米欧における公共調達制度の概要
2 法律の概要
(1) 入札談合等関与行為を排除するための行政上の措置
入札談合等関与行為(注1)があった場合の公正取引委員会から各省 各庁の長等(注2)に対する必要な措置の要求、当該要求を受けた各省 各庁の長等による調査の実施・必要な措置の検討、調査結果等の公表 等について規定。
(注1)入札談合等関与行為は以下の3類型(2条5項)
①談合の明示的な指示(事業者又は事業者団体に入札談合等を行わせること)
②受注者に関する意向の表明(契約の相手方となるべき者をあらかじめ指名する ことその他特定の者を契約の相手方となるべき者として希望する旨の意向をあらか じめ教示し,又は示唆すること)
③発注に係る秘密情報の漏洩(入札又は契約に関する情報のうち特定の事業者 又は事業者団体が知ることによりこれらの者が入札談合等を行うことが容易となる 情報であって秘密として管理されているものを,特定の者に対して教示し,又は示唆 すること)
(注2)各省各庁の長、地方公共団体の長又は国若しくは地方公共団体が資本 金の
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以上を出資している法人の代表者(2条3項)(2) 当該行為を行った職員に対する損害賠償請求・懲戒事由の調査 各省各庁の長等による当該行為を行った職員に対する損害賠償請 求・懲戒事由の調査について規定。
(3) その他
入札談合等関与行為の防止に向けた関係行政機関相互の連携・協力、
本法運用上の地方公共団体等の自主的な努力への配慮等について規 定。
資料4
本法に基づく措置等の流れ
入札談合等
の調査を通
じて
発注機関職員の関与行為を探知 入札談合等関与行為
の排除
のため必要な改善措置を要求
公正取引委員会 各省各庁の長等
調査の実施(※)・措置の検討
調査結果・措置内容の公表、
公正取引委員会への通知
※調査を行う職員の指定等
※公正取引委員会は調査結果・措置 内容に意見を述べることができる。
行政上の措置
損害の有無の調査
※調査を行う職員の指定等
(損害あれば)損害賠償請求 損害賠償請求
懲戒事由の調査
任命権者への通知
※発注機関の長が任命権者の場合不要
任命権者による懲戒事由の調査
※調査を行う職員の指定等
発注機関側
措置内容は発注機関 の自主的措置
の判断
で決定
関与行為は以下の3類型 ①談合の明示的な指示
②受注者に関する意向の表明 ③発注に係る秘密情報の漏洩
加算方式による総合評価落札方式の導入について(抄)
(情報システムに係る政府調達制度の見直し)
平成14年7月15日 経 済 産 業 省 1.概要
政府においては、情報システムに係る政府調達を行う際の総合評価落札方 式として、加算方式を導入することを決定し、平成14年7月12日をもっ て、同8月1日以降に入札公告又は入札公示を行う調達案件等について加算 方式を適用することができるようになりました。
2.加算方式による総合評価落札方式の導入について
(1)(略)
(2)加算方式による総合評価落札方式の導入
現在、一定価格を超える長調達案件について落札者を決定する場合、除 算方式(総合評価点=技術点/入札価格)による総合評価を行っておりま すが、上記の「情報システムに係る政府調達制度の見直し」において、よ り質の高い情報システムを一層適正に調達する観点から、加算方式(総合 評価点=技術点+価格点)による評価を行うこととされたところです。
(3)財務大臣協議及び調達関係省庁の申合せ
実際の調達案件に対して加算方式を導入するためには、予算決算及び会 計例に基づく財務大臣協議を行う必要があります。当該協議については、
平成14年7月12日付で整い平成14年8月1日以降に入札公告又は入 札公示を行う調達案件について加算方式を適用することができるようにな りました。
また、今回、当該協議が整った日付と同日付で、調達担当官の運用上の 手引きである「情報システムの調達に係る総合評価落札方式の標準ガイド」
が、調達関係省庁の申合せ事項として了承されております。