6. 参考情報
6.2 法制度
出展数 3,353社
参観人数 4.3万人(海外1.8万人、国内2.5万人)
できる。
⑤おもちゃとしての繊維製品は適用外で、おもちゃのGB5296.5-1996基準が適用される。
⑥ 耐久ラベルとは製品本体に付けられ、使用過程中でも文字がきれいに見えるものとする。
取扱説明書作成の基本原則
① 取扱説明書は納品製品の一部とする。
② 取扱説明のすべての内容は、国家の関連法律・法規の規定に一致しなければならない。
③ 取扱説明のすべての内容は、簡明かつ正確で分かりやすく表示しなければならない。
④ 取扱説明は、誠実に製品を紹介し、虚偽誇大の行為があってならない。
取扱説明の形式
(1)取扱説明の形式は以下のようにする。
① 製品に直接印刷するか、または製織とする。
② 製品本体に耐久縫い付けラベルの縫い付け、シール貼り、または下札の取り付けとす る
③ 製品の包装上にステッカー貼りとする。
④ 製品に取扱説明書を入れることとする。
(2)製品の規格、原材料の成分と含有量、洗濯方法等内容は耐久ラベルで表示しなければ ならない。耐久ラベルが製品の使用に影響する場合、例えば、布、ウール糸、靴下等 製品では、耐久ラベルの使用が不要となる。
(3)製品が包装・陳列・折りたたみで表示が見えなくなった場合、その他の形式で表示し なければならない。
(4)複数の形式で表示された場合、内容を一致しなければならない。
取扱説明の内容
(1)下げ札の表示について
表 14:製品下札に付けるべきの 11 項目の表示内容
順番 表示内容 必須表示
① 製造業者の住所と名称 ●
② 製品名 ●
③ 製品の規格 ●
④ 原材料の成分と含有量 ●
⑤ 洗濯取扱方法
⑥ 取扱と保管についての注意事項
⑦ 製品の使用期限
⑧ 執行基準コード ●
⑨ 製品の品質等級 ●
⑩ 品質検査合格証明 ●
⑪ 安全技術の要求 ●
注:「●」マークは必須表示と義務付けられている。
以下、テキスタイル製品関連内容を中心に説明する。
① 製造業者の住所と名称
・消費者のクレームや行政当局の立ち入り検査に対応するため、製造業者の法定登録 の名称と住所を明記しなければならない。当事者が支店や工場等の場合、各自の名 称と住所のほか、本社の法人名称と住所を附記する必要がある。
・輸入製品の場合、中国語による原産国名(国家または地域名)、及び中国現地法人 の輸入業者または代理店または販売店の名称と住所を明記しなければならない。
・なお、原産国とは最終製品を製造・加工・組立した国(地域)とする。
② 製品名
・取扱説明書には製品の名称を表記する(ブランド名でないことにご注意)。アパレ ル製品の場合、「服装用語基準GB/T15557-2008」に従うべきである。
・国家基準または業界基準に指定されていない製品の場合、製品の性能や製品の特徴 に適した常用名や俗名を使用して製品名の表記とする。
・ただし、消費者に誤解を与えるような紛らわしい常用名称や俗名の使用をしてはな らない。
③ 製品の規格
・テキスタイル製品の表記は国家関連基準、業界基準に従うべきである。
・生地の規格は幅、密度、単位面積の重量または、たて糸、よこ糸密度で表示する。
・手編み糸の規格は、番手、重さで表示する。
・寝具類の規格は、幅×長さの寸法で表示する。
・靴下の規格は靴下の号数(○○~○○cm)で表示する。
④ 原材料の成分と含有量
・「テキスタイル 繊維含有量の標識基準FZ/T01053-2007」に基づいて、テキスタイル 製品またはアパレル製品を構成する繊維の名称に、それぞれの混用率(%)を示す 数値を併記して表示する。
・同基準では、テキスタイル製品またはアパレル製品を構成する組成繊維の混用率の 表示原則や許容範囲を規定している。
・組成繊維名を表示する際には、国家基準に基づく指定用語を使用しなければならな い。
⑤ 洗濯取扱方法
・洗濯取扱方法は国家基準の「テキスタイルのラベル規範・符号法 GB/T8685-2008」
に基づいて表示する。表示する絵柄は規定されたものを使用し、①洗い方、②塩素 漂白の可否、③アイロンのかけ方、④ドライクリーニング、⑤絞り方/干し方の順の 表示とする。
・洗濯や取扱いについて、特別な要求があった場合、絵表示だけでは不足と思われる 場合には、簡単な文章で附記することが可能である。
・洗濯絵表示は、下げ札にはなくてもかまわないが、縫い付けラベル上には必ず表記 されなければならない。
⑥ 取扱と保管についての注意事項
取扱方法と保管の仕方に注意を要する製品は、附記用語を表示する。
⑦ 使用期限
時間の経過や取扱・洗濯の回数によって機能が低下する製品等で使用期限(有効期限)
の表示が必要な場合、製造年月日と有効期限の年月日を表記する。
⑧ 執行基準コード
・販売する製品に対する品質等級評価を示す執行基準コードを表記しなければならな い。
・このコードは、当該製品がどの基準に従って責任を負うかの判断材料となり、関係 機関が抜き取り検査等を行う場合も、記載された基準コードに一致するか否かをチ ェックする。
⑨ 製品の品質等級
