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次病院における助産能力強化のための ケーススタデ 、 イ導入の試み

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カンボジアの第 3 次病院における助産能力強化のための ケーススタデ 、 イ導入の試み

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大記│呼子 1) 福 嶋 佳奈子 1).2) 1) ]ICA助 産能力 強化を 通 じ た 母 子保 健改 善 プ ロ ジ ェ ク ト(カンボジア) 2)国立国際医療研究センタ一 国際協力局

I  緒 言

カンボジア ~I 立母子保健センター (NMCHC) を拠点に、コンポンチャム地域においてJ1CA 助産能力強化を 通じた母子保健改汚プロジェク トが 2010年より実施され、tJi!拠に基づいた質の高い助産ケアを拠供するた めの研修がU}jiifr.師等を対象に実施されてきた。NMCHCはカンボジアの産科領域の第3次病院であり、 2012 年の分娩数6912!午、勤務助産師数 91名 (2013年 3月現住)である。プロジェク トによる研修の学びの維持 向上及び助産記録 ・助庵アセスメント能)Jの向上を目指すため、助産師を対象としたケーススタデ、ィの導入 を

i

試みる事になった。

E 実践内容

対象は NMCHCとコンポンチャム州病院の助産師とした。2013年l月から NMCHCで開始した。NMCHC では産科病鳥取・分娩棟・ 外来、それぞれのチームリーダーと師長が症例を選定し、参加した助産師(スタッフ からチームリーダーレベルまで)とともに全員参加で一つの助産過程を展開することとした。2013年

7

)‑Jか

ら開始したコンポンチャム州病院では、産婦人科病棟でf:ili

J

霊とチームリーダーがIJI心となって助産過程を展 開した。

E  結果

2013 年1 月 ~9fl において行った症例数は 19 例(分娩練 1 1例、産科病棟 2例、外来 5

f

日l、婦人科 1

f j l

J)。参 加者各回5‑19人、延べ 62名。妊婦健診、分娩第一期潜伏期、分娩第一期活動期、分娩第三期の産後出血、外 来での妊娠高血圧旋{主計女性の痕例等の一場面を切り取って、 WJ産過程を展開した。ケア計画においては矧 祭に重点をおいた。参加者のアンケー卜結果によると、学んだこととして、助li'('.過程の情報分類(主観的制報、

客観的情報、アセスメント、ケア計阿)をあげた回答が 60.4%、観察を含めたケアの内容に言及した問符が 15.0% 、情報収集に~:uえした回答が 5.0% あった(回符 240 1'1 、波数回答有)

W  考察

カンボジアで現在働く助産師の中には、 WJli主記録の記,J在に附して学生時代に教わってきていないものも多 く、そもそも

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き方がわからない、』!?く狩悦がない、という現状がある。この現状を踏まえて、助産過程の展 開に際して、まずそれぞれの情報分類(主観的情報、客観的tt'l~ 、アセスメント、ケア計画)を学ぶ段附から始 めた。その結果、助産記録に記述されているケアの内容よりも、情報分類に参加者の関心が集まっていた。

V  今後の課題

WJi藍能力を向 lごさせるためには、向分の従供したケアを記録し、その評価を行うことが必須である。今後自 分のケアを記録とともに振り返ることが引き続きの課題である。評!dli方法にI則j1iして、症例検討からケア改 善の提言が参加イ町の巾から出ることが期待される。

136 日本助産学会誌 273(2014)

3月23日(日) 13:15~14:15 第 5会場(3階 会 議 室45)

│一般演題(口演) 地域・国際助産

1

座長谷口初美(九州大学大学院医学研究院保健学科)

0‑67 

学近保育指導員を対象にした児童虐待 の発見と対応に関する 実態調脊

0

鈴井江 三 子1) 費11長雅子1) 飯尾祐加 1) 大橋一友2) 1)兵庫医療大学 2)大阪大学大学院

I 緒 言

著者らは2009(平成21)年度から2011(平成23)年度にかけて、岡山以内の学?担保育指導只(以下、指導 員)を対象に児童段

i 4 i

発見の実態と、指導員が考える児i

i 1

虐待徴候の認識調査を実加した。その結果、虐待を 発 見 し た 街 導 員 は 専 任 常 勤 に 多 か っ た が 、 約4;11()程 度に と ど ま り 、 児 童 虐 待 徴 候 に 対 す る 認 識 も 不 十 分 で あった。また、児童虐待発見l時の対応について学校と連併したのは半数弱であり、何もしなかったという阿答 もl割程度あったことから、児童虐待発見時の対応の実態も明らかにする必裂があると考えた。

