• 検索結果がありません。

注意事項

ドキュメント内 HiRDB Staticizer Option Version 9 (ページ 102-113)

4.2  運用前に考慮すること

4.2.3  注意事項

更新可能なオンライン再編成を実施する上での注意事項について説明します。

(1) 運用前の注意事項

更新可能なオンライン再編成の運用前に注意することについて説明します。

(a) RD エリアの管理と再編成のタイミング

RD エリアの管理と再編成のタイミングを次に示します。

• 関連する RD エリアは同時にペアボリューム解除するボリューム内で管理して,同じタイミングで更 新可能なオンライン再編成を行う必要があります。

• 更新可能なオンライン再編成の対象 RD エリア内に「更新可能なオンライン再編成を実施できない表」

で示した表は含まれてはいけません。

• 更新可能なオンライン再編成の対象 RD エリアと同じ HiRDB ファイルシステム領域内に格納している RD エリアに対しては,次のどちらかを実施してください。

• 同じタイミングで更新可能なオンライン再編成を行う。

• ペアボリューム解除の間だけ,参照可能バックアップ閉塞または更新可能バックアップ閉塞にする。

• レプリカ RD エリアのデータをオリジナル RD エリアにコピーして障害回復を行う際に,副から正への ボリュームコピーが使用できるのは,次の場合だけです。

• ボリューム内のすべての RD エリアに対して更新可能なオンライン再編成を行っている。

ボリューム内に更新可能なオンライン再編成を行なっていない RD エリアを含む場合,オンライン再編 成を行っている RD エリアのデータだけをコピーする必要があります。コピーは,pdcopy,pdrstr,

pdfbkup,pdfrstr,または pdrorg で行ってください。

注※

関連する RD エリアを次の表に示します。

表 4‒3 関連する RD エリア

対象の RD エリア 関連する RD エリア

非分割表を格納する RD エリア • 対象の RD エリア内の表に定義されているインデクスを格納する RD エリア

• 対象の RD エリア内の表に定義されている LOB 列,抽象データ型の列,

プラグインインデクスを格納する RD エリア

分割表を格納する RD エリア • 対象の RD エリア内の表に定義されている非分割インデクスを格納す る同じサーバ内の RD エリア

• 対象の RD エリア内の表に対応する分割インデクスを格納する同じ サーバ内の RD エリア

• 対象の RD エリア内の表に定義されている LOB 列,抽象データ型の列,

プラグインインデクスを格納する同じサーバ内の RD エリア

非分割インデクスを格納する RD エリア • 非分割インデクスが定義されているサーバ内分割表を格納している RD エリア

(b) 圧縮表の追い付き反映処理をする場合

BINARY 型の圧縮列がある表を追い付き反映処理する場合,データ圧縮時に付加情報が追加されるため,

圧縮状況によっては圧縮前のデータサイズより大きくなることがあります。その場合,追い付き反映処理で データを伸張するため,性能が劣化します。BINARY 型の圧縮列がある表を追い付き反映処理する場合,

追い付き反映処理時にデータを伸張しないように,次の条件を満たす表定義にすることを推奨します。

圧縮列の定義長(単位:バイト)≧

(↑圧縮列に格納する最大データ長÷表定義時の圧縮分割サイズ↑×8)+圧縮列に格納する最大データ長 複数の圧縮列がある場合,各列が上記条件を満たすようにしてください。

圧縮表については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」を参照してください。

(2) 運用中の注意事項

更新可能なオンライン再編成の運用中に注意することについて説明します。

(a) 複数 RD エリアを再編成するときの追い付き反映コマンドの実行タイミング

複数の RD エリアを対象にデータベースの再編成を実行する場合,指定したすべての RD エリアの再編成 処理が終わるまで追い付き反映コマンドは実行しないでください。