・執行基準コードに品質等級が規定されている製品は、これらの製品に関する規定に 基づいて製品の品質等級を表示する。
・テキスタイル製品の執行基準の等級規定は、基本的には優等品、一等品、合格品に 分けられる。
・アパレル製品の執行基準の等級規定は品目によって異なっており、多くが優等品、
一等品、合格品に分けられ、一部が一等品、合格品に分けられる。
・品質等級の格付けは、製品等級基準に基づいて検査を行い、結果の事実を正直に表 示しなければならない。該当しない上級格付け表示を行えば、不合格品となる。
⑩ 品質検査合格証明
・中国国内で製造した製品は、検査機関または製造者による検査を行い、販売製品単 位ごとの、製品品質等級格付けに相応した品質検査合格証明(合格証書に「検査員」
の部分も必要)を必要とする。この表示がない製品は不合格品とみなされる。
・ただし、輸入品はこの部分の表示が除外されている。(中国から一旦輸出され、の ちに輸入された製品の原産国は中国であるが、この場合は輸入品として扱われ、こ の表示が除外される。)
・製品に対する品質検査合格証明は、小売りの製品単位が1枚・1着・1箱・1詰め・
1袋等の場合、その販売製品単位ごとに表示が必要である。
・最終完成品でない場合の品質検査合格証明は、販売する製品ロット単位ごとの表示 で良いと規定されている。
・品質検査合格証明の表示方法には、合格書・合格ラベル・合格印・合格コード等が あり、その選択は表示者に委ねられている。
⑪ 安全技術の要求
安全技術の要求とは、テキスタイル製品とアパレル製品が着用或いは使用の際にどの 程度肌と接触するかによって以下の通り分類されている。
A類:乳幼児用品(生まれた後36カ月6以下の乳幼児用製品)
B類:直接肌に触れる製品(着用・使用中に大部分が皮膚に直接触れる製品)
C類:直接肌に触れない製品(着用・使用中にほとんど皮膚に直接触れないか、わ
6 「安全技術の要求」は「国家紡績産品基本安全技術規範」GB18401-2010に従うものであり、従来の2003版の A類乳幼児用品は生まれた後24ヶ月の乳幼児用製品と規定されたが、新しい2010版では生まれた後36ヶ月の乳 幼児用製品に変更した。
ずかに皮膚に直接触れる製品)
(2)縫い付けラベルの表示について
縫い付けラベルに必要な表示項目は以下の3つである。
① 原材料の成分と含有量
② 製品の規格
③ 洗濯取扱方法
・下げ札表示と同じなので、下げ札表示の関連事項を参照のこと。
「GB5296.4-1998基準」の付録に挙げられた表示例
表 15:テキスタイル製品とアパレル製品の成分含有量表記例
順番 内容
A1 1種類の繊維原材料より加工・製作されたテキスタイル製品とアパレル製品
表示例1 または
A2.1 2種類以上の繊維原材料より加工・製作されたテキスタイル製品とアパレル製品
表示例2
・逓減方式で表示
表示例3
A2.2 もし1種類または1種類以上の繊維の含有量が5%未満の場合、以下の方法で含
有量を表記する。
表示例4
a) 繊維名称と含有量を明記。
表示例5
b)「その他の繊維」とその総含有量を明記。
表示例6
b) それらの繊維の含有量が5%未満の場合、表記する必要がない。
A3 基布と絨毛より構成されたテキスタイル製品とアパレル製品
100% 綿 純 綿
85% ナイロン 15% 粘繊維 55% ウール 35% ポリエステル 5% 粘繊維
50% 粘繊維 46% ポリエステル 4% ウール
90% ウール 10% その他繊維
92% 酢繊維 4% アンモニア繊維 4% 粘繊維
92% 酢繊維 8% その他繊維
表示例7
・各種の繊維の総含有量を明記。
表示例8
・基布と絨毛別の各種繊維の含有量を明記。
A4 裏のあるテキスタイル製品とアパレル製品
表示例9
A5 充填物含有のテキスタイル製品とアパレル製品
表示例10
充填物の種類と含有量を明記。
表示例11
ダウン充填物の場合、ダウン含有量とダウン充填量を明記。
A6 2種類以上の生地で構成された単品のテキスタイル製品とアパレル製品
表示例12
出所:「GB5296.4-1998基準」
6.2.2「国家紡績産品基本安全技術規範」GB18401-2010
発行機関:中華人民共和国国家質量監督検験検疫総局
初版発行日:2001年8月6日
改定版(2回目)発行日:2011年1月14日
施行日:2012年8月1日
中国は2001年から「紡績品ホルムアルデヒド含有量の限定」GB18401-2001を発行し、テキス タイル製品に対し安全検査・規制をし始めた。2003 年、GB18401-2001 をベースに改定した「国 家紡績産品基本安全技術規範」GB18401-2003が発行され、2005年に実施された。
60% 綿 30% ポリエステル 10% ナイロン
絨毛 90% 綿 10% ナイロン 基布 100% ポリエステル
表 純毛
裏 100% ポリエステル
カバー 65% ポリエステル 35% 綿
充填物 100% 木綿
表 65% 綿
35% ポリエステル
裏 100% ポリエステル
充填物 100% ダウン ダウン含有量 80%
ダウン充填量 200g
身 100% PP
袖 100% ナイロン