1 最小VDD、TSRNG = 0
3.6 V 1.8 V
TSEN
TSRNG VDD
VOUT
To ADC
PIC10(L)F320/322
表 14-2: レジスタのまとめ
レジスタ名 Bit 7 Bit 6 Bit 5 Bit 4 Bit 3 Bit 2 Bit 1 Bit 0
レジスタ 内容記載 ページ
FVRCON FVREN FVRRDY TSEN TSRNG — — ADFVR<1:0> 86
ADCON ADCS<2:0> CHS<2:0> GO/
DONE ADON 96
ADRES A/D変換結果レジスタ 97
凡例: — = 未実装であり「0」として読み出されます。網掛け部分は温度インジケータでは使用しません。
2012 Microchip Technology Inc.