本研究では岡山県と兵庫県において、過去l年

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に児童虐待を発見した指導員を対象に、児蛍虐待徴候と その対応について聞き取りs澗査を実施した。

E  方 法 木研究は、兵庫医療大学倫理!務貸委 t~ 会(第 12042 号)のJïI:認を斜て実施した

1.,訓湖l'代+可E責井対'1象

J

将'I: f日研日肝f究協力の同 Z怒主が t主得:専1 られ、児 1輩在副H虐宝待を 7発E 見した経験を有する岡山県と兵 1,川山,1l巨1 県の孔,1ï-平Z任?常i詰~1卸勤り拍j 指 導以訂 2I名;字F仏lであつた。2.訓f代I勾内I予2符 過去l年

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l'1111Zj

タビユ一ガイドを作!成誕し、孟│王椛成fが

J

liii按 法 を 行 っ た。1侃接内容は許可を得て録音し、この内容を全て逐

J E

録 し、これを基に分析

J A

砲表を作成した。 3分 析は、分析 基 礎表を用いて質的 州 納 的分析を行った。

E  結 果

l 調作対象‑I'!の);.lI1'1 調査対象者は9:1"J:18人、男性3人、平均年齢は45.6

: t

8.4燥、平均学童保行経験年数 は13.5

: t  

5.9 年であった。 資桁の有!!!~は有資絡者 16 人、 1民資絡宇[5人であった。

2. 児.'jí:虐待の~態 (I)児iI!虐待を受けた子どもの特徴,児童虐待を受けた 「どもは兄弟や姉妹を含めて男

児11 事例、女児 10'H例であった。入 所H寺の Fどもの特徴は① 顔 の 友情、②行動、③友迷との関係性、④指 導員との関係性、 ⑤衣服等、⑥

t

liI

l

紫面、 ⑦食事のとり庁、 ③ 身体の状態、

8

つのカテゴリーに分けることが できた。 (2)親の特徴,児11!虐待の加:芸名となった$)1は、実父母9'11、実父+継母 l件、 一人$)'18件(母親の み6'11一、父$)1のみ2件)であり、両親のそろっている家庭が一人税よりも桁下多かった。児童府待をした加 害将は、実父母がいる場合は実父が暴力を窓い、実母もそれに追随する傾向にあった。

3 指 導

u

が行った対応策 児童18.待 を 疑ったまたは発比した際に、指導只の対応として、 (1)被符児屯であ る子どもへの対応、 (2)他の入所児童への対応、 (3)籾への対応、 (4)学 校・関込

i l

機関(児童相談所等)への 対応の4つのカテゴリーに分けることができた。子どもへの対応として、子どもの生き抜く )Jをt古うため に、!;,I;)Jを受ける状況を.J5"・えさせて、その状況を繰り返さないように指導し、向分で家事もできるように 練刊をさせていた。しかし、児童虐待を疑いながらも関連機関との情報交換がスムーズに取れていなかっ た。

N  考 察

指導

t l

が 児 蛍 虐 待 を 受 け た 子 ど も の言動に逃和感をもつのは、子どもが学童保有に入所したl時点であり、

子どもの年齢不相応な攻撃性や言動等、他の入所児単一とは巡った特徴を認識していることが明らかになっ た。つまり、子どもは人所前から児竜虐待を受けているために、入所l時にはすでにその徴候が子どもの計動に より顕在化していると考えられる。一方、指導員は子どもの言動に逃和感を持ちながら関連機関に相談せず、

特に学校側との情報交換は不十分であり、それが児童虐待の平期発見や対応を遅らせる要悶であると考えら れた。

V  結 論

児 童 虐 待 は 子どもが小学校に入学する前から継続している行為であるため、学誼{米育に入所した当初から 子どもの言動と綴相にその特徴が表出されていた。しかし、児蛍虐待を疑いながらも対応は不十分であった。

