第 9 章 8 ビットタイマカウンタ(TC3, TC4)
13.3 機能
STOP
モードの起動はシステムレジスタ1 (SYSCR1)
にて行い、解除はSTOP
モード解除が許可されて いるSTOP2 ~ STOP5
端子のいずれかの端子を“L”
レベルにすることにより解除できます(
注1)
。また、STOP2 ~ STOP5端子の状態は、兼用する
I/O
ポートのレジスタを読み出すことにより確認でき ますので、STOPモードを起動する前にSTOPCR
によって許可された端子のレベルが “H” レベルになっ ていることを確認してください(
注2,3)
。注
1) STOP
モードの解除をエッジ解除モード (SYSCR1<RELM> = “0”) で行う場合、キーオンウェイクアップ制御レジ スタ (STOPCR) によってSTOP2 ~ STOP5
入力をすべて禁止にするか、入力が許可されているSTOP2 ~ STOP5
端子をSTOP
モード中 “H”レベルに固定してください。注
2)
レベル解除の場合、STOP端子およびSTOP2 ~ STOP5
端子のいずれかが解除のレベルであるとSTOP
モードに 入らず、直ちに解除シーケンスに移ります。注
3)
キーオンウェイクアップ入力とポート入力は入力回路が別系統となりますので、入力電圧のしきい値がそれぞれ 異なります。従ってSTOP
モード起動前にポート入力によって確認した値は、キーオンウェイクアップ入力の検 出レベルと異なる場合があります。(図13-2)
注
4) STOP 端子は、入力を禁止する機能がありませんので、STOP2 ~ STOP5
入力によってSTOP
モードを解除する 場合も、STOP 端子をSTOP
モード解除用の端子として機能します。注
5)
キーオンウェイクアップ制御レジスタ (STOPCR) によって入力が許可されているキーオンウェイクアップ端子 は、貫通電流が流れますのでアナログ電圧を印加しないでください。注
6) STOP2 ~ STOP5
入力によってSTOP
モードを解除する (“L” レベル)場合は、STOPモード中STOP
端子を必ず“L”レベルに固定してください。(図
13-3)
図 13-2 キーオンウェイクアップ入力とポート入力
STOP a) STOP
STOP STOP
STOP "L"
b)
STOP STOP
STOP2 ~ STOP5の場合
STOP2端子
図 13-3 STOP 端子と STOP2 ~ STOP5 端子の優先順位
表
13-1 STOP
モードの解除レベル(エッジ)端子名
解除レベル(エッジ) SYSCR1<RELM>="1"
(注2) SYSCR1<RELM>="0"
STOP "H"レベル 立ち上がりエッジ
STOP2 "L"レベル 使用禁止 (注1)
STOP3 "L"レベル 使用禁止 (注1)
STOP4 "L"レベル 使用禁止 (注1)
STOP5 "L"レベル 使用禁止 (注1)
TMP86FH47BUG
第13
章 キーオンウェイクアップ(KWU)13.3
機能Page 144
第 14 章 フラッシュメモリ
TMP86FH47BUG
は、16384
バイト(
アドレスC000H ~ FFFFH)
のフラッシュメモリを内蔵しています。フラッシュメモリの書き込み/消去などの制御は、以下の
3
つのモードで実行可能です。- MCU
モードMCU
モードは、CPU
の制御によってフラッシュメモリをアクセスするモードです。アプリケ ーションの動作を保った状態でフラッシュメモリの書き換えが可能ですので、出荷後のソフトウ ェアバグ修正やファームウェアの変更などに利用できます。-
シリアルPROM
モードシリアル
PROM
モードは、CPU
の制御によってフラッシュメモリをアクセスするモードで す。シリアルインタフェース(UART)を使用することによって少ない端子で制御が可能ですの で、出荷工程のオンボード書き込み(
マイクロコントローラが基板に実装された状態での書き込 み)
などに利用できます。-
パラレルPROM
モードパラレル
PROM
モードは、サードパーティの提供するプログラムライタ等で単体のフラッシ ュメモリとしてフラッシュメモリをアクセスするモードで、アドレス/データ信号を直接制御する ことにより高速にフラッシュメモリをアクセスすることができます。プログラムライタのサポー ト状況については、当社営業窓口までお問い合わせください。MCU
モードおよびシリアルPROM
モードは、フラッシュメモリの制御のためにフラッシュメモリ制御 レジスタ (FLSCR)を使用します。本章ではMCU
モードおよびシリアルPROM
モードでフラッシュメモ リ制御(FLSCR)を使用したフラッシュメモリのアクセス方法を説明します。注
1)
旧版のデータシートで表記されていた「1バイト書き込み」は、「Byte Program」に変更されました。注
2)
旧版のデータシートで表記されていた「リードプロテクト設定」は、「Security Program」に変更されました。14.1 制御
フラッシュメモリは、フラッシュメモリ制御レジスタ
(FLSCR)
によって制御されます。フラッシュメモリ制御レジスタ
FLSCR 7 6 5 4 3 2 1 0
(0FFFH) FLSMD " (初期値 : 1100 ****)
FLSMD フラッシュメモリのコマンドシーケンス
制御
1100: コマンドシーケンスの実行を禁止 0011:コマンドシーケンスの実行を許可 その他:Reserved
R/W
注
1)
フラッシュメモリのコマンドシーケンスは、FLSMD= “0011B”設定のときのみ実行可能です。それ以外の設定のときは コマンドシーケンスを実行しても無効となります。注
2) FLSMD
は、“1100B”、“0011B”以外設定しないでください。注
3) FLSCR
に対してリード命令を実行すると、ビット3 ~ 0
は不定値が読み込まれます。14.1.1 フラッシュメモリのコマンドシーケンス制御 (FLSCR<FLSMD>)
フラッシュメモリ製品は、プログラムエラーやマイコンの誤動作によるフラッシュメモリの誤書き 込みを防止するために、制御レジスタによって、フラッシュメモリへのコマンドシーケンスの実行を 禁止することができます (ライトプロテクト)。コマンドシーケンスの実行を許可するときは、
FLSCR<FLSMD>
を0011B
に 設 定 し ま す 。 コ マ ン ド シ ー ケ ン ス の 実 行 を 禁 止 す る と き は 、FLSCR<FLSMD>
を1100B
に設定します。リセット後、FLSCR<FLSMD>
は1100B
に初期化され、コ マンドシーケンスの実行は禁止の状態となります。通常はフラッシュメモリの書き込み/消去を行う ときを除き、FLSCR<FLSMD>
を1100B
に設定します。TMP86FH47BUG
第14
章 フラッシュメモリ14.1
制御Page 146
ドキュメント内
TMP86FH47BUG
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