複数の RD エリアを対象にデータベースの再編成を実行する場合は,再編成処理に掛かる時間が同じくらい の RD エリアを選択することをお勧めします。

(b) 複数の再編成処理の並列実行

更新可能なオンライン再編成を開始すると,追い付き反映処理が終了するまで同じサーバ内のほかの RD エ リアに更新可能なオンライン再編成を実行できません。

(c) 追い付き反映処理に掛かる時間

更新可能なオンライン再編成を適用する表に対して更新する場合,次の条件のどれかを満たすとき,オリジ ナル RD エリアに対する追い付き反映処理に時間が掛かります。

• RD エリアに SGMLTEXT 型の列が含まれる

• XML 型の列に n-gram インデクスが定義されている

• FREEWORD 型の列に IXFREEWORD 型インデクスが定義されている

• RD エリアにユニークインデクスが複数定義されている

• RD エリアのユニークキーを更新する (d) 追い付き反映処理時のトランザクション量

レプリカ RD エリアに対するトランザクション処理が多く,追い付き反映コマンドが時間内に終了しない場 合は,トランザクション処理量を制限してから追い付き反映コマンドを実行する必要があります。

(e) HiRDB 再開始直後の追い付き反映コマンド(pdorend)再実行

追い付き反映コマンド(pdorend)実行中に HiRDB が異常終了した場合,HiRDB を再開始した直後に追 い付き反映コマンド(pdorend)を再実行すると,ユニークキーの重複エラーが発生することがあります。

この場合は,pdls -d trn コマンドでトランザクションのロールバック処理の完了を確認してから,追い付 き反映コマンド(pdorend)を再実行してください。

(f) 共用 RD エリアまたは共用 RD エリア内の表を対象とした処理実行

処理対象の RD エリアに共用 RD エリアが含まれる場合,または処理対象の表が共用 RD エリアに含まれ ている場合,すべてのバックエンドサーバで処理が行われます。次のコマンドはサーバを指定(-s)しない で実行する必要があります。

• データベース静止化コマンド(pdorbegin)

• データベース切り替えコマンド(pdorchg)

• 追い付き反映静止化コマンド(pdorend)

(g) 共用 RD エリアの更新可能なオンライン再編成閉塞状態の解除

通常,共用 RD エリアを含む RD エリアを処理する場合,すべてのバックエンドサーバが対象となり,サー バを指定(-s)しないでコマンドを実行します。しかし,オンライン再編成中,一部のバックエンドサーバ に障害が発生した場合,稼働しないバックエンドサーバがあるため,オンライン再編成処理を取り消せない ときがあります。このようなときは,コマンドでサーバを指定(-s)して,それぞれのバックエンドサーバ の閉塞状態を解除してください。

1. 稼働中のバックエンドサーバの閉塞を解除します(-s オプション指定)。

2. 障害が発生したバックエンドサーバの障害を取り除きます。

3. 障害を取り除いたバックエンドサーバの閉塞を解除します(-s オプション指定)。

(h) サーバ間で参照制約関係を持つ表が存在する場合の再編成

参照表または被参照表を格納する RD エリアは,世代を合わせて運用する必要があります。RD エリア内で 複数のサーバに参照制約関係を持つ表を格納している場合,それらのサーバを同時に更新可能なオンライン 再編成の対象にしてください。

(3) その他の注意事項

(a) オンライン再編成閉塞状態での HiRDB の停止

オンライン再編成閉塞状態の RD エリアがあると,HiRDB は正常停止やサーバ単独停止ができません(計 画停止はできます)。正常停止やサーバ単独停止を行いたい場合は,追い付き反映コマンドを正常終了する か,データベース静止化コマンドですべての RD エリアのオンライン再編成閉塞状態を解除する必要があり ます。

(b) 追い付き反映処理と系切り替え

追い付き反映コマンド(pdorend)実行中に系切り替えが発生すると,コマンドは異常終了します。追い 付き反映が終了しないと,反映に使用する更新ログが見積もりを超えてログが出力されることがあります。

系切り替えが発生した場合は,できるだけ早く追い付き反映コマンドを再実行してください。

(c) RD エリア名の変更

更新可能なオンライン再編成の準備フェーズで関連 RD エリアの情報を取得したあとは,取得した関連 RD エリアの名称を変更しないでください。関連 RD エリアの情報を取得したあとに名称を変更し,更新可能な オンライン再編成のコマンドを実行した場合に"指定した RD エリア名称がありません"のエラーになった ときは,コマンドに指定した RD エリア名の修正が漏れている可能性があります。エラーになった場合は,

次の図に示す運用手順および実行例を参考に,コマンドに指定した RD エリア名を修正し,再度コマンドを 実行してください。

ドキュメント内 HiRDB Staticizer Option Version 9 (ページ 102-113)