本研究は20II年 度明治安日!こころの健,;IHlf団研究助成と2013年度科学研究費助成(越線研究C)により実 施した。

J

. Jpn. Acad. Midwif.. Vo.127, No.3. 2014  137 

般演題

"

口演)

般演題

" 句 、 口演)

3月23日(日) 13 : 15~14:15 第 5 会場 (3階会議室4‑5) 

一般演題 (口演) 地域・国際助産

1 目 │

座長谷口初美(九州大学大学院医学研究院保健学科)

0‑68 

母親役

;ij

リ獲得を促すための妊娠期からの看護支援 子ども虐待ハイリスク妊婦への予防的有議支援

0

絡ノ

7

あかね1) 遠雌俊子2)

J)京都第一赤卜字病院 2)京 都 桶 大 学

I 緒 言

児首相談所での児童虐待相談対応1'1:数はこの 10 年間で 3113 に ~tm している l歳未満の由待死の

J I n

;tl者は 実母が多く、妊娠j例からの支援を必要とする 'H例が多い。本研究U的は、母親役;甲l達成理論を使った妊娠JlJI

からの右 i活支媛が子ども虐待ハイリスク妊婦への付制役;~,I 獲得の促進に影響するか台かを即 l らかにする

E  方法

外来通院中のfども虐待のハイリスク要因をもっ初産財4名(19~ 38歳)に、妊娠28週から、妊婦健診や

産栂 ~WI (8in手 3~4 仁1)、産後か月他診の問に、大、1' (2001) がRubin (1974)の籾になることの概念モデ ルを治盤に忠策したものを参考に、母親役割狼 1:1 フロセスのアセスメントと促進のための看護支援を 5~9 凶行った 分析は、観察内管や而伎での会話や綴チをフィールドノートに記載しデータ化し、慨念モデルに Jf~

づいた分析・検証を行った。倫理的配慮として、研究への参加は1"1111意思であり償制ではないこと、途中辞退 がIJ.¥来ること、それによって不利益は受けないこと、個人のプライバシー守秘と匿名化による学会等への発 表について11頭および",~fI!l

i

にて説明し、!日l話回'fへの宮名を持って同意とした。なお、本研究は京市i橋大学研究 倫理委民会へのポ認を得た。

国 結 果 ・ 考 察

研究協)J

1 1

のハイリスク要因は、;lミ姉・若年 ・不妊治療後・疏jif死産後妊婦などであった。その裂閃は一つ もしくは桜数のおーもいた。そして4名すべてに母

I

現役割獲得プロセスに遅延があることが明らかになった。

その1ft羽は①不妊治療や洗産・死産の経験からくる妊娠ブJの臼信の無さ、 ②周聞からの選択的孤立、高齢、経 済的な問題からくるサポート不足、③パートナーとの関係の不安定さ、④本人の去現不足からくる、周囲の諜 解や制見が分析された それぞれに、母 $)1役~lfIl獲得プロセスを促進する【役押lモデルとの接触】【胎児との相互 作HIの経験を表現する】【自分なりの母$J

l

像のぷ現)(児の特徴を表現]などの継統的かつ個別的な看護支援を 行うことで、分娩がいよいよ間近になった妊娠末期にかけて、それぞれのペースで母

1

現役割獲得プロセスを 進行していった。継続的かつ例目)1的な石、

i

活支阪によって、母親役割l獲得のプロセスが促進はしたが、その要因 は短期!日!に解決するには雛しく、産後も継続していく必要性が明らかになった。

J出待のハイリスク要肉を持つ妊婦たちは、組維な問題を他えており、従来の外来での保健指導や1

1 ¥

ji'f古布教 育に加え、個々の状況や価値観に対応する特別な行護支援と時間が必要である。そのため、妊川と関わる助産 師への、母親役;甲│獲得プロセスのアセスメントや促進のための右護支援のための能力向上に1"1けた教育やコ ンサルテーションによる支媛も必要であることが示唆された。

N  結論

I " J

$J

l

役i1i1

J J

主成理論を朋いたアセスメントは、役i'i'Jl並仰の状況を

V I : I

践にするにはイ

T F I J

であり、その状況に対 応した看護支援を行い、母親役割獲得プロセスを似進出来ると考える。今後は予防的Ti護支

m

の評価l時期や

方法の検討が淑泌である。

138  11本助産乍会話;273(2014)

3月23日(日) 13: 1S~14: 1S 第 5 会場(3 階会議室4‑5) 

│ 一般演題 ( 口 i 布 地 百三 国際助産 1

座長。谷口 初美(九州大学大学院医学研究院保健学科)

0‑69 

離島で働く助産 ( : I I I のやりがいと困難感

‑ A  Q での調査 を基 に一

0

福岡美和 1) 下敷領須美子2)

1)タラ者 護 専 門 学 校

2 )

鹿 児 島 大学 大 学 院 保 健 学 研 究 科

I  緒言

へき地や離島で就労する産科医師やf!/)i!Ii師は不足しており、その地域で出産する妊産婦やその家族は本土 での出産を余儀なくされている。

本研究の対象としたAh;;の分娩施設はB病院のみであり、I¥IJi宝飾によるパースセンターにて、JlI)産師主体 の分娩を行っている。しかし、様々な離島の関境が影響し、就労する助産師が不足していることから、派巡会 社からの派巡1¥1)

i l i i

師にI'TIらなればならないが、派

i u

JllJ産f:lliは短期JiilJjIであることから定必するにいたらず、

常に人材不足の問題を抱えている現状がある。

助産師が離島で働くす

I T

のやりがいや困難を感じる

' J T

をIJf

I

らかにするととによって、JlI)

i l i i

師が定おする方法 を見l1lす‑JlI)となる。

E  方法

l.・'l;

t f f ! : 

Aぬの B病院に勤務する助産師 6名に協))の承

J l l

の│司怒を得た。

2. .~W Jjfl; データ収集則聞は 2011年 8 月~ 2012年3rJとした。半納

i i S

的I師妓法とし、 1'1作のインタ ビューガイドにて而援を行った。

3分析刀法 対象行の而彼内容から逐諸島止を作成し、満足感や困難感について諮られた内料の類似仰に従つ てコード化し、サブカテゴリ、カテゴリに分類後、質的 ~å納的に分析した

4. 

f

命j1J!的配慮 '鹿児島大学医学部疫学 ・臨床研究等倫理委員会のjt:諾を得て実施した。

研究対象一行に対して本研究の1I的、プラパシーの保護、 C1由意思による研究参加等を約束し、文而および 円孤で説明し占[師による同意を

1 f t

た。

E  結 果

やりがいに<(1¥1) i!Ii 6,市が主体的に働ける>><{助産自liとしての在びと存在(ufi

i I a  ; }  

<{隙ぬの山政や医療を守る使 命感と誇り;}<{ IIIJ 

i l i i

師としての成長と自(J;}<{医師や同僚との良好な人間関係》など5のカテゴリ 13のサ プカテゴリがl11Jl1lされた。困難感に《研修参加l羽難;}<{人以不足;}<<医師や同僚との怠見の相違>><{報酬の 低さと納屋;}<{迎営方針のずれ;}<{品民の分娩や母乳育児に対する意識のずれ》など6のカテゴリ 13のサ プカテゴリが割IJ/Jjされた。やりがいと困難悠の双法に《離品医療の厳しさ》など 1のカテゴリ 3のサブカテ ゴリが抗11/1¥された。離島の自然・文化、環境に関するやりがいと困難感に《離品の1"1然・文化;}<{応民気質》

《不便さを感じる自fU斗

r i l l :

r1;}など3のカテゴリ 9のサブカテゴリが抽出された。

W  考察

助産削iは白分を成長させながら存在価似を忠誠し、他将から承認されることでやりがいを感じる。助産自li のモチベーションを低下させる袈凶は困難を感じることになる。やりがいをもち困雌と感じる

' I J

を阿見)1して いく

' J J

で日)1iffi.師は離島で働き続けられると考える。

V  結論

助産自iliが離島で就労し続けるためには、雌ぬという環境の中で助産師が主体的に働き、離島の山l涯を守る 使命感と

i

汚りをもつことや搬送などの離砧の厳しさから自らを成長させること、困難と感じることを回避す

る方法を与えていくことが必要であることが示唆された。

J. )pnAcad. Midwif.. Vo.127. No.3. 2014  139 

般演題

,同句、

ロ潰)

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