第3章 建築工事における作業に関する研究
3.2. 行為の連鎖と部材間の接合の順序関係の分析
3.2.2. 部材間の接合の順序関係
建築工事における部材間の接合行為を行う際、以下のような大きく 2 つの接合の順序関係がある。た だし、部材間の接合の方向性は考慮しないこととする。
A.部材間を順次接合する順序関係
各部材を一つずつ順次接合する順序関係である。まず、最初に組み立てる部材と部材を接合し、接合 された部材に次の部材を順次接合していき、その繰り返しによって完成部材(部位)が出来上がる。
部材2
部材1 部材3 部材4
接合 接合
接合された 部材1+部材2
接合
接合
接合された 部材1+部材2+部材3
接合
接合
完成部材(部位)
建築作業名:OO作業 作業に必要とする部材
図.3.2.9 部材間を順次接合する順序関係
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石膏系接着剤
コンクリート壁 石膏ボード 壁クロス
接合 コンクリート壁
+ 石膏系接着剤
接合
接合
コンクリート壁+石膏系接 着剤+石膏ボード
接合
接合
石膏ボードと壁クロスを 用いた壁の完成部材
建築作業名:壁仕上げ作業 作業に必要とする部材
接合
コンクリート壁 コンクリート壁+石膏系接着剤 コンクリート壁+石膏系接着剤+石膏ボード 石膏ボードと壁クロスを用いた壁部材
石膏系接着剤
コンクリート壁 石膏ボード 壁クロス
接合 接合
石膏系接着剤
+ 石膏ボード
石膏系接着剤 + 石膏ボード+ コンク
リート壁
接合
接合
石膏ボードと壁クロスを 用いた壁の完成部材
建築作業名:壁仕上げ作業 作業に必要とする部材
接合
接合
石膏系接着剤+石膏ボード コンクリート壁+石膏系接着剤+石膏ボード 石膏ボードと壁クロスを用いた壁部材
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モルタル
コンクリート外壁 タイル 目地
接合 接合
モルタル + タイル
モルタル + タイル
+ コンクリート外壁
接合
接合
タイルを 用いた壁の完成部材
建築作業名:外壁タイル張り作業 作業に必要とする部材
接合
接合
モルタル+タイル コンクリート外壁+モルタル+タイル タイルを用いた壁部材
図.3.2.10 部材間の順次的に接合する順序関係の事例
(石膏ボードと壁クロスを用いた壁部材とタイルを用いた壁部材)
B.部材間、別々に接合した後、接合された部材間に接合する順序関係
一部の部材と部材を接合し、又、他の一部の部材と部材を接合し、それぞれの接合された部材を接合 する順序関係である。
部材1 部材2 部材3 部材4
接合 接合
接合された 部材3と部材4
完成部材(部位)
建築作業名:OO作業 作業に必要とする部材
接合 接合
接合された 部材1と部材2
接合 接合
図.3.2.11 部材間、別々に接合した後、接合された部材間に接合する順序関係
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コンクリート壁 ドア枠 ドア ドアノブ
接合 接合
ドア + ドアノブ
鋼製ドアを用いた 建具の完成部材
建築作業名:鋼製ドア作業 作業に必要とする部材
接合
コンクリート壁 + ドア枠
接合
接合接合
コンクリート壁+ドア枠 ドア+ドアノブ 鋼製ドアを用いた建具部材
ランナー
(上・下)
コンクリート床板
(上・下) スタッド スペーサー
接合 接合
スタッド + スペーサー
コンクリート床板(上・下)
+ランナー(上・下)
+スタッド+スペーサー
建築作業名:壁下地作業 作業に必要とする部材
振れ止め
接合
鋼製壁下地を用いた 壁下地の完成部材
接合 接合
コンクリート床板(上・下)
+ランナー(上・下)
接合 接合
接合
コンクリート床板(上・下) スタッド+スペーサー コンクリート床板(上・下)+ランナー 鋼製壁下地を用いた壁下地部材
+ランナー(上・下) (上・下)+スタッド+スペーサー
図.3.2.12 部材間、別々に接合した後、接合された部材間に接合する順序関係の事例
(鋼製ドアを用いた建具部材(上)と鋼製壁下地を用いた壁下地部材